今週の例会


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会長の時間:四つのテスト



皆様お疲れ様です。
このたびは2720 Japan O.K.ロータリーEクラブの例会にご参加頂きありがとうございます。
2023-2024年度第3回例会(通算276回)の会長の時間です。

まずはじめに、毎回私の汚い字を冒頭に掲載してすみません。
今回もあまりにも酷い字になっていますので正直に掲載するかどうか悩みましたが、これが今の「真実」の私の字ですので、皆様どうかしばらくお付き合いください。

前回の例会では「ロータリーの基本理念」についてお話をさせていただきました。
このロータリー活動の大前提にある基本理念は3つに大別されると言うことでしたが、皆さん3つ全て覚えていらっしゃいますか?
そう、「ロータリーの目的」「四つのテスト」「奉仕部門(5大奉仕)」の3つでしたね。

今回はその中でも「四つのテスト」に焦点を当ててみたいと思います。
以下に「ロータリーの友」のWEBサイトに記載されている内容を分かりやすく抜粋しながらまとめてみました。


四つのテスト


今から100年近くも前の大恐慌のさなか、一人のロータリアンが4項目からなる簡明な倫理指針を考案しました。この指針は、窮地にあった彼の会社を救うのに役立ったのです。この指針が表現していた内容や信条はまた、ほかの多くの人たちに対しても、倫理的羅針盤を提供することになりました。やがて、国際ロータリーによって採用され、広く知れ渡ることになったこの四つのテストは、今日では、ロータリーの基本理念の一つとなっています。


四つのテストの誕生




四つのテストの創案者であるハーバート J.テーラー(ハーブ)は、やり手で卓越したセールスマンであり、人の上に立つ人物でした。ハーブは行動家で、信仰心が厚く、道義を重んじる人物でした。1893年に米国ミシガン州に生まれたハーブは、イリノイ州エバンストンのノースウエスタン大学を苦学の末、卒業しました。卒業後、彼は、YMCAおよび英国陸軍福祉機関の任務で渡仏し、第1次世界大戦では米国海軍の補給部隊員として従軍しました。1919年にグロリア・フォーブリックさんと結婚して、米国オクラホマ州に新居を構えたハーブは、同地でシンクレア石油会社に勤務しました。彼は1年後に同社を退社し、保険・不動産・石油リース仲介業を始めました。

数年に及ぶこの事業でいささかの成功を収めたハーブは、1925年にイリノイ州に戻り、シカゴのジュエル・ティー社に入社、とんとん拍子に昇進しました。そしてやがてシカゴロータリークラブの会員となりました。1932年、ジュエル・ティー社の次期社長候補であったハーブは、破産寸前状態にあったシカゴのクラブ・アルミニウム社の再建を依頼されました。調理器具メーカーの同社は、総資産額を40万ドル上回る負債を抱え、倒産の瀬戸際にありましたが、ハーブはこの難事業を引き受け、危機にひん瀕した同社に自らの運命を託したのです。彼は、ジュエル社を辞め、これまでの給与の8割減という収入でクラブ・アルミニウム社の社長に就任しました。しかもそのうえ、運営資金に充てるため、自己資金6,100ドルを同社に投資したのです。

信仰心の厚いハーブは、同社を建て直し、大恐慌下の沈滞ムードを払拭(ふっしょく)するための手段として、社員たちに倫理的価値観の目安となる簡潔な指針を提供すべく、神の啓示を求めて祈りをささげました。

社の倫理訓について構想をめぐらせたハーブは最初、およそ100語からなる文章をしたためましたが、これは長すぎると判断しました。そこでさらに推敲(すいこう)を重ね、それを7つの項目にまとめたのです。四つのテストは当初は、七つのテストだったのです。しかし、これでも長いと考えた彼は、それを自問形式の4項目にまとめ上げ、それが今日の四つのテストとなりました。

1942年、当時の国際ロータリー(RI)理事のシカゴのリチャード・ベナー氏が、ロータリーもこのテストを取り入れるべきだとの提案をしました。RI理事会は、1943年1月にベナー氏の提案を承認し、四つのテストを職業奉仕プログラムの一つの構成要素としました。
ハーブは、ロータリーの創立50周年記念にあたる1954-55年度、RI会長に就いた時、四つのテストの著作権をRIに移譲しています。


