今週の例会

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開会点鐘・歌の斉唱





会長の時間:ロータリー五得


以前永田壮一ガバナーにお勧めいただいた「ロータリーの心と原点」(廣畑富雄 著)の末尾に、「ロータリー五得」という興味深い言葉を見つけましたので、ご紹介したいと思います。

著者の廣畑富雄氏は九州大学医学部の元教授で第2700地区のパストガバナーでいらっしゃいます。RI元理事の末永直行氏が「ロータリーの友」に廣畑氏の紹介文をお書きになったときに、「廣畑さんは囲碁五得という言葉がお好きだが、これはロータリー五得といってもぴったりする」と紹介された言葉だそうです。



囲碁五得の「得好友、得人和、得教訓、得心悟、得天寿」という言葉は、廣畑氏がハワイ在住中にご趣味の囲碁を通じて親しくなられた書家の柳田泰雲さんの言葉だそうです。これをロータリーに置き換えると、ロータリーには、大きく言って5つの得るものがある。まず、ロータリーで良き友、良い友人を得ることができる。次にロータリーの寛容の精神のもと、人と相和することができる。あるいは奉仕や思いやりの精神のもとに人と相和することができる。さらに例会を通じていろいろな教訓を得るし、心に悟りが得られる。そして最後に天寿、長寿が得られる。ということだそうです。

ロータリーの研修会に参加すると、会員の減少と高齢化がよく議題にのぼります。退会者を少なくし、会員を増やすことは、私たちのような新しいクラブにとっても大きな課題のひとつです。それを解決するには、会員である私たちがロータリーの魅力を発見・認識・理解して、ロータリアン同士はもちろんロータリーをご存知ない方にも広めていくことが大事だと私は思います。それには、まず私たち自身がロータリーの五得に預かりましょう!


出席報告


例会 第33回【通算第40回】 2018年03月05日正午~03月12日正午(出席数・出席率 03月12日11:30)



修正
出席率
63 54 85.71% 0 85.71%

例会 第32回【通算第39回】 2018年02月26日正午~03月05日正午(出席数・出席率 03月12日11:30)



修正
出席率
63 55 87.30% 88.89%

例会 第31回【通算第38回】 2018年2月19日正午~2月26日正午(出席数・出席率 3月5日正午)



修正
出席率
63 57 90.48% 0 90.48%

幹事報告・委員会報告


幹事報告


 32回の例会出席率は、会員数63名 出席者55名 出席率87.30%と31回の57名出席(出席率90.48%)には及びませんでしたが、高い出席率が確認されました。会員各位のご理解・ご協力によるものであり心より感謝申し上げます!

 また、前回(33回)例会においては、日曜日までの出席者が48名となっております。何かとお忙しい月曜の午前中を避けて、お一人でも多くの方が日曜日までに出席コメントいただければ幸いです。

 やむを得ず欠席となった方々につき、他のクラブ例会に今週中の出席補填(メークアップ)があれば、「修正出席率」が「100%」となりますので、何卒よろしくお願い申し上げます!

 先日(3月10日(土)~3月11日(日))にホルトホール大分にて開催された「会長エレクト研修セミナー」におけるディスカッションでも「クラブ活性化の第一歩」は「出席率の向上」であることが話し合われました。引き続きご理解・ご協力をお願い申し上げます。

 ところで、皆さんは「ロータリーの友」をお読みになっていますか?

 ロータリアンの「三大義務」は「会費納入」「例会出席」「雑誌購読」とされています。

 ロータリーに関する理解を深めるうえで、毎月発行される会員向け雑誌である「ロータリーの友」を、拾い読みでもよいので毎号読むことを強くお薦めします。

 紙媒体のみならず、電子媒体でも購読できますので、是非、お読みください!
ロータリーの友(電子版) IDおよびPWは、個別にお問い合わせください。)

<出席に関するお願い>
・ホームクラブ(OKEクラブ)例会に極力出席(例会ページを参照いただき、例会開催期間中にコメントしていただくこと)をお願いします。
・各例会への出席コメントで、各例会ごとの開催期間(月曜正午-翌月曜正午)以外のものは、出席カウントされませんのでご注意ください。
・万一、出席できなかった場合、2週間以内に他のクラブの例会に参加することでの「出席補填」(メークアップ)をお願いします。(前後2週間が補填可能期間です。具体的には、各例会の初日を基準として前後14日間となります。)

