第9回例会【通算第324回】(2024年9月30日開会)
~この例会のメークアップは終了しております~
メールフォームにてのメークアップの方は必要事項をご記入の上、送信してください。
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。
下記の「今週の設問」にご回答ください。回答方法は次のとおりです。
1つまたは複数の設問に対してご回答ください。
すべての設問に対して回答する必要はありません。
開会点鐘・歌の斉唱
会長の時間:秋の味覚サンマで健康に!ロータリークラブの目標設定と活動への誘い
野山もにわかに秋色を帯び、ハイキングによい季節となりました。
前回の会長の時間でお話しさせていただきました 『おはぎ』と『ぼたもち』の呼び名の違い、意外と知らない方が多くお話しさせていただきよかったなと思いました。
で…皆さん 御先祖のお墓参りに行き『おはぎ』を召し上がりましたかね。
お彼岸が過ぎても まだまだ暑い日が続いてます。体調など崩されていませんか?
季節の変わり目は、いまいち体調がすぐれないのではないでしょうか。
そんな時は 魚屋さんの店先で、見かけるようになった『秋刀魚』
サンマにはたくさんの栄養が含まれています!
必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のタンパク質や貧血防止に効果のある 鉄分、粘膜を丈夫にするビタミンA、また骨や歯の健康に欠かせないカルシウムとその吸収を助けるビタミンDも多く含んでいます。
頭の良くなるとわれているDHAには 効能以外にも中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果があり、老若男女に効果的な万能の食材と言えます。
また、サンマに付き物の大根おろしには、焼き魚のこげ部分の発ガン物質を
分解する酵素(アミラーゼ)が含まれており合わせて食べるとまさに一石二鳥だそうですよ。
EPA 血小板の凝固を抑え、血液をサラサラにする。また糖尿病の合併症を解消し、炎症を鎮める作用や抗腫瘍作用もある。
DHA 脳の発達の維持に効果を発揮する事から記憶力の向上や脳の老化防止に効果あり。また善玉コレステロールを増やす。
ビタミンA 皮膚や目の粘膜を健康に保つ働きや、成長促進作用があります。またガンの予防や治療に効果があります。
ビタミンD カルシウムやリンの吸収を促し、血液中のカルシウムをコントロールして骨を丈夫にします。
ビタミンE 血流を改善する作用、ホルモンの分泌やバランスをコントロールする働きがあり、老化の原因の過酸化脂質の形成を妨げる。
ビタミンB2 脂質や糖質の代謝を促進させ、細胞の再生や成長を促進する働きや粘膜を保護する働きもあります
カルシウム 骨や歯をつくる。血液の中性を保ち、凝固を助ける。心臓や筋肉の収縮作用・抵抗力を増し、神経の鎮静作用がある。
鉄分 赤血球中のヘモグロビンの合成に必要で、体の各器官に酸素を運ぶ働きをする。
こんなに たくさんの栄養が含まれています。
是非とも この季節は『秋刀魚』を食べて元気になりましょう!!
口から入る物で 人の身体はできていますので十分に気をつけていきたいと思います。
今週は、ロータリーのお話を【クラブが成功するための秘訣】がMy ROTARYに載っています。
『目標を立てること』です!
当Eクラブも 年度が始まる前に会長・幹事・理事の皆さんと話し合い、活動計画を立て My ROTARY内にある『ロータリークラブ・セントラル』へ書き込みをします。
今後3年間の目標設定まででき、目標の進歩確認を行う事ができるのでとてもわかりやすい。
ロータリークラブ・セントラルは、会長・幹事にならないと なかなか見ないのですが、Eクラブが結束した当時からのが記載されていて どの年度で何の奉仕活動をしてきたか、わかりやすく載っています。
新しく入られた会員さんも 是非とも『My ROTARY』に登録し回覧し、今後の活動へ 参考にすると良いと思います。
My ROTARY
https://my.rotary.org/ja
当Eクラブは、8年め!やりたい事がたくさんあるので、各委員会で話し合いながら ひとつづつ形にして行きたいと思います!
