今週の例会

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開会点鐘・歌の斉唱





会長の時間:障害者問題について考える


先々週の宮迫賢太郎会長エレクトの卓話で障害者雇用の話がありました。例会のコメントでも触れましたが、私はロータリーに入会する以前から、スペシャルオリンピックス日本・大分という組織でボランティアをしており、障害者、特に知的障害者やその家族や支援者と触れ合うなかで感じ、考えたことを今日はお話してみたいと思います。

スペシャルオリンピックスというのは知的障害者にスポーツを通じて社会参加や自立を促すことを目的にする世界的な組織です。大会やキャンプなどで保護者の方々とよく話題になるのは「保護者である自分が死んでしまったら、この子はどうなるのだろうか。」ということです。知的障害者の働ける場は少なく、たとえ働けたとしてもたいがいはお給料がとても安いため、自活や自立は望めないことが多いようです。しかし、もしも知的障害者が働いてちゃんとした金額のお給料をもらい、自活して納税までできたとしたら、保護者の負担はもちろん、社会経済という観点からもプラスになるのではないでしょうか。

以前この意見を「大分県子ども子育て県民会議」で発言しましたら、商工会議所青年部の代表という男性から「会社は慈善事業ではないのだから、Win-Winの原則が成り立たないようなことは経営者の代表として受け入れられない」と言われ、がっかりしたことを思い出しました。(ちなみにその方は、男性の育児休暇も会社には何のメリットもないのだから経営者としては受け入れがたい、という主張をなさっていました。)私の考えが実際甘いのかもしれませんが、経営というのは、ほんとうにWin-Winだけを目指せば成功し、幸せな社会作りができるものなのでしょうか?



聖路加病院に細谷亮太先生という小児科医がいらっしゃいます。専門は小児がんの先生ですが、著書「いつもいいことさがし」の中に、「世界中どこの国でも400~500のお産があれば、1人はダウン症の子が生まれてきます。これはくじに当たるようなものです。一人のお母さんがダウン症の子を産んでくれたおかげで、残りの499人のお母さんはダウン症の子を産まないですんだ、と考えれば、健康な子をさずかった499組の家族がダウン症の子とその家族を支えるべきなのです」という件があります。

みんながみんなこの考えに賛成ではないかもしれません。どうして自分が損をしなくてはならないのか?と思われる方もきっといることでしょう。しかし、たとえ目先の上ではみんなが少しずつ損をするかのように見えても、長い目で見るとみんなの幸せや国家的な得となるような解決方法がきっとあるのではないでしょうか。賢太郎さんの卓話はその可能性を示してくれたように思えました。



先に挙げましたスペシャルオリンピックスは1968年にアメリカでJFケネディ元大統領の妹のユニス・ケネディ・シュライバーが創設した組織で、日本では1994年にスペシャルオリンピックス日本が元細川首相夫人の細川佳代子氏の手によって正式に立ち上げられたのがはじまりです。細川氏は著書「花も花なれ、人も人なれ」のなかで、知的障害者について、鎌倉で知的発達障害児童の教育に携わっていた聖ミカエル学院の山本定彰牧師の言葉を引用してこのように述べています。「どんなに医学が発達しても、人間が生まれ続ける限り、人口の2%前後は知的障がいのある子どもが生まれてくる。それはなぜかというと、その子の周りにいる人たちに、優しさとか、思いやりという、人間にとって一番大切な心を教えるために神様が与えて下さるからだ。彼らは神様からの贈り物なのだ。」と。

私がスペシャルオリンピックスのボランティアを続けていられるのは、知的障害者たちの純粋さや優しさに触れ一生懸命な姿を間近に見ることによって、私自身が癒され浄化されるような心地になるからです。



スペシャルオリンピックスはスポーツを通じて知的障害者を支援していますが、「元気の出るアート」といって、アートを通じて知的障害者を支援している団体もあります。また、賢太郎さんの「リファイン大分」さんはリネンを供給していますが、知的障害者を雇用してパンや製菓、野菜や果物などの農産物を供給する事業所もあります。

