今週の例会



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開会点鐘・歌の斉唱








会長の時間:ロータリー財団の父



皆様、お疲れ様です。
このたびは2720 Japan O.K.ロータリーEクラブの例会にご参加頂きありがとうございます。
2023-2024年度第16回例会(通算289回)の会長の時間です。


11月のロータリー特別月間


今月(11月)は「ロータリー財団月間」です。
この期間中、全世界のクラブはロータリー財団に焦点を当てた例会を行うことが推奨されていますので、今回はその主旨に沿ったお話が出来ればと思います。


ロータリー財団とは?


ロータリー財団は、1917年、アーチ C. クランフ国際ロータリー会長が、「世界でよいことをするために」基金の設置を提案したことに始まり、1983年に米国イリノイ州法の下に非営利財団法人となりました。
国際ロータリーの一部であり、世界中の奉仕活動に資金を提供しています。創立から100年以上経ち、ロータリー財団は教育支援や持続可能なプロジェクトに総額40億ドル以上の資金を提供してきました。


ロータリー財団の父


アーチ C. クランフ(1916年頃)© 2023 Rotary International

アーチ C. クランフ(1916年頃)© 2023 Rotary International


「ロータリー財団の父」として知られるアーチ C. クランフは、ロータリー財団創設における自らの役割について、謙虚な姿勢を貫きました。


1928年にクランフは、「ロータリーへの貢献において最も大きな満足感を与えてくれた」達成を3つ挙げていますが、財団設立はその中にありませんでした。その代わりに、1915年のロータリー定款の起草における自らの役割に言及し、この定款が「国際ロータリーを初めて中央集権化し、ロータリーのすべての目的と基本原理を普遍的なものにした」と主張しています。また、出席報告書の確立と、国際ロータリーのヨーロッパ支部の設立を主張した最初の人であったことを誇りに思っていました。


クランフは1869年6月6日、米国ペンシルバニア州カヌートビルという小さな町に生まれました。子どもの頃、一家はオハイオ州クリーブランドに転居し、クランフはここで1911年にクリーブランド・ロータリークラブの設立会員となりました。1913年にはクラブ会長となり、奉仕活動の資金を確保するためにクラブが積立金を設けることを提唱しました。この構想は、ロータリーでほかの役職を務めるようになってからも、常にクランフの頭の中にありました。


『The Rotarian』1916年9月号の表示を飾るクランフ。メッセージのなかで、クランフは会員に次のように呼びかけています。「ロータリーはいかなる人よりも、いかなる理事よりも偉大な存在である」© 2023 Rotary International

『The Rotarian』1916年9月号の表示を飾るクランフ。メッセージのなかで、クランフは会員に次のように呼びかけています。「ロータリーはいかなる人よりも、いかなる理事よりも偉大な存在である」© 2023 Rotary International


ロータリアンになって5年目、クランフは1916-17年度ロータリー会長に選出されました。会長任期の終わりに近づいた1917年のアトランタ大会(米国ジョージア州)で、クランフはロータリアンにこう呼びかけています。「ロータリーは今、新たな時代に踏み出している。これまでに形づくられた輝かしい原則を実践するための運営手法の改善が、私たちに求められている」。そして行動の6つのポイントを挙げ、そのひとつが基金の設立、すなわち後のロータリー財団の設立でした。

「諸々の社会奉仕を今まで通りに実行していくには、慈善・教育・そのほかの社会奉仕の分野において世界でよいことをするための基金を作るのが、極めて適切であると思われる」

クランフの簡潔でありながら力強い主張により、ロータリーの基金が生まれました。1928年に正式に「ロータリー財団」と改称。管理委員会が結成され、クランフは初代管理委員長として1928年から1935年まで務めました。委員長を退いた後も、ロータリーのリーダーや会員に財団の重要性を教え、寄付を奨励し続けました。