会長の時間を終わります。
本田 麻也
出席報告
例会 第8回【通算第323回】2024年9月9日正午~9月16日正午(出席数・出席率9月16日正午)
会員数 | 出席義務者 | 出席数 | 出席率 |
---|---|---|---|
58 | 55 | 48 | 87.27% |
例会 第7回【通算第322回】2024年9月2日正午~9月9日正午(出席数・出席率9月9日正午)
会員数 | 出席義務者 | 出席数 | 出席率 |
---|---|---|---|
58 | 55 | 52 | 94.55% |
出席委員会からのお願い
本年度も素敵な卓話、奉仕活動、親睦が予定されているようでワクワクいたしますね。
私たちEクラブの例会は、このホームページにたくさんの情報が掲載されております。奉仕活動、親睦、他業種の仕事の話など内容が盛りだくさんです。きっと皆さまのロータリーライフ、仕事、人生に役立つ情報に出会えるとおもいます。
私たちのクラブは月曜日の正午から翌週月曜日の正午までが例会の出席期間となります。もちろん他クラブへ「メークアップ(補填)」することで出席にもなります。期間内にお忘れなくご出席ください。もし、出席方法や操作でご不明な点がありましたら遠慮なく問合せください。
出席委員会一同、皆様の例会へのご出席をお待ちしております。
出席委員会
幹事報告
幹事報告
(1)来信紹介
(2)各種行事のご案内
(3)他クラブからのお知らせ
(4)クラブ内のお知らせ
(1)来信紹介
☆★新着情報★☆
大分地区カウンセラー報告会 兼 第2回クラブ米山委員会(大分地区)セミナーの開催
下記要領にて、大分地区カウンセラー報告会兼第2回クラブ米山委員会(大分地区)セミナーが実施されます
日 時 2024(令和6)年10月26日(土曜日) 13:30 ~ 16:00 (登録開始13:00)
場 所 コンパルホール 大分市府内町1丁目5番38号 Tel 097-538-3700
登録料 2,000円(ロータリーメンバーのみ 奨学生は必要なし)
今回は、世話クラブでない一般クラブの米山委員会等に公開して、世話クラブやカウンセラーに対する理解を深めてもらい、次年度以降、積極的に米山奨学会事業に関わってもらいたい、との趣旨から公開実施されるものです。
参加される会員は、10月15日までに滝波様にご連絡ください。
アクトの森奉仕活動のご案内
ローターアクト社会奉仕活動の一環である「アクトの森奉仕活動」を下記の通り1泊2日の日程で行います。
○1日目 11 月9日(土) 9:30 阿蘇体育館駐車場 集合(熊本県阿蘇市内牧267)
○2日目 11月10日(日) 9:45 阿蘇体育館駐車場 集合 同上
【宿泊先】 YMCA阿蘇キャンプ 阿蘇市車帰358 電話番号 0967-35-0124
【登録料】 懇親会 1人 5,000円 宿泊 1人 5,000円
参加される方は10月17日までに滝波様宛ご連絡をお願いします。
ポリオデーTシャツ販売のご案内
今年度地区の重点項目の一つは「ポリオのイベントを行う」ことです。世界ポリオデーが10 月24 日( 火) であり、今年度はポリオイベントを各クラブ、各グループで行うこととなります。地区では、今般、ポリオT シャツを製作いたします。その代金には一枚あたり500 円以上のポリオ募金も含まれております。ご購入の申し込みは10月3日までに滝波様宛にご連絡下さい。
ガバナーノミニー・デジグネート決定のご報告
大分城西ロータリークラブ 芳﨑 一郎(ほうざき いちろう) 氏の推薦があったところ、9月20日にガバナー指名委員会が開催され、協議の結果、ガバナーノミニー・デジグネートとして 大分城西ロータリークラブ 芳﨑 一郎 氏 を指名されました。他クラブからの推薦もなく、また、指名委員会から他候補の氏名もなかったことから、正式にガバナーノミニー・デジグネートと決定されました。
2025-2026年度 地区委員推薦依頼
地区内ではすでに次年度に向けての準備を始めており、当クラブから地区への出向者を推薦する時期となりました。2025~26年度も、添付資料のとおり、9つの部門を中心に運営することとなります。会員の地区委員としての経験が各クラブの活性化にも寄与する、ということは当クラブの複数の地区委員経験者からお聞きしています。地区への推薦期限は10月31日です。10月30日までに推薦委員を確定させて、滝波様にご連絡下さい。
☆★前回に引き続いてのご案内★☆
第9回こども屋台選手権のご案内
第9回こども屋台選手権が左記のチラシのとおり開催されます。皆様、ご参加を宜しくお願いします(ボーリング大会参加組は大会終了次第こども屋台でご飯を食べる予定です)。藤田ガバナーエレクトが2013年(初回)に企画発案されてから9回目となるとともに、東京や横浜をはじめ全国に拡大しつつある素晴らしいイベントです。
グローバル補助金のプロジェクトのパートナー募集(報告)
今年度も国際ロータリー3501地区よりグローバル補助金プロジェクトのパートナーシップ募集がありました(3501地区とは、台湾の新竹(TSMC 本拠地)、苗栗、中歴の三県を含む地区です。)。パートナー募集のプロジェクトおよび予算は別紙のとおりです。この点は、
9月の理事会でパートナー協力を申し出るクラブを決定しました。今後、手続を進めていきます。
青少年交換委員会プログラム 2025-26 年度青少年交換生・募集案内について
この制度は, 皆様のご家族であったりご推薦なさる高校生が交換生(Exchange Youth)として一定期間, 海外のロータリアン或いはロータリーが推薦する家庭にホームステイしつつ現地の学校で学んでいただく制度です。詳細は左記をご確認いただくとして、注意すべきは募集の締め切り時期(下記)です。ご留意を。
申込期限: i. 短期交換 - 2024年8月以降随時
ii. 長期交換 - 2024年8月以降, 9月末必着
[個別条件により別途決定]
第53回ロータリー研究会のご案内(研究会主会場 パシフィコ横浜)
第53回ロータリー研究会のご案内です。2024年12月12日(木)~15日(日)までの4日間、パシフィコ横浜にて開催。
本研究会は、ステファニーA.アーチック会長、マーク・ダニエル・マローニーTRF管理委員長にご出席いただく予定。参加をご希望の各位は 2024年10月30日(木)までに滝波さんにご連絡を。全国のベテラン会員が多数参加されることが予想できますが、臆せず参加を。