四つのテストに関する有名なエピソード


四つのテストは、徐々に同社のあらゆる面における指針となっていき、ディーラーや顧客、そして従業員の間に、同社に対する信頼と好意が生まれることになりました。四つのテストは、社風の一部となり、やがて、クラブ・アルミニウム社に対する信望は高まり、財政の改善に寄与することとなったのです。

ある日のこと、販売部長が、調理器具5万点の注文が取れるかもしれないと発表しました。売り上げは低迷状態にあり、会社は依然として倒産の危機から脱していませんでした。最高幹部の人たちは、明らかにこの販売の機会を逃すことなく、商談が成立することを望んでいました。しかし、一つの問題点がありました。販売部長が聞いたところでは、注文主である業者は商品を値引きして販売したいというのです。「これでは、これまでわが社の製品を地道に宣伝し販促してきてくれたディーラーに対して不公平となります」というのが販売部長の意見でした。結局、この注文は断ることになりました。その年には、ほかにいくつか厳しい決断が下されましたが、これは、その中でも最も苦渋に満ちた決断の一つでした。この取引を行っていれば、疑う余地もなく、同社が営業活動のよりどころとする四つのテストを嘲笑(ちょうしょう)することになったでしょう。

1937年までに、同社の負債は完済され、その後の15年間では、株主に対して100万ドル以上もの配当が支払われました。また、同社の純資産は200万ドル以上に達しました。


現代社会にも適応される倫理的誠実さ


四つのテストは国家という枠を超えたものであり、国境や言葉の障壁を超越するものです。そこには、政治や独断や特定の信条は介在しません。一つの倫理規範としての存在以上である四つのテストは、いかなる形であれ、人生を成功に導くための要素を含み持っています。それは今日の社会でも有効性を保持し、かつ実効性のあるものなのです。

現代社会が今いちばん必要としているものは倫理的誠実さであると言ってもいいでしょう。四つのテストは、人々が価値ある目標を追い求める際の指針として活用できます。その目標とは、友人を探し選び、その友人関係を維持すること、周りの人たちと友好関係を築くこと、幸福な家庭生活をつくりあげること、高い倫理的・道徳的基準を設定し身につけること、自ら選択した事業や専門職で成功を収めること、より良き市民となり、次の世代にとっての良き手本となること、といったことです。


言行はこれに照らしてから


皆さま、いかがでしたでしょうか?
ロータリアンであれば誰もが耳にする「四つのテスト」ですが、実は調べていくと様々な解釈があります。その中でも興味深かったのが、この四つのテストは決して倫理基準や商道徳を高める目的のために作られたのではなく、経営危機に陥った会社を再建するために作られたビジネスに直結した極めて現実的な基準であるということです。
つまり、理想を求めた机上の空論ではなく、より実践的なビジネス論だということです。

私自身、「四つのテストを実行できている!」と胸を張って宣言することは出来ません。
ただ判断に迷ったタイミングでこの四つのテストに照らし合わせてみると、何かヒントが浮かんできそうな気がします。少しずつですがそのようにしていきたいと考えました。
そのために四つのテストの始まりには必ず「言行はこれに照らしてから」とあるのかと思います。



「ロータリーの友」の編集部の方が以下のような文章で四つのテストの説明を終えています。
簡潔さの中に多くが語られ、感動的なまでに力強く、実のある成果を必ずもたらすこの四つのテストは、緊張と混乱と不確実性に満ちたこの世界のただ中に、清新で明るさにあふれた未来展望を与えてくれるのです。



これで今回の会長の時間を終わります。
ありがとうございました。

2023-2024年度
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ
会長

陶山誠司


出席報告


例会 第2回【通算第275回】2023年7月10日正午~7月17日正午(出席数・出席率7月17日正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
49 47 27 57.45%

例会 第1回【通算第274回】2023年7月3日正午~7月10日正午(出席数・出席率7月10日正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
49 47 38 80.85%

出席委員会からのお願い
会員の皆さま、例会への出席ありがとうございます。
ロータリーライフにおける親睦の第一歩は、まず毎週の例会に出席することから始まると言われています。我がEクラブの例会はホームページを開くことから始まります。
例会出席は例会がアップされる月曜日の正午から翌週月曜日の正午までの期間に出席することが必要です。例会の出席が叶わない時は「メークアップ(補填)」することができます。
出席は「今週の例会」ページの下段にある会員の氏名とメールアドレスが入ったコメント欄から「例会のコメント」をすることで例会への出席とさせて頂きます。投稿後に内容が確実に反映されたかを確認して頂けると安心できます。
早めの出席、確実な出席にご協力いただきますようお願い申し上げます。


