第31回例会【通算第38回】(2018年2月19日開会)
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開会点鐘・歌の斉唱
会長の時間:偶然の出会いを生かす
あらためて問いたいと思います。みなさんは、何を求めてロータリーに入会されましたか?
「奉仕の精神を学ぶため」という方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり、「よい(良い・好い・善い・佳い)出会いを求めて」という方が多いのではないでしょうか?
人と人とが出会い結びつくことで思いがけないパワーが生まれたり幸せが訪れたりします。今回は私に訪れた幸せな出会いのうちのひとつを紹介させて頂きます。
昨年の国連デーの折りに私は大分東ロータリークラブの例会にキャラバンとしてメイクアップ致しました。その時に隣の席に座っていらしたのが裏正亘さんでした。裏さんは大分市中央町で「the bridge」というレストランを経営されている方です。アーティストでもいらっしゃり、またthe bridgeでこども食堂を開くなど福祉活動にも取り組まれ多方面で活躍されています。名前だけは以前から存じ上げておりましたので、いつか実際にお目にかかることができたらと願っていました。その裏さんに思いがけず例会でお目にかかれて私はとてもラッキーでした。
せっかくご縁を頂戴しましたのでフェイスブックでお友だちになって頂き、国連デーのフライヤーをお店に置かせて下さるようお願いしフライヤーを抱えて足を運びました。
お店がとても素敵でしたので裏さんにお願いして12月に開催した市長の還暦祝賀パーティーの会場としてお店を使わせて頂きました。
パーティーで受付をした私の友人女性が二次会で偶然裏さんの隣に座り、会話の中でお誘いを頂いたthe bridgeの「美食会」というイベントに参加をしました。
そこでなぜか私の誕生日が1月であることが話題にのぼり、私の友人を集めてサプライズパーティーを開いて下さることになりました。
その日、the bridgeのドアを開けたとたんに「ハッピーバースデイ!」とクラッカーが鳴り、私は何が起こったのかわからずに言葉をなくしました。文字通りのサプライズでした。パーティーには私の同級生やママ友だち、ボランティア仲間のほか、大分県立芸術文化短期大学学長までいらして下さり、幸せで心温まる楽しいひと時となりました。
写真は裏さんがパティシエに特注して作って下さったバースデイケーキです。すごいケーキだと思いませんか?ケーキのインパクトとともに一生の思い出に残る幸せな一日となりました。
国連デーキャラバンが、バースデーパーティーとカメラのケーキになりました。まるでわらしべ長者のストーリーのようだと思いませんか?
その過程には素敵な幸運とちょっとの努力が含まれています。もしキャラバンで裏さんと知り合わなければ、もちろんこのケーキは無かったでしょう。たとえ裏さんと知り合ったとしても、名刺交換だけで終わらせてしまっていたら、やはりこのケーキは無かったことでしょう。もし私の友人女性が二次会で裏さんの隣に座らなければ、美食会に参加しなければ、たとえ美食会に参加しても私の誕生日が話題にのぼらなければ、やはりこのケーキは無かったことでしょう。
このように考えていくと、ひとつの出来事というものがいかにいくつもの偶然と出会いによって支えられて成り立っているか、ということに驚かされます。
みなさんも、このロータリーでつかんだわらをしっかりと握りしめて、大きな幸運を手にしてください!
