今週の例会



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開会点鐘・歌の斉唱





会長の時間:中国視察に行ってきました!


私の職業分類はクリーニング業でその中でもリネン業という仕事をメインに生業としています。リネン業を知らない方のために少し説明致しますと、主な販路先はホテル・旅館・病院・介護(養護)施設で寝具や寝具カバーをリースする仕事です。「それはリース業では?」と思うかもしれませんが、形態としてはクリーニング業にリース業を合わせたサービスと言った方がいいかもしれません。私たちの場合はホテル・旅館のお客様が多いのでこのケースで説明しますと以下の図解のようになります。



なぜ、このような話をするかと言いますと、お客様を紹介してほしいからです!というのは冗談で、先日私たちが商売する上で切っても切り離せないシーツの製造現場を視察し中国の山東省イ坊市へ行ってきました。イ坊市は福岡空港から1時間強かけてソウルの仁川空港に行き、それから1時間弱かけて中国山東省の青島空港に到着して車で3〜4時間ほど走った市で、大分よりは少し寒く、おそらく緯度でいうと日本の東北あたりではないでかと思います。



シーツを造る工程は3つありそれぞれ会社が違います。


  1. 糸を折る会社(工場)
  2. 生地を白く染色する会社(工場)
  3. 生地を加工する会社(工場)

です。まず糸を折る工場ですが昔話である“鶴の恩返し”でイメージされる糸織り機ではなく人がほとんどいない工場で、専用の機械がものすごいスピードで織っていました。以下がその工場の写真です。人がほとんどいないことがわかると思います。



次に染色工場に見学に行きました。みなさんがホテル等で見ているシーツは基本白色だと思います。しかし、織り終わった生地は実はまだ白色ではなく生成りで黄色というか薄茶色というかまだ色が付いています。それを洗浄することで色を抜くわけです。そしてみなさんがよくお目にかかる白色になっていくわけです。以下の写真がその染色(洗浄)の風景です。



染色し終わった生地は以下のように巻かれます。



そして驚きなのが最終点検はなんと人の目で行うのです。やはり人間に勝る機械はないのでしょうかね?それとも予算の関係なのかは聞けませんでした(笑)



そして、最後の工程となる生地を加工する工場ですが、ここはお客様の細かいニーズに応えるためほとんどが手作業で行われていました。もちろん縫い子さんがたくさんいて、会社のロゴの縫込みやマークのプリントも手作業でした。量販店ような商品であれば機械化が可能なのかもしれませんが、我々業務用は注文する会社によって少し仕様が違ってニーズが多岐にわたるため機械化が難しいようです。



この縫製工場では地方からの出稼ぎでこられているかたも多いそうですが、それでもここでの賃金は月収4〜5万円だそうです。なんだか申し訳ないような気持ちになりました。中国のイ坊市で日本の業務用シーツ類の約7割を作成しているそうです。まさに「世界の工場」中国ですね。ちなみに全ての工程は日本の賃金が上がったため、日本での製造が難しくなり中国のこの地にその技術を伝承したそうです。いわば日本の工場みたいなものなのです。中国ではCO2の問題や大気汚染が世界的に深刻な問題となっていますが、少なからず私たち日本人にもその責任の一端はあるようです。

今回の出張で感じたことは、私たちリネン業者の仕事にはこんなにたくさんのかたが関わっている事にびっくりしました。そして、世界は以外と狭く大分で小さく商売している私の仕事にも世界が関わっていて、全ては他人事ではないのだなと感じさせられました。今回の出張では中国商社の営業担当のかたや工場の社長や工場長、またそこで現場作業員として頑張られている労働者のかたともお食事をご一緒しましたが、文化や言葉は違うけれどなんとなく心は通いあわせる事ができるのだというのが一番の収穫でした。とても有意義な視察となりました。それにしても、中国人は酒が強い(笑)。