出席委員会


幹事報告


幹事報告
(1)来信紹介
(2)各種行事のご案内
(3)他クラブからのお知らせ
(4)クラブ内のお知らせ


(1)来信紹介


★★新着情報★★


《ハイライトよねやま Vol.280》



::今月のトピックス::
------------------
・2022-23年度 寄付⾦結果
・第2回 次期地区米山奨学委員長セミナー開催
・学友ロータリアンが10万円寄付「毎年続ける」
・10年の時を経てベトナムで再会
学友からの高額寄付

《今月のピックアップ記事》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
学友ロータリアンが10万円寄付「毎年続ける」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
中国出身の米山学友で、第2620地区
甲府中央RCに所属する伊原 廣鴻さん
(1997-98/一宮RC)が10万円を寄付し、
6月26日の例会にて第1回米山功労者として
表彰されました。

現在は山梨県内で内科医として勤務している
伊原さんは、「米山奨学生に合格した時は、
世界が変わったかのように嬉しかったことを
今でも覚えています。一宮RCの当時の
カウンセラーさんには何から何までお世話になり、
本当に感謝しています。これからは、米山奨学生
だったことへの恩返しをするべく、毎年寄付を
続けるだけでなく、医療でも地域に貢献して
いきたいです」と、力強く今後の意気込みを
語りました。


《クラブ・地区支援リソース集2023‐2024年度版のご案内》



昨年度版からの主な変更点は下記の通りです。
・「ローターアクト」の項目を削除(これまでロータリークラブ向けだった多くのページが、ローターアクトクラブ用の情報を含むようになりました)
・「My ROTARY - クラブ・地区の運営(マニュアル)」に、「次年度事務局継続登録補足資料」を追加
・ 「My ROTARY - クラブ・地区の運営(レポート)」に、「提唱ローターアクト/インターアクト確認方法の確認方法」を追加
・「公共イメージ・ロゴ・ブランディング」に、動画等のリソースを追加
・「国際大会」の項目に、「クレジットカード決済時のエラーについて」のご案内を追加
・「国際ロータリー理事会」に関する項目を追加
・「その他のよくある質問」に、「会員がMy ROTARYのアカウントを作成(登録)する前にすることはありますか?」を追加


★★前回に引き続いてのご案内★★


《母子の健康月間(2023 7)》


母子の健康月間リソースです。クリックするとダウンロードできます。



《財団室ニュース7月号》


財団室ニュース7月号をお届けします。画像をクリックするとダウンロードできます。



《2020-2023年の審議会手続きに関するご案内》


Rotary.org 2020-2023年の審議会手続きに関するご案内 ロータリアンの皆さまへ 平素より大変お世話になっております。 2022年決議審議会(COR)の完了に伴い、ここに 決定報告書 をお送りいたします。この報告書には、以下が含まれております。 •    審議会業務部からの書簡 •    採択された決議案 •    採択された案件に関する投票集計 2022年決議審議会の投票結果は、My ROTARY からご覧いただけます。 また、2023年決議審議会への決議案の提出締切日は、2023年6月30日となっております。提出用のフォームおよび役立つリソースは、My ROTARYの 審議会のページ からご覧ください。 報告書または決議審議会についてご質問がある場合は、当方までご連絡ください。 よろしくお願いいたします。 審議会業務部スーパーバイザー サラ・クリステンセン ONE ROTARY CENTER 1560 SHERMAN AVENUE EVANSTON, ILLINOIS 60201-3698 USA ROTARY.ORG 画像をクリックすると全ページがダウンロードできます。



《『2022年手続要覧』ご案内》


「2022年手続要覧」が発行されましたのでご案内致します。画面をクリックするとPDFがDLされ、表示リンクへの移動が可能になります。



《第3地域ロータリー財団チームニュース第1号》



https://ok2720eclub.jp/media-download/1206/6a497b6eb6b16a95/


《ロータリーレート》


2023年7月ロータリーレートは、1ドル=145円です。よろしくお願いします。


(2)各種行事のご案内(内容の詳細はそれぞれの来信・案内をご覧ください)


