今週の例会


      ~この例会のメークアップは終了しております~

メールフォームにてのメークアップの方は必要事項をご記入の上、送信してください。
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。

下記の「今週の設問」にご回答ください。回答方法は次のとおりです。

1つまたは複数の設問に対してご回答ください。
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開会点鐘・歌の斉唱










会長の時間:疾病予防と治療月間


2720 Japan O.K.ロータリーEクラブ、
2021年2022年度会長の時間でございます。
本年度、第21回目の通常例会です。
12月のはじめての例会ですが、皆さん今週も例会出席ありがとうございます。

12月に入り、今年もあと1ヶ月になりましたねー
南アフリカなどで確認されている、コロナウィルスの新たな変異株オミクロン株も気になります。オミクロン株についてまだテータなどが少ないため、どういう動きをするのかわからないそうです。ただ私たちにできることは今までと変わらないと思います。冷静に行動しましょう。

ロータリー月間では、12月は、
疾病予防と治療(Disease Prevention and Treatment Month)月間になります。
「2014年10月RI理事会は、12月を重点分野:「疾病予防と治療月間」とした。地域社会の医療従事者の能力向上, 伝染病の伝播を食い止め、非伝染病とそれによる合併症を減らすための、疾病予防プログラム, 地域社会の医療インフラの改善,疾病の蔓延を防止することを目的とした、地域住民への教育と地域動員, 疾病またはケガによって引き起こされる身体障害の予防, 疾病予防と治療に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援を強調する月間である。」

世界中のロータリアンは、どの国の誰もがより良い医療を利用できるように支援活動を行い日々頑張っております。私たちEクラブのメンバーもロータリアンです。もっと奉仕活動に力を入れましょう。委員会活動から始めましょう。

以上、会長の時間とします。 
会長 スチッタ・グナセカラ


出席報告


例会 第20回【通算第206回】 2021年11月29日正午~12月6日正午(出席数・出席率12月6日正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
57 56 42 75.00%

例会 第19回【通算第205回】 2021年11月22日正午~11月29日正午(出席数・出席率11月29日正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
57 56 48 85.71%

皆さん、例会へのご出席ありがとうございます。国内のコロナ感染が少し落ち着き、街が賑わいを取り戻しつつあります。
年末に向かい、いろいろお忙しいことと思いますが、例会には是非とも早めのご出席をお願いいたします。
出席委員会では引き続きみなさまの出席をサポートさせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。


出席委員会


幹事報告


幹事報告
(1)来信紹介
(2)各種行事のご案内
(3)他クラブ例会のお知らせ


《来信紹介》


《疾病予防と治療月間 リソースのご案内》


2021年12月|疾病予防と治療月間


《ロータリー100年史 販売のお知らせ》


ロータリー日本100年史を無事に刊行することができました。
本誌305頁、別冊①100人のロータリアン・ロータリーの本棚280頁、
別冊②年表・資料176頁、それらをデーターで収めたCD
A4版で760頁に達する大部なものであります。
一部 6600円
※今回頒布が終了しますと二度と手に入らない貴重な資料でありますので
 お早めにお申し込み下さいませ。

ご希望の方は事務局までお知らせください。


ロータリー日本100年史購入のお願い



《第3地域ロータリー財団チームニュース》


財団ニュース 「はじめに」↓


第3地域ロータリー財団チームニュース1号 (2)


財団ニュース第2号「東京オリンピックが終了、東京パラリンピックへ」↓


第3地域ロータリー財団チームニュース2号


財団ニュース第3号「たくさんの感動をありがとう!」↓


第3地域ロータリー財団チームニュース3号


財団ニュース第4号「コロナ第5波収束へ、そして第6波を止めよう!」↓


第3地域ロータリー財団チームニュース4号


《ロータリーレート》


2021年12月ロータリーレートは1ドル=114円です。よろしくお願いします。



《各種行事のご案内》


《O.KロータリーEクラブ クリスマス家族例会開催のお知らせ》


2021年11月27日(土曜日)ホテルザーズ大分で開催されました。
今週はその様子を写真で!!

