今週の例会

メールフォームにてのメークアップの方は必要事項をご記入の上、送信してください。
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。

下記の「今週の設問」にご回答ください。回答方法は次のとおりです。

1つまたは複数の設問に対してご回答ください。
すべての設問に対して回答する必要はありません。 


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開会点鐘・歌の斉唱











会長の時間:紅葉と奉仕の季節に想うこと ~大船山の夢と財団月間の意義~


皆さん こんにちわ!
2720Japan O.K.ロータリーEクラブの例会にご参加いただきありがとうございます。2024-2025年度 第十五回目(330回)会長の時間です。

紅葉の季節を迎えました。
今年は暖かく まだ五分咲きの所が多いようです。
まだまだ冬を感じられませんが、お店に並ぶ みかん・柿・焼き芋などを見ると冬が近づいているのを感じる今日この頃です。

私はこの時期になると 大分県内にある紅葉スポットのひとつに どうしても行きたい場所があるのです!!
毎年 悩みに悩んで行けてない場所です。

何故なら その場所に行くまで、徒歩で3時間(汗) まさに登山をしないとそこの紅葉は見れないので、体力に自信なく(泣)、いつかいつか…と思っているうちに歳を重ねてしまうパターンですね。
是非とも、体力に自信のある方行ってみて、私に感想を教えて下さい。


大分県竹田市にある『大船山』

大分県竹田市にある『大船山』


今月は『ロータリー財団月刊』でしたが、皆さん寄付はされましたか。

ロータリー財団は、皆さまからのご寄付を世界各地での奉仕活動に役立てています。
100 年以上も前に創立されて以来、ロータリー財団は、教育の支援や持続可能な成果を生み出すプロジェクトに総額 40 億ドル以上の資金を提供してきました。一つひとつのご寄付により、世界中の地域社会を少しずつ変えていくことができます。

ロータリー会員が、人びとの健康状態を改善し、質の高い教育を提供し、環境保護に取り組み、貧困をなくすことを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるように支援します。

まだの方は一緒に『世界に良いことをしましょう!』

会長の時間を終わります。
本田 麻也


ホームクラブ出席報告


例会 第14回【通算第329回】2024年11月18日正午~11月25日正午(出席数・出席率11月25日正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
60 56 50 89.29%

例会 第13回【通算第328回】2024年11月11日正午~11月18日正午(出席数・出席率11月18日正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
60 56 53 94.64%

出席委員会からのお願い
 私たちのクラブは月曜日の正午から翌週月曜日の正午までが例会の出席期間となります。もちろん他クラブへ「メークアップ(補填)」することで出席にもなります。期間内にお忘れなくご出席ください。もし、出席方法や操作でご不明な点がありましたら遠慮なく問合せください。
 また、クラブでは奉仕活動や親睦行事で会員同士が実際に顔を合わせる機会を多く設けております。これから、クラブ協議会、地区の各種研修、クリスマス家族会など様々な行事があります。これらの日時は例会で随時、案内があります。
出席委員会一同、皆様の例会及び各種行事へのご出席をお待ちしております。

出席委員会


幹事報告


幹事報告
(1)来信紹介
(2)各種行事のご案内
(3)他クラブからのお知らせ
(4)クラブ内のお知らせ


(1)来信紹介


☆★新着情報★☆


☆★前回に引き続いてのご案内★☆


☆★補助金管理セミナー開催のご案内★☆


補助金管理セミナー
日時 2025年1月25日 (土)  13:00 ~ 16:10(登録12:00~) 会場 ホルトホール大分 3階大会議室  大分市金池南一丁目5番1号
グローバル補助金による人道的プロジェクトの活動報告を2ロータリークラブが行います。会長エレクト・次年度財団委員長・次年度国際奉仕委員長・次年度青少年奉仕委員長・次年度社会奉仕委員長・財団に関心のある会員の方々のご参加をお待ちしています、とのことです。
参加される各位は12月20日までに滝波さん宛てお願いいたします。


☆★11月はロータリー財団月間です★☆


ロータリー財団は、教育の支援や持続可能な成果を生み出すプロジェクトに総額40億ドル以上の資金を提供してきました。寄付により、世界中の地域社会を少しずつ変えてきたロータリー財団、本資料を活用して財団寄付の重要性を改めてご確認下さい。


☆★ギビングチューズデー(寄付の火曜日)の予告★☆


本年12月3日はギビングチューズデー(寄付の火曜日)、と銘打たれ、世界中の人びとが寄付を行う日です。
ロータリー財団は、ファンドレイジング、寄付者の参加、オンライン寄付で最も大きな成果を上げた3クラブを表彰いたします。
昨年に表彰されたクラブをご確認ください。できれば、クラブの寄付目標を12月3日に実行しましょう。