私たち一人ひとりができることは知れていますが、まず上に挙げたような支援団体があることを知って欲しいと思います。知的障害者が頑張っているスポーツやアートに触れてみていただきたいです。そして可能であれば、団体に協賛したり団体が供給する物資を購入したりすることを通じてご支援下さいますよう、お願い致します。多様性を重んじ世の中に奉仕する気持ちを持つロータリアンである私たちから多様性を受容する社会作りの一歩を踏み出したいものだと私は思います。


スペシャルオリンピックス日本 公式サイト|Special Olympics Nippon – Official Website
http://www.son.or.jp/

元気のでるアート! - ホーム | Facebook
https://www.facebook.com/genkinoderuart/

リファイン大分
http://refineooita.com/

今回の例会から、お二人の新会員さんが加わります。

河野 憲嗣さんは、大分大学にご勤務されている経済学部教授でいらっしゃいます。
松田 周作さんは、建築設計事務所を営む建築士でいらしゃいます。

新会員のお二人とともに、みなさんがさらに積極的にロータリー活動に参画され、より一層充実したロータリーライフを楽しんでいただけましたら幸いに存じます。


出席報告


例会 第27回【通算第34回】 2018年01月22日正午~01月29日正午(出席数・出席率 01月29日11:30 )



修正
出席率
61 50 81.97% 0 81.97%

例会 第26回【通算第33回】 2018年01月15日正午~01月22日正午(出席数・出席率 01月29日11:30 )



修正
出席率
61 54 88.52% 1 90.16%

例会 第25回【通算第32回】 2018年01月08日正午~01月15日正午(出席数・出席率 01月22日正午 )



修正
出席率
61 53 86.89% 0 86.89%

幹事報告・委員会報告


幹事報告


 「ことし一番の寒さ」が目立った一週間でした。
 また「インフルエンザ」の感染者数増加も目立ち始めており、感染予防への留意が不可欠となっています。
 インフルエンザはウイルスで様々な症状が引き起こされる疾病であり、感染は「飛沫感染」であるので「うがい」「手洗い」「ワクチン接種」が対処法の三本柱といわれています。
 更に、効果的な予防のために「ペットボトルのお茶」を携行して、頻繁に飲むことも有効といわれています。何かのはずみで気道に侵入したインフルエンザウイルスに「お茶」の「カテキン」で対処するとともに、体内に取り込まれる前に「胃酸」で満たされたお腹に送り込んでしまうことで感染を予防する対処法です。是非、お試しいただければと存じます。
 ロータリー年度は毎年7月1日に始まり翌年6月30日に終わります。
 年度後半には「最大のイベント」である「地区大会」や、次年度の方向性に関する協議・研修である「地区研修・協議会」も開催されます。
 例会や各種イベントへの「参画」(≠「参加」)を通じて、多様性を更に高めるべく、積極的に楽しんでいただければと思います。
 会員各位のご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

<出席に関するお願い>
・ホームクラブ(OKEクラブ)例会に極力出席(例会ページを参照いただき、例会開催期間中にコメントしていただくこと)をお願いします。
・各例会への出席コメントで、各例会ごとの開催期間(月曜正午-翌月曜正午)以外のものは、出席カウントされませんのでご注意ください。
・万一、出席できなかった場合、2週間以内に他のクラブの例会に参加することでの「出席補填」(メークアップ)をお願いします。(前後2週間が補填可能期間です。具体的には、各例会の初日を基準として前後14日間となります。)

「メークアップ」は、例会場に集って開催される例会と、他のEクラブ例会のいずれでも結構です。メークアップ後、証明書を事務局( info@ok2720eclub.jp )あてお送りください。
 他のEクラブURL一覧(あすかRC資料)
・他クラブ(リアル例会、Eクラブ例会)へのメークアップ(出席補填)につきましては、通常の場合「有料」となりますので予めご承知おき願います。
・他クラブの例会にご参加いただく場合のクラブ名は、正式名称(2720JapanO.K.ロータリーEクラブ)で通知いただくようお願い申し上げます。
(事務局メールアドレス: info@ok2720eclub.jp )


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2018年1月28日現在、総数58名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただきました。(前回報告1月21日現在対比 プラス1名)
心より感謝申し上げます。
【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)(※)で、サポーターの方にはメークアップ証明書を無料で発行致します。
会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