出席報告


例会 第11回【通算第66回】 2018年09月24日正午~10月01日正午(出席数・出席率 10月01日
正午)



修正
出席率
60 60 52 86.69% 0 86.69%

例会 第10回【通算第65回】 2018年09月10日正午~09月17日正午(出席数・出席率 09月24日
正午)



修正
出席率
60 60 55 91.67% 1 93.33%

例会 第9回【通算第64回】 2018年09月03日正午~09月10日正午(出席数・出席率 09月17日
正午)



修正
出席率
60 60 53 88.33% 1 90.00%

幹事報告・委員会報告


幹事報告


各種行事の参加のお勧め
ポリオを一緒に観ませんか?

英国の実話映画『ブレス しあわせの呼吸』公式サイト
大分での上映は僅か2週間です。
大分シネマ5 10月13日~26日 昼11:50 夜20:35



ポリオという病気を知り、ポリオ撲滅へのさらなる支援にと
国際ロータリーは、本編オープニングクレジット等に協力者として
『ロータリーとEND POLIO NOW』のロゴを表示していただいております。


【映画の基本情報】
邦題:『ブレス しあわせの呼吸』 
2018年9月7日(金)角川シネマ有楽町他全国ロードショー
KADOKAWAによる映画公式サイト:http://breath-movie.jp/

あらすじ(引用元:KADOKAWA):
運命の恋、祝福された結婚。最幸の日々を送っていたロビンとダイアナ。
ところが、突然ロビンが倒れてしまう。診断結果はポリオ、

首から下が全身マヒとなり人工呼吸器なしでは息もできない。
時は1959年、医師からは「余命数カ月」と宣告される。

絶望の日々を送るロビン。
医師の反対を押し切り自宅で看病する決意をするダイアナ。
彼女の決断は、ロビンの運命を大きく変えていく――

Rotary.orgに掲載された同映画に関する記事もご覧ください。:http://bit.ly/2qUWsmX



ロータリアンとしての権利を頂いている私達は、
クラブや、国際ロータリーとも、どの様に関わるかは自由です。

知ろうと思うのも自由、
行動するのも自由。

でも、不慮な病気、ボリオに遭い、自由が奪われた時、
私たちは、初めて気が付くのです。

国際ロータリーが見ている世界、夢。『ポリオ撲滅』
一緒に、観ませんか。


幹事 佐藤知博


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2018年9月30日現在、総数69名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただきました。
心より感謝申し上げます。

【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方にはメークアップ証明書を無料で発行致します。
会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

【サポーター数】
(2018年9月30日現在)合計 69名


他地区計(6名)


地区 クラブ名 人数
3350 バンコク スリウォン 1
2580 東京御苑 1
2750 東京世田谷 1
2740 佐賀 1
2740 唐津中央 1
2700 福岡東 1

2720地区計(63名)


地区 クラブ名 人数
2720 熊本菊南 1
2720 熊本 2
2720 熊本東 4
2720 熊本城東 5
2720 熊本江南 1
2720 熊本西南 1
2720 熊本西 1
2720 熊本中央 1
2720 熊本西稜 1
2720 人吉 1
2720 中津 9
2720 日田
2720 玖珠
2720 宇佐2001 3
2720 大分 1
2720 大分臨海 8
2720 大分南 4
2720 大分中央 6
2720 大分1985 6
2720 大分キャピタル 4
2720 竹田 1
2720 津久見 1

理事会報告


9月理事会
【9月度臨時理事会】
1.2019-2020年度(瀧G年度)の地区役員として片山勇会員を「地区米山部門委員」に推薦する
→承認

2.2019-2020年度(瀧G年度)の地区役員として尾林邦生会員を「新クラブ設立推進委員」に推薦する。
→承認


来信紹介


<来信紹介>
1.ロータリーレート 10月1$=112円
2.新進気鋭セミナーご案内(再)
3.職業奉仕セミナー資料
 本資料はご要望を頂いた方へ配布しておりますので、事務局か幹事佐藤まで問い合わせください。