今回の例会から武田友志会員推薦で工藤大祐さんが新会員として入会されました。武田さんは私がお願いしてご入会下さった方ですが、その方がさらに別の方をご推薦して下さるということには格別な喜びを感じます。大祐さんがこれから私たちとともに楽しみ、ともに学んで下さることを心から嬉しく思います。
出席報告
例会 第30回【通算第37回】 2018年02月12日正午~02月19日正午(出席数・出席率 02月19日11:30)
会 員 数 |
出 席 数 |
出 席 率 |
補 填 数 |
修正 出席率 |
62 | 55 | 88.71% | 0 | 88.71% |
例会 第29回【通算第36回】 2018年02月05日正午~02月12日正午(出席数・出席率 02月19日11:30)
会 員 数 |
出 席 数 |
出 席 率 |
補 填 数 |
修正 出席率 |
62 | 52 | 83.87% | 0 | 83.87% |
例会 第28回【通算第35回】 2018年01月29日正午~02月05日正午(出席数・出席率 02月12日
正午 )
会 員 数 |
出 席 数 |
出 席 率 |
補 填 数 |
修正 出席率 |
62 | 50 | 80.65% | 0 | 80.65% |
幹事報告・委員会報告
幹事報告
先日(2月17日)に大分市のJ:COMホルトホール大分にて開催された「地区チーム研修セミナー」に次年度の地区役員として参画してきました。
私の役割は「地区公共イメージ部門」で、部門ミッションの一つである「MyRotaryへの地区内ロータリアンによるアカウント登録状況」が議題の一つとして議論されました。
以前の例会でもご案内の通り、国際ロータリーの会員向け公式サイト(https://my.rotary.org/ja)では、ロータリー会員向けの情報やツールをご利用いただけることとなっており、国際ロータリーではこちらのサイト上でのアカウント登録を推奨しています。
しかしながら、未だに多くの会員がアカウント登録されていない状況にあり、今年度の地区目標の一つに「会員の50%以上のアカウント取得」が挙げられております。
最新の登録状況ですが、地区内の会員総数2515名中、登録アカウント数513、登録率20.4%となっており、未だに低水準の現況にあります。
当クラブの数字はというと、会員数62名中、登録アカウント数27、登録率43.5%であり、あと少しで目標の50%に達する勢いの現況にあります。(人数にしてあと4名!)
未登録の会員各位におかれましては、以下の一覧に記載された氏名(英字表記)およびE-MAILアドレスを用いて、アカウント登録画面(https://my.rotary.org/ja/user/register)からMyRotaryアカウントの登録手続きを取っていただくことをお願い申し上げます。
アカウント登録時参考資料
登録方法の詳細は、以下の資料を参照願います。
マイロータリーアカウント登録要領
開催中の平昌オリンピックで、毎日熱戦が繰り広げられております。大きなプレッシャーを克服して見事にメダルを獲得されたアスリートは勿論賞賛に値するものですが、メダルの獲得や入賞には至らなかったアスリートの皆様も「オリンピック」という特別な舞台に立つことができたことで人生の貴重な1ページを刻むことができたことに賛辞を贈りたいものです。
<出席に関するお願い>
・ホームクラブ(OKEクラブ)例会に極力出席(例会ページを参照いただき、例会開催期間中にコメントしていただくこと)をお願いします。
・各例会への出席コメントで、各例会ごとの開催期間(月曜正午-翌月曜正午)以外のものは、出席カウントされませんのでご注意ください。
・万一、出席できなかった場合、2週間以内に他のクラブの例会に参加することでの「出席補填」(メークアップ)をお願いします。(前後2週間が補填可能期間です。具体的には、各例会の初日を基準として前後14日間となります。)
「メークアップ」は、例会場に集って開催される例会と、他のEクラブ例会のいずれでも結構です。メークアップ後、証明書を事務局( info@ok2720eclub.jp )あてお送りください。
他のEクラブURL一覧(あすかRC資料)
・他クラブ(リアル例会、Eクラブ例会)へのメークアップ(出席補填)につきましては、通常の場合「有料」となりますので予めご承知おき願います。
・他クラブの例会にご参加いただく場合のクラブ名は、正式名称(2720JapanO.K.ロータリーEクラブ)で通知いただくようお願い申し上げます。
(事務局メールアドレス: info@ok2720eclub.jp )
<サポーターの地区別・クラブ別人数>
【お礼】