※集合写真の時はマスクを外して撮っております。ご了承ください。



スチッタ会長からインターアクト生にクリスマスプレゼント♪



会員のお子さんも♬すぐに仲良しに♪



Eクラブ女性会員とご家族


国際ロータリー2720地区 熊本第5グループIM(intercity meeting) 
ジュニア育成支援ゴルフ大会のお知らせ


登録者:中川会員(人吉RCの方お二人と )
    片山会員(佐賀RC 益田裕司様・鹿島RC 馬場栄一郎様と)
ご興味のある方は是非ご参加下さい。
よろしくお願いします。



《2022年ヒューストン国際大会のご案内資料》


ロータリー国際大会のご案内
2022年6月4日~8日までの間 アメリカ合衆国テキサス州ヒューストンにおいて開催されます。
詳細はこちらから↓


ロータリー年次大会ご案内2022年6月


2022年ヒューストン国際大会の登録受付も開始されました。
登録マニュアル、登録書式サンプル等を作成致しましたので、添付ファイルにてお送りさせて頂きます。
国際大会公式ウェブサイトの『よくある質問』ページも併せてご参考頂けます。


0_ヒューストン国際大会 よくあるご質問と回答 20210612
1_国際大会 オンライン登録マニュアル 20210612
2A_登録およびチケット申込書式 記入サンプル IC22
2B_登録およびチケット申込書式 IC22
2C_送金明細書


国際大会ウェブサイト – よくある質問


《他クラブ例会のお知らせ》


日出RC 例会変更のお知らせ


2021-12月、1月(各RCへ)日出RC 例会変更


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2021年12月5日現在、1クラブと総数40名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただいています。心より感謝申し上げます。

【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方には何度でもメークアップ証明書を無料で発行致します。
サポーターご希望の方は、「サポーターお申し込みフォーム」ページより、お手続きをお願いいたします。

会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

【サポーター数】
(2021~2022年度)2021年12月5日現在 1クラブ・40名  
 


他地区計(サポータークラブ1RC・7名)


地区 クラブ名 人数
2740 佐賀
2560 新潟西 1
2610 七尾みなと 1
2670 高松西 1
2690 鳥取 1
2700 久留米 1
2750 東京世田谷 1
2760 中部名古屋みらい 1

2720地区計(33名)


地区 クラブ名 人数
2720 熊本 1
2720 熊本東 7
2720 熊本東南 1
2720 熊本江南 1
2720 人吉 1
2720 中津 4
2720 別府 2
2720 大分 3
2720 大分臨海 2
2720 大分南 1
2720 大分中央 3
2720 大分1985 2
2720 大分城西 3
2720 大分キャピタル
2720 津久見 1

※ 今月のお祝い ※


今月の会員誕生日を紹介しています。
おめでとうございます。会員専用ページにてご確認ください。
https://ok2720eclub.jp/member/


今週のスマイルボックス


♡ 薬真寺 哲也 会員   10口 
クリスマス例会の件を学校と交渉し、少人数ですがインターアクト生を招待することができました。青少年奉仕委員会の安部会長には前々日からの準備で大変お世話になりました。親睦委員会の岩本委員長にも機転を利かせた進行でお世話になりました。お礼に大口(1万円)。

♡ 本田 麻也 会員   2口
クリスマス家族例会が笑顔いっぱいの会場になりとても楽しい時間を過ごす事ができました。親睦委員長岩本さんお疲れさまでした。
お手伝いしてくれた会員のみなさんに感謝の気持ちを込めて。


♡ 安部 道弘 会員   4口 
クリスマス家族例会において
岩本様のご苦労に:ニコボックス2口
1時間半もノンアルで引っ張っていただいた皆様に感謝を込めて:2口
なお、お手伝いしなかった親睦委員の皆様から:1口ずつ頂いてください。

♡ 松田 周作 会員   3口
井隼紗菜乃さん(大分大学 大学院)が 二級建築士試験に 合格しました!
長野永太郎さん(日本文理大学 大学院)と、郡司颯さん(大分大学 大学院)が、2021年度 日本建築学会設計競技で、九州支部入選を果たされました!
御三方、いずれも、松田周作建築設計事務所のアルバイトスタッフにて、当事務所のメンバーのご活躍を祝して、御三方に因んで、スマイル3口♪♪♪



ゲスト卓話:バットもグローブも持たない「オンライン甲子園」に見た新たなビジネス人財教育の道筋



髙橋 陽子 氏
(Office Sole 代表・中小企業診断士・ビジネスメンタルコーチ)