クランフは1951年6月3日に82歳でこの世を去りましたが、その影響は財団を通じて今も息づいています。


アーチ・クランフ会長と1916-17年度理事会。上列(左から):F. W. ガルブレイス・ジュニア、E. レズリー・ピジョン、チェスリー R. ペリー、ガイ・ガンディカー。下列(左から):アーチ C. クランフ、アラン D. アルバート © 2023 Rotary International

アーチ・クランフ会長と1916-17年度理事会。上列(左から):F. W. ガルブレイス・ジュニア、E. レズリー・ピジョン、チェスリー R. ペリー、ガイ・ガンディカー。下列(左から):アーチ C. クランフ、アラン D. アルバート © 2023 Rotary International


上記の内容は、ロータリーのホームページから転用させてもらいました。
自身の積年の思いを行動に移し、後世に繋いだクランフの行動力は本当に素晴らしいと思います。ロータリー会員の事を「行動人」と表現することもありますが、まさにこういったことですね。

私個人的には、当時の理事会メンバー(3枚目の写真)の品のある雰囲気がとても素敵だと思いました。


ロータリー財団の使命


ホームページを見ると

「ロータリー財団の使命は、ロータリー会員が、人びとの健康状態を改善し、質の高い教育を提供し、環境保護に取り組み、貧困をなくすことを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすることです。」

とあります。
ロータリー財団は世界140万人以上のロータリー会員の活動を通じて、平和の推進、疾病との闘い、水と衛生、母子の健康、教育の支援、地元経済の成長、環境の保護など、世界が抱える根強い課題に長期的な解決をもたらすために活動を支えています。また、海外留学のための奨学金の提供もしています。

前回「END POLIO」での募金活動やチャリティーバザーなどで集まったお金もロータリー財団へ寄付されましたが、財団を通じてこのような全世界の問題解決に役立っているのです。


寄付の大切さ


「寄付」といわれると何か曖昧で目に見えないもののようで抵抗があると思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。私自身がその一人です。
以前受けた財団のセミナーでも「日本人は寄付という文化に馴染みが少なく、特に九州方面はそのようである」というお話を聞いたことがあります。確かに「寄付」という行為はまだまだ身近なものとは言えないかもしれません。

私が「寄付」について考え始めたのは、ロータリーに入会して財団委員長を経験した頃です。
当時、財団について学ぶことでロータリー会員としての「寄付」の重要性を知ることが出来ました。私は寄付を「ある問題があり、私一人では経済的・物理的観点からもその問題を解決することは厳しいけれど、私の代わりに活動してくれている人を応援する行為」と捉えています。

ロータリー財団は、100年以上も前に創立されて以来、教育の支援や持続可能な成果を生み出すプロジェクトに総額40億ドル以上の資金を提供してきました。
一つひとつのご寄付により、世界中の地域社会を少しずつ変えていくことができます。

例として以下の内容が挙げられています。


  • わずか60セントで、1人の子どもをポリオから守ることができます。
  • 50ドルで、水を介する疾病から人びとを守るために安全な水を提供することができます。
  • 500ドルで、いじめ撲滅キャンペーンを立ち上げ、子どもたちに安全な環境をつくることができます。

ロータリー財団や寄付については、また後日改めて当クラブのロータリー財団大委員長の太田黒会員から説明があると思いますのでここでは省略させて頂きますが、ロータリー会員皆様からのご寄付が世界の様々な問題解決に役立っているということです。

先日(11月8日午後3時56分ごろ)、OKEクラブ全体のFacebookページに今期財団プログラム委員長の中川会員がロータリー財団への年次基金の寄付に関するアンケートのご案内をしてくださっています。
まだアンケートの回答をされていない方はぜひこのまま下記URLをクリックしていただき、寄付のアンケートにお答えください。所要時間は1分ほどです。
これを機会にぜひよろしくお願い致します。
https://www.facebook.com/groups/1747957342199880/permalink/3553632844965645


