今週の例会

メールフォームにてのメークアップの方は必要事項をご記入の上、送信してください。
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。

下記の「今週の設問」にご回答ください。回答方法は次のとおりです。

1つまたは複数の設問に対してご回答ください。
すべての設問に対して回答する必要はありません。 


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目次



   (1)来信紹介
   (2)各種行事のご案内
   (3)他クラブからのお知らせ
   (4)クラブ内のお知らせ



開会点鐘・歌の斉唱










会長の時間:「マレーシア ワン クアラルンプールREC との友好協定」
【 Rotary E Club of One Kuala Lumpur フェリシアさんの来日 】


こんにちは。
9代目会長の佐藤知博(さとうちひろ)と申します。

皆さま、本日もお忙しい中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。
今週は、親睦の一週間でした。社会奉仕に、クリスマス会、理事会も。
5日間会社を抜けました。笑

マレーシアの「 ワン クアラルンプールREC  」 と友好協定を12月10日に締結致しました。
いよいよ、国際的な奉仕親睦活動が広がりそうです。

直前会長のフェリシアさんは、わざわざ大分市までお越しいただいてのリアル&ネットでの締結式。
ご来場くださった会員のみなさま、Zoom参加のみなさま、
そして、アテンドメンバーのみなさま。 本当にありがとうございました。



◆  ◆ 


マレーシアクアラルンプールEクラブから
フェリシアさん小寺さんを迎える友好クラブ締結式

今長幹事が、幹事報告でしっかりとお伝えしておりますので、
今日は、フェリシアさんが12月9日から11日まで滞在された舞台裏や
友好の日々をお伝え致しますね。



9日  火曜日 フェリシアさん大分空港着(今長幹事・松田副幹事)



その後、本田直前会長の 御宿ゑびす屋へ移動して地獄蒸しを。
ローターアクトと合流しての歓迎会を開きました。
今長幹事・松田副幹事・本田直前会長・植山初代会長・ローターアクト5名・知博



 ↓ 本田直前会長の御宿ゑびす屋 https://www.e-ebisu.biz/
   ローターアクトの川端会長、初、地獄蒸しテンション爆上がり  ↓





 ↓ 御宿ゑびす屋 地獄蒸しは、カラフルでキレイ! 私も ハイテンショ~~ン!!  ↓




フェリシアさんと、一緒に



サプライズ♪  村田会員増強維持大委員長は12月10日が誕生日。
超ビックリしてくれた・・・。みんなで48歳を祝いました。



10日水曜日(いいね)
植山初代会長の運転のもと、土屋国際奉仕副委員長と一緒に湯布院へ移動し、
村田増強維持大委員長の風曜日にて、コーヒーとほうじ茶プリンを頂きました。
そして、亜李蘭離宮 湯布院本店にて昼食会を。絶景~♪ おいしーぃ♪♪
井田会長エレクト・松田副幹事・村田増強維持大委員長・植山初代会長・古賀会員維持委員長・土屋国際奉仕副委員長・知博

↓ 村田会員増強維持大委員長のお店 風曜日。 オシャレ♪ ↓





国際大会で(下写真左2番目の)古賀真由美会員がフェリシアさんとお知り合いになって親睦が続き
国際奉仕委員会として、委員長の植山初代会長が親交を深めての締結となりました。
まゆみさん!スゴイ。 以前、国際大会での卓話をしてくださいましたが、こんなご縁もあるのですね♪



↓ 姫様たちでパシャリ!  1番左の土屋パニタ会員はマレーシアの隣国、タイ出身。 ↓



なんとまぁ、ご縁があるのでしょうか。マレーシアとタイはお隣さん。
土屋会員が来てくれたおかげで、通訳大助かり。
女性ならではの細やかな配慮に感謝です。
村田増強維持大委員長の運転で、その後会場入りしました。


ワンクアルランプールのメンバーの小寺裕加さんも東京から駆けつけてくださいました。
大分空港へは、別動隊として古賀会員維持委員長がお出迎え


そして、いつもクラブで活用させて頂いているシェアオフィスミッドタウンにて調印式
今長幹事・井田会長エレクト・松田副幹事・松岡米山カウンセラー・植山初代会長・古賀会員維持委員長・土屋国際奉仕副委員長知博・zoom参加会員)




Rotary E Club of One Kuala Lumpur
https://www.facebook.com/Network4Good/
ワン クアラルンプール ロータリEクラブ様
との
友好協定を結べる事を誇りに思います。

今回、私達の他に同時にスリランカのトリンコマリーRC
ホンコン北RCさまとも協定を結ぶという素晴らしい会でした。
今後のワンアウラプールロータリークラブさんの発展をますます祈念致します。

また、協定前にもかかわらず、先月発生しました大分市佐賀関の大火災において
義援金として1000ドルもご寄付いただきました。誠にありがとうございます。

このようにお互いに何かがあれば民間レベルで支援がし合える交流を喜ばしく思います。
重ねて御礼を申し上げます。





ワンクアルランプールRECの皆様もインターネットクラブということで
国を様々な国の方がご参加されていると聞きました。
日本東京に5名の方が在籍をされてると伺い、非常に親近感を感じております。
わがクラブも東京近郊に住んでるメンバーがおりますので、
お互いにクラブを越えて親睦できるのかな?と、夢も膨らみます。