幹事からのご案内


<各種行事のご案内>
10月06日(土) 日田RC創立55周年記念式典 尾林会員 登録
10月06日(土) RAC年次大会
   07日(日) RAC年次大会
10月20日(土) 新進気鋭会員セミナー ご案内 P1 P2
10月27日(土) 社会 国際奉仕合同 セミナーご案内(再)  申込
11月04日(日) 宇佐八幡RC創立30周年記念式典 片山 植山 尾林 安部 各会員 4名登録
11月17日(土) 地区大会 本会議 記念講演会他
11月16日(金) 地区大会一部訂正

11月23日(金祝)合同ゴルフ大会 P1 P2 P3 P4 ゴルフ大会 訂正

12月02日(日) 渡辺好政元RI理事をお迎えして職業奉仕を深める記念大会(大分) 定員150名(先着順)詳細はまだとどいておりません。

2019年
04月28日(日) インターアクト研究会 案内 プログラム 連絡先一覧 登録 会場


委員会報告


ロータリー財団委員長   尾林 邦生

ロータリー財団に 2名の方々が寄付(年次寄付)されましたので
報告いたします。

  植山 朋代 会員  200$
  佐藤 知博 会員  100$

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 職業奉仕委員長  村田 武

 皆さま、こんにちは。
この度、OKEの職業奉仕・委員長を仰せつかりました村田と申します。
奉仕プロジェクト大委員長の薬真寺さん含め、メンバー19人です。

「職業奉仕」とは難しい言葉ですが、皆さんの生業・仕事を通じての活動は
すべて職業奉仕になるのかな、というのが自分なりのイメージです。
宮迫年度、盛り上げてまいりましょう❗️よろしくお願いします。

早速ですが、去る9月22日(土)ホルトホール大分で開催された職業奉仕セミナーに
参加してきました。とても充実した内容でしたので、3回に分けて委員会報告あげさせて頂きます。

職業奉仕について、髙山ガバナー、木下RI研修リーダーからのお話、
そして8グループに分かれての討議・グループ発表、でした。
「分かりづらい、難しい」と言われる【職業奉仕】ですが、佐藤幹事のグループ発表が、
とても分かりやすくまとまってましたので、今週はその動画をご覧ください。


「生きているから、会社が続いているから職業奉仕している事になる。
何故なら奉仕が行き届いていないと会社は存続出来ないから。」

1. お医者さんが普通に診療すれば職業奉仕、
  町で無料診療すれば社会奉仕。

2. 正しく仕事をしていると職業奉仕になる
  (↑ 4つのテストにつながる)

3. スタッフに対し社会奉仕するように指導することは
  職業奉仕となる。

簡潔ながら職業奉仕を的確に発表されています。
各テーブルとても深いグループ討議をされたことと思います。素晴らしい発表でした❗️


◆「職業奉仕」という言葉は捉えどころがなく、
難しいというイメージがあるかと思います。
ロータリー歴8ヶ月の私ですが、
理解できた事を以下3点についてまとめてみましたので、
来週から3回に分けて報告致します。
①国際ロータリー(RI)と日本のクラブでの認識
②各クラブでどのように実践されているか?
③Eクラブでの実践の在り方


※ 出席率100%会員 ※


2018年9月で 1年になります「出席率100%会員」につき 会員専用サイトにてご確認ください。
(10月のお祝いページにて掲載しています)
https://ok2720eclub.jp/member/


今週のスマイルボックス


♡ 河野 坦司様(東京御苑ロータリークラブ)  2口

前回の例会で、災害用伝言ダイヤルを教えていただき感謝します。
会長の時間 参考になりました。ありがとうございました!!