☆☆地区・並びに他クラブの行事☆☆


インターアクト年次大会のご案内



登録者:植山会員、本田会員、安部会員、薬師寺会員


☆OKEクラブの行事(ダイジェスト)☆


・7月11日 『米山記念奨学会2023-2024年度 上期普通寄付金』事務局より入金しました。
米山記念奨学会の寄付は上期と下期の年2回の他、特別寄付もあります。未来ある留学生のためのロータリークラブの大切な奉仕活動の1つとなりますので、時期になりましたらまたアナウンスをさせていただきます。

・7月17日(月・祝) 『関の江ベンチ贈呈』
詳しいことは2720地区のHPに掲載いただきましたのでこちらでご確認ください。

・7月22日(土)〜23日(日) 『2023学年度 米山夏季セミナー』
Eクラブからは陶山会長、植山副会長、安部青少年奉仕委員長、早水公共イメージ大委員長、薬師寺会員が出席されました。
以下、陶山会長から感想をいただきました。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 
4年ぶりに行われた「米山記念奨学会夏季研修会」は日田にある廃校を活用した多目的交流館で行われました。
エアコンのない体育館での研修会はかなりの暑さでしたが、参加した奨学生からは「ロータリーを知るためのとても貴重な体験となった」「日本に来て一番良い体験」「自分の国と日本との掛橋になりたい」などの感想がありました。中でも「今は奨学金を貰って援助を受けている立場ですが、将来はロータリーの皆さんのように困っている人を援助できる人間になりたいです。」という言葉がとても印象に残りました。





☆☆OKEクラブの行事(これから)☆☆


●7月24日(月)18:30~ホテル日航大分オアシスタワーにて、膳所年度ガバナー公式訪問例会を開催します。
参加予定者:陶山会長、植山副会長、中川直前会長、本田会長エレクト、井田副幹事、早水会員、宮迫会員、久保田会員、長野会員、佐藤弥生会員、松田会員、今長会員、安部一会員、紅葉谷会員、南会員、佐藤雅光会員、薬師寺会員、神鳥(以上18名)

●8月3日(木)大分七夕まつり「七夕飾り付けコンクール」参加予定。 飾り付け部隊大募集中!

●8月22日(火)~ 国際奉仕委員会主催スリランカへ文房具を届ける奉仕活動


(3)他クラブからのお知らせ


★★前回に引き続いてのご案内★★


(4)クラブ内のお知らせ


国際奉仕委員会からスリランカ支援プロジェクトのご案内


「スリランカ文房具寄付プロジェクト」に関してご案内です。
8月にスチッタ会員の母国であるスリランカに行き、貧しい子ども達に文房具の寄付を行う予定です。
先日寄付する文房具を佐々木会員のお店にて購入させて頂きました。

8/22(火)から渡航予定ですので、ご都合の合いそうな方は是非ご検討ください。
ご家族のみなさんでの参加も可能です。スッチーがアテンドしてくださいます。

スリランカに行く機会もなかなかないと思いますので、夏休みの思い出にもいいのではないかと思います。
参加希望者は今長国際奉仕委員長までお申し込み下さい。

スケジュール等の詳細は画像をクリックするとダウンロードできます。



雑誌委員会から、「ロータリーの友」パスワード変更のお知らせ


「ロータリーの友」電子版のパスワードは定期的に変更されます。会員専用ページに掲載しておりますので、ご確認お願い致します。7月15日より新しいパスワードになりました。


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2023年7月9日現在、1クラブと総数13名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただいています。心より感謝申し上げます。

【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方には何度でもメークアップ証明書を無料で発行致します。
サポーターご希望の方は、「サポーターお申し込みフォーム」ページより、お手続きをお願いいたします。

会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

【サポーター数】
(2023~2024年度)2023年7月9日現在 1クラブ・13名  


他地区計(サポータークラブ1RC・1名)


地区 クラブ名 人数
2740 佐賀
2670 髙松西 1
2690 鳥取 1
2760 豊田西 1

2720地区計(6名)


地区 クラブ名 人数
2720 熊本 1
2720 熊本東 1
2720 中津 1
2720 中津中央 1
2720 大分 1
2720 大分臨海 1
2720 大分南 1
2720 大分中央 2
2720 大分1985 1

※ 今月のお祝い ※


今月の会員誕生日を紹介しています。
おめでとうございます。会員専用ページにてご確認ください。
https://ok2720eclub.jp/member/


今週のスマイルボックス


♡ 尾野 文敏  様 (大分RC)   1口
上記の方からメークアップに際してのスマイルを頂戴しました。大変ありがとうございます。
今後とも何卒宜しくお願いし申し上げます。
2720Japan O.K.ロータリーEクラブ
会長  陶山 誠司

♡ 陶山 誠司  会員  2 口
先週は当クラブ会員のご協力で、お2人の新会員候補の方にお会いすることが出来ました。皆様とても素晴らしい方ですのでぜひ入会して頂きたいと願ってスマイル2口致します。

♡ 神鳥 絵里  会員  1 口
クラブ協議会に向けて各委員会の皆様、ご尽力頂きましてありがとうございました。皆さんのパワーすごいです!