今後の世界的な親睦がさらに発展できる事を祝います。
ご縁に感謝です。





調停式の様子は、こちらからご覧いただけます。
私も、英語で我がクラブを紹介させて頂きました。 
15分55秒くらいから、喋ってます。 ふぅ、緊張しました。。。



遅めの 夕ご飯はRistorante TACCA(リストランテ タッカ)
今長幹事・松田副幹事・松岡米山カウンセラー・植山初代会長・土屋国際奉仕副委員長・知博


話が弾み弾み、、、21時30分から始まって24時を回ってしまい、、、




ワンクアルランプールRECのメンバー小寺裕加さんも一緒にお食事を頂きました。
フェリシアさん、フォアグラのお寿司に大満足いただけました。




あっというまの最終日11日木曜日
観光はフェリシアさんと松岡米山カウンセラーのお車で・本田直前会長・植山初代会長が
高崎山や、砂風呂へご一緒されたそうです。



 ↓ をっ、あったかそう♪ ↓





 ↑ 最後は温泉に入り??? ↑
みなさまのチカラで、無事に締結式を終える事ができました。
アテンドのみなさまも、本当にありがとうございました。

世界一マレーシアは、英語を勉強するのに良い環境との事です。
皆さんと一緒にクアルランプールに行きたいものですね。






さぁ、今週もはじまります。



◆ サポーターのみなさま ◆
みなさまのクラブの国際交流や、海外友好クラブのご経験がある方は
ぜひアドバイスをお願いします。


あと2週間で今年も終わり。ラストスパートを一緒に 
顔晴りましょう。(顔が晴れるガンバル)


2025年12月15日
会長 佐藤 知博 (SATO CHIHIRO)


ホームクラブ出席報告


例会 第17回【通算第371回】2025年12月8日正午~12月15日正午(出席数・出席率12月15日正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
59 56 39 69.64%

例会 第16回【通算第370回】2025年12月1日正午~12月8日正午(出席数・出席率12月8日正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
59 56 50 89.29%

2720 Japan O.K. ロータリーEクラブは、月曜日の正午から翌週月曜日の正午までが例会の出席期間となります。
他クラブへ「メークアップ(補填)」でも出席になります。
クラブスローガン「会えないからこそ、つながりたい」に寄与すべく、例会出席、続けていきましょう!

出席委員会


幹事報告


幹事報告
(1)来信紹介
(2)各種行事のご案内
(3)他クラブからのお知らせ
(4)クラブ内のお知らせ


(1)来信紹介


☆★新着情報★☆


【チーム募集】ロータリーこども屋台選手権 出場チーム申込み


2026年5月の地区大会に合わせて開催される「ロータリーこども屋台選手権」の出場チーム募集が届いています 。
おとなとこどもが協力して屋台を出店する楽しいイベントです。
クラブとして参加申込み予定です。

■開催日程 2026年5月23日(土)  ※地区大会時に開催

■関連スケジュール
・申込締切:2026年1月15日(木)
・参加者説明会:2026年2月(日時調整中)

■募集内容 こども屋台選手権へのチーム出場
※予定参加人数(おとな・こども)の報告が必要です 。



【ローターアクト】第2回地区連絡協議会開催のご案内


ローターアクト「第2回地区連絡協議会」のご案内が届いております 。
本会議は、同日午後に開催される「地区補助金セミナー」に合わせての開催となります。 ローターアクトクラブ会長および幹事の皆様は義務出席となりますので、必ずご予定の調整をお願いいたします。

なお、提唱ロータリークラブ(ロータリアン)の皆様のご参加は任意となっております。オブザーバーとしてご参加いただける場合は、ぜひお申し込みください。

ご参加希望の方は滝波さんまでご連絡をおねがいします。



【募集・重要】2026学年度 米山奨学生世話クラブの受け入れおよびカウンセラー募集について


国際ロータリー第2720地区 藤田千克由ガバナー、米山記念奨学会部門長 山下紀之様より、「2026学年度 米山奨学生世話クラブ」の募集案内が届いております 。

次年度、地区全体で新たに12.5名(12〜13名)の新規採用枠が決定する予定です 。
今年度より、遠隔地のクラブでも引き受けやすくなるよう、条件付きで「WEB例会」の出席を認める試験運用が開始されます 。
奨学生との交流はクラブの活性化にも繋がります。世話クラブとしての立候補、およびカウンセラーのお引き受けについて、皆様のご意見とご協力をお願いいたします。

受け入れするかどうかの審議は、理事会・米山委員会・カウンセラーにて審議予定です。





【義援金のお願い】令和7年 佐賀関大規模火災義援金のご協力について


国際ロータリー第2720地区 ガバナー 藤田 千克由様より、「令和7年 佐賀関大規模火災義援金」への協力依頼が届いております 。

去る11月18日に大分市佐賀関で発生した大規模火災は、焼損建物182棟超、焼失面積約5万平方メートルに及び、甚大な被害をもたらしました 。 地区として、被災地の一日も早い復旧・復興を支援するため、義援金を募ることとなりました 。

集まった義援金は、各クラブで取りまとめの上、大分市へ寄贈されます 。
年末のお忙しい時期とは存じますが、皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます 。

■申込み ご協力いただける方は、Facebookアンケートにて意思表示をお願いいたします。
■クラブ内締切 2025年12月25日



【開催案内】第2720地区 RLI パートⅢ


「RLI パートⅢ」の開催案内が届いております 。

RLIは少人数でのディスカッションを通じ、リーダーシップ意識やロータリー精神を深めるプログラムです 。
藤田年度では、パートⅠ〜Ⅲの全セッションに参加することで「ロータリアンとしての成長とロータリー観の確立」を目指しています 。今回はその集大成となるパートⅢの開催です。

なお、修了証の発行には2日間全セッションの受講が必須となりますのでご注意ください 。
定員(先着60名程度)がございますので、お早めの登録をお願いいたします 。

■日程:
【1日目:RLI セッション】 2026年2月21日(土) 受付 12:30 / 開会 13:00 〜 17:30
【懇親会】 2026年2月21日(土) 18:30 〜 20:30
【2日目:RLI セッション】 2026年2月22日(日) 受付 09:00 / 開会 09:15 〜 12:00

■会場:
・研修会場(両日共通):コンパルホール大分 (住所:大分市府内町1丁目5-38)
・懇親会会場:アートホテル大分 (住所:大分市都町2丁目1-7)