※下期のサポーター募集について
 サポーター料につき、
・2018年6月末まで・・・10,000円
・2019年6月末まで・・・15,000円
 の二つの選択肢で募集することとなりました。

【サポーター数】
(2018年1月28日現在)合計 58名


他地区計(4名)


地区 クラブ名 人数
2580 東京御苑 1
2740 佐賀 1
2700 行橋 1
2700 鳥栖 1

2720地区計(54名)


地区 クラブ名 人数
2720 熊本りんどう 1
2720 熊本 1
2720 熊本東 1
2720 熊本北 1
2720 熊本城東 3
2720 熊本南 2
2720 熊本江南 1
2720 熊本西南 2
2720 熊本西 1
2720 熊本中央 1
2720 宇土 1
2720 人吉 1
2720 多良木 1
2720 中津 3
2720 杵築 1
2720 日田 2
2720 玖珠 1
2720 宇佐八幡
2720 宇佐2001 2
2720 別府 2
2720 日出 1
2720 大分臨海 4
2720 大分南 1
2720 大分中央 4
2720 大分1985 5
2720 大分キャピタル 7
2720 竹田 1
2720 津久見 1

<理事会報告>


1月臨時理事会
(WEB開催)
開催日:2017年1月21日(日)

議題:新会員候補者について・・・承認
植山 朋代 会員推薦の新会員候補者(大分市内で建築設計事務所経営)につき入会候補者として承認されました。全会員向けの通知も終了しており、本例会から正式入会となります。


<幹事からのご案内>

1.(参加報告)国際ロータリー第2720地区2017-2018年度 R財団部門 地区補助金管理セミナー
日 時:2018年1月27日(土)12:30~16:00
場 所:ホルトホール大分
出席者:尾林邦生R財団委員長、佐藤知博副幹事 早水(幹事および会長ノミニー)
<資料>
RID2720_ロータリー財団ハンドブック_20180127

 財団への「寄付金」はロータリークラブの各種奉仕事業運営に不可欠なものであり、趣旨を十分に理解して、より多くの会員から積極的な寄付金拠出をお願いしたいとのことでした。
資料にもありますが、「地区補助金」の申請にあたっては過去3年間の「会員一人当たり寄付額」による2,000ドル~4,000ドルの上限額設定と「R財団寄付総額(ドル建て)×50%」のいずれか低い方が補助金の限度額になることから、会員各位のご理解とご協力をお願いします。
 「地区補助金」「グローバル補助金」を活用して実施することができる事業の概要も上記資料に詳細に記載されておりますので、各位のご一読をお願い申し上げます。詳しくは寄付金の募集につきましてはR財団委員会からの案内をご確認ください。

2.(継続案内)(日程案内)「地区チーム研修セミナー」
出席対象者:2018-2019年度 地区役員(部門長、委員長、委員)
日 時  :2018年2月17日(土) 12:30 登録開始
       セミナー 13:00~18:00
       懇親会  18:30~20:30
場 所  :セミナー ホルトホール大分 3F大会議室  大分市金池南1-5-1
      懇親会  レンブラントホテル大分      大分市田室町9-20
 髙山G年度_地区チーム研修セミナーのご案内
 高山G年度_地区チーム研修セミナープログラム

当クラブから地区役員として出向される以下のメンバーが出席対象

(敬称略)
安部 道弘、植山 朋代、尾林 邦生、片山 勇、高山 英一郎、早水 琢也、本田 麻也、薬真寺 哲也 各会員

3.(継続案内)(日程案内)「福山ロータリーEクラブ2710 創立5周年記念式典ならびに記念事業」
日 時 :2018年3月3日(土)~3月4日(日)
     3月3日(土) 全国ロータリーEクラブフォーラム
      15時30分 受付 16時00分 開始 21時00分 終了予定 
     3月4日(日) 創立5周年記念式典
      13時30分 受付 14時00分 開始 18時00分 終了予定
会 場 :福山ニューキャッスルホテル 3階光耀の間
     〒720-0066 広島県福山市三之丸町 8-16 (福山駅徒歩1分)
     TEL 084-922-2121 FAX 084-926-3876
 福山REC5周年記念事業開催のご案内
 本登録案内
 全国ロータリーEクラブフォーラムのプログラム(案)
 