2018年2月18日現在、総数58名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただきました。(前回報告1月21日現在対比 プラス1名)
心より感謝申し上げます。
【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)(※)で、サポーターの方にはメークアップ証明書を無料で発行致します。
会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。
※下期のサポーター募集について
サポーター料につき、
・2018年6月末まで・・・10,000円
・2019年6月末まで・・・15,000円
の二つの選択肢で募集することとなりました。
【サポーター数】
(2018年2月18日現在)合計 58名
他地区計(4名)
地区 | クラブ名 | 人数 |
---|---|---|
2580 | 東京御苑 | 1 |
2740 | 佐賀 | 1 |
2700 | 行橋 | 1 |
2700 | 鳥栖 | 1 |
2720地区計(54名)
地区 | クラブ名 | 人数 |
---|---|---|
2720 | 熊本りんどう | 1 |
2720 | 熊本 | 1 |
2720 | 熊本東 | 1 |
2720 | 熊本北 | 1 |
2720 | 熊本城東 | 3 |
2720 | 熊本南 | 2 |
2720 | 熊本江南 | 1 |
2720 | 熊本西南 | 2 |
2720 | 熊本西 | 1 |
2720 | 熊本中央 | 1 |
2720 | 宇土 | 1 |
2720 | 人吉 | 1 |
2720 | 多良木 | 1 |
2720 | 中津 | 3 |
2720 | 杵築 | 1 |
2720 | 日田 | 2 |
2720 | 玖珠 | 1 |
2720 | 宇佐八幡 | 2 |
2720 | 宇佐2001 | 2 |
2720 | 別府 | 2 |
2720 | 日出 | 1 |
2720 | 大分臨海 | 4 |
2720 | 大分南 | 1 |
2720 | 大分中央 | 4 |
2720 | 大分1985 | 5 |
2720 | 大分キャピタル | 7 |
2720 | 竹田 | 1 |
2720 | 津久見 | 1 |
<理事会報告>
2月定例理事会
開催日 2018年2月12日(月)付議(コンパルホール 310会議室)
20180212議事録
<幹事からのご案内>
1.(継続案内)(日程案内)「福山ロータリーEクラブ2710 創立5周年記念式典ならびに記念事業」
日 時 :2018年3月3日(土)~3月4日(日)
3月3日(土) 全国ロータリーEクラブフォーラム
15時30分 受付 16時00分 開始 21時00分 終了予定
3月4日(日) 創立5周年記念式典
13時30分 受付 14時00分 開始 18時00分 終了予定
会 場 :福山ニューキャッスルホテル 3階光耀の間
〒720-0066 広島県福山市三之丸町 8-16 (福山駅徒歩1分)
TEL 084-922-2121 FAX 084-926-3876
福山REC5周年記念事業開催のご案内
本登録案内
全国ロータリーEクラブフォーラムのプログラム(案)
当クラブからの参加登録者(2名)(片山 勇 会員、早水 琢也 会員)
2.(継続案内)(日程案内)国際ロータリー第2720地区2017-2018年度 地区大会
日 程:2018年3月16日(金)~3月17日(土)
場 所:熊本市
参加登録(確定)(敬称略)
赤山 聖子、安部 道弘、井田 雅貴、小川 広高、尾林 邦生、片山 勇、永田 淳子、早水 琢也、宮迫 賢太郎、薬真寺 哲也、山川 建、中川 宝星、佐藤 知博(以上OKE会員)
橋迫 万葉、石和 愛花、植本 陽帆(未定)、梅木 陽菜乃、室 あさひ、金澤万緒、
〆野舜平(大分大学附属中学IAC会員)
室 昭直(父)、室 みつみ(母)、室 ほのか(妹)(オブザーブ:IAC家族)
3.(継続案内)(日程案内)「熊本城東ロータリークラブ創立30周年記念式典・祝賀会」
日 時:2018年3月31日(土)
14:00~ 受付
15:00~ 式典
17:00~ 祝宴
19:00 終了予定
場 所:熊本ホテルキャッスル 2Fキャッスルホール
登録料:10,000円(同伴者8,000円)
登録締切:2018年2月28日
参加登録(2月5日現在)(敬称略)
尾林 邦生、片山 勇、永田 淳子、早水 琢也、宮迫 賢太郎 各会員
当クラブの「スポンサークラブ」主催イベントですので、お一人でも多くの会員にご参画いただきたく存じます!