なお、指定宿泊先での宿泊を希望される会員は、2024年9月6日(金)までに滝波さんにご連絡を。
国際ロータリー第2720地区(2024-2025年度) 職業奉仕部門集合セミナーのご案内
国際ロータリー第2720地区職業奉仕部門の集合セミナーを下記の日程にて開催いたします。
日 時: 2024年10月5日(土) 13:10 登録開始 13:30~16:10 集合セミナー
場 所: 熊本市「くまもと森都心プラザ」
登録者:宮迫会員
国際ロータリー第2720地区ローターアクト 第40回年次大会登録のご案内(追記)
八代ローターアクトクラブがホストとして『第40回年次大会』を実施されます。詳細は添付資料をご覧下さい。
登録希望会員は、9月12日(木)までに滝波様にご連絡をお願いします。
大阪・関西万博開幕祭のご案内について(追記)
大阪・関西万博の開幕祭参加のご案内がありました。詳しくはご案内書をご確認のうえ、参加を希望される会員は事務局にお申し出ください。
4月12日「ロータリー大阪関西万博開幕祭」は12月5日(木)までに事務局 滝波さんへお申し込みください。
4月13日開幕日の入場券申し込みは締め切りました。
ガバナー歓迎合同懇親会・臨海RCとの合同例会について
既に皆様にご案内のとおり、ガバナー歓迎合同懇親会は、8月28日(水)から10月28日(月)午後6時30分(予定)に変更となりました。
場所はホテル日航大分オアシスタワー 21階(エトワール)です。
また、大分臨海RCとのガバナー公式訪問合同例会も、午後0時30分からホテル日航オアシスタワー 3階で実施されます。
合同例会と懇親会は、現在、facebookにて出席アンケートを取っています。是非、ご回答をお願いします。
2025年カルガリー国際大会について
2024年シンガポール国際大会が閉幕し、2025年カルガリー国際大会の登録受付が開始されました。
現在公開されているカルガリー国際大会についてはこちらです。
さらなる情報は、6月以降にこのページに追加されるとのことです。
早期割引がありますので、検討中の方は早めの方がお得になります。
国際大会ウェブサイト – よくある質問
《財団室NEWS 2024年10月号》
「財団室NEWS 10月号」が届きました。
<画像クリックでダウンロードできます>
【財団室NEWSを個人のメールアドレスで受信している方へ】
7月から財団室NEWSの配信方法が変更となります。ご自身のMy ROTARYアカウントから、登録メールアドレスのご確認をお願いいたします。
My ROTARY( https://my.rotary.org/ja )にログイン→画面右上「マイアカウント」から「マイプロフィール」をクリック→「連絡先情報」の「主要なEメール」に、ご登録をお願いいたします。
※ログイン用Eメールアドレスは、「マイアカウント」の「アカウント設定」から変更できます。
※My ROTARYアカウントをお持ちではない方は、事前にご所属クラブへメールアドレスの登録・変更についてご相談ください。メールアドレスが登録された後、そのメールアドレスを使用してアカウントを作成できます。
《ハイライトよねやま 294》
(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
………………………………………………………………………
★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 294号 ★
2024年9月12日発行
………………………………………………………………………
::今月のトピックス::
------------------
・ モンゴルの米山学友2人が国会議員に
・ まもなく米山月間資料が届きます (9/24発送)
・ 寄付金速報 ― 10月の米山月間に向けて ―
・ 理事会と評議員会を開催
・ 千葉の親子三代夏祭りで神輿を担ぐ
《ロータリーレート》
2024年9月ロータリーレートは、1ドル=145円です。10月のレートは142円です。よろしくお願いします。
(2)各種行事のご案内(内容の詳細はそれぞれの来信・案内をご覧ください)
☆☆地区・並びに他クラブの行事☆☆
(3)他クラブからのお知らせ
(4)クラブ内のお知らせ
☆☆★新着情報★☆☆
◎ O.K.Eクラブのあれこれ◎
年間予定表を更新!
皆様のご要望に応え、現時点で判明している地区行事・Eクラブ行事(委員会は随時)を一覧にしたものをアップします。
書き漏れておりますが、10月25日はボウリング大会(参加〆切)と子ども屋台での食事会もあります。
2週間の間に様々なイベントがありました
例会は2週間休みだったわけですが、その間、様々なイベントがあり、会員のご参加をいただきました。 その様子をアップします。
編集の都合上、インターアクト生とのポリオ勉強会(9月18日)とRLI PartⅠ(9月21日・22日)は次週にご紹介します。お楽しみに。
20240914 4部門合同セミナーに参加しました
9月14日(土)
登録者:本田会員、佐藤知博会員、早水会員、酒井会員、首藤会員
20240915 いわゆる「宝星」飲み会が実施されました
中川宝星会員の呼びかけで、懇親会が実施されました。財団関係の懇親会だったのですが、藤田ガバナーエレクトにもご参加をいただくという豪華な懇親会でした。宝星会員の人徳ですね(この時期の飲み会には何がしかの企みがあったのかもしれません)。
参加者:藤田ガバナーエレクト、片山様(大分臨海RC)、久保田様(OKE元会員)、本田会員、植山会員、佐藤知博会員、陶山会員、井田会員、中川会員、スチッタ会員、衛藤会員、松田会員、村田会員、神鳥会員、安部会員、池田会員、酒井会員、佐々木会員、木津会員
雑誌委員会 【PICK UPアーティクル】
こんにちは! 雑誌委員会です。毎月届いているロータリー会員のための雑誌『ロータリーの友』より雑誌委員オススメの記事をピックアップしてご紹介する【PICK UPアーティクル】を今期はお届けすることになりました。これを機に会員の皆さま方と『ロータリーの友』の距離が縮まることに願いを込めて原稿を作りますのでお付き合いの程をお願い申し上げます。
9月号では、ロータリーの7つの重点分野のうち、「基本的教育と識字率の向上」月間でもあり、第2760地区 豊橋ゴールデンRCが『まずは通えなくっちゃ ベトナムで通学用自転車寄贈』が寄稿されています!