はじめまして、Office Soleの髙橋陽子です。
「Sole」太陽のように人や組織の今を照らし、変化への最初の一歩を後押しすることをミッションとして、この屋号にたどり着きました。奥手の営業マン、同調圧力に押された中堅社員、意欲はあっても心のブレーキがかかり、前に踏み出せないビジネスパーソンはいっぱいいます。そんな人から「やってみる!」「できないはずない!」その言葉を聞くために、私の仕事があると言ってもいいかもしれません。

大学を卒業して10年、大分県の民放で記者・キャスターを務め、2歳から102歳まで幅広い年齢層の方々を取材させていただきました。その数は4000人を超え、業界も様々です。その中で相手の本心を引き出す質問力、本質を見抜く洞察力を磨き、取材対象者の思いを最適な言葉で言語化する力を養いました。


2017年からは中小企業診断士として、ビジネスパーソンの伝える力を引き出すことを武器に「主体性を育む」人財教育に尽力しています。と、私の自己紹介はここまでとして、きょうは私の仕事の話ではなく、実行委員として関わっている高校球児のある大会についてご紹介します。ボランティアでの関わりのつもりが、私の心を奮わせ、人財教育という本業のあり方にどストライクに響くことになったこの大会の本質を知っていただきたいのです。


オンライン甲子園を知っていますか?


コロナウィルスの感染不安が日本中に広がった2020年春、学校から子供たちの声が消え、それまで当たり前だった多くの活動イベントも中止となりました。高校野球も「センバツ」に続いて「夏の甲子園大会」も開催されず、テレビで泣き崩れる選手たちの様子を見るたびに、やり場のない喪失感を抱いた人も多いと思います。オンライン甲子園は、その報道に違和感を覚えた一人の男性(現川島敏男大会委員長)の発案で始まりました。

「甲子園という大目標はなくなっても、球児たちの目的は失われていないはず。そこに光を当てたい。」社会に出てから必要とされる総力を培うのが高校野球の本来の姿、それならば失われたことばかりに目を向けるのではなく、確実に得ているものをきちんと証明してあげたいという思いがあったのです。

野球部の試合でありながら、バットもグローブも持たないプレゼンテーションの大会です。大会理念は「目標は一瞬、目的は一生」。選手たちはチームの理念を再確認し、活動を良いも悪いも振り返り、そこから得た学びを発表します。試合開始のサイレンは甲子園大会さながらに鳴り響き、コメンテーターには元北海道日本ファイターズコーチの白井一幸氏も名を連ねます。


コールド負けのチームから吉報が


プレゼンテーションの大会ならば、野球のチーム力は関係なく、表面的なテクニックだけで勝てるではないか?と当初は揶揄した人もいたと聞いています。ところが違うのです。無名のチームでもこの大会を経てリアルの大会へ戻ると、大化けすることが起きています。数か月前コールド負けを喫していたチームに初勝利を収めたり、甲子園への切符をかけた大会でそれまでにない快進撃を続けたり。

第一回オンライン甲子園出場の青森県代表弘前聖愛(センバツ2回戦敗退)はこの夏、リアルの甲子園出場権をかけた県大会準々決勝で八戸学院光星に7-6で勝利、決勝で青森山田に6-5で勝利と粘りで絶対王者を打ち破り、8年ぶり2回目の甲子園の切符を手にしています。川島大会委員長は「オンラインとリアルは必ずリンクすると最初から確信していた。目的意識の強化がパフォーマンスに生きるのだから、大化けが起きていることは奇跡でもなんでもない。」と言います。


問われるのはテクニックではなく、本気の出力


この夏、オンライン甲子園は3回目(夏は2回目)を迎え、教育支援プログラムとして歩み始めました。勝つことだけを目標にした高校野球指導では置き去りにされる精神教育があり、人生の次なるステージでドロップアウトする元球児たちがいるのも現状です。たとえコロナが収束してリアルの大会が再開されても、目的重視のこの大会の役割は大きい、と関係者は継続を決めました。

教育支援プログラムは大会当日までの流れに特徴があります。各出場校にはビジネスや教育界など様々なバックグラインドを持つメンタルコーチがサポートにつきます。そして選手の活動や思いを引き出しながら気づきを促しプレゼンという形で出力するまでを支援していきます。大事なことはプレゼンテクニックではなく、グラウンドさながらに本気で自らの野球人生に向き合い、本気で思いを発表することです。この夏私は出場7校の中で唯一の女子野球チーム、中京大学附属中京高校女子軟式野球部をサポートさせていただきました。