これで今回の会長の時間を終わります。
ありがとうございました。



2023-2024年度
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ
会長

陶山誠司


出席報告


例会 第15回【通算第288回】2023年11月6日正午~11月13日正午(出席数・出席率11月13日正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
49 47 37 78.72%

例会 第14回【通算第287回】2023年10月30日正午~11月6日正午(出席数・出席率11月6日正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
50 48 37 77.08%

出席委員会からのお願い
会員の皆さま、例会への出席ありがとうございます。
ロータリーライフにおける親睦の第一歩は、まず毎週の例会に出席することから始まると言われています。我がEクラブの例会はホームページを開くことから始まります。
例会出席は例会がアップされる月曜日の正午から翌週月曜日の正午までの期間に出席することが必要です。例会の出席が叶わない時は「メークアップ(補填)」することができます。
出席は「今週の例会」ページの下段にある会員の氏名とメールアドレスが入ったコメント欄から「例会のコメント」をすることで例会への出席とさせて頂きます。投稿後に内容が確実に反映されたかを確認して頂けると安心できます。
早めの出席、確実な出席にご協力いただきますようお願い申し上げます。


出席委員会


幹事報告


幹事報告
(1)来信紹介
(2)各種行事のご案内
(3)他クラブからのお知らせ
(4)クラブ内のお知らせ


(1)来信紹介


★★ 新着情報 ★★


〜シンガポール国際大会のご案内〜


今期の国際大会はシンガポールで2024年5月25日〜29日の予定で行われます。
登録料の早期締切が12月15日となっていて、一番お得に登録ができ、その後徐々に料金がアップしていくので検討中の方は早めの登録をお勧めします。


熊本旅行さんのパッケージツアーはコチラ



グローバル補助金プロジェクトのパートナー募集について


いつかは当クラブでもトライしたいと思っているグローバル補助金ですが、他地区のクラブと一緒に申請することも可能で、今回はは台湾の新(TSMC 本拠地)、苗栗、中歴の三県を含む3501地区より案内が届いていますので参考にされてください。



★前回に引き続いてのご案内★


九州4地区合同イベントの御礼



九州4地区合同イベントへのご協力をありがとうございました!
お陰様で事前募金、当日募金、バザー売上で80万以上になりました。


カレー・わたがし・ポップコーンの売上は後日、Eクラブより財団へ寄付することになっています。
こちらもご協力ありがとうございました!


《ロータリー財団月間》


11月のロータリー財団月間です。
リソースをどうぞ。



《財団室ニュース11月号》


財団室ニュース11月号をお届けします。画像をクリックするとダウンロードできます。



三村年度行事連絡


次年度の予定です。手帳への書き込みお忘れなく。


《ハイライトよねやま Vol.283》


(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
………………………………………………………………………
★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 283号 ★  2023年10月13日発行
………………………………………………………………………

::今月のトピックス::
------------------
・日本語スピーチコンテストに現役奨学生が入賞
・取引先で偶然学友と出会ったロータリー会員
・寄付金速報 ― 大口寄付に感謝 ―
・21年ぶりの来日で語った夢
海外米山学友会総会情報
10/27 ウクライナ出身米山学友による講演のご案内