クラブ内イベントを作成していますので参画希望者は参加登録をお願いします。
4.(継続案内)(日程案内)国際ロータリー第2720地区2018-2019年度 地区研修・協議会
※地区研修・協議会は次年度の活動方針などにつき研修および協議が行われる場であり、お一人でも多くの会員にご参画いただきたく、日程につきご案内申し上げます。
日 程:平成30年4月8日(日)
場 所:ホルトホール大分(〒870-0839 大分県大分市金池南1丁目5−1)
クラブ内イベントを作成済みですので、参加可能な方は極力ご参加をお願い申し上げます。
参加登録(2月19日現在)(敬称略)
井田 雅貴、尾林 邦生、片山 勇、佐藤 弥生、早水 琢也、薬真寺 哲也
5.当クラブとしてのR財団寄付につき会員専用Facebookグループにて募りました結果、2月19日現在で20名の方々から寄付金のお申し出を頂戴しております。(前回から3名プラス)
寄付は通年での受付となりますので、引き続き募集しますが、2月末で一旦締めて送金手続きをとります。
未回答の皆様、どうか寄付の趣旨をご賢察いただき、お一人でも多くの方々による寄付金のお申し出をお願い申し上げます。(100ドル、50ドル、30ドル、10ドルのバリエーションで受け付けています。宜しくお願い申し上げます。)
<来信紹介>
1.公益財団法人ロータリー米山記念奨学会より「★ハイライトよねやま215号★2018年2月14日発行」が届いております。
::今月のトピックス::
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・財団設立50周年記念式典開催速報
・50周年を祝って ― 海外学友会からの贈り物 ―
・寄付金速報 ― 下期も順調なスタート ―
<お知らせ>
☆海外米山学友会総会のご案内
《今月のピックアップ記事》
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財団設立50周年記念式典開催速報
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2月4日、当会財団法人設立50周年式典がグランドニッコー東京台場にて開催され、日本全国、また世界各国から約700人にご参加いただきました。なお当日は、たくさんのロータリアン、学友・奨学生がボランティアとして協力してくれました。この場をお借りして御礼申し上げます。
◆フォーラム◆
50周年記念委員会の塙東男委員長の宣言により、第1部フォーラムがスタート。財団を代表し、小沢一彦理事長より本式典にご参加いただいた方々へ感謝の言葉が述べられました。
続いて2016-18年度国際ロータリー理事・斎藤直美氏および東京RC会長・森田富治郎氏から祝辞をいただいたあと、フォーラム「世界に平和の種をまく~米山記念奨学事業、未来への提言~」が始まりました。
ファシリテーターは髙野孫左衛門氏、学友を代表して陳思乾さん、全炳台さん、林小微さん、ジャンチブ・ガルバドラッハさん、于咏さんの5人がパネリストとして登壇し、「奉仕・成長」「恩返し・懸け橋」「行動・ネットワーク」などを主題に、各自が熱い思いを述べました。
◆祝賀会◆
第2部祝賀会は、二胡奏者として活躍する学友の姜暁艶さんの華麗な演奏で始まり、奨学生・学友たちがロータリアンの入場を手拍子で出迎えました。
50周年記念委員の相澤光春氏と学友のジョルダヤコヴァ・サウレさんの息のあった進行のもと、駐日ミャンマー大使をはじめ、各国大使館・地域代表機関などからの来賓が紹介されました。
続く記念講話には神奈川県立保健福祉大学名誉学長の阿部志郎氏が登壇。御年92歳の阿部氏は、幼少時、近所に住む米山梅吉・春子夫妻とよく顔を合わせたそうです。
※記事全文およびそのほかの記事は、ぜひPDF版をご覧ください。
2.国際ロータリー第2720地区ガバナーより「ガバナーノミニー決定のお知らせ」が届いております。
ガバナーノミニー決定のお知らせ