♡ 武田 友志  会員    5 口
7月8日(土)大分研能会 クラブ協議会と重なり我々のクラブからは、昨年より少数でしたが、お忙しい中、3名の会員の方とご家族がお越しくださいました。本当にありがとうございました。また、陶山会長、植山さん、滝波さんが、他のクラブにお声掛けくださり、能を見ることが少ない留学生、大分の6クラブから、米山留学生6名、同伴会員の9名がお越しくださいました。また松田さんが、御自身が授業される芸短大、松田事務所のアルバイトの学生さんのチケットを自費でご購入くださり、10名以上の学生さんにお出掛け頂きました。皆様への感謝を込めて5口スマイルさせて頂きます。


♡ 松田 周作   会員    15口
関の江海岸への学生デザインのベンチ設置に、心から感謝いたします。このベンチは、大分大学の木質構造実験の廃材を利用して製作された作品です。私が非常勤講師を勤めております大分大学から廃材の再利用について相談されたのがきっかけでした。弊所、松田周作建築設計事務所にインターンとして所属している大分大学や大分県立芸術文化短期大学、日本文理大学の学生によって設計されました。製作、設置、寄贈にあたり、国際ロータリー第2720地区 2720 Japan O.KロータリーEクラブと 大分キャピタルOliOliロータリー衛星クラブ、また、上野建設さんや関の江海岸プロジェクトメンバーでいらっしゃるgreen circleさんにサポートを頂き、実現しました。学生デザインが公共の場で実現することは、非常に貴重で奇跡的な出来事です。長野市長をはじめ関係者の皆様のご理解とご協力に心から感謝しています。関の江海岸を訪れる多くの方々には、この美しい環境で、学生デザインのベンチに腰をかけていただければ幸いです。素敵な光景に出会えた感動と多くの関係者の方々への感謝に、スマイル10口!



会計監査をさせて頂きました。事務局 滝波眞理子さんのEクラブへの多大なご尽力を垣間見ると同時に、クラブ運営についての大きな学びとなりました。滝波さんのEクラブへの多大なご尽力への感謝に、スマイル5口♪

♡ 薬師寺 喜和郎  会員    10口
入会させて頂き有難うございました。感謝の気持ちをスマイルに。


ゲスト卓話:子どもと共につくりたい 豊かな「こどもまんなか社会」



御手洗 洋子 氏
(元大分県生活環境部審議監)


みなさん、こんにちは。御手洗洋子と申します。今年3月に大分県庁を定年退職し、今は、後輩の県職員の相談に乗ったり、子どもの声を聴くボランティア活動の運営をお手伝いしたり、県の人権啓発講師など、毎日、楽しく駆け回っています。唯一の趣味、真玉海岸のマテ貝堀りが、今年は禁止で悲しいです!

今回、7月のロータリーEクラブ「母子の健康月間」によせて、このような機会を頂戴し、感謝申し上げます。子どもにかかわる行政経験は、こども未来課長として2年間、そして最後の2年間に人権尊重・部落差別解消推進課長時に「こどもの人権」も学んだくらいですが、私が、今も学びながら感じていることをお話させていただけたらと思っています。どうぞお付き合いください。


こどもを取り巻く環境


昨今、「少子化が最大限の課題」という声があちこちで聞かれます。大分県でも「子育て満足度日本一」をめざして、妊娠から出産、子育てまで切れ目なく様々な支援策に取り組んできました。



私が子ども未来課長を務めた約5年前の2年間だけでも、「結婚したいが出会う機会がない」という若者のために「であいサポートセンター・おおいたえんむす部」を立ち上げたり、不妊治療費の助成対象を拡げたり、青年会議所の方々やおおいたパパクラブと一緒に男性の家事育児参画を推進したり、保育料の無償化や保育士の働き方改革を進めたり、認可外保育所の巡回支援を始めたり等々、様々な子育て施策を講じてきました。全国の自治体も、給食費や子ども医療費の無償化など、こぞって子育て支援に力を入れています。