■費用:(税込)
① RLI参加費
・テキストをお持ちの方:1,500円
・テキストをお持ちでない方:3,000円
※「2023〜2025 緑色の表紙」のテキストです 。
※参加費にはキャンセル規定(テキスト送付後は返金不可)があります 。

② 懇親会費 ・9,000円
※開催3日前以降のキャンセルは返金不可となります 。
※宿泊が必要な方は、各自で手配をお願いいたします(資料に宿泊手配の記載なし)。

■申込み:Facebookアンケートより、該当する参加ボタンにてお知らせください。
■締切:2026年1月29日(木)  




補助金管理セミナーのご案内


「補助金管理セミナー」のご案内が届いています 。
本セミナーへの参加は、次年度の地区補助金の受給資格を得るための必須条件となっております 。
また、昨年度実施された補助金事業の活動報告も予定されています 。

次年度の会長・幹事・各奉仕委員長エレクトの皆様、ならびに財団に関心のある会員の皆様は、ぜひご予定の確保をお願いいたします 。

■日程
2026年1月24日(土)  
登録受付:12:00〜
セミナー:13:00〜17:00

■会場
アスパル富合 (熊本市富合ホール) 住所:熊本市南区富合町清藤 400 TEL:096-357-4580

■対象者 会長エレクト、幹事エレクト、次年度財団委員長、次年度国際奉仕委員長、次年度青少年奉仕委員長、次年度社会奉仕委員長、その他財団に関心のある会員

■重要事項 当日、MOU(覚書)への署名と提出が必要です(会場で配布されます)

■申込み Facebookアンケートより、出欠をお知らせください。

■申し込み締切:2025年12月25日(木)



第18回全国RYLA研究会 大分会議


国際ロータリー第2720地区ガバナー事務所および実行委員会より、「第18回全国RYLA研究会 大分会議」のご案内が届いています 。

RYLA(ロータリー青少年指導者養成プログラム)に関する情報交換を行う年に一度の全国会議ですが、今回は第2720地区が運営主体のホスト地区となります 。 全国から多くのロータリアンをお招きするにあたり、ホスト地区である私たちもチーム一丸となって盛況な会にしたいと考えております 。

今回は、前日の「ふぐ堪能プレコン」から、本会議、懇親会、そして2次会まで企画されています 。 地区役員・委員の皆様におかれましては、万障お繰り合わせの上、奮ってご参加いただけますようお願い申し上げます 。

■日程・構成 2026年4月10日(金)
プレコン(前夜祭):18:00〜
大分のふぐをコースで堪能します 。

2026年4月11日(土)
本会議:13:00〜18:00(受付12:30〜)
懇親会:19:00〜20:30
2次会:懇親会終了後(詳細時間は当日案内等の想定)

■会場
プレコン:壺中の天地(大分市府内町)
本会議:ホルトホール大分
懇親会:レンブラントホテル大分

■費用(税込)
プレコン(ふぐフルコース):12,000円
本会議登録料:8,000円
懇親会費:12,000円
2次会費:5,000円 ※宿泊は各自での手配をお願いいたします 。

■キャンセル規定 お申し込み後のキャンセルは以下の期日まで返金可能です 。
本会議登録料:3月10日まで
プレコン、懇親会、2次会:4月4日まで

■申込み Facebookアンケートより、該当する参加ボタンにてお知らせください。

■クラブ内締切
2026年2月9日(月)



大分市内10ロータリークラブ新春合同例会


第57回大分市内10ロータリークラブ新春合同例会プログラム
※ZOOM参加が可能になりました。ZOOM参加ご希望の方もFacebookアンケートよりお申し込みください。

■日時:2026年1月7日(水)12:00~
■場所:トキハ会館5階ローズの間
■参加申込み:Facebookアンケート
■申込み締め切り:12月18日(木)




第60回大分市美術展作品募集のご案内


毎年我がクラブから賞を贈呈している「大分市美術展」より応募作品募集の案内が届いています。
ご興味のありそうな方々がいらっしゃれば周知をおねがいします。




☆★前回に引き続いてのご案内★☆


台湾国際大会のお知らせ


2026年6月14日~17日台湾にて国際大会が開催されます。
国際大会の詳細はこちらのページをご覧ください。

12/15まで早期割引登録期間となっておりますので、参加予定の方はお早めの登録をおすすめします。

<ガバナーナイト500人集会について>
国際大会開催期間中の6/14 19:00〜より台湾現地にて「藤田ガバナーナイト500人集会」を開催する予定です。
2720地区のロータリアンとその関係者、台湾の姉妹クラブの皆様などが一同に集まるイベントになります。
このガバナーナイトへの参加希望者はGoogleフォームより申し込みください。
ガバナーナイト申込み締め切り:12/10

<飛行機・宿泊の手配に関して>
2720地区のロータリアン向けのツアーも用意されておりますので、ご希望の方は詳細ご確認のうえ滝波さんへご連絡をお願いします。
もちろん各自で飛行機やホテルを手配いただき現地集合も可能です。
地区ツアー申込み締め切り:2026年2月16日

<参加登録に関して>
国際大会の参加登録は各自マイロータリーからの登録となります。
また詳細追ってご案内いたします。






《財団室NEWS 2025年12月号》


「財団室NEWS 12月号」をお送りいたします。ご査収の程よろしくお願いいたします。



疫病予防と治療月間リソースのご案内


国際ロータリー日本事務局様より「疫病予防と治療月間リソースのご案内」が届いております。
ロータリーに関する各種資料へのリンクがまとまっておりますので、是非ご参考ください。



《ハイライトよねやま 309》



………………………………………………………………………
★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 309号 ★  2025年12月12日発行
………………………………………………………………………

::今月のトピックス::
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★ 今月のトピックス ★
・ 世話クラブに入会 ― 受けた恩を次世代に ―
・ 寄付金速報 ― 12月の送金はお早めに ―
・ 次期地区米山記念奨学委員長セミナー開催
・ 来年の年賀状は学友がデザイン
------------ お知らせ ------------
申告用領収書は来年1月にお送りします
上海米山学友会 総会情報