ゲスト卓話:子どもの可能性を上げるために、地域一体となって取り組むこと



首藤 文江 氏
(NPO法人 しげまさ子ども食堂-げんき広場-)


2720 Japan O.K ロータリーEクラブの皆さま、はじめまして。
NPO法人しげまさ子ども食堂-げんき広場-の首藤文江です。
この度は卓話の機会をいただき有難うございます。


きっかけ


私は地域で子育てをしてきたただの母親です。特に役立つ資格を持っている訳でもなく、造園業の主人と結婚をして家業を手伝いながら、3人の男の子の子育てをしてきました。子育てをしながら、学校の役員をしたり、読み語りのボランティアやホームスタートの ビジターで子育てにがんばっている家庭への支援などに参加してきました。自分の子どもとケンカした同級生がイライラしているのが気になったり、夜遅くまで家に帰らない地域の子どもの姿がいつまでも頭から離れないとてもおせっかいなおばさんだと思います。

そのような日々をすごしていた2014年にNHKのあさイチでNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークを立ちあげた栗林知絵子さんの活動を見ました。顔見知りの中学3年生の男の子に高校進学について聞くと「先生に都立高校無理って言われた」とつぶやいたそうです。

それをきっかけに彼の学習支援が始まりました。毎日500円ずつもらってそれで食事をまかなっていることをきき、彼に「一緒にご飯を食べよう」と誘ったそうです。
“家族みんなでご飯をたべる”というあたりまえだと思っていたその経験がない子どもたちがいることを知った栗林さんのお話を少し紹介します。


中学3年生の彼


彼は小数点・分数の勉強をしているときに「あ~そういうことだったのか」って言いました。「どうしたの?」と聞くと、「弁当を買いに行くと、栗バアから習った2割引きとか半額っていうシールが弁当に貼ってある。今まで、意味が分からないからその弁当は怪しいと思って買わなかった」と。これこそが相対的貧困です。

家族・親・学校が教えることができなくても、くらしの中で色々な人が伝えることによって、その子の経験に変わっていくことがたくさんあります。結果的に彼は合格し、報告会を開きました。報告会のときに彼はこう言いました。「今日は今まで生きている中で一番嬉しかった」と。報告会でご褒美をもらったわけでもありませんし、報告会を開いたからといって彼の将来が変わらないですが、100人の参加者が彼に「頑張ってね」と声をかけました。その時に出てきた言葉が「今まで生きてきた中で一番嬉しかった」でした。

彼にかかわる大人の眼差しが変わることによって、人ってこんなに自分のことを肯定できて頑張れる力になるんだなと思うと、地域の中でできることはまだまだたくさんあります。

この話をテレビでみて、私はすぐに主人に話しをしました。この取組みなら私たちの地域でも私たちでもできるかもしれないと2人で話し、上京する機会に栗林さんとお会いしたいと、直接ご本人にお願いをしました。快く、時間を作ってくれた栗林さんと話しをする ことで私たちはやる気充分で大分県に帰ってきました。

しかし、地元に帰ってくると“日常”がいやおうなしに流れていきます。それまでも仕事をしながら家のことや子どもの用事、ボランティアなどをして過ごしている中、全く新しい活動を立ち上げることは簡単ではなく、あーでもない、こーでもないと考えている間にあっという間に1年が過ぎてしまいました。


1枚のチラシから


そんな時に栗林さんから同じようなアンテナをもっている人達に向けて“キックオフミーティング”を開いてみては・・・というアドバイスをもらい、1枚のチラシを作りました。“子どもたちの現状を知って私たち地域に何ができるか”一緒に考えませんか”という内容でした。この1枚のチラシをきっかけに県内外から80名の方が集まってくれました。



その中からごく近くのサポーターと何度も会議を開いて2016年の4月2日に第1回目のしげまさ子ども食堂を開催しました。場所は旧県立三重総合高等学校重政農場跡地です。(現在は博多一風堂の農業法人くしふるの大地さんが賃借しています)