悔しさから立ち上がった中京大中京女子軟式野球部


甲子園大会常連校「中京大中京」に女子の軟式野球部があることを、失礼ながら私は今年初めて知りました。2015年発足以来、翌年には東海チャンピオンとして全国大会(全日本女子軟式野球学生選手権大会)に出場し、一昨年2019年には準優勝、日本一に王手をかけている強豪チームです。次こそは日本一、と必死に練習を重ねていますが、コロナ禍で全国大会は2年連続で中止、やり場のない思いを抱えていました。

オンライン甲子園に出場してきた3年生5人は、1年生の時に準優勝を経験し、昨年の中止で泣き崩れる先輩たちの思いを胸に「今年こそは日本一」と強い思いを抱いていましたが、その夢に挑むことすらできないまま引退していました。逆境にありながら立ち上がり、新たな目標を引っ提げてオンライン甲子園に出場してきたのです。


スマート女子のスマートな所以


第一回のZOOMでの顔あわせの時、5人の目の輝きに吸い込まれそうでした。女子高生らしい無邪気な笑顔をみせる一方で、終始日本一の風格を感じさせる凛とした佇まいが印象的でした。5人が訴えたいことは、自分たちがチームスローガン「Play SMART (プレイ スマート)」を体現して日本一を目指してきたこと、2度の全国大会中止という逆境の中で立ち上がり、東海大会優勝を実現させたこと、さらに後輩たちに同じような思いをさせないために女子野球の地位向上のために行動していく夢にたどり着いたこと、でした。

「Play SMART」とは「機敏で素早い」「賢くて抜け目がない」「さわやかで格好が良い」の3つの要素からなります。硬式野球部の副部長でもあり、女子野球部発足に尽力した土井和也監督の人間力を養う指導から来ています。彼女たちは野球を通して、プレイスマートという言葉を何度も何度も心に刷り込み、どんな時も感情に流されず冷静に考える癖をつけ、丁寧かつ一生懸命に行う姿勢を大切にしてきました。日常でも無意識のうちにそのようにふるまえるようになっているのです。だからこそ、私が抱いた第一印象であり、だからこそ、日本一を実現できない悔しさで終わらせず、「女子野球の発展のため」という、より視座の高い夢にたどり着くに至ったのだと思いました。


伝えているのに、伝わらない


今どきの高校生は動画やパワーポイントでの資料作りは慣れたものです。大会要項にそって10分のプレゼンの中に「成し遂げたこと」「苦しかったこと」「これからの夢」の要素を盛り込むことだけを確認して最初のミーティングを終えました。彼女たちのやる気はもちろん、訴えたい内容も明確かつインパクトがあり、良いプレゼンになるとの期待しかありませんでした。

ところが、締め切りまであと3日と迫った時、提出されたプレゼン動画に私は驚きました。必要な条件や取り上げたいエピソードはすべて満たし、悔しい気持ちや夢も言葉としては含まれていました。ところが私の心が全く動かなかったのです。

緊急事態宣言下それぞれが制作した自分の動画パートをつなぎあわせていましたが、画面右下にワイプで登場した各々の表情に覇気がなく、文章はほぼ棒読みの状態、感情ものっていませんでした。伝えたいことのポイントが自分たちの中で腹落ちできていないようで、「未来の女子野球のために」という夢を本気で訴えたい様子にはとても見えませんでした。


感情を揺らして日本一へまっしぐら


そこで私は「何のために何を訴えるのかを」を明確にするための質問を投げかけていきました。彼女たちは一人ずつ全国大会中止を聞かされた時の衝撃を鮮明に語り、野球への姿勢に対するプライドと強さの証を残したい思いから東海大会優勝にこだわったのだと振り返りました。

そしてオリンピックや甲子園は開催される中で自分たちの大会だけ中止という扱いの違いに納得できない気持ちが今も残ると正直な心の内を話しました。そんな中途中で投げ出すことなく、腐ることなくここまで来ることができたのは、全力でやり抜く姿勢、PlaySmartの精神が無意識のうちにあったからなのだと、選手たちの中でしっくり腹落ちする瞬間が訪れました。そして必ず日本一を獲り、女子野球のために発言・行動する第一歩を踏み出すのだという目の輝きが出てきました。