《今月のピックアップ記事》
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世話クラブに入会 ― 受けた恩を次世代に ―
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24,000人を超えた米山学友の中には、ロータリークラブに入会し、積極的に奉仕活動を行う
学友がいます。今回は、そのひとりである金相均さん(韓国/2011-13/静岡RC)に、
これまでの歩みと想いを語っていただきました。

― 米山奨学生時代を振り返って
多くの方々に温かく支えていただきました。例会参加を通じ、日本の文化や価値観に触れる
中で、「与えられる側から社会へ返す側へ」という心構えを学びました。奉仕の精神に触れ、
私も誰かのために行動したいと強く感じました。

― ロータリークラブ入会から現在まで
受けたご支援への恩送りを形にしたいと考え、会社員から個人事業主となった際に「子どもの
未来を守り、無限の可能性を広げる」という理念を掲げました。そこで、社会貢献への思い、
自分自身を成長させたいという願いが重なり、世話クラブである静岡RCに入会しました。
現在は例会や奉仕活動、卓話などに積極的に参加しています。

― 米山奨学事業に対する景色の変化
奨学生時代から大きく変わりました。当時は「支援していただく側」という意識でしたが、
会員になると、あの頃には見えなかった多くの努力を目の当たりにしました。奨学生の選考、
世話クラブの準備など、奨学生のために動いている姿を知り、事業の重みと尊さを改めて感じ
ました。今では「支援を受けた経験を次世代につなぐこと」を意識し、活動しています。

― 米山学友のロータリー会員として
奨学生に寄り添い、相談しやすい先輩であること。寄付は義務ではなく「未来への投資」と
伝えること。奨学事業の力を自ら体現することを大切にしています。今後は「国際理解と友情の
架け橋になること」を目標に、奉仕プロジェクトにも主体的に関わり、地域と世界のために
行動できる会員を目指していきます。子どもの未来を守る活動にも力を入れていきたいと考えて
います。


《ロータリーレート》


2025年11月ロータリーレートは154円です。よろしくお願いします。


(2)各種行事のご案内(内容の詳細はそれぞれの来信・案内をご覧ください)


マレーシアのワンクアラルンプールEクラブと友好クラブ締結

~フェリシア直前会長らが大分会場へ来訪。リアルとオンラインが融合した友情の誓い~
当クラブ(2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ)は、マレーシアの「ワンクアラルンプールEクラブ(Rotary E-Club of One Kuala Lumpur)」と友好クラブ協定を締結いたしました。

本式典はオンライン(Zoom)を中心に開催されましたが、特筆すべきは、この日のためにマレーシアからフェリシア直前会長と小寺会員が来日し、当クラブのホスト会場である大分まで駆けつけてくださったことです。
Eクラブ同士の連携において、画面越しの利便性だけでなく、対面による「リアルな友情」の尊さを再確認する感動的な一日となりました。

今回の締結式にはマレーシアのクラブに限らず、スリランカのトリンコマリーRC、香港のノースポイントRC、中国のMiddle Kingdom RCも参加されました。

協定の意義
オンライン例会・講演会の相互参加(「E-talks」へのスピーカー派遣など)
国際奉仕プロジェクトでの協働(災害支援や教育支援での連携)
会員間の相互訪問の促進(今回の来訪をモデルケースとして)


当クラブが進めているフィリピンへのミシン寄贈プロジェクトへの協力や、マレーシアでの活動への参加など、具体的な連携案も浮上しています。
フェリシア直前会長、小寺会員、遠路はるばる大分までお越しいただき、本当にありがとうございました。 この「顔の見える」信頼関係を基盤に、両クラブは国境を越えた奉仕活動を力強く展開してまいります。






















締結式前日ローターアクトメンバーと一緒に歓迎会


フェリシア直前会長が大分に起こしくださった日、大分空港までお迎えにあがり、麻也会員のゑびす屋さんで歓迎会を行いました。












【開催報告】笑顔あふれるひとときに!クリスマス家族会を開催しました


12月14日(日)、ホテル日航大分 オアシスタワー「紅梅の間」にて、恒例の「クリスマス家族会」を開催いたしました。
当日は会員のご家族をはじめ、インターアクトクラブ・ローターアクトクラブの皆さんにもご参加いただき、多世代が交流する温かい会となりました。

■ 会場がクリスマスカラー一色に!
今回のドレスコードは「赤、キラキラ、クリスマス」。 参加者の皆様がそれぞれのテーマカラーやアイテムを身にまとい、会場は一気に華やかなクリスマスムードに包まれました。ノンアルコール・ブッフェ形式での開催でしたが、美味しいお料理を囲みながら、会話の弾む和やかな時間が流れました。

■ 圧巻のステージと大盛り上がりのBINGO
アトラクションでは、高校生パフォーマー「TAKUMI」さんによるジャグリングショーが登場!巧みな技の数々に、大人も子どもも釘付けになりました。また、インターアクトクラブの皆さんによるステージも、若さ溢れるエネルギーで会を盛り上げてくれました。

恒例の「クリスマスBINGO大会」では、各自持ち寄ったプレゼントの交換を行いました。子どもたちやインターアクト生へのプレゼント協力もあり、ドキドキしながら番号を待つ皆さんの笑顔が印象的でした。

■ 2次会まで楽しい時間を共有
希望者による2次会は「マジックバー Wazuma」へ。目の前で繰り広げられる不思議なマジックに驚きの連続で、最後まで笑いの絶えない一日となりました。

ご参加いただいた皆様、そして準備にご尽力いただいた皆様、本当にありがとうございました。また来年も、こうして家族や仲間と笑顔で集まれることを楽しみにしております。







































社会奉仕委員会よりお知らせ


① 子ども食堂「ひまわり」奉仕活動
12月13日(土) 子ども食堂「ひまわり」奉仕活動に、10名の会員が参加しました。
クラブからお米5キロ(4,000円)を寄付しました。
各会員は、フードドライブの提供品や子ども達へのプレゼントを手に集まりました。