ーほか詳しくは画像をクリックしてダウンロードー



親睦ゴルフ大会



親睦ゴルフコンペのお誘いです。

日時:R5 11月23日(木・祝) 8:00(OUT・IN)トップスタート
場所:大分竹中カントリークラブ

クラブ内申し込み締め切りは、10月18日(水)です。 事務局  滝波までご連絡ください。

登録者:陶山会長・本田会長エレクト・中川直前会長・宮迫会員・安部会員

表彰式登録者:陶山会長・中川直前会長・宮迫会員・安部会員

ー詳しくは画像をクリックー


2023ゴルフ実施要領書
第32回大分市内9RC親睦ゴルフ大会ゴルフ申込書
ゴルフ会長賞


2022-2023年度 ロータリー文庫 決算書・予算書


ロータリー文庫 決算報告書と予算書が届いていますのでご一読ください。

資料ダウンロードはこちら↓
ロータリー文庫 決算報告書と予算書


ローターアクト年次大会のお知らせ



ローターアクト年次大会のお知らせ

11月25日・26日の2日間に渡る年次大会です。





ー画像クリックでpdfが開きますー

仮登録用紙


シンガポール国際大会について



第3地域シンガポール国際大会推進コーディネーター補佐 岩崎陽一様よるPR動画第1弾です! 

画像をクリックいただきますとyoutubeにて動画をご覧いただけますの国際大会のイメージをご共有ください。


《クラブ・地区支援リソース集2023‐2024年度版のご案内》



ー画像クリックでダウンロードできますー


《2020-2023年の審議会手続きに関するご案内》



ー画像クリックでダウンロードできますー


《『2022年手続要覧』ご案内》


2022年手続要覧

↑クリックでダウンロードできます


《第3地域ロータリー財団チームニュース第1号》



https://ok2720eclub.jp/media-download/1206/6a497b6eb6b16a95/


《ロータリーレート》


2023年11月ロータリーレートは、1ドル=149円です。よろしくお願いします。


(2)各種行事のご案内(内容の詳細はそれぞれの来信・案内をご覧ください)


☆☆地区・並びに他クラブの行事☆☆


(3)他クラブからのお知らせ


ガバナーノミニーデジグネート決定


ガバナーノミニーデジグレートが決定しました。人吉RC会員の延岡 研一  氏です。



(4)クラブ内のお知らせ


◎ O.K.Eクラブのあれこれ◎


11/6 クリスマス家族会の企画会議中。ぜひ皆様お誘い合わせの上、ご参加ください。

11/9 理事会がzoomで行われました。全員出席でした。

11/13 大分中央RCさんと一緒にバザーの余剰在庫品整理を行いました。みなさん仕事が早い早い!あっという間に終わりました。

引き続きバザー実行委員会で喜んでいただけるところへの寄付を行なっていきます!


O.K.Eクラブの行事(これから)


11/ 14(火) 18:00- ローターアクト説明会  

(Eクラブからは本田エレクト、神鳥 そして、地区委員の松田会員が参加予定)


★ 前回に引き続いてのご案内 ★


『クリスマス家族会』日程&お店


・『クリスマス家族会』日程&お店

日時:12月2日(土) 
受付 18:00〜
開始 18:30

場所:OPA 4F  Quindici(クインディッチ)
https://www.r-quindici.com/


Eクラブ会員以外のロータリー会員の方で参加してみたいと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、事務局までお申し込みください。大歓迎致します!


雑誌委員会から、「ロータリーの友」パスワード変更のお知らせ


「ロータリーの友」電子版のパスワードは定期的に変更されます。会員専用ページに掲載しておりますので、ご確認お願い致します。7月15日より新しいパスワードになりました。(会員専用ページ内で「ロータリーの友」と検索してください)


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2023年11月12日現在、1クラブと総数35名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただいています。心より感謝申し上げます。

【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方には何度でもメークアップ証明書を無料で発行致します。
サポーターご希望の方は、「サポーターお申し込みフォーム」ページより、お手続きをお願いいたします。

会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

【サポーター数】
(2023~2024年度)2023年11月12日現在 1クラブ・35名  


他地区計(サポータークラブ1RC・9名)


地区 クラブ名 人数
2740 佐賀
2510 札幌 1
2560 新潟西 1
2670 髙松西 1
2690 鳥取 2
2700 久留米 1
2740 北松浦 1
2750 東京八王子 1
2760 豊田西 1

2720地区計(26名)