このような取り組みにもかかわらず、少子化にはなかなか歯止めがかかりません。
さらには、つい先日には、子どもの2022年の1年間の自殺が514人と過去最多と報じられました。
今年4月、こども基本法が施行、こども家庭庁が発足しました。「こどもまんなか社会」実現のために、さらなる取り組みが進むであろうと、期待はしています。

ですが、果たして、今のような社会の意識・仕組みのもとで、少子化社会が何とかなるのでしょうか?せっかく生まれてきた子どもが、皆、将来に希望を持ち、幸せに笑顔で暮らせているでしょうか?
私は、自分自身の反省も込め、もっと「子どもの心の声を聴く」大人が増えることを願っています。私も、自分の孫や、これからの世代を担う子ども達のためにと、今、「子どもの権利」や「傾聴」を勉強中です。今日は、一緒に考えてみませんか?


子どもの権利


「こどもの権利って何?大人とどう違うん?おばあちゃん、人権とかいうお仕事してるんやろ?」ある日、小学4年の孫に鋭い質問を投げかけられました。う~ん、シンプルな質問ほど難しい。みなさんなら何と答えますか?

私は、頭の中の精一杯の知識を巡らせて、「すべての子どもには、安心して、自信をもって、自由に生きる権利があるんだよ。でも、小さかったり弱かったり知らないことが多かったりするので、守られる権利もあるよ。」「じゃあ、遅くまでゲームをするのも、僕の権利やな!お母さんから昨日も叱られたんや、時間を守り切らんのやったら、ゲームを取り上げるよ!って。」私「………。」さあ、みなさんなら、この子の声にどう寄り添いますか?

私の反省…教科書のような回答しても、きっと何も届いていないだろうなあ、どうして子どもの権利を知りたいと思ったの?とか、そうか~ゲームをもう少しやりたいんだね!とまずは受け入れる言葉が必要だったかな…と。

「子どもの声や意見を聴く」ということは、「子どもの言いなりになる」ことではありません。子どもの内なる力を信じて、子どもが自分で決める!私たち大人は、その応援団に徹することです。そのための「傾聴」がなかなかどうして、簡単ではありません。大人が自分のあたりまえを押し付けたり、良かれと思って余計なアドバイスをしたり、聞いているつもりでも上の空だったり、事柄ばかりにとらわれて気持ちをなかなか聴けていないんですよね。

日本が「子どもは権利の主体である」と児童福祉法に明記したのは、つい数年前、2016年のことなんです。「権利」という言葉に抵抗感を感じる方も多いようです。かつての私もそうでした。でも「自分の権利を大切にするということ=相手の権利も尊重するということ」を学んで、「権利」について、私の考え方は変わっていきました。


大人の笑顔が子どもの元気 Powerは強いほうから弱いほうへ流れる


まずは私たち大人が、日々笑顔でいることが大切です。モヤモヤやイライラを抱えていては、笑顔になれません。特に悲しいとか悔しいなどのマイナスの感情は、強いほうから弱いほうへ流れます。そこに大人と子ども、上司や部下、男性と女性、マジョリティとマイノリティなど構造的な上下の力関係があれば、なおさらです。パワハラ、セクハラ、DV(ドメスティックバイオレンス)、性被害、…
どこに生まれようと、どこで育とうとも、どんな特性があろうとも、傷つけられていい人間なんていません。子どもの生きる・育つ・守られる・参加する権利は当たり前のものでラッキーとアンラッキーがあってはなりません。

子どもを密室で育てることを余儀なくしている、親の価値観だけで子どもを染めてしまう現在の社会構造が危険だと思います。
「子どもは地域で育てましょう。いろんな大人とかかわることが大切です。」こども未来課長としての掛け声だけでなく、自分でも何かしたという想いがふつふつと湧き上がってきました。少子化対策も大切だけれど、いじめや虐待など悲しい事件を聞くたびに、児童相談所の職員の皆さんの大変さを見るたびに、もっと手前の段階で、私たち大人にできることは、いろいろあるのではないかと。

それには、孫の存在も大きかったかもしれません。私には3人の娘がおります。夫や実母の協力もあって、フルタイムでずっと働き続けることができましたが、今思えば、時間に追われ、大人の都合を優先させてばかりで、娘たちの気持ちに寄り添うような子育ては到底出来ていなかったと反省しています。今はそれぞれに家庭を持ち、孫も4人おりますが、自身の子育ての反省も踏まえて、孫と豊かなかかわりを持てるおばあちゃんでありたいと心底思いました。