また、神奈川在住の中門会員からは、菓子や絵本など沢山のクリスマスプレゼントを、
福岡在住の古賀会員からは、フードドライブを溢れるほど提供してくださいました。

調理から配膳、ホールのセッティング、プレゼントの提供など、各会員が機転を効かせていただき、ありがとうございました。
主催者の西さんから「サンタさんが沢山いて、子ども達が大喜びでした!」と、感想をいただきました。





















②フードドライブにご協力ありがとうございました。

12月13日(土) 子ども食堂「ひまわり」と
12月14日(日)クリスマス家族会で、フードドライブを実施しました。

子ども食堂「ひまわり」では、提供品を全てお持ち帰りいただき、とても喜んでもらいました。

クリスマス家族会で回収したフードドライブは、ローターアクトクラブに全て提供しました。
『えがお食堂』にも足を運びましょう!



(3)他クラブからのお知らせ


☆☆地区・並びに他クラブの行事☆☆


<別府ロータリークラブ>
1/2(金) 休会
1/9(金) 変更の為、両築別邸にてメイクアップ受付
1/16(金) 休会

<別府北ロータリークラブ>
1/7(水) 休会
1/14(水) 変更の為、ホテル別府パストラルにてメイクアップ受付

<別府東ロータリークラブ>
1/1(木) 休会
1/8(木) 変更の為、ホテルサンバリーアネックスにてメイクアップ受付
1/15(木) 休会


(4)クラブ内のお知らせ


行事・イベントカレンダー



☆☆★新着情報★☆☆


雑誌委員会 【PICK UPアーティクル】




引き続き「横書きページ」から紹介します。

既読された方もおられると思いますが、特集ロータリー談義(前編)は、ロータリーの友委員会の高野委員長の熱い思いから実現しています。5つの問いかけを中心に談義されていますが、会員の皆さまも問いかけに自問自答してみては如何でしょうか。1番目「なぜロータリーに入ったのですか?」、2番目「ロータリー会員ってどういう人たちですか?」、3番目「ロータリークラブは何をしているところですか?」、4番目「あなたはなぜ会員を続けるのですか?」、5番目「あなたのクラブを代表するプロジェクトは何ですか?」RCを身近に感じるには、可能な限り入会して間もないころに役員を経験することのようです。「ロータリーの4つのテスト」は、会員の職業奉仕や日常生活における倫理的指針と言われますが、ロータリー談義の中では、「その本質は自問自答でよね」とあります。難しいなと感じていましたが、「自問自答して、答えのない問いを考え続けるっていうのは大事ですよね」私も実感しています

他、進化し続ける世界ポリオデー事業(東京荒川RC 南雲氏)。戦後80年の時を経て バギオ基金47年の歩み(バギオ基金とは、フィリピンにおける日系および一般青少年のために育英資金を提供する日本のロータリーで発足した基金です。勉学援助、日本への留学支援し、日比両国の親善有効に貢献しています)。等など盛だくさんです。

表紙は、元ロータリー青少年交換学生の大山眞凜さん(現北米滞在)が学校からの帰り道で見た冬の夕景をモチーフした図です。(左図)

※次週は縦書きページから紹介します(中門)


☆☆★前回に引き続いてのご案内★☆☆


雑誌委員会から、「ロータリーの友」パスワード変更のお知らせ


「ロータリーの友」電子版のパスワードは定期的に変更されます。会員専用ページに掲載しておりますので、ご確認お願い致します。7月15日より新しいパスワードになりました。(会員専用ページ内で「ロータリーの友」と検索してください)


大分上野丘高等学校インターアクトクラブ便り


青少年奉仕プロジェクト委員会から、「インターアクト例会参加」のお誘い


青少年奉仕委員会です。大分上野丘高等学校のインターアクトクラブは月2回のペースで例会を行なっており、様々な奉仕活動の提案や実施に向けての話し合いなどを行なっています。大変前向きなインターアクト生たちでとても頑張っています。Eクラブの会員は誰でも例会に参加できますので、ご都合の良い時には青少年奉仕委員長の安部一または事務局へお声掛けの上、是非ご参加ください。様々なロータリアンとの関わりが彼ら彼女らの成長に繋がると思います。尚、学校行事の関係で生徒の参加人数が少ない時もありますのでご了承いただけますと幸いです。

開催日時: 水曜 16:30〜(月2回 開催週は前月に決定) 
 今後の予定
  ★12月17日 水曜日 今年最後に例会になります。
    例会の場所:大分上野丘高等学校(駐車場あります)

  12月12日 金曜日に幼稚園訪問をしてきました。
   残念ながら お子様が映るといけないので 写真はありませんが
   インターアクトの子たちは楽しんできました!


ローターアクトEクラブの活動報告


我がクラブがスポンサーの JapanO.K.ローターアクトEクラブの様子を書いていきますので、例会などの参加よろしくお願いします。親クラブなので皆さんで見守ってください。

10月20日 現在 会員数 22名  川端 柚菜会長(2025-2026)別府市在住


12月17日(水曜日)20時~ 例会
今年最後の例会になります。「次年度の役員発表」があります。
ご参加をお待ちしてます!



★第四回めは1月8日 (木曜日)ミャンマーNight 予定


ローターアクトInstagramにて 様子が伺えます!
フォローしてご覧くださいね。


「ロータリーの魅力発見」コーナーへようこそ!



こんにちは。植山朋代です。
今期も工夫を凝らした内容をお届けできるように頑張ります。ご意見等お寄せ頂けましたら嬉しいです。


みなさま、前回の「親睦の重要性~コケかけしようよ!」にたくさんのご意見をありがとうございました。お互いに、直接はもちろん、電話でも、メッセージでも、ラインでも、SNSのフォローでも、あなたを忘れていませんよ!という絆をつむいでいきましょう!