地区 クラブ名 人数
2720 熊本 2
2720 熊本東 6
2720 熊本中央 1
2720 中津 2
2720 中津中央 1
2720 宇佐2001 1
2720 大分 2
2720 大分臨海 4
2720 大分南 1
2720 大分中央 5
2720 大分1985 1

※ 今月のお祝い ※


今月の会員誕生日を紹介しています。
おめでとうございます。会員専用ページにてご確認ください。
https://ok2720eclub.jp/member/


今週のスマイルボックス


<お誕生月スマイル>               
♡ 本田 麻也 会員   10 口  
♡ 伊牟田 徹 会員   10 口   
11月に誕生日を迎えましたので、スマイル致します。 

♡ 中川 宝星  会員    3口
ロータリー財団の寄付額が過去最高になりますように 笑


♡ 古賀 真由美  会員   2口
卓話に書ききれませんでしたが、2710地区の井内康輝ガバナーご夫妻とも2回、国際大会をご一緒しています。2710地区で広島サミットの各首脳のメッセージの顕彰碑を広島市に設置したというご連絡をいただきました。12日から一般公開です。たくさんロータリークラブとガバナーが報道されてうれしいのでスマイル2口です!


会員卓話:ロータリー国際大会の魅力~たくさんの学びと友情を感じませんか?~」



古賀 真由美 会員
(2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ所属・
(有)誠邦産業 取締役)


皆様こんにちは。古賀真由美です。
私は今年8月に入会いたしましたので、新人でございます。このような機会を設けてくださり緊張すると同時に感謝しております。
国際大会は私がロータリーを好きになり、ロータリアンになりたいと思ったきっかけでもありますのでその気持ちが皆様に伝わると嬉しいです。


国際大会に行くことになったきっかけ


私の夫は2700地区、行橋RCの会員です。2016年の韓国・ソウル大会のとき、家族も含めて国際大会参加の募集がありました。私たち夫婦は都合があわず申し込みをしませんでした。しかし、多くの先輩方が参加されたので予定をぎりぎりまで調整し、福岡での夫の用事を済ませ、福岡空港からの最終便に飛び乗り、2泊3日のスケジュールでソウルへ行きました。このように元々は何も考えず調べもせず、クラブの方々が行くからという理由でいったのがきっかけです。

ソウルで国際大会の先生というべき2690地区のロータリアンKさん、ハワイのロータリアンDさんに偶然お会いしました。朝食をご一緒することになり時間も忘れて2時間くらいお話ししました。違うクラブの先輩方とお話をする機会が少なかった私たちにはとても刺激的な時間となりました。その中で、おふたりから国際大会は開会式から閉会式まで参加するととても理解が深まることなどを教えていただきました。

そこで、夫と翌年のアトランタ大会は開会式から閉会式まで参加してみようということになりました。
アトランタ大会では毎日、本会議に参加しました。もちろんKさんにも現地で一年ぶりにお会いし一緒に参加しました。アトランタではビル・ゲイツ氏の演説があり、ポリオのない世界について努力しなければならない理由をみんなで共有することが出来ました。会場が一体になるあの空気感を文字で伝えることが難しいのですが鳥肌が立つほどでした。はじめて開会式から閉会式まで参加して世界中のロータリアンと過ごす時間の楽しさを感じました。

アトランタでは、ロータリーが何をしているのか、日ごろクラブで行っている奉仕活動はどのような意味をもつのかということなどを深く学ぶことができました。それまで、「エンドポリオ」について言葉は知っている程度でしたが、国際大会での様々な講演や展示を通して日本で何のために寄付をして、その結果、世界や地域がどのように変わっていっているのかということを学ぶことができました。
この経験から日々の仕事・活動を頑張って国際大会に参加することが一年の目標になりました。