「メークアップ」は、例会場に集って開催される例会と、他のEクラブ例会のいずれでも結構です。メークアップ後、証明書を事務局( info@ok2720eclub.jp )あてお送りください。
 他のEクラブURL一覧(あすかRC資料)
・他クラブ(リアル例会、Eクラブ例会)へのメークアップ(出席補填)につきましては、通常の場合「有料」となりますので予めご承知おき願います。
・他クラブの例会にご参加いただく場合のクラブ名は、正式名称(2720JapanO.K.ロータリーEクラブ)で通知いただくようお願い申し上げます。
(事務局メールアドレス: info@ok2720eclub.jp )


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2018年3月5日現在、総数59名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただきました。(前回報告2月25日現在対比 プラス1名)
心より感謝申し上げます。
【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)(※)で、サポーターの方にはメークアップ証明書を無料で発行致します。
会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

※下期のサポーター募集について
 サポーター料につき、
・2018年6月末まで・・・10,000円
・2019年6月末まで・・・15,000円
 の二つの選択肢で募集することとなりました。

【サポーター数】
(2018年3月5日現在)合計 59名


他地区計(5名)


地区 クラブ名 人数
2580 東京御苑 1
2750 東京世田谷 1
2740 佐賀 1
2700 行橋 1
2700 鳥栖 1

2720地区計(54名)


地区 クラブ名 人数
2720 熊本りんどう 1
2720 熊本 1
2720 熊本東 1
2720 熊本北 1
2720 熊本城東 3
2720 熊本南 2
2720 熊本江南 1
2720 熊本西南 2
2720 熊本西 1
2720 熊本中央 1
2720 宇土 1
2720 人吉 1
2720 多良木 1
2720 中津 3
2720 杵築 1
2720 日田 2
2720 玖珠 1
2720 宇佐八幡
2720 宇佐2001 2
2720 別府 2
2720 日出 1
2720 大分臨海 4
2720 大分南 1
2720 大分中央 4
2720 大分1985 5
2720 大分キャピタル 7
2720 竹田 1
2720 津久見 1

<理事会報告>


2月理事会
前回報告した以下の打ち合わせにつき議事報告が会員専用サイトに掲載されました。
 掲載リンク
臨時理事会および創立1周年準備委員会打ち合わせ
開催日時:2018年2月28日(水)19:00~21:00
開催場所:大分コンパルホール 会議室
参加者 :(理事)植山会長、尾林理事、佐藤(知)理事、薬真寺理事、宮迫理事、早水
     (オブザーブ)松浦会員、村田会員
議 事 :創立1周年事業および次年度委員会構成につき協議が行われました。


<幹事からのご案内>

1.(最終案内)国際ロータリー第2720地区2017-2018年度 地区大会
 いよいよ、今週末に年度内最大のイベントである「地区大会」が開催されます。

 日 程:2018年3月16日(金)~3月17日(土)
 場 所:熊本市 熊本市民会館シアーズ夢ホール および 熊本ホテルキャッスル

参加登録(確定)(敬称略)
 赤山 聖子、安部 道弘、井田 雅貴、小川 広高、尾林 邦生、片山 勇、永田 淳子、早水 琢也、宮迫 賢太郎、薬真寺 哲也、山川 建、中川 宝星、佐藤 知博(以上OKE会員)
 橋迫 万葉、石和 愛花、丸尾 寧々、梅木 陽菜乃、室 あさひ、金澤万緒、
〆野舜平(大分大学附属中学IAC会員)
室 昭直(父)、室 みつみ(母)、室 ほのか(妹)(オブザーブ:IAC家族)

2.(継続案内)(日程案内)「熊本城東ロータリークラブ創立30周年記念式典・祝賀会」
日 時:2018年3月31日(土)
     14:00~ 受付
     15:00~ 式典
     17:00~ 祝宴
     19:00  終了予定
場 所:熊本ホテルキャッスル 2Fキャッスルホール
登録料:10,000円(同伴者8,000円)
登録締切:2018年2月28日