3.一般社団法人 ロータリーの友 事務所より「2018-2019年度版『ロータリー手帳』ご予約受付中」の文書が届いております。
会員専用Facebookグループで購入数に関するアンケートを取ります。(回答期限:2月末)
ロータリー手帳購入募集
※定価:1冊600円(税別)
※オススメポイント
●ロータリーの特別月間、ガバナー事務所、地区大会の予定など、ロータリー関連事項を掲載しています。
●月間と週間の予定表を設けたことで、より詳細にロータリー年度中の予定を、年間予定表には翌年度に向け大まかな予定を書き込むことができます。
●筆記用具を入れやすいよう、ペンサックが付いています。
●付録の「ロータリー関連資料」には、ロータリー用語など、ロータリー活動に役立つ情報を掲載しています。
<新会員のご紹介>
工藤 大祐会員(大分市在住)
推薦者:武田 友志会員
勤務先:有限会社 後藤タイヤ商会 代表取締役
職業分類:タイヤ販売
所属委員会:奉仕プロジェクト委員会
幹事 早水琢也
委員会報告
<今回はありません>
今週のスマイルボックス
♡ 尾林邦生会員 片山勇会員 早水琢也会員
安部道弘会員 佐藤知博会員 宮迫賢太郎会員 3口
2月12日リアル理事会終了後、有志で懇親会をしました。
その際のお釣りをスマイルします。
卓話:ドローン事業の課題と将来性
今井 雅晴 氏
株式会社スカイアスキー 代表取締役
株式会社スカイアスキー 代表取締役の今井 雅晴です。
『ドローン事業の課題と将来性』についてお話したいと思います。
1.私のプロフィール
- 1976年生まれ。
- 香川県高松市出身
- 同志社大学工学部入学(諸事情で中退)
- 不動産(販売/投資)、金融関係(リース/保険)、店舗開発等の多業種の職種を経て、30歳の時に独立し、個人事業主として一般工事請負業(産業用太陽光発電施設施工/住宅設備リフォーム業など)を開始
- 2016年8月9日において(株)スカイアスキーを設立と同時期にドローン事業を開始
- 2017年3月31日 ドローン操縦士養成校『ドローンスクールジャパン(DSJ)大阪豊中校』を開校 ※当時はDSJとして西日本初の開校
- 2017年12月12日 日本初となる『ドローンミュージアム』を大阪市西区南堀江に開館
- 2017年12月28 一般社団法人ドローン学術技術普及協会(略称:DATA)を発足
- 現在に至る
2.私がドローン事業を始めたキッカケ
2015年頃より太陽光発電所の設置工事を受注する中で、稼働後の発電所の保守点検(メンテナンス)の受注を請ける機会が増えてきました。
そんな中、『コスト削減&精度の高いメンテナンス。この両立をドローンを導入することで可能になる!』との信じがたくも興味が沸き、ドローンを自社に導入したことが事の発端です。
特に、メガソーラー発電所などの広大な施設に対しては、赤外線サーモグラフィカメラを搭載したドローンでのパネル(モジュール)点検は威力絶大でした。
自社運用を行っている中、ドローンを活用したビジネスは想像するだけでも多岐に渡り、ドローン業界は今後衰退する可能性が最も低い業界(言い換えると、成長する業界)の一つではないか、そう思い取り組み始めました。
3.ドローン事業化の課題と可能性
ドローン事業は大きく分けて、ハード、ソフト、関連サービス、運用、かと思います。私は関連サービス、運用に着目しました。
とはいえ、ドローン業界は歴史が浅く、発展途上な上、参考にできるビジネスモデルや人が少なく、そこで取り組もうと思ったのがドローンスクールビジネスでした。このスクール業界もしっかりとした実績を積んでいる会社は少なく、当時は私の諸先輩や父親に相談するも、ことごとく事業に対して反対意見だったのを覚えております。
それでも、ドローンの可能性を信じ、面白さに惹かれ始めましたが、開校してから4ヶ月ほどは地獄のようでした。受講生が全く来ないのです。
ですが、ドローン運用を検討されている会社様や自治体からのお問い合わせはとても多く、打ち合わせや商談でひたすら走り回っていました。これは、やはり可能性を秘めた業界だな、、、そんな風に感じてはおりました。