「ロータリーの魅力発見」コーナーは如何でしょうか?


次年度、当クラブが初めて当番クラブを務めます!


今回は、次年度の当番クラブやガバナー補佐について、説明しています。ぜひご一読下さい。

ロータリーの魅力発見はこちらから
https://ok2720eclub.jp/kenshu/


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2025年12月7日現在、1クラブと総数29名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただいています。心より感謝申し上げます。

【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方には何度でもメークアップ証明書を無料で発行致します。
サポーターご希望の方は、「サポーターお申し込みフォーム」ページリンクテキストより、お手続きをお願いいたします。

会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

【サポーター数】
(2025~2026年度)2025年12月7日現在 1クラブ・29名  


他地区計(サポータークラブ1RC・9名)


地区 クラブ名 人数
2740 佐賀
2510 札幌 1
2510 札幌東 1
2580 東京江戸川中央 1
2610 七尾みなと 1
2690 鳥取 1
2700 久留米 1
2700 八幡中央 1
2740 北松浦 1
2750 東京八王子 1

2720地区計(20名)


地区 クラブ名 人数
2720 熊本 2
2720 熊本東 4
2720 熊本中央 1
2720 八代 3
2720 中津 1
2720 中津中央 1
2720 大分 3
2720 大分東 1
2720 大分臨海 1
2720 大分中央 3

※ 今月のお祝い ※


今月の会員誕生日を紹介しています。
おめでとうございます。会員専用ページにてご確認ください。
https://ok2720eclub.jp/member/


今週のスマイルボックス


<お誕生月スマイル>11月分
♡  山田 珠生 会員   10口
先月誕生日を迎えましたので、遅れましたがスマイル10口お願いします。


♡  古賀 真由美   会員  1口
マレーシアのE-Club of One Kuala Lumpurとの友好クラブ締結式、佐藤会長が英語でスピーチを頑張ってくださいました。会長が風呂敷を心を包むと説明されたことが心に残っています。クラブの会員の数名と一緒に食事や観光をして楽しかったです。締結式では香港、スリランカのクラブともご一緒しました。クラブ会員、世界中のロータリーアンとの友情が心に沁みた一日でした。ありがとうのスマイル1口です。


ゲスト卓話:地域の埋もれた歴史を掘り起こす



藤井 通彦 氏
(ジャーナリスト)


初めまして、藤井通彦と申します。このたびは伝統ある国際ロータリー第2720地区例会にお招きをいただき光栄に存じます。

私は大分市坂ノ市の出身で小佐井小学校、大分大学附属中、雄城台高校を経て、早稲田大学に進学後、福岡市に本社があります西日本新聞社に35年間勤務しておりました。その後、テレビ西日本に移り、現在は関連会社の顧問をしています。ロータリーには約20年前、佐賀総局長時代に2年間お世話になりました。当時ご縁をいただいた方との親交も続いていて、ロータリーは私にとってかけがいのない経験をさせていただいた思い出深い場となっています。


プロフィール


藤井通彦 ふじい・みちひこ

1958年大分市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、西日本新聞社で勤務。ソウル支局長、国際部長、論説委員長などを経てテレビ西日本に移り、2019年まで取締役報道局長などを務める。

著書には「幻の巨大火薬工場その実像 東京第二陸軍坂ノ市製造所」(弦書房)のほか「韓国流通を変えた男」(西日本新聞社)、「愛と絶望のコリア記」(海鳥社)がある。


日本最大の陸軍火薬工場


さて私、今年7月末に一冊の本を出版致しました。「幻の巨大火薬工場その実像 東京第二陸軍造兵廠坂ノ市製造所」(弦書房)というややいかめしいタイトルですが、先の大戦時、現在の大分市坂ノ市、大在両地区にまたがる形で存在した、陸軍の火薬工場の歴史、地域とのかかわりなどについて書いたものです。


「幻の巨大火薬工場その実像 東京第二陸軍造兵廠坂ノ市製造所」(弦書房)

「幻の巨大火薬工場その実像 東京第二陸軍造兵廠坂ノ市製造所」(弦書房)


執筆の経緯に触れますと、6年前メディア本体の仕事から離れたのを機に、元記者として自分の故郷、つまり自分という存在の原点を改めて調べてみようと思い立ち、関連資料を調べ始めました。その中で、幼いころ父母、祖父母からなんとなく聞いていた「ゾーヘイショー」という施設の正式名称が、実は「東京第二陸軍造兵廠坂ノ市製造所」であり、さらにその面積規模が約500万㎡(東京ドーム100個以上)と全国の陸軍火薬製造所11カ所のうち最大であったことを知って、大きな衝撃を受けました。

しかも調べるうちに、私が育った元実家が戦後製造所敷地跡の未利用地に建てられていたこと、加えて両親が引っ越した先もかつて製造所の工場敷地内だったことも分かり、「これは製造所との縁が深い自分の手で歴史、全容を明らかにするしかない」と確信し(ある種の思い込みですが)3年近く前から、本格的調査、研究に乗り出しました。製造所に関する公的資料は極めて少ない状況で作業は難航しましたが、国会図書館や防衛省、米軍所蔵の資料、郷土史等を丹念に調べ、現地調査などでは陸軍の火薬製造や製図に詳しいお二方との共同作業を通じ、何とかまとめたのが今回の本です。


米軍が1948年1月に撮影した旧坂ノ市製造所の全景(国立国会図書館デジタルコレクションより)

米軍が1948年1月に撮影した旧坂ノ市製造所の全景(国立国会図書館デジタルコレクションより)


九州内の3陸軍火薬製造所の位置関係

九州内の3陸軍火薬製造所の位置関係


最適地として白羽の矢


坂ノ市製造所とは、どんな施設だったのでしょうか。製造所開設は1941(昭和17年)8月1日、日本とアメリカが開戦する約4カ月前です。1945(昭和20)年8月15日、事実上の終戦により操業を止めるまでの約3年間、最盛時には職員約3000人に関連従業員、土木、運送を含む作業員、勤労動員の中学生らを加え6000人以上が働く、文字通り巨大火薬工場でした。