参加登録(3月5日確定)(敬称略)
 安部 道弘、尾林 邦生、片山 勇、永田 淳子、早水 琢也、松岡 祥仁、宮迫 賢太郎、薬真寺 哲也 各会員

3.(継続案内)(日程案内)国際ロータリー第2720地区2018-2019年度 地区研修・協議会
地区研修・協議会は次年度の活動方針などにつき研修および協議が行われる場であり、お一人でも多くの会員にご参画いただきたく、日程につきご案内申し上げます。

 日 程:平成30年4月8日(日)
 場 所:ホルトホール大分(〒870-0839 大分県大分市金池南1丁目5−1)

クラブ内イベントを作成済みですので、参加可能な方は極力ご参加をお願い申し上げます。

参加登録(3月10日確定)(敬称略)
 井田 雅貴、尾林 邦生、片山 勇、佐藤 弥生、早水 琢也、薬真寺 哲也、髙山 英一郎、本田 麻也、松浦 倫、村田 武、佐藤 知博、宮迫 賢太郎 、安部 道弘、中川 宝星、新改 友章、江藤 寛 各会員

4.当クラブとしてのR財団寄付につき会員専用Facebookグループにて引き続き募集中です!
 3月中旬で一旦締めて3月末に送金手続きをとります。
 未回答の皆様、どうか寄付の趣旨をご賢察いただき、お一人でも多くの方々による寄付金のお申し出をお願い申し上げます。(100ドル、50ドル、30ドル、10ドルのバリエーションで受け付けています。宜しくお願い申し上げます。)
 毎年、100ドル寄付すれば、10年でPHF(ポールハリスフェロー)になれます(^^)


<来信紹介>
1.国際ロータリー第2720地区 くにさきロータリークラブより「クラブ幹事交替およびクラブ事務局変更のご案内」が届いております。

 180305 くにさきRC 幹事交替・事務局移転

2.国際ロータリー第2720地区事務所より「訃報(大分中央RC 名誉会員 姫野陸喜パストガバナー)」が届いております。

 姫野PG(名誉会員)訃報

3.国際ロータリー第2720地区 ガバナーエレクト および 次年度研修リーダーより「会長ノミニー(2019-20年度会長)研修のご案内」が届いております。

 会長ノミニー研修会(2019_2020年度会長)のご案内

 会長ノミニー研修_プログラム

4.国際ロータリー第2720地区ガバナーおよび地区大会実行委員長より「インターアクトクラブ認証伝達に関わる地区大会登壇のご案内」が届いております。

 EクラブIAC_認証状伝達登壇のご案内

 2017-18年度_地区大会プログラム


幹事 早水琢也


委員会報告


<今回はありません>


今週のスマイルボックス


♡ 河野 坦司 様(東京御苑RC)  2口

通算40回例会(3月5日)の開催を祝してスマイルいたします。


♡ 松浦 倫 会員   3口

第7回留学生日本語スピーチコンテストで本学のスリランカ人留学生が最高賞の外務大臣賞をもらいました。1800名の応募者から日本一になりました!また、その学生のおかげで、「うちのこニッポンで元気ですか」TBSから密着取材を受けています。GWに放映予定です!ということで、3口。



♡  髙山 英一郎 会員  2口

東京でのオフ会の際に、弊社商品が出展されている新宿伊勢丹に行って頂いた皆さんに感謝しまして スマイル2口させていただきます。


♡ 佐藤 知博 会員   3口

インターアクトメンバーの誕生日に、弊社のポストカードをクラブでご購入頂きました。朋代会長が手書きでアクトメンバーにお祝いのメッセージを書き、贈っていらっしゃいます。感謝。

♡ 中門 吉松 会員   1口

先日、片山副会長にお会いしてロータリークラブについて教授頂けました。合わせて、ボランティアでの湧水地清掃が神奈川新聞とタウンニュース(地域情報誌)に取上げて頂けましたのでスマイルいたします。


♡ 片山 勇 会員   1口

今回の東京出張の際、20年来の友人で世田谷RC所属の洪 崇富さんと酒を酌み交わし親交を深めました。
その際に快くサポーターになっていただきました。(来年度分まで)
感謝します、ありがとうございます。


会員卓話:大分、そして大学とのご縁



河野 憲嗣 会員
(2720 Japan O.K.ロータリーEクラブ:奉仕プロジェクト 委員 )