 クラブ内イベントを作成済みですので、参加希望の方は1月30日までに参加登録をお願いします。(登録締切が1月31日のため)

(1月29日現在の参加意向表明者:片山 勇 会員、早水 琢也 会員)

4.(継続案内)(日程案内)国際ロータリー第2720地区2017-2018年度 地区大会
※地区大会は地区として開催する最大のイベントであり、お一人でも多くの会員にご参画いただきたく、日程につきご案内申し上げます。
 日 程:2018年3月16日(金)~3月17日(土)
 場 所:熊本市

参加登録(1月29日現在)(敬称略)
 赤山 聖子、安部 道弘、井田 雅貴、小川 広高、尾林 邦生、片山 勇、永田 淳子、早水 琢也、宮迫 賢太郎、薬真寺 哲也、山川 建、中川 宝星(以上OKE会員)
 橋迫 万葉(大分大学附属中学IAC会員)

 前回ご案内以降、数名の方からの参加表明をいただき、何とか「二桁」の参加者となりました。ありがとうございます!
 事務局からのメッセージでもご案内の通り、追加・取消は 2月5日まで ですので、ご参加・取消のご連絡は事務局(岩崎さん)に直接ご連絡をお願い致します。
 (2月5日以降の取消につきましては、登録料の返金はできませんのでご留意ください。)

5.(継続案内)(日程案内)「熊本城東ロータリークラブ創立30周年記念式典・祝賀会」
日 時:2018年3月31日(土)
     14:00~ 受付
     15:00~ 式典
     17:00~ 祝宴
     19:00  終了予定
場 所:熊本ホテルキャッスル 2Fキャッスルホール
登録料:10,000円(同伴者8,000円)
登録締切:2018年2月28日

参加登録(1月29日現在)(敬称略)
 尾林 邦生、片山 勇、早水 琢也、宮迫 賢太郎 各会員

当クラブの「スポンサークラブ」主催イベントですので、お一人でも多くの会員にご参画いただきたく存じます!

 クラブ内イベントを作成していますので参画希望者は参加登録をお願いします。

6.(継続案内)(日程案内)国際ロータリー第2720地区2018-2019年度 地区研修・協議会
地区研修・協議会は次年度の活動方針などにつき研修および協議が行われる場であり、お一人でも多くの会員にご参画いただきたく、日程につきご案内申し上げます。(登録募集は別途行います。)
 日 程:平成30年4月8日(日)
 場 所:ホルトホール大分(〒870-0839 大分県大分市金池南1丁目5−1)

クラブ内イベントを作成済みですので、参加可能な方は極力ご参加をお願い申し上げます。

参加登録(1月29日現在)(敬称略)
 井田 雅貴、尾林 邦生、片山 勇、早水 琢也、薬真寺 哲也

前回(1月22日時点)以降、参加者が増えていません。上述の通り「次年度の活動方針などにつき研修および協議が行われる大切なイベント」ですので、お一人でも多くの会員に万障繰り合わせてご参画いただきたく存じます!(各委員会の委員長は義務出席!)


<来信紹介>
1.国際ロータリー第2720地区 ガバナーエレクトおよび次年度地区幹事より「2018~2019年度 会長エレクト研修セミナー(PETS)開催のご案内」が届いております。

 会長エレクト研修セミナー_PETS_案内

日 時  :2018 年 3月 10 日(土)・ 11日(日)
場 所  :ホルトホール大分(大分駅南)(懇親会 ホテル日航大分オアシスタワー)
出席義務者:次年度ガバナー補佐、会長エレクト、次年度地区部門長他
登 録 料:¥10,000

2.国際ロータリー日本事務局より「2月度ロータリーレートの連絡」が届いております。
  2018年2月度 ロータリーレート 1ドル:110円

3.国際ロータリー第2720地区 大分第4G 合同事務局より先日開催されました「大分第4G 新春合同例会」の各種原稿が届いております。

 大分第4G_新春合同例会_会長の時間
 高山GEご挨拶_新春合同例会
 大分第4G_次年度会長幹事名一覧

<新会員のご紹介>

河野 憲嗣(こうの けんじ)会員(大分市在住)   
 