設立の経緯については、1937(昭和12)年に日中戦争が始まり、ソ連ともにらみ合いが続く中、大陸へ武器を送り込む起点の新鋭火薬工場建設地として、陸軍が熊本県荒尾とともに坂ノ市に「最適地」として白羽の矢を立てたのがきっかけでした。

当時の陸軍文書を見ると、瀬戸内海に面し岩国や新居浜の化学工場から船で容易に火薬の原料を運び込めることが大きな利点と強調されています。このほかに、小銃などの武器を造る小倉造兵廠、さらに資材や製品を送る上で、設立日が同じで「双子の製造所」と呼ばれた荒尾製造所とも日豊線、久大線などを使い直接つながっていること、また平地と丘陵の谷間が入り組んだ地形が、敷地内での誘爆や敵の空襲を避けるのに好都合、などの利点が工場設置の決め手となりました。

坂ノ市製造所の測量開始は1937(昭和12)年で、1940(昭和15)年の2回の土地買収(坂ノ市地区)に加え、翌年にも3回目の買収(大在地区)が行われています。間髪を入れず始まった建設工事では、河川改修、県道の付け替えなどを含む大規模な土地造成を始め、工室、倉庫、事務室、宿舎など900以上の建物建設が昼夜を分かたない突貫工事により行われました。加えて、製造に不可欠な大量の水を大野川から運ぶための水道管も約6kmにわたり敷かれ、水を構内に送るためのポンプ場、浄水場なども整備されました。まさに今では想像もつかない世紀の大工事が、80年以上前の大分市東部で展開されていた訳です。

製造所の製品は、坂ノ市地区が主に弾丸、砲弾などに使う火薬=発射薬で、綿を化学処理した原料を使って作る無煙火薬(綿火薬)、大在地区では砲弾、爆弾に入れる爆薬などを製造し、現地で弾体に詰める作業まで行われていました。完成した製品は大在駅から坂ノ市と大在の両構内まで伸びる軽便鉄道の引き込み線を通じ、最終的に大在駅から各地に出荷されました。1944(昭和19)年時点の、坂ノ市製造所の火薬製造能力は発射薬で全国2位、爆薬のうち硝安などで造る安瓦(あんが)薬は全国トップでした。大在駅は当時、日豊線一の貨物扱い量だったといいます。


丹生神社鳥居 中央上部に陸軍のシンボル「五芒星」がある(筆者撮影)

丹生神社鳥居 中央上部に陸軍のシンボル「五芒星」がある(筆者撮影)


集団移転により住民とともに新たな場所に祀られた本尊の観音像(筆者撮影)

集団移転により住民とともに新たな場所に祀られた本尊の観音像(筆者撮影)


地域の生活は一変


これだけの大工場の建設と稼働は、当然ながら住民らの生活、人生に大きな影響を与えました。

1940年から始まった用地買収では、対象の水田所有者らが突然の通知で小学校講堂に集められ、「お国のため」という軍側の説明後、有無を言わさず持参の判を承諾書につくことになりました。会場は静まり返り、便所に行く際には憲兵が後をつけたといいます。2回目の買収は1回目と異なり、丘陵部が中心で水田よりも家屋が立ち退き対象になりました。1回目の買収で平野部の家と水田を買収された男性は、今度は山側に新しく建てた家まで買収対象になり「あまりにむてい(ひどい)」と会場で人目をはばからず泣いた事実が、地元の郷土史に収録されています。

この際買収対象になった一木地区の住民は軍や町のあっせんを受け、約3km離れた場所への集団移転が決まり、提供された土地に自分たちで家を建て「新しい村」をつくりました。この時、地区内の寺も移転することになり、高齢の女性がご本尊の観音像を背負い運んでいます。この仏像は、移転先の公民館に今も大切に祀られています。

古来「米どころ」として名をはせながら、村の水田の3分の2の水田が製造所敷地に編入された地元の丹生村は、製造所への一括対応などの観点から周囲の坂ノ市町、小佐井村との合併が決まり、「国へのご奉公」として受け入れた丹生村長の閉村式典での断腸の思いがにじむあいさつが、丹生村史に掲載されています。丹生村では古来地元の産土神、丹生神社の祭りでの御旅所になっていた丘が敷地内に入り、御旅所の場所が変わっています。地元民の心の拠り所でもある神社の祭礼も、変化を余儀なくされました。

製造所の建設により、住民の日常生活は一変しました。純農村地帯、主に農業に従事していた住民たちの多くが、製造所構内で日々工場労働者として働くようになりました。許可証を見せ入った構内ではまずタイムレコーダーを押し、体操、さらに東方遥拝、勅諭の朗読などを行い日勤、夜勤などの仕事に就きます。指紋採取や結核予防のためツベルクリン検査が義務付けられ、人々の生活は軍の管理下に入りました。

農民が産業戦士に変わる有史以来の生活変化が、あっという間に地域まるごとの形で進みました。高等小学校を卒業し、東京の造兵廠本部技能者養成所に入所し、技術習得後、坂ノ市製造所で働いた人も相当な数いて、火薬製造現場の要の役割を果たしました。


坂ノ市製造所検査掛の記念写真に写った軍人と勤労動員生徒ら(「大分県勤労動員学徒の手記」より)

坂ノ市製造所検査掛の記念写真に写った軍人と勤労動員生徒ら(「大分県勤労動員学徒の手記」より)


東京の技能者養成所に派遣された人が使っていた火薬製造関連の教科書(筆者撮影)

東京の技能者養成所に派遣された人が使っていた火薬製造関連の教科書(筆者撮影)