それから彼女たちのプレゼンはがらりと変わりました。思いを最大限に伝えるために、動画ではなくライブで訴える形に変更し、さらにプレゼンをする者、ナレーションする者、全体マネージメントする者など適材適所で役割を決め、惚れ惚れする熱量で準備をつき進めていきました。

私がヒントを提供すれば、そのまま真似ることなく予想を上回る工夫を施して返してきました。彼女たちの野球のプレイは一度も見たことはありませんでしたが、おそらくその主体的な取り組み方はグラウンドさながらであろうと想像するに余りありました。そして、オンライン甲子園当日、彼女たちは観客の心を揺らし、念願の日本一に輝いたのです。



感動出力はさらなる主体性を生む


その後土井監督から、選手たちが来春入学予定の中学生向けの説明会でMCやプレゼン担当などに抜擢され、校内の中心的な役割を担っているという知らせをいただきました。野球だけでなく一人の高校生としてのステージを上げていく可能性を感じて、とても嬉しくなりました。

ところで彼女たちが最初に出してきたプレゼンテーションと、日本一に輝いたプレゼンテーションは何が違ったのかおわかりでしょうか?

私なりにあえて言い分けると、最初が「出力」、本番時のプレゼンが「感動出力」です。出力が周りから集めた情報を整理して外へ発信すること、だとすると、感動出力は周囲から集めた情報を自分の価値観や経験した感情などに触れてから出力することです。自分の大切なものを整理したり納得したりすることができます。

また自分が発信した大切にしているものが他人に響くことを感じたり、承認されたりすることで自己肯定感があがることに繋がります。中京大中京の5人は逆境から立ち上がることができた自分たちに、体に染みついたPlaySmartの理念を結びつけて感動出力しました。それが本人たちの納得感と目の輝きに繋がり、観衆の共感を経て、再び感動が彼女たちにフィードバックされていったのだと思います。


終わりに


チームの理念があり、指揮官の指導力があり、選手たちの主体性も養われている、中京大中京女子軟式野球部は、組織としてあるべき姿そのものでした。

しかしどんなに優秀な組織でも理念が「当たり前」になりすぎて、起きている出来事との結びつきが曖昧になっている場合があるということに気づきました。そこにアプローチできれば組織の成長を次のフェーズにあげることができます。さらに当事者にとっての「当たり前」にアプローチできる外部の人間の役割の大きさも改めて知る機会となりました。

私は野球の専門家でもなければアスリートでもありません。しかし「体を動かさないから野球じゃない」などと揶揄する言葉に、今は堂々と反論できます。

体を動かす野球は最後の最後の表現にすぎない、むしろ魂、マインドが先にあるからこそパフォーマンスに生きるのだということをオンライン甲子園を通して改めて知ったからです。企業に置き換えたら、理念、使命が浸透しているからこそ社員たちがそのようにふるまえるということです。中京大中京の選手たちは、私とのやり取り、プレゼン本番中、他チームのプレゼンを視聴する時、マスクを着脱する時でさえスマートでした。スマートにありたいという刷り込みが彼女たちのすべての行動を決め、それがリアルの野球だけでなくプレゼンの大会でも成果を残すことになったのでしょう。企業の理念や方針を唱和する会社はたくさんあります。目標達成の進捗管理や報告を徹底することの意義はある程度浸透しています。そこに人の感情がどう紐づけされているかを意識している企業人がどれくらいいるでしょうか?面倒くさいと思いながらの理念の唱和では、面倒くさいの刷り込みでしかなく、むしろしない方がいいくらいです。

組織の主体的に動ける人財教育に携わる専門家としてオンライン甲子園から大きな気づきを得ました。社員たちが会社の取り組みを自分事へ落とし込むには、なんのためにという「目的意識」を再確認させること、そしてその目的に自分の価値観や感情をのせた「感動出力」の機会を増やすことがカギだということです。これからは中小企業診断士×元キャスター×ビジネスメンタルコーチだからこそできる「感動出力」による人財教育に尽力し、企業価値を最大にするための支援をしていきたいと思っています。



閉会点鐘



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