 推薦者  : 松浦 倫会員
 勤務先  : 大分大学経済学部 教授
 職業分類 : 経済学教育
 所属委員会: 奉仕プロジェクト委員会

松田 周作 会員(大分市在住)
 
 推薦者  : 植山 朋代会員
 勤務先  : 松田周作建築設計事務所 主宰
 職業分類 : 建築設計
 所属委員会: 奉仕プロジェクト委員会



幹事 早水琢也


今週のスマイルボックス


♡ 井上 邦広 様 (大分キャピタルRC)  1口

  サポーター記念に。
  ともにロータリーを学びましょう!!


卓話:私と吟詠



林田 麻由 氏 (小学校教諭 )


初めまして吟詠家の林田麻由(はやしだ まゆ)と申します。
小学校教諭をしながら、吟詠をしております。

今回、新改友章さんの紹介で卓話をさせていただくことになりました。
よろしくお願いいたします。

まずは自己紹介をさせていただきます。
昭和57年12月11日生まれ、中津市在住です。
中津市立沖代小学校
中津市立中津中学校
大分県立中津北高等学校
大分大学教育福祉科学部情報社会文化課程総合表現コース
根っからの大分県民です。


吟詠は祖父の影響で、5歳の頃から大分市に本部があります「淡窓伝光霊流(たんそうでんこうれいりゅう)」に所属しています。

現在は、淡窓伝光霊流中津詩道会理事、淡窓伝光霊流7段師範、日本コロムビア吟詠音楽会会員です。日本コロムビア吟詠音楽会については後程ご説明します。


吟詠について


吟詠とは詩吟とも呼ばれる、詩に節をつけて歌う邦楽のひとつです。よく結婚式などのおめでたい場で、「祝吟」という言葉を耳にすると思います。あれは吟詠のことを指します。お子さんからご高齢まで親しめ、日頃のお稽古だけでなく、各種吟詠コンクール、発表会があり、趣味や芸道として極めるなど幅広く奥の深いものです。


コンクールで挫折


私は、趣味としてだけでなく吟詠上達の主眼に置き、毎年各種コンクールに挑戦しております。
中でも吟詠を始めた頃より「日本コロムビア全国吟詠コンクール」で全国優勝し、レコーディングを目標に鍛錬していました。

日本コロムビア吟詠音楽会は、日本コロムビアの運営する吟詠家による会です。年に一度全国吟詠コンクールが行われ、成績上位優秀者がレコーディングされ、翌年の5月頃CDがリリースされます。



なぜこのコンクールにこだわったかというと、祖父がこのコンクール毎年連れて行ってもらっていた思い出のあるコンクールだったからです。コンクールに連れて行ってくれると、おいしいものや、文房具を買ってくれるというご褒美があって、幼い頃はこのためにがんばっていました。

しかし、大分県内には私より吟詠のうまい人がたくさんおり、毎年コンクールに挑戦しては予選通過できず、気がついたら高校生になっていました。その頃になると、祖父も遠出が厳しくなり、母とコンクールに行っていました。頑張っても予選通過はできず、コンクールへの挑戦は一旦諦めました。


基本の大切さ


大分大学入学後は吟詠から離れ、専攻している書道や身体表現に力を入れようと思っていた矢先、高校時代の恩師とのご縁があり、中津詩道会から鶴崎詩道会へ移籍させていただくことになりました。
鶴崎詩道会はたくさんの優秀な方がおり、その中で吟詠ができることの嬉しさと、吟詠がもっとうまくなりたいという気持ちになりました。

吟詠では、基本の練習に「母音の発声」があります。
母音とは「あ・い・う・え・お」です。吟詠の節はこの母音からできていることを、鶴崎詩道会に移籍して初めて知りました。