さらに、退職前の最後の2年間、「人権尊重・部落差別解消推進課」で、改めて「人権」を担当させてもらえたことは、私の人生にとって大きなご褒美となりました。

多様な環境や体験をもつ子どもたちの中には、自分の感情を言葉にすることを経験していない子もいます。私の中にある「かわいそう」「助けたい」「わかる」という一方的な思い込み「無意識の偏見」はとんでもない思い上がりで、その子の強さや、逞しさや、賢さに寄り添うための、ひたすらこころの声を聴く「傾聴」が大切なんだということにも、気づかされました。


子どもの声を聴く「チャイルドライン」の紹介



日本中の子どもたちと電話やチャットでつながる「チャイルドライン」をご存じでしょうか?私は今、チャイルドライン大分の運営委員として活動のお手伝いをしています。

みなさんは、電話やチャットで話すだけで、子どもにどんな効果があると思われますか?もちろん、1回の電話だけで、すべてが解決するわけではありません。でも、自分から電話をかけてきたこと、まずはその勇気から受け止めます。


お説教抜き、押し付け抜きで、子どもの「声」に、ただただ耳を傾け、うまく言葉にできないこどもの話を一生懸命聴くことで、子ども自身が自分の気持ちに改めて気づくこともあります。子どもは、本気で自分の話を聴いてもらえた、受け止めてもらえたと感じることができれば、自分自身でその課題と向き合い、乗り越えていく力を持っています。そう信じ、子どもの声の奥にある「こころ」を受け止めるのが、チャイルドラインです。

先日の、子どもの自殺が過去最大となったという報道を受け、チャイルドラインでは子どもたちに緊急アンケートを行いました。「大人にできることはありますか?」という問いに「ある」と85%が回答。「否定せずに話をきいてほしい。」でした。日々の暮らしの中に、子どもの声を聴こうと意識する大人が増えることで、きっと、ありのままの自分を好きでいられる子どもが増えていくのではないでしょうか。

せっかくの機会ですので、チャイルドライン大分の活動を紹介させてください。日本中の子どもたちからひっきりなしにかかってくる電話やチャットを、大分を含む全国のチャイルドライン(39都道府県67実施団体)の仲間たちが受けています。以前は、電話だけでしたが、時代と共にチャットでの相談が急増しています。そのため、毎年、「受け手ボランティア養成講座」を開催し、子どもの気持ちに寄り添う大人を増やす取り組みをしています。7月8日から今年度の研修がスタートしたところです。ご興味のある方、ご参加をお待ちしています!



また、チャイルドラインのPRも大事な活動です。子どもたちには、毎年2回、学校を通じてカードを配布しています。そして、もっと広く大人達にも知ってもらいたいと、今年度から、寄付付き自動販売機の設置に取り組むこととなりました。安定した運営資金確保にもつながればと思っております。「設置しても良いよ」「知り合いを紹介できるよ」という方、ご連絡いただけると嬉しいです。この機に乗じて厚かましいお願いですが、どうぞよろしくお願いいたします。


子どもと共につくる「こどもまんなか社会」は、安心して弱者になれる社会


先日、佐伯市が主催する男女共同参画の講演会に参加し、社会学者の上野千鶴子先生のお話を聞きました。以前の私は、どちらかというと、フェミニズムとか、権利を主張するとかを苦手に感じていました。が、人権を学ぶ中で、東大の入学式の時の上野先生の祝辞を何度も読み返し、そして講演会で改めて、上野先生の「わきまえない女が世の中を少しづつ変えてきた」「「沈黙は同意、笑いは共犯」「全ての人がいつかは弱者になる。安心して弱者になれる社会を」などの真のやさしさにあふれた言葉から、大切なことに気づかされました。



私自身、もやもやを感じながらも「わきまえる」癖がついていたようにも思います。安心して弱者になれる社会を次の世代に引き継ぎたい。少子化対策も大事だけど、子どもが幸せに育つことをもっと大切に、そのために行動したい。そんな気持ちを後押ししてくれた講演会でした。

「母子の健康月間」によせて、次代を担う子どもたちのために私たち大人ができること、その第1歩として「子どもの声を聴く」。私がお伝えしたかったことです。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。



閉会点鐘



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