2023年6月、現地調査と話し合いを重ね、ベトナムの小学校を訪問。その中で、貧困家庭の児童たちが抱える事情について聞いたそうです。最も大きな問題は、児童の大半が2~10kmの道のりを、徒歩で2~3時間もかけて通学していることでした。そのため、天候が悪い日などは欠席が多くなるそうです。
そこで、通学間題の解消のため、現地で新しい自転車70台を購入し、今年5月19日に小学校へ寄付。通学距離の長い児童たちに貸与されました。この学校では児童の半数以上が少数民族の出身であり、彼らは普段、固有の言話を使用しており、将来のためにも学校に来て、ベトナム語を習うことが必須です。国や地域の経済発展に貢献できる人材に成長してくれることを期待していますと、現地でとても喜ばれた様子が伺えます。
この他、2720地区から水俣RCがインターアクターとの活動の紹介も掲載されているのでぜひ探してみてくださいね!
以上、今月の雑誌委員は佐藤弥生でした!
雑誌委員会から、「ロータリーの友」パスワード変更のお知らせ
「ロータリーの友」電子版のパスワードは定期的に変更されます。会員専用ページに掲載しておりますので、ご確認お願い致します。7月15日より新しいパスワードになりました。(会員専用ページ内で「ロータリーの友」と検索してください)
「ロータリーの魅力発見」コーナーへようこそ!
こんにちは。今年度クラブ研修リーダーの植山朋代です。
「ロータリーの魅力発見」コーナーは如何でしょうか?
第2回目、RLIについて、みなさん少しご理解頂けましたでしょうか?
先日熊本で開催されたRLIパートⅠでは、OKEクラブの会員が最多人数の出席でした。パートⅠを受講していなくても、パートⅡを受講することも可能です。ぜひチャレンジして下さい!
ロータリーで飛び交うワードに戸惑ってませんか?
10月24日は世界ポリオデーです。ポリオデーに備えて、大分上野丘高校インターアクトの皆さんからポリオの勉強をしたいという要望がありました。ポリオサバイバーでもいらっしゃる宇佐2001RCの江河好洋会員をお招きして、インターアクト例会の時間に勉強会を開催しました。私自身、あらためてとても良い学びになりました。みなさんは、ポリオについて、どのくらいご存じでしょうか?ポリオの根絶はロータリーが世界と結んだ約束です。今回はポリオをテーマにお話しさせて頂きました。
「こんなテーマについて知りたい!」「〇〇について詳しく聞きたい!」など、皆様からのリクエストやご質問を大歓迎いたします。
このコーナーを通じて、共に学び、成長していける場を作っていきたいと思います。
ロータリーの新たな魅力、一緒に見つけていきましょう!
ロータリーの魅力発見
https://ok2720eclub.jp/kenshu/
<新会員の紹介>
2024年9月18日付け お二人の入会がありました。休会中でございましたので、今週のご紹介となりました。
木津 裕充(キズ タカミツ)会員
大分市在住
推薦者 :武田 友志 会員
勤務先 :株式会社トウセイ 代表取締役
職業分類 :経営コンサルタント
所属委員会 :青少年奉仕プロジェクト委員会 委員
土屋 パニダー(ツチヤ パニダー)会員
大分市在住
推薦者 :植山 朋代 会員
勤務先 :土屋デンタルクリニック
職業分類 :歯科医師
所属委員会 :国際奉仕プロジェクト委員会 委員
<サポーターの地区別・クラブ別人数>
【お礼】
2024年9月8日現在、1クラブと総数37名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただいています。心より感謝申し上げます。
【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方には何度でもメークアップ証明書を無料で発行致します。
サポーターご希望の方は、「サポーターお申し込みフォーム」ページより、お手続きをお願いいたします。
会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。
【サポーター数】
(2024~2025年度)2024年9月8日現在 1クラブ・37名
他地区計(サポータークラブ1RC・6名)
地区 | クラブ名 | 人数 |
---|---|---|
2740 | 佐賀 | ― |
2580 | 東京 | 1 |
2690 | 鳥取 | 2 |
2700 | 久留米(福岡) | 1 |
2740 | 北松浦(長崎) | 1 |
2750 | 東京八王子 | 1 |
2720地区計(31名)
地区 | クラブ名 | 人数 |
---|---|---|
2720 | 玉名 | 1 |
2720 | 熊本りんどう | 2 |
2720 | 熊本 | 1 |
2720 | 熊本東 | 3 |
2720 | 熊本東南 | 1 |
2720 | 熊本南 | 1 |
2720 | 熊本江南 | 2 |
2720 | 八代 | 3 |
2720 | 中津 | 2 |
2720 | 日田 | 1 |
2720 | 中津中央 | 1 |
2720 | 大分 | 2 |
2720 | 大分臨海 | 2 |
2720 | 大分中央 | 5 |
2720 | 大分城西 | 1 |
2720 | 大分キャピタル | 2 |
2720 | 大分キャピタルOliOli衛星 | 1 |
※ 今月のお祝い ※
今月の会員誕生日を紹介しています。
おめでとうございます。会員専用ページにてご確認ください。
https://ok2720eclub.jp/member/