大分大学経済学部で教員をしている河野憲嗣(こうのけんじ)と申します。

大分に暮らし、また大学に籍を置くようになってまだ2年も経っておりません。そこで今回は自己紹介として大分、そして大学とのご縁をいただくまでのことをお話しします


1.略歴について


大学卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)に14年余り勤めていました。2002年春に3つの銀行が合併してみずほ銀行になるとき、システム統合の事務局として大規模なシステム障害の渦中におりました。当時多くのかたにご迷惑をおかけしたシステム障害でしたが、事態の収集に目処がたった同年夏にソニーグループへ転職しました。13年ほど勤めた2015年の秋にソニーを離れることになり、空き家を活用した町家旅館の事業を京都で立ち上げました。



ところが町屋旅館の立ち上げから間もない時期に大分大学経済学部からのお声かけがありました。そこで新設される社会イノベーション学科の専任教員となるため、町屋旅館の会社は友人に任せて2016年5月に大分へ参りました。授業では経営学をベースとして研究開発やイノベーションのマネジメント、アントレプレナーシップ、企業論などを担当しています。研究ではチェック・トランケーションという決済システムが主要テーマの一つです。


つい3年前には底冷えする京都で、改修前の朽ちかけた町家で寝泊まりしながら暮らしていました。いまこうしてロータリーの皆さまとご一緒していることに戸惑いもあり、また夢の中にいるようでもあります。とはいえ自分のことだけで精一杯な私が「社会活動」といっても何をすればよいのかもよく分かっておりません。これからどうぞよろしくご指導ください。



2.人生の転機


40歳を過ぎるまで典型的な会社人間だった私が変わるきっかけは父でした。2005年の暮、母校に設置される経営管理大学院の説明会があると知りました。大学院に強い思いがあったわけではないのですが、それまでの会社勤めで遭遇した不合理や理不尽への鬱積もあり、その解決の手がかりとして気になる情報ではありました。説明会は平日の京都で行われたのですが、その日の朝ふと思い立って午後休みをとり、会社にも家族にも黙って上洛しました。

私の実家は大阪の枚方市です。父はしがない物書きだったこともあり、母がその六畳一間で英語塾を開いて生計を支えた場所でもありました。京都での説明会が終わった後、足をのばせば顔を出して枚方の父母と話をすることもできたのでしょうが、当時の私にその余裕はありませんでした。どうせ年末に帰省するし、と自分に言い聞かせて実家に立ち寄ることもなく日帰りで東京へ戻りました。父が自宅で亡くなったと知らせがあったのはその4日後でした。

社会人として東京で働いていた私は多忙であり不遜でした。やるべき仕事があり過ぎて時間が足りない、土日も休んでいられない、こんな当たり前のことをなぜ周りの人間は出来ないのだろう、自分がもう1人いればすぐ片付けられるのに。とにかく自分のことで手いっぱいで、父母の老いが少し気になり始めた時もいざとなればお金を出して専門家に面倒を見てもらえばいいくらいの考えでいたように思います。落ち着いて物事を考える余裕もなく、毎日が走りながら食事をとるような生活は結婚して子どもができても変わりませんでした。



父の死は唐突でした。「4日前には近くまで行ったのに」「なぜあの時、実家に寄らなかったのだろう」「突然休んで京都に行くことなんて今までなかったのに」数日前の自分の行動への疑問や後悔、様々な感情で混乱しました。ほとんど放心状態のまま葬儀を終えたように思います。そこで頭に浮かんだのは「あれ、自分は何のために生きてるんだっけ?」という問いでした。いつも会社中心の生活で追い立てられているような時間が止まったように感じました。大学院を受験しようと決めたのはその時でした。


3.経営管理大学院にて


2006年春から2年間通った大学院での学びは私にとって想像以上に知的好奇心を満たすものでした。私は共通一次試験を3回受けてやっと大学に入ったのですが、学生時代はバイトや友人との交遊に明け暮れて授業をサボることもありました。そのため大学院で学ぶことに期待する半面、自分の性根に対する不安も正直ありました。しかし会社員として組織の不可解さを経験してきた私には、どの授業でも自分のことを言われているよう気がして退屈することはありませんでした。ちなみに学生時代に一緒に遊んでいた友人の一人が臼杵に所縁のある元ジェイデバイスの仲谷善文さんでした。大分とのご縁が学生時代からはじまっていたとは当時は想像もしませんでした。そして今回、大分に着任してから仲谷さんが誘ってくれた交流会で隣の席にいたのが松浦倫さんです。いくつもの出会いがつながって今があることを実感します。