中学生が現場の主役に


1944(昭和19年)春以降、人員不足に伴い導入された学徒勤労動員制度により、坂ノ市製造所にも現役の(旧制)中学生が多く働くようになりました。みな、大在の浜地区にあった寮で寝泊まりしながら集団で職場に向かう日々です。

大分県の記録によると、この時1万3000人の中学生、女子学生らが動員され、うち竹田中、杵築中、臼杵中、大分商業、大分工業などからの1300人が坂ノ市製造所で働いたとされます。ちなみに大分市周辺では、坂ノ市製造所と同様の大軍需工場だった海軍第12航空廠でも、大分中学、大分高女の生徒を中心に2600人が働きました。


戦争最末期には徴用の工員や軍属が招集される中、火薬製造現場の主役は大人から中学生に変わったといいます。危険な現場だけに、やけどなどの大ケガをした中学生もいて、後遺症が残った人や、診療所に入院し、高熱にうなされながら製造機械を動かす動作を繰り返し、終戦直後に亡くなった人もいます。


米軍が分析のため1944年12月に撮った坂ノ市製造所の空撮写真(国立国会図書館デジタルコレクション)

米軍が分析のため1944年12月に撮った坂ノ市製造所の空撮写真(国立国会図書館デジタルコレクション)


1945(昭和20)年3月以降、大分でも米軍の空襲が始まり、坂ノ市製造所も2回の小規模な空襲を受けました。勤労動員の女子学生が機銃掃射で腰を撃たれ重傷を負ったほか、原料の綿が収納された倉庫が爆発、炎上。

またこれとは別に、実家から坂ノ市製造所に汽車で戻っていた男子生徒が滝尾駅付近で機銃掃射を受け亡くなっています。県教委の調べでは、勤労動員中学生の死亡者は42人を数えます。


ちなみに、坂ノ市製造所が大規模空襲を受けなかったのは、航空機破壊→市街地の焼夷弾無差別爆撃→沖縄戦に際しての航空関連施設爆撃→橋・鉄道など重要インフラ破壊の次の優先順位が軍需工場だったからだといいます。アメリカにとって航空戦対応と日本国民の戦意喪失、輸送インフラ破壊が先決であり、軍需工場は、本土決戦が具体化した際、国民に武器、火薬が渡らないようにする戦略での最終ターゲットだったようです。米軍は、偵察機の空中写真などから坂ノ市製造所の全容をほぼつかんでいました。その合理性と周到さは、「敵」ながら舌を巻く思いです。


かつて坂ノ市製造所正門があった場所を望む。現在周囲は住宅地に変わった(筆者撮影)

かつて坂ノ市製造所正門があった場所を望む。現在周囲は住宅地に変わった(筆者撮影)


「工都・大分」の萌芽


1945(昭和20)年8月15日、昭和天皇の大戦終結の詔書発表により、戦争は終わりました。製造所で働いていた中学生たちも所内で玉音放送を聞き、涙を流す人もいました。数日内には、全員が寮を引き払い、地元に戻っています。

150万坪の製造所構内には製造済みや完成前の火薬類のほか、膨大な数の原料、資材、機械・機器、部品類が残されました。いわば、国中の富をかき集めた形で造られ、蓄えられた物資です。火薬は路上などで焼かれたほか、爆弾、砲弾は海上投棄処分されました。資材の多く民間への払い下げ対象になり、土地も農地改革の流れに乗る形でいわゆる小作農の人優先の原則のもと、払い下げられました。

ただ、連合国側への賠償対象になった大型工作機械類と関連施設は賠償中止後、撤去が困難なことから管理者の大蔵省、地元にとって扱いに困る厄介な存在になりました。結局、日本国内での火薬製造が解禁になった後の1952(昭和27)年、旭化成が残存設備・建物を生かす形での坂ノ市での火薬製造を計画し、跡地の一部に進出。「朝鮮戦争特需」を背景に、翌年から米軍調達用の発射薬製造を開始しています。しかしこれも、関係国間の休戦協定(1953年7月)を機に、やがて終了しました。

旭化成は従業員の人員整理等を経て、その後関連会社による人工腎臓の開発など製品の多角化を試みながら、今も坂ノ市製造所跡地で協力企業を含めた地元雇用の中核的存在として、操業を続けています。


今も残る坂ノ市製造所大在事務所正門門柱(筆者撮影)

今も残る坂ノ市製造所大在事務所正門門柱(筆者撮影)


山中に隠れた形で残る爆薬庫(筆者撮影)

山中に隠れた形で残る爆薬庫(筆者撮影)


今も大在地区事務所正門門柱など、坂ノ市製造所当時の遺構が、わずかに残されています。これらは、極めて貴重な歴史遺産です。また坂ノ市製造所の歴史には、新産業都市につながる「工都・大分」の萌芽が潜んでいるようにも見えます。

坂ノ市製造所の記録が乏しく、遺構も消え今や多くの人の記憶からも消えかけている背景の一つには「軍国主義の遺産」といった見方があったと考えます。しかし、歴史のひだに分け入ると、そこには先人たちの喜怒哀楽、日々の必死の暮らしの様が克明に映っています。いわば「銃後の戦場」の世界です。そこに虚心坦懐に目を向け、記録や遺構が語るものに耳を傾けるべきではないでしょうか。

私の祖父は、坂ノ市製造所に水田を買収されています。500gの未熟児で生まれた叔父は製造所の診療所で命を救われました。彼らの延長線上に私はいます。いわば「戦争と地続きの自らの生」です。先祖、先人たちが、「歴史を忘れないでほしい」と言っている気が私にはします。周囲に坂ノ市製造所に関係した方々がいらっしゃれば、どんな情報でも結構です。ご連絡いただければ幸いです。ご清聴ありがとうございました。       

藤井通彦 mail: mfujii02@nifty.com


閉会点鐘



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2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。

下記の「今週の設問」にご回答ください。回答方法は次のとおりです。

1つまたは複数の設問に対してご回答ください。
すべての設問に対して回答する必要はありません。


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