今週のスマイルボックス
♡ 陶山 誠司 会員 1口
9月14日、佐賀県で以前勤めていた会社の社員さんの退職祝いに呼んで頂きました。約15年ぶりに再会する当時の仲間との会話に花が咲き、とても楽しい時間を過ごすことができました。
♡ 中川 宝星 会員 3口
9月15日、集まっていただいた皆様、本当にありがとうございました!麻也会長年度も盛り上がって行きましょう(^▽^)/
♡ 本田 麻也 会員 1口
♡ 植山 朋代 会員 1口
♡ 佐藤 知博 会員 1口
♡ 陶山 誠司 会員 1口
♡ 井田 雅貴 会員 10口
♡ スチッタ グナセカラ 会員 1口
♡ 衛藤 昂 会員 1口
♡ 村田 武 会員 2口
♡ 松田 周作 会員 1口
♡ 神鳥 絵里 会員 1口
♡ 安部 一 会員 1口
♡ 池田 宏 会員 1口
♡ 酒井 常隆 会員 1口
♡ 佐々木 愛子 会員 1口
9月15日の懇親会が楽しかったので、参加者一同、スマイル致します。
♡ 中門 吉松 会員 5口
遅れましたが、2023-24年度ロータリー賞受賞にスマイルします。合わせて、私が続けている環境ボランティア「桂川・相模川流域協議会」が、昨年の水環境学会賞に続いて国土交通省から「令和6年度水資源功績者表彰」を受賞したのでスマイルします。
♡ 村田 武 会員 1口
親睦委員会・メークアップ部(メークフレンズ部)、初の訪問はインターコンチネンタルホテルの別府中央RC❗️佐藤弥生会員、薬師寺喜和郎会員、とご一緒させてもらいました〜 ガバナー公式訪問の打ち合わせではありましたが温かく迎えてくださり、通常の例会とは異なる勉強が出来てとても有意義でした❗️
♡ 酒井 常隆 会員 5 口
14日、15日とロータリーを楽しむことができました。新たな価値観や、未来への投資、自分への投資を改めて考えることができました。更に、Eクラブをはじめ、ロータリアンの偉大さ、優しさ、親近感を味わう事ができました。携わっていただいた方に感謝です。ありがとうございます。スマイル5お願いします。花を添えて頂きました。藤田ガバナーエレクトにも感謝します。ありがとうございました(^▽^)/
♡ 南 理央 会員 10口
この度、第1子となる男の子を出産いたしました。無事に出産を終えられたのも、日頃お世話になっている皆さまのご理解やご配慮のおかげです。これから慣れない育児でロータリー活動に参加できない日が続いてしまうと思いますが、引き続きご理解いただけますと幸いです。連れて行ける機会がありましたら、ぜひ可愛がってもらえると嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。
ゲスト卓話:人と自然の共生
松崎 淳 氏
(ランドスケープアーキテクト・株式会社TONZAKOデザイン 代表取締役社長)
こんにちは。2720 Japan O.K. ロータリーEクラブの会員上田浩二です。
卓話ではあるのですが、動物園や都市公園、フラワーランドスケープの設計に携わり、多くの実績をもつ松崎淳氏へ、上田がインタビューという形でお話いただきました。
今回のインタビューでは、動物園設計を通じて見えてくる人と自然の関係性、そして未来の展望について語っていただきました。
自己紹介
今回このような機会をいただきありがとうございます。
環境コンサルタント会社にて、主に動物園や都市公園、フラワーランドスケープの設計に携わり、その後、とんざこ設計室を経て、株式会社TONZAKOデザインを設立しました。
現在は、動物園、フラワーランドスケープなどの設計、自然環境を保全活用した開発、生物多様性への取り組みなどを行っています。
社会的な課題を解決する新たな価値観を提案し、建築、造園、土木などの分野に囚われず、総合的に空間、景観を創出することを心がけています。
出身・学歴 | 広島県庄原市東城町出身、愛知県在住 大阪大学工学部環境工学科卒業 |
---|---|
保有資格など | ・技術士(建設部門・都市及び地方計画) ・1級造園施工管理技士 ・1級土木施工管理技士 ・NPO法人国立動物園をつくる会事務局長 |
業務実績など |
・名城大学 農学部 非常勤講師 |
自然に囲まれた少年時代から動物園設計のプロフェッショナルへ
Q1: まず、松崎さんの生い立ちから、この仕事に携わるようになったきっかけを教えていただけますか?
私は広島県の山奥で生まれ、自然に囲まれて育ちました。自分が過ごす空間が自分の世界の全てでしたので、動物園やお花の庭園の存在なんて知りませんし、興味もありませんでした。だから、最初から動物園やフラワーランドスケープの設計をしようと思っていたわけではないんです。大学時代に花屋でアルバイトをしたことがきっかけでお花に興味を持ち、その後、会社で国営公園のフラワーランドスケープの設計を任されたことで本格的にこの世界に入りました。
動物園の設計は、前職で北九州の到津の森公園の改修プロジェクトに関わったことがきっかけです。そこで動物園長さんといろいろな話をする中で、動物の面白さと同時に、動物園が抱えるジレンマにも気づかされました。それ以来、動物園の設計に興味を持つようになりました。
ただ、先ほど触れた国営公園のフラワーランドスケープの本格的な設計は、動物園の設計を行ったあとでした。
戦後日本の動物園:夢と学びの場所としての再建
Q2: 動物の面白さと同時に動物園が抱えるジレンマというお話がありましたが、まず動物園の歴史について伺いたいです。特に戦後の日本の動物園はどのように扱われてきたのでしょうか?