2690地区のKさんとハワイのDさん
おふたりとも尊敬する大先輩です。おふたりに会わなければ国際大会に継続して参加することはなかったと思います。




(熊との写真)
アトランタ大会の写真です。Kさんとは国際大会を何度もご一緒しています。日本でもお会いできると嬉しくなります。
(ブレザーの女性が移っている写真)
ハンブルク大会の写真です。当時、夫のクラブからドイツに派遣されていた青少年交換留学生とも会いました。このような交流も楽しみの一つです。


国際大会の魅力


1 ロータリー活動の締めくくりと始まり


国際大会は5月末~6月中に開催されています。一年間の総括と新しい年度にむかって情報を共有することができると思います。もちろん国際大会の様子はロータリーの友にも掲載されますが、現地で世界中のロータリアンと一緒に学ぶことで積極的に取り組んでいこうという気持ちがわいてきます。いま社会が直面している問題を知ることができます。そして、世界の人たちがどのようにそれを解決しようとしているのか、解決したのかなど学ぶこともできます。

また、どの大会もステージでの素敵な音楽やショーなど見所が満載です。会場のロータリアン・ローターアクターなど全員で、盛り上がることで、一年間、奉仕活動を頑張ったご褒美のようなすてきな時間を過ごせます。


ヒューストンではかわいいマスコットが開会点鐘

ヒューストンではかわいいマスコットが開会点鐘


2 たくさんの友情を感じられる


個人的に一番の楽しみは友情を深めることができるということです。私は国内外問わず素晴らしい友人に出会うことができました。

まず、国際大会の座席は関係者席を除いて自由です。そのため隣の人とすぐに仲良くなれます。座るとまず自己紹介からのスタートです。私は名刺とピンなどのプチギフトを持参して参加しています。私はあまり英語が上手ではないのですがある海外のロータリアンが「言葉なんて気にしない!大きなハートがあれば大丈夫」とおっしゃってくださったので自分の話せる簡単な日常英語とグーグル翻訳を頼りに会話を楽しみ、写真を撮り、ダンスを楽しんでいます。ダンスというのは、会場で本会議が始まる前の時間にY.M.C.A.などの懐かしい音楽がかかり自然にみんなで歌ったり踊ったりするのです。日頃カラオケも歌わない私ですが、雰囲気がよいので一緒に楽しんでいます。

多くの都市ではバス停にロータリーのポスターが貼られたり、旗が通りに飾られたりして歓迎されます。ホテルも含め街中に多くのロータリアンがおります。そのため気軽に声をかけられます。飛行機でも会いますので自然と会話が弾みます。今年はメルボルンの駅で電車を待っていたらシドニーのロータリアンにシドニーのブリッジクライムはぜひ体験するようにと勧められました。帰りに夫と体験しましたが素敵な眺めで一生の思い出ができました。なかなか普段の旅行で気軽に人と話すことはないので国際大会のフランクな空気をぜひ皆様にも現地で感じて欲しいです。


会場ではとなりの人とすぐに仲良くなれます

会場ではとなりの人とすぐに仲良くなれます


街でショッピングをしていても名札でロータリアンとわかるので交流を楽しんでいます

街でショッピングをしていても名札でロータリアンとわかるので交流を楽しんでいます


毎回会場のボランティアをしてくださる2570地区のロータリアンOさん

毎回会場のボランティアをしてくださる2570地区のロータリアンOさん


メルボルン大会の写真です。毎回会場のボランティアをしてくださる2570地区のロータリアンOさんです。先輩ロータリアンのOさんの姿勢から学ぶこともとても多いです。いつも感謝しております。


毎回会場のボランティアをしてくださる2570地区のロータリアンOさん

毎回会場のボランティアをしてくださる2570地区のロータリアンOさん


ハンブルク大会の写真です。国際大会で「Oさんを探せ」をしております。会場でお会いすると本当にホッとします。
このように国際大会に毎年参加する日本の方とは自然と顔見知りになっていきます。



国際大会で会えるのが楽しみで大好きなイスタンブールのロータリアンご夫妻です。
ご夫婦で素晴らしい活動をされております。今年は受付でお会いできて本当にうれしくて念願のお食事を一緒にすることができました。