広い敷地と使いやすい建物のおかげでいろんな企画を子どもたちと楽しんでいます。当初はサポーターの子どもたちが10人程度参加するくらいでしたが、子どもたち自身や保護者どおしが気になる子どもやお母さんを誘って今では、毎回20人程度の子どもと同じくらいの数の大人が参加するようになりました。



自治体が私たちの活動を紹介してくれてつながった家庭もあります。子どもたちと遊んでくれるサポーターには、地域の専門学校生(藤華医療技術専門学校)が参加してくれています。兄弟も少なく、親戚づきあいも希薄な今、子どもたちはお兄さん、お姉さんと遊ぶのが大好きです。



月2回の子ども食堂は子どもだけでなく、大人の居場所にもなりました。夫婦で参加してくれる方や、一人暮らしの高齢者、若い頃一人でご飯を食べる寂しさを知るお父さんや、子育てに悩む母親などそれぞれの思いを持ちながら時間を共有しています。



声をかけつづけられる居場所


2016年9月から近くの中学校と相談して、中学3年生を対象に無料の学習支援を始めました。毎週金曜日、17:00~19:00元中学教師のサポーターや専門学生に協力してもらい、18:30分ころから専門学生と中学生が一緒にご飯を食べます。“親に期待しないこと”が日常となり、朝早くから登校する子、自転車がパンクしても自分で修理し、寒いので自転車を置いて車で送っていくと言っても“いや、いい”の一点ばりの子。調理室に来て自分のことをすごい勢いでしゃべる子どもなど・・・ゆっくり親と話をする経験やいろんな大人とのつながりが少ない子どもたちの現状が見えてきます。

“学力”とは問題を解く力だけではなく、学習をあきらめず、やりつづける力も入ると思います。それは一朝一夕に身につくものではなく、小さい頃から誰かにゆっくり話しを聞いてもらった経験や学ぶことを見守ってもらえてできることだと思います。大人になって思うことのひとつに習慣として“身についていると助かること”(起きる時間や寝る時間、食事のマナー、排便のリズム、間食の有無など)を子どもたちが自分の力でとりもどすのは大変だということです。学習の習慣もそのひとつです。
このときに来ていた子どもは中学校を卒業してそれぞれの進路に進み、今、高校2年生です。高校に行けなかった子どもは働いています。卒業のときには秋入学で高校にいくといっていたのに社会にでたら、毎日に追われて勉強することをあきらめてしまいました。やっと、つながったこの子たちがこれからも地域で生活していくのに困ったり、悩んだりした時、“どうしたんな?”と声をかけつづけられる居場所として少しずつ定着させていきたいと思っています。



子どもたちの世界をひろげる


もうひとつ、子どもたちと接していて気になることがあります。ふだん、友だちと遊んでいるときは、大きな声で話をしているのに少し、自分の意思を求めれたり、発表の場を設けるとパタッと黙り込んでしまう。悩みながらも話すというよりも全く口を閉ざすのです。これは多少の学力の差や家庭環境で変わるものではなく、今の子どもの特徴のようです。(ただ、経験値の高い子は自分の言葉をもっています。
話す言葉を探すことに疲れて、“もういいや”“めんどくさい”“すぐ大人のほうがあきらめるだろう”と言葉を探すことより黙っていることを選択するのです。そこで、私たちは子どもたちに失敗してもいろんな取組みを地域で始めました。

まず、1つめは 舞台パフォーマンスの指導。1年間を通して小学生から大人までが一緒になって舞台をつくっていきます。演劇あり、ダンスあり、のストーリーを地域の高校演劇部の先生につくってもらい、ダンス講師の方と一緒に指導してもらっています。