戦後の日本の動物園の歴史は非常に興味深いものがあります。実は、戦前にも日本には動物園がありました。江戸時代から海外の動物も展示されていたんです。しかし、戦時中に、多くの動物園で、空襲により動物が逃亡するリスクから、動物の命を失わざるを得ませんでした。
戦後、動物園は子どもたちに夢や学びを提供する場所として再建されていきました。当時の日本は、生きていくのに精一杯の状況でしたが、そんな中で大人たちや政治家が中心となって、子どもたちに未来の夢や学びの場を提供しようと動物園をつくっていったんです。
この時期の特徴として、各県に一つか二つ程度の割合で、かなり多くの動物園がつくられました。当時は移動手段も限られていましたから、できるだけ多くの場所に動物園を作ることで、多くの子どもたちに機会を提供しようとしたんですね。
設計の観点から見ると、この時期の動物園は、子どもたちが喜び、動物がよく見える展示方法が重視されました。例えば、動物を囲い込んで近くで見られるようにしたり、百科事典的に動物を並べて展示したりしました。アフリカの環境やアジアのジャングルがどうなっているかといった視点はあまりなく、虎の隣にライオンがいるといった形で動物を展示していたんです。
当時としては、それで動物園の役割を果たしていたと思います。多くの人々に夢を与え、珍しい動物を見る機会を提供していました。ただ、今から見ると、動物本来の生態や環境への配慮が足りなかったという課題もあります。
動物園の進化:単なる展示から持続可能な開発へ
Q3: なるほど、戦後の状況がよくわかりました。そこから現在に至るまで、動物園のあり方はどのように変化してきたのでしょうか?
大きな転換点は1992年のリオでの国際会議です。そこで「持続可能な開発」という概念が提唱され、それ以降、動物園の役割も変わってきました。単に動物を見せるだけでなく、種の保存や環境学習の場としての機能が重視されるようになりました。
設計面では、「ランドスケープイマージョン」という手法が取り入れられるようになりました。これは動物の生息環境を再現し、来園者があたかもその環境に迷い込んだかのような感覚を提供するものです。また、「行動展示」といって、動物が野生下で行う自然な行動を見せる展示方法も増えてきています。
日本独自の取り組みとしては、「生態展示」(生態的展示、環境一体型展示などともいう)があります。限られた空間と予算の中で、いかに自然の生態系を再現するかを工夫しています。これは、戦後に多くの動物園が自治体によってつくられた、日本の特殊な状況に対応するための工夫でもあります。
新しい展示手法がもたらす感動体験
Q4: 「ランドスケープイマージョン」や「行動展示」といった新しい手法は、来園者の体験にどのような影響を与えているのでしょうか?
これらの手法は、来園者の「共感」を引き出すことを重視しています。私が考える「共感」とは、感動することなんです。同じような感動体験をすること。感動のない空間ってつくっちゃいけないと思うんです。人の心が動くことが非常に大切で、その景色をつくることを心がけています。
具体的な例を挙げると、光のコントロールなどがあります。例えば、森の中で少し空いているところがあると、そこにお日様の光が差し込んで、スポットライトのように見える瞬間がありますよね。そういった自然の光を利用して、動物を尊い存在として感じるような風景づくりの工夫もあります。
驚きを与えることも大切にしています。「こんなの見たことない」という体験を提供することで、来園者の心に残る空間をつくろうとしています。
それは動物園だけでなく、都市公園や街中のみどり、フラワーランドスケープなどの設計に対しても意識していることです。
国際舞台での評価
Q5: そういった新しい設計手法は、国際的にも注目されているのでしょうか?最近、中国のデザインコンペに参加されたそうですが、その経験についてお聞かせください。
はい、昨年度、中国四川省成都市で国際コンペがあり、動物園と植物園の設計提案をしました。そこで私たちが提案したのは、生態系のシステムを再現するというコンセプトでした。
具体的には、中国の四川省の秦嶺山脈からヒマラヤに連なる地域を再現し、パンダやキンシコウ、高山地帯にはユキヒョウやターキンなど、もともとその地域に生息している動物たちを、できるだけ自然に近い環境で展示飼育する提案をしました。
この提案の特徴は、草食動物と肉食動物が同じ空間にいるような、より自然に近い生態系を再現しようとしたことです。もちろん、安全面には十分配慮しつつ、来園者が本当の自然の中にいるような感覚を味わえるようにしました。
このアプローチは、単に動物を見せるだけでなく、生態系全体を理解してもらうことを目的としています。幸いなことに、このアイデアが高く評価され、優秀賞をいただくことができました。
この受賞は、日本の伝統的な自然観や空間設計の考え方が、国際的にも通用し、高く評価されていることを示していると思います。同時に、生態系全体を考慮した展示方法や、自然との共生を重視する設計思想が、世界的にも求められていることの表れだと感じています。
この経験を通じて、私たちの設計理念や手法が国際的な舞台でも通用することが確認できました。今後も、日本の伝統的な自然観と最新の科学的知見を組み合わせた設計を追求し、世界に向けて発信していきたいと考えています。
動物福祉と展示のバランス:設計者の挑戦
Q6: 生態系全体を再現するという考え方は、動物福祉の観点からも重要だと思います。動物福祉について、設計の観点からはどのように考えていますか?