3 友愛の家


国際大会には友愛の家が開設されます。ここで各クラブの取り組みや地域の課題等を知ることができます。VRで活動を体験することもできます。今年はみつけることができませんでしたが、日本から広島のロータリアンがブースをだしており、平和の尊さを訴えておられます。あと、ロータリーグッズの販売などもあります。海外のグッズをみるのもとても楽しいです。


松⽥⽒に授業に参加していただいた時の様⼦

松⽥⽒に授業に参加していただいた時の様⼦


ハンブルク大会での写真です。VRでポリオワクチンを届けています。
ヒューストン大会からより本格的になっており、水や環境に対する取り組みもVRで体験することができました。


4 ロータリーのつながりができる


友情と関連するのですが、より強力なつながりもできます。クラブのことを聞いたり、活動の写真をいただいたり、ロータリーがある世界を身近に感じることができます。

また、ハンブルク大会のときは夫のクラブで受け入れていた青少年交換留学生がドイツ人でした。そのため、ハンブルクに行く前に彼女の家にスティしフランクフルトの例会に出席する等の貴重な体験もできました。



国際大会で仲良くなったガンビアの友人です。WhatsAppでコミュニケーションをとっています。ガンビアにおいでとおっしゃってくださるのでいつかクラブにメーキャップしたいです。



ガンビアのロータリー活動の様子です。学習教材の贈呈をしたそうです。


5 現地のイベントが楽しい


現地のホスト組織が会員限定の行事を用意しています。どれも事前登録が必要で先着なのですが毎回ワクワクする企画があります。

アトランタではコカ・コーラ本社を貸切りで食事を楽しむイベント、フォックスシアター貸切りで「風と共に去りぬ」を鑑賞するイベント、ヒューストンではNASAの貸切りツアー、夜の博物館貸切りイベントに参加しました。

チケットはとれませんでしたがハンブルクではエルプフィルハーモニーでのクラッシックのコンサートもありました。私はクラッシックが大好きなのでこれは残念でした。しかし聖ミヒャエル教会のパイプオルガンのコンサートのチケットが取れたので参加しました。素晴らしい音色でした。
そのときにオランダの会員と一緒に食事をとったので、ハウステンボスの写真を見せたらとても喜んで驚いてくださいました。
会員同士で交流しながら夜を過ごすのはとても楽しいです。



コカ・コーラ貸切り 懇親のお食事つきです。特製のファンタオレンジ味のドレッシングをいただきました。夜のイベントは食事がつくことが多いので、海外のロータリアンとお酒や食事をいただきながら気軽に会話することができます。



ヒューストンのNASAの貸切り 元宇宙飛行士の解説付きです。
ヒューストン大会は宇宙に関連したものが多く、RI会長なども宇宙飛行士の服装で友愛の家にお越しになりました。とても盛り上がりました。


6 著名な方・世界で行動する方のお話を聞くことができる


アトランタではビル・ゲイツ氏の話を聞き、トロントではトルドー首相の話を聞きました。ロータリーが世界で行動しているからこそ、このような方が話をしてくださるのだと思います。ヒューストンはとてもユニークで宇宙と回線をつなぎました。ノーベル賞受賞者の演説、ポリオサバイバーの方の話、世界で行動する方々の話など私の世界を広げてくれるものばかりです。今年、心に残っているのは、ノーベル平和賞を受賞されたレイマ・ボウィ氏が「あなたが叶えたい夢は隣の人の夢につながっている。平和とは戦争がない状態ではなく尊厳があることだ」とおっしゃったことです。