また、私が所属する光霊流の基本中の基本に「四つ山」というものがあります。
四つ山とは、漢詩の七言絶句の起句、転句、結句の最後の盛り上がりに使う節で、これについても全く出来ていないことに気付きました。
鶴崎詩道会で基本の大切さを学びました。何としても「母音」の発声や「四つ山」を習得し、自分の吟詠に生かしていこうと決めました。

それからというもの、週に一回のお稽古と、諸先生方がされている吟詠研修会に参加して、同じ悩みを抱えている会員さんと一緒にお稽古しました。


再びコンクールへ


鶴崎詩道会に移籍して、各種コンクールの挑戦を再び始めました。それに加えて鶴崎詩道会の発表会に積極的に参加して舞台度胸をつけました。大学4年生で鶴崎詩道会の独吟コンクールで総合優勝させていただきました。

その後は、平成22年度日本コロムビア全国吟詠コンクール大分地区の第二部(青年の部)で優勝し、大分地区の代表として全国大会へ出場しました。全国大会出場が決定してからは、毎週のお稽古もほぼ毎日にして、このチャンスを絶対に無駄にはしないようにと体調管理にも努めました。おかげで本番の中野サンプラザでの舞台は緊張することなく吟じることができ、その結果、日本コロムビア全国吟詠コンクール全国決選大会第二部で準優勝し、レコーディングすることができました。



※私の吟詠が収録されているCD
吟詠の友(27)
平成22年度コロムビア吟詠コンクール優秀者〜模範吟・伴奏付
http://columbia.jp/prod-info/COCJ-36826/


これからについて


私はこれからの目標がいくつかあります。
・少壮吟士になること
・吟詠界における少子高齢化問題

少壮吟士とは、吟詠の芸術的向上を図り、吟剣詩舞道界の将来を担う人材を育成する制度であり、現在大分県にはOB、現役含め5人しかいません。全国でみても60人程度です。
これになるには吟詠コンクールの最高峰でもある公益財団法人日本吟剣詩舞振興会主催の「少壮吟詠家審査コンクール」に挑戦します。このコンクールに3回入選し、吟詠の技術のみならず、立ち振る舞いや人格などいくつかの条件をクリアした者だけに少壮吟士の称号を贈られます。少壮吟士になることで大分県内外から注目されます。特に、NHK-FMやEテレの出演することができ、後程触れる少子高齢化問題にも役に立つものでもありますので、少壮吟士になるために吟詠道に精進してまいります。

また近年、吟詠界において少子高齢化が進んでいます。指導者も高齢化しており、指導者とともに吟詠を辞めてしまうことも少なくありません。
そこで私は昨年、淡窓伝光霊流指導者資格審査に合格し、新米指導者として活動しています。活動することで、詩道会の活性化や魅力を伝え、小学校教諭としてこれから子どもたちに吟詠を指導していきたいです。
小学校教諭だからこそ地域の小学生に、詩の奥深さや吟ずることの楽しさを伝えていき、その中で日本一になれるような人材を育てて、地域社会に恩返ししていきます。

※参考HP 公益財団法人 日本吟剣詩舞振興会
 http://www.ginken.or.jp/



今後の活動予定


  • 平成30年2月18日 中津詩道会第46回中津詩道会錬成決勝大会(本耶馬渓公民館)
  • 平成30年3月11日 第41回毎日吟士権大会 北九州予選(小倉南生涯学習センター)
  • 平成30年4月 1日 中津市民芸能祭 和のつどい(中津文化会館)
  • 平成30年4月 8日 公財 全国吟詠コンクール 光霊流予選(大分県農業会館)
  • 平成30年7月 8日 日本コロムビア吟詠音楽会九州ブロック吟剣詩舞宮崎大会(宮崎市民プラザ)有料

活動は追加されることもありますので、随時お知らせいたします。日本コロムビア以外は入場無料です。


閉会点鐘



メークアップ


メールフォームにてのメークアップの方は必要事項をご記入の上、送信してください。
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。

下記の「今週の設問」にご回答ください。回答方法は次のとおりです。

1つまたは複数の設問に対してご回答ください。
すべての設問に対して回答する必要はありません。


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お電話でのお問い合せはこちら(受付時間 10:00〜17:00 平日のみ:事務局 滝波)

080-3221-3377