動物福祉は非常に重要なテーマですが、難しい側面もあります。例えば、韓国では最近、動物園法ができました。しかし、そこで問題になっているのは、人々が動物園の動物を自分のペットと同じように考えてしまうことです。
野生動物と数千年にわたり、人と生活を共にしてきた家畜やペットは全く異なります。動物福祉というのは、単に苦しみをなくすだけでなく、その動物本来の行動を促進する環境をつくることが大切です。例えば、餌を探す行動や、縄張りを守る行動、身を守る行動など、種に特有な生態行動を可能にする環境づくりなどです。
ただ、これを来園者に見せる「展示」としてどう扱うかは難しい問題です。動物が自然の中で示す本来の姿を見せつつ、それが単なる「見世物」にならないようにバランスを取ることが課題です。
日本の伝統的自然観を活かした動物園設計
Q7: 動物と人間の関係性について、日本には独自の自然観があるとおっしゃいましたが、それが動物園設計にどのように活かせると考えていますか?
日本人は昔から、動物や植物を神様が宿っているものとして敬ってきました。自然との境目が曖昧で、でもお互いを尊重しながら生活してきたんです。これが里山や棚田のような、人と自然が共存する環境をつくり出してきたんですね。
一方で、アメリカやヨーロッパの人たちは、自然の中に城壁をつくって、その中を都市化し、周りの自然から完全に守りに入るという暮らし方をしてきました。人と自然の境界がはっきりしているんです。
私は、これからの時代、日本人が育んできた文化、つまり自然との境界が曖昧なまま共存する考え方が、地球環境には必要なんじゃないかと思っています。例えば、自然災害に対しても、しっかり止めるんじゃなくて、ゆるりと受け流すような。そういった思想を動物園設計に取り入れていきたいですね。
伊勢神宮に学ぶ:自然光が織りなす神秘的空間
Q8: 興味深い視点ですね。最近、海外からの観光客が日本の自然を高く評価していると聞きますが、そのあたりについてはどうお考えですか?
そうですね。ここ数年、特に欧米からの観光客が日本の自然の美しさや、自然と共存した空間を高く評価してくれています。これは、まさに日本の伝統的な自然観が形になったものだと思います。
特に印象的なのは、神社仏閣での体験です。例えば、伊勢神宮は日本の自然観を最も体現している場所の一つだと私は考えています。伊勢神宮を訪れた時の経験をお話しすると、ずっと森の中を歩いていくんです。そして最後に、神様がいるところに向かう階段を上がっていくと、それまで森の中で光が直接的には当たっていなかったのに、上がったところで森が開けて、急に明るくなるんです。
ここで特筆すべきなのは、人工的な照明を一切使用していないことです。森の木々の間から漏れる自然光だけで、この神秘的な世界観を作り出しているんです。木漏れ日が作り出す光と影のコントラスト、そして開けた場所での明るさの変化が、訪れる人の心に深い印象を与えます。
この空間構成は、人々に「ここに何かが存在しているじゃないか」という神秘的な感覚を与えます。自然光を巧みに利用し、人工的な要素を最小限に抑えることで、自然の中に宿る尊厳と畏敬の念を感じることができるんです。これこそが、日本の自然と共存した空間の素晴らしさだと思います。
こういった日本独自の空間の考え方を、現代の動物園設計にも取り入れていくことで、より深い自然との共生を体現できるのではないかと考えています。例えば、動物の展示空間でも、可能な限り自然の要素を活用し、多様な自然環境をつくることで、より自然に近い体験を提供することができるでしょう。これは動物たちの福祉にも良い影響を与えると同時に、訪れる人々により本物の自然を感じてもらえる機会を提供できると思うんです。
命のつながりを伝える:動物園の教育的役割
Q9: 日本の伝統的な自然観を活かすというのは、具体的にどのような形で動物園に反映されるのでしょうか?特に教育的な側面ではどのようなアプローチが考えられますか?
動物園の教育的役割は非常に重要ですが、難しい側面もあります。例えば、命の大切さを伝えることについて考えてみましょう。
私が子供の時、山奥で育ったので、ニワトリを飼っていました。誕生日には、おじいちゃんがニワトリをさばいてくれて、それを食べるんです。今の時代なら、トラウマになるんじゃないかと言われそうですが、小さい頃からそういうものに親しんでいると、むしろ命の大切さ、ありがたみを実感できるんです。
現代社会では、核家族化が進み、命が終焉することを目にする機会が減っています。でも、動物も植物も含めて、自然界では常に命のやりとりが行われているんです。この現実を、どのように伝えるかが課題です。
動物園では、単に動物を見せるだけでなく、生態系全体の中での動物の役割や、人間と自然の関わり方について考えさせる展示が必要だと思います。ただし、残酷な現実をそのまま見せるのではなく、命の尊さを感じられるような工夫が必要です。
AIと人間の創造性:テクノロジーが変える動物園設計
Q10: 教育的な側面を重視しつつ、来園者の体験をより豊かにするために、最新のテクノロジーを活用する動きもありますね。テクノロジーの進歩は、動物園設計にどのような影響を与えていると思いますか?
テクノロジーの進歩、特にAIの発展は、設計の仕事に大きな影響を与えています。例えば、標準的な設計図面の作成や、3D モデリングなどは、どんどんAI化が進んでいくでしょう。
ただ、AIにはできないことがあります。それは「今までにないもの」を創造することです。人間の持つ創造性、特に自然のどこに価値を見出し、どんな感動を提供するかという点では、人間の方が優れていると思います。
ですので、これからの設計者に求められるのは、AIを上手く活用しつつ、人間にしかできない創造性を発揮することだと考えています。技術と感性のバランスが重要になってくるでしょう。
Q11: 人間の創造性とAIの効率性を組み合わせることで、今後の動物園はどのように変化していくと予想されますか?