会場でポリオについて講演するビル・ゲイツ氏 席が遠かったのでビジョン撮影

会場でポリオについて講演するビル・ゲイツ氏 席が遠かったのでビジョン撮影


カナダのトルドー首相

カナダのトルドー首相


小さいのでビジョンの写真です

小さいのでビジョンの写真です


7 観光も楽しめる


せっかくの海外。観光も楽しみです。私は開会式の1~2日前に現地に入り、1日を遠出する観光に利用しています。国際大会は基本的に午前中に本会議があり午後は分科会があります。分科会は興味のある分野に自由に参加します。残念なことに語学が堪能ではないので、分科会は日本語通訳があるものに一度夫が参加したのみです。そのため本会議が無い時間は友愛の家の見学、ロータリアンとの交流、観光をしています。


トロント大会ではナイアガラの滝へ

トロント大会ではナイアガラの滝へ


メルボルン大会の帰りにシドニーのロータリアンおすすめのブリッジクライム体験

メルボルン大会の帰りにシドニーのロータリアンおすすめのブリッジクライム体験


ハンブルク大会ではケルン大聖堂へ寄り道

ハンブルク大会ではケルン大聖堂へ寄り道


ご一緒に参加しませんか?


皆様、国際大会に参加したくなってきましたでしょうか?

なにより、国際大会に参加するにあたり必要なものは登録です。
ロータリーの公式サイトから2024年シンガポール大会に登録できます。12月15日まで早期割引料金で登録できます。ロータリアンだけでなくその家族、友人も登録できます。家族旅行にもおすすめです。

登録を済ませましたら、飛行機と宿が必要です。私は大会の前に現地に入り、終わりまで現地に滞在するため個人手配をしています。ホテルはロータリー公式サイトの中から予約をしています。(ロータリーのサポートや特典があります)また、どの地区も地区のツアーを用意してあるところが多いです。ただ、残念なことに閉会式まで残るツアーは少ないようです。また、大会が近づくとロータリーの友にもツアーの掲載があるかと思います。これまで聞いたツアーは観光旅行などもセットされており、参加された皆様は会員相互の親睦を楽しまれているようです。
大会によっては、大会登録者は名札の提示で周辺の公共交通が期間中無料というものもあります。シンガポールも期間中は大会に登録された方は公共交通機関が無料とのことです。観光や食事の移動など楽々です。

日本人同士の交流ですが、大会期間中に日本人親善朝食会が企画されます。私は2回参加しましたがどちらともRI会長も参加されました。また、多くの地区では、ガバナーナイト(地区の食事会)なども企画されています。これらはロータリーの友や地区で募集がかかるようです。
現地での交流イベントは大会公式のチケット制行事として青少年交換留学役員の会議・晩餐会、会長主催昼食会、会長エレクト主催の昼食会などがあります。私も縁がありヒューストンで会長主催昼食会に参加しましたが、とても華やかでした。
ホスト組織委員会のウェブサイトでは先に述べた会員限定のイベントの予約などもできます。(公式ページからリンクがあります)

このように、様々な行事があり大会中は退屈という言葉とは無縁です。

言語ですが、本会議は同時通訳が入ります。これまではラジオを購入して聞いていましたが、メルボルンではスマホで同時通訳を聞くことができました。分科会はいくつかの分科会で日本語通訳が入っていました。
2024年シンガポールぜひご一緒しましょう。2024年以降はカナダ・カルガリー、台湾・台北、アメリカ・ホノルルと続きます!

私がEクラブのことを知ったのは国際大会です。国際大会にいったからこそ素敵なロータリアンにたくさん出会い、クラブに入会することができました。とてもうれしいことだと思います。
2024年のシンガポール大会の登録はクラブの入会前に済ませていたので名札のクラブ名が夫のクラブになるかと思います。2025年のカルガリーから自分のクラブの名前で参加できるのも楽しみです。 カルガリーにも行けるように日々の仕事と奉仕活動を頑張っていきたいと思います。

最後に動画を。スマホ撮影なので良くはありませんがメルボルン大会の閉会式の様子です。
会場での音楽ショーの様子と閉会点鐘です。






閉会点鐘



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