ドローン事業を始めた途端、自社より遥かに大きな企業様や、警察・消防・自治体などからお問い合わせを頂き、提案し、コンサルティングすることが出来る、そんな事は一般工事請負業を行っている時にはあり得ない事でしたし。
ドローンを活用した空撮やメンテナンス、点検といった運用の業務請負が徐々に増える一方で、昨年8月頃よりドローンスクールの受講生は一気に増加し、今では来月の予約が埋まるほどの勢いです。
きっかけは、メディアの取材、世間のドローンへの興味の増加、この二つかと『推測』しております。
ドローン事業、つまりドローンの有用性の可能性は多岐に渡ります。メディア/エンターテインメント関係、測量、インフラ点検、現場管理、配送、農業など、すでに利活用されている分野から、今後の利活用が期待される分野まで、考えればきりがありません。
ドローン利活用の際の大きなポイントは、当然ながら何らかのメリットが生じるからこそですが、課題も山積しているかと思います。
ドローンを安全に便利に運用する為には、法規制の整備が急務かと思われますが、その中でも当社は、ドローン運用者側の人材の育成・教育が急務と捉えております。
4.人材教育と雇用創出
ドローン運用者側の育成・教育は、操縦・自動航行オペレーター・監視役・自動航行等のプログラマー・機体メンテナンス(整備)など、多岐に渡ります。また、育成が必要な層は、一般的な社会人を含め、小中学生・高校専門学校生・大学生といった将来を担う年齢層への教育、及び、障がい者の就労支援の一貫としての育成、リタイヤ層への第二のステップとして、などが考えられます。
ドローン運用に関する人材育成・教育・雇用創出までの一貫した仕組み作りを行うべく、昨年末に一般社団法人ドローン学術技術普及協会(通称:DATA)を立ち上げました。理事には多方面から教育のプロの方々などを起用し、社名にあるようにドローンに関する学びと技術の普及を目指す事を目的としております。
企業の従業員や自治体の職員へのドローン運用に関する育成事業は徐々に広がりを見せておりますが、ドローン運用者の雇用を新規で行う企業などはまだ少数かと思います。今後、ドローン事業の発展に伴い需要が伸びていく可能性もあり得ますが、まだ未知数と言えますし。
当社では、現段階において、障がい者の就労支援教育の一貫にドローン運用に関する技術・知識のカリキュラムを、大阪府認可の障がい者就労支援団体と提携し構築中です。
一定人数の雇用を抱える企業などは、障がい者の雇用を義務付けられており、障がい者が学ぶカリキュラムの一つにドローンに関する内容を盛り込んでいきます。
障がいの内容・度合によって、操縦士なのか、それとも機体メンテナンスやプログラミングなのか、適材適任を見極める必要があります。
5.今後のとりくみについて
ドローン事業体及びドローンに類する協会などは、全国に多数設けられておりますが、まだ歴史が浅いので未熟な事業体等が多い様に思えます。もちろん当社も含めてです。
当社は、ビジネスモデルの構築や、店舗展開などのソフト面は得意分野ですが、機体開発やメカニックなハード面は他社様との協業・提携が必要です。
また、スクール事業に於いて、実務に即したプロ養成コースカリキュラムを今春からスタートさせますが、講師陣はドローンの第一線で活躍する面々を迎えてカリキュラムを実施して参ります。
自社完結型では、今後のドローン事業の発展・躍進は難しいと思いますし、同じような考えを持ったドローン事業体などとの提携・協業も今後も行ってまいります。
6.株式会社スカイアスキーのドローン撮影
株式会社スカイアスキーのドローン撮影実績をご覧下さい。
閉会点鐘
メークアップ
メールフォームにてのメークアップの方は必要事項をご記入の上、送信してください。
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。
下記の「今週の設問」にご回答ください。回答方法は次のとおりです。
1つまたは複数の設問に対してご回答ください。
すべての設問に対して回答する必要はありません。