私は、日本の伝統的な自然観を活かした動物園の形があると考えています。日本人は昔から、自然と人間の境界を曖昧にしながら共生してきました。これは西洋的な、自然を征服し管理するという考え方とは異なります。
未来の動物園は、単に動物を見せる場所ではなく、人と自然が共生する未来の姿を体現する場所になるべきだと考えています。生態系全体を考慮した展示や、来園者が自然の一部として体験できるような仕掛けが必要でしょう。
また、AIやVR技術なども活用しながら、新しい感動体験を提供することも大切です。ただし、技術に頼りすぎるのではなく、実際の生き物や自然とのふれあいを大切にする必要があります。
未来の動物園像:自然との共生を体現する場所へ
Q12: そういった未来の動物園像を実現するために、現在取り組んでいるプロジェクトや今後の展望について教えてください。
現在、「国立動物園をつくる会」という活動に関わっています。当初は文字通り国立の動物園を作ることが目的でしたが、活動を続けていく中で、その方向性も少しずつ変わってきました。
今では、「動物園とは何なのか」「動物園で飼育する野生動物(動物園動物)への動物福祉はどうあるべきなのか」「動物園動物の遺伝子の多様性を保ちながら、未来に継承していくために何ができるのか」「人類と野生動物、動物園動物はどのようにつき合っていくべきか」「これらの課題をどう伝え、共感を得ていくのか」といった、より本質的な問題に焦点を当てています。さらに、将来的に自治体の財政が厳しくなった時に、動物園をどう存続させていくか。あるいは、閉園になった動物園の動物園動物をどうするかといった課題にも取り組んでいく必要があると感じています。
個人的には、人と自然の関係性について、常に探求していきたいと思っています。どうすればお互いが存続でき、幸せを感じられるのか。そのヒントは、日本の伝統的な自然観の中にあるのではないかと考えています。
これからの動物園は、単に動物を見せる場所ではなく、動物の生態を科学的に解明し、野生動物として飼育すること、人類と自然がともに生命への尊厳を持ちながら、ともに暮せる関係性を体現し、提案する場所になるべきだと思います。そのために、従来の枠にとらわれない発想と、しっかりとした哲学が必要です。私自身も、そういった理想の実現に向けて、これからも挑戦を続けていきたいと思います。
国立動物園をつくる会
https://kokuritsudoubutsuen.or.jp/
若い世代へのメッセージ:感性と多角的視点の重要性
Q13: 最後に、動物園設計や環境デザインに興味を持つ若い世代へのメッセージをお願いします。
若い方々へのメッセージとしては、まず、感性を大切にしてほしいと思います。設計の仕事、特に空間づくりには、頭で考える部分と心で感じる部分があります。何かを見て「いいな」と感じたときに、なぜそう感じたのかを深く考えてほしいと思います。その理由を探ることで、自分の感性で感じた空間の仕組みが言語化され、よりよい空間づくりのヒントにつながります。
次に、分野の垣根を越えて学ぶ姿勢を持ってほしいです。建築やランドスケープ、土木といった分野の垣根を越えて、総合的に考える視点を持つことが大切です。利用者にとっては、それらの境界は関係ありません。一つの空間として捉え、多角的な視点で設計することが、これからの時代には必要です。
そして、自然との共生を常に意識してほしいと思います。日本の伝統的な自然観を理解し、それを現代的な文脈で再解釈する。そういった思考が、これからの環境デザインには欠かせません。同時に、新しい技術にも積極的にふれてください。AIやVRなどの最新技術と、伝統的な知恵をうまく融合させることが、未来の設計には求められるでしょう。
最後に、失敗を恐れずにチャレンジしてほしいです。私自身、様々な経験を通じて成長してきました。新しいアイデアや斬新な発想を持っているなら、それを積極的に提案してください。世界は常に変化しています。その変化に適応しつつ、時には変化を先導するような姿勢で、この分野に飛び込んできてほしいと思います。
皆さんの柔軟な発想と情熱が、人と自然がより良い形で共生できる未来を作り出すと信じています。頑張ってください。
未来に向けてということでは、今年の夏とくに暑かったですが、私は快適な都市環境と気候変動対策に貢献するため、自然の知恵を活用した屋上緑化システムの開発に取り組んでまいりました。この取り組みは、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」と目標13「気候変動に具体的な対策を」に直接関連しています。
既存の建物での屋上緑化はなかなか進みません。それは、植物が生育するために必要な土の比重は水を含むと1.8(10㎝の土でも180kg/m2の荷重)もあり、既存の建物の屋根面に乗せるには限界があるからです。そのため、自然界の仕組みを模倣する「バイオミミクリー」の原理を活用し、土壌と同じ機能をスポンジを利用することで実現し、軽量かつ植物が生育できる環境を実現しました。このシステムは、断熱性能が高く、昨年の夏、気温が40度近くなっても、コンクリートの温度を25度~30度に保つことができました。この技術により、既存の建物も緑化することが可能となり、都市部の緑地面積を増やす一方、エネルギー使用量も削減でき、ヒートアイランド現象の緩和、気候変動の緩和に寄与することが期待されます。
さらに、再生プラスチックなど、資源の有効利用や廃棄物の削減にも注力し、循環型社会の実現に向けた取り組みも行っています。これは、目標12「つくる責任 つかう責任」にも合致します。
私たちの目標は、技術革新を通じて、自然環境の豊かさと快適で心豊かなライフスタイルの両立を図ることです。この取り組みが、持続可能な社会の実現に少しでも貢献できれば幸いです。
DRAGON ROOF
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