大学院の生活では先生や社会人学生を交えた飲み会も私の進路に大きく影響しました。京都での生活にも慣れてきたある日の酒席で、多少酩酊していた私は鬼の首をとったようにこう切り出しました。「自分は学生時代、授業中も隠れてマンガを読むような不良学生だったが、いま勉強することはとても楽しいと気づいた」。すると目の前で話を聞いていた先生が静かにこう返されました。


「勉強することが楽しい、ではなく、楽しいことをするのが学問なんだよ」

その先生は後に私が指導を仰ぎ、大分大学とのご縁をつないでいただくことになる日置弘一郎先生でした。「勉強って、はじめはつまらないかもしれないけど続けていると楽しくなるよ」小さい頃から言い聞かされてそんなものかと思い、大学院で「勉強は楽しいかも」と納得しかけた矢先でした。勉強が楽しいではなくて楽しいことをするのが学問?楽しいことをして生きていいのか?そんな世界があるのか?目から鱗がおちる思いでした。酒席での日置先生とのやりとりを通じて、私は自分の本当の時間、自分の人生を取り戻しはじめたのかもしれません。


4.博士後期課程


いわゆるMBAコースに行く意思は強かったのですが、修了した後のことは特に考えていませんでした。当時の勤務先は大学院に通う2年間を休職扱いとしてくれたこともあり、復職後は東京に戻ってフルタイムで働きました。ただ大学院の友人の勧めもあって大学院の後期課程に編入学していたので、2008年春からは会社員と大学院生の二足のわらじを履く生活でした。

会社に勤める傍で日置先生のカバン持ちとして各地で開かれる学会や研究会に参加しました。そこでも酒宴は特別な空間でした。酒席で興がのったときに本当に大切な気づきがなにかの拍子で現れるように感じるのです。お酒はそれほど強くない私ですがその場にある何かに惹かれて酒席に参加する機会が多くなりました。単にお酒をたくさん飲むことを手放しで勧めることはできませんが、直会(なおらい)の意義については若い人にも適切なかたちで伝えたいと思っています。

注)直会とは神社における祭祀の最後に、神事に参加したもの一同で神酒を戴き神饌を食する行事です。(Wikipediaより)



5.酒弟子


父の最期を看取ることができなかった私は、書き残した原稿の中に父の言葉を探すようになりました。博士論文に取り組んでいた頃、「酒弟子」というタイトルの原稿を見つけました。「さかでし」とでも読むのでしょうか。旧制高校最後の卒業生である父が、大先輩である奥田東先生との交遊を書いたものでした。会社も早くに辞めてしまい、筆で身を立てるほどには成功しなかった父ですが、母校の総長であった奥田先生にはなぜか可愛がっていただいていたようです。父は自らを奥田先生の酒弟子と任じ、その様子を嬉々として描いています。

一方、私は酒弟子という言葉も知らないままに日置先生と出会い、酒席で薫陶を受けてきました。ちなみに酒弟子という言葉はGoogleで検索してもなかなか出てこないようです。そんな言葉を創作して悦に入っていた父ですが、自分の知らないところで息子の私が酒弟子となるべき先生と出会い、大学の教員になっていると分かったら何というだろう、と想像することがあります。もっとも私からすれば、父は父で、私の知らないところで酒弟子を謳歌していたのです。そんな父を思い出しつつ、大分でのご縁に感謝しながら杯を重ねる今日この頃です。

以上、自己紹介がとりとめのない話となりました。もっと専門の研究の話や大学での教育活動のご紹介をすべきだったかもしれません。次の機会があればそうしたお話もできれば幸いです。十分ではありませんが個人のHPもありますのでご参考までに。
https://kenjikouno.jimdo.com/

ありがとうございました。


閉会点鐘



メークアップ


メールフォームにてのメークアップの方は必要事項をご記入の上、送信してください。
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。

下記の「今週の設問」にご回答ください。回答方法は次のとおりです。

1つまたは複数の設問に対してご回答ください。
すべての設問に対して回答する必要はありません。


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