次に、プレゼンテーション指導です。熊本市でTED×kumamotoでプレゼンテーションの講師をされている松岡さんに指導をお願いしています。プレゼンテーションは、単に自分の考えや、企画を相手に“伝える”というだけでなく、自分の考えや思いが本当に“伝える”ところまで達しているかどうかを何度も自分自身にもどしては言葉にするの繰返しの作業です。自分ひとりでは難しい“振り返り”を講師スタッフと一緒に行うことで自分の本当に伝えたいことを削り磨いていきます。2年前、中学3年のときにプレゼンテーション指導をうけた子どもが今も機会があるたびに自分の想いについて続けています。



この2つの活動をきっかけにこの夏休み、“自分のかせいだお金で自分たちで計画をした海外旅行に行こう”と中学生1名、高校生5名を海外につれていきました。たまたま、プレゼンテーションの講師である松岡さんが“首藤さん、子どもたちに海外を体験させるのが一番早いですよ。連れていきませんか?”と言っていただいたことがきっかけでした。
私は、子どものころ両親がよくケンカをしていつ別れるか、自分の将来がどんな風にかわるのか、せまい視野のなか、不安で不安で仕方ありませんでした。大人になって感じているのは、あの頃、“大丈夫!心配しなくてもひとりじゃないよ”と言ってくれる大人が近くに居てくれれば、もっと自分の中の世界を広く感じられたのでは ないかと思っていました。



それで、私はいつも素敵な人に出会うと、まず、“子どもたちにつなげたい”と思うのです。情熱をもって仕事をしている人、思っていることを労をおしまず、自分から動いて実行している人、社会に対してはっきりと意見を述べている人、弱い立場の人の地位を守ろうと奪おうとしている人・・・見たこともない景色、美しい音楽、興奮するようなスポーツ・・・しかし、こんな体験に出会う、機会が子どもたちに平等にあるわけではありません。

スポーツ一つをとっても親の“収入”と“選択”によってできるかどうかなのです。子どもたちにとって私たちは、単なる“地域の大人”です。私たちに何のスキルも教える力もありません。でも私たちが“スゴイ!”と思う人や体験を子どもたちにつなげることはできるのです。もちろん、多くの親は自分の子どもに対して、そうしたいと思っていろんな経験をうながすでしょう。私もそうしてきました。
でも、子どもが大きくなって、保護者目線から地域のおばちゃん目線になったとき、地域の子どもみんなが幸せを感じるようにならないと、自分の子どもも幸せを感じないのではないかと思えたのです。もっというと、地域が子どもの世界を広げてあげられたらどんなに素敵だろうと思いました。



初めて、3泊4日の韓国釜山旅行に行った高校生の男の子が報告会で“自分は間違いなくしげまさ子ども食堂に来てなかったら、、ふみちゃんに会ってなかったら、今、この歳で海外旅行に行ってなかった”と言ってくれたことが今の私にとって最高のモチベーションになっています。

どうか、みなさん、お1人おひとりがそんな子どもたちにつながって子どもたちの世界をひろげてくださいますように・・・ 。



閉会点鐘



メークアップ


メールフォームにてのメークアップの方は必要事項をご記入の上、送信してください。
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。

下記の「今週の設問」にご回答ください。回答方法は次のとおりです。

1つまたは複数の設問に対してご回答ください。
すべての設問に対して回答する必要はありません。


会員・メークアップ・サポーターの皆様へ
Eクラブ会員・サポーターの方は必ずログインしてください


2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ会員の方はこちらで出席へ


Eクラブ会員専用コメント


他クラブのサポーターではないロータリークラブの方はこちらでメークアップ(1回:1,000円<税込> クレジット決済可<VISA/MASTER/AMEX>)


メークアップフォーム


他クラブの方ですでにサポーターの方はこちらでメークアップ


サポーター専用メークアップフォーム


他クラブの方でサポーターを希望される方(年会費:1万円<税込> クレジット決済可<VISA/MASTER/AMEX>)はこちらでお申し込み


サポーターお申し込みフォーム


お電話でのお問い合せはこちら(受付時間 10:00〜17:00 平日のみ:事務局 滝波)

080-3221-3377