「END POLIO Cycling Challenge 2024」支援のお願い


2年前当時2750地区のガバナーエレクトでした宮崎陽市郎様が、ポリオ根絶を日本全国にアピールするため日本縦断サイクリングチャレンジを行いました。日本最東端の北海道納沙布岬から最西端の長崎県神崎鼻まで、10月1日より3週間の行程で、22日に無事神崎鼻に到着されました。その関係で、三村ガバナーより、2720地区として、ポリオ根絶達成を目指し、会員の寄付の呼びかけが来ております。専用サイト「Raise for Rotary」のURLとQRコードが別紙に記載されておりますので、こちらからご寄付いただけると幸いです。


大分市美術展 公募開始


当クラブが後援する大分市美術展の公募が開始されました。出品される各位はこちらをご覧ください。

毎年恒例となっており、社会奉仕プロジェクト委員会の活動として「2720JapanO.K.ロータリーEクラブ賞」の後援をしております。


グローバル補助金のプロジェクトのパートナー募集(報告)


今年度も国際ロータリー3501地区よりグローバル補助金プロジェクトのパートナーシップ募集がありました(3501地区とは、台湾の新竹(TSMC 本拠地)、苗栗、中歴の三県を含む地区です。)。パートナー募集のプロジェクトおよび予算は別紙のとおりです。9月の理事会でパートナー協力を申し出るクラブを決定し、先般、当該クラブとミーティングを実施し、今後、双方がなすべき作業や期限を確認しました。今後、手続を進めていきます。


青少年交換委員会プログラム 2025-26 年度青少年交換生・募集案内について


この制度は, 皆様のご家族であったりご推薦なさる高校生が交換生(Exchange Youth)として一定期間, 海外のロータリアン或いはロータリーが推薦する家庭にホームステイしつつ現地の学校で学んでいただく制度です。詳細はこちらから


第53回ロータリー研究会のご案内(研究会主会場 パシフィコ横浜)


第53回ロータリー研究会のご案内です。2024年12月12日(木)~15日(日)までの4日間、パシフィコ横浜で開催。
本研究会は、ステファニーA.アーチック会長、マーク・ダニエル・マローニーTRF管理委員長にご出席いただく予定。参加をご希望の各位は2024年10月30日(木)までに滝波さんにご連絡を。研究会及び付随プログラムの内容はこちらから。


大阪・関西万博開幕祭のご案内について(追記)


大阪・関西万博の開幕祭参加のご案内がありました。詳しくはご案内書をご確認のうえ、参加を希望される会員は事務局にお申し出ください。

4月12日「ロータリー大阪関西万博開幕祭」は12月5日(木)までに事務局  滝波さんへお申し込みください。


2025年カルガリー国際大会について


2024年シンガポール国際大会が閉幕し、2025年カルガリー国際大会の登録受付が開始されました。

現在公開されているカルガリー国際大会についてはこちらです。
さらなる情報は、6月以降にこのページに追加されるとのことです。
早期割引がありますので、検討中の方は早めの方がお得になります。

国際大会ウェブサイト – よくある質問


《財団室NEWS 2024年11月号》


「財団室NEWS 11月号」をお送りいたします。ご査収の程よろしくお願いいたします。
こちらをクリックしてご覧ください。)


《ハイライトよねやま 296》



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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 296号 ★ 2024年11月13日発行
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::今月のトピックス::
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・ 5年ぶりの韓日親善会議で韓国学友会がアピール
・ 2025学年度奨学金申し込み状況
・ 寄付金速報 ― 米山月間のご支援に感謝 ―
・ 第2530地区 初の「学友ナイト」開催
・ 【訃報】 ベトナム南学友会 ホーライフーン会長 逝去



《ロータリーレート》


2024年11月ロータリーレートは153円です。よろしくお願いします。


(2)各種行事のご案内(内容の詳細はそれぞれの来信・案内をご覧ください)


☆☆地区・並びに他クラブの行事☆☆


(3)他クラブからのお知らせ


第56回新春合同例会 出席者数事前確認のお願い


大分第4グループの当番クラブの大分城西RCより、新春合同例会につき予め出席者数を確認したい、とのお申し出がありました。
ここ数年、会場の収容可能人数を上回る出席登録があるため、希望者全員がメイン会場で例会参加できるかどうか、という状況のようです。
大分城西RCでは、今年度の新春合同例会の実施方法としてハイブリッド方式(リアル参加とzoom参加との併用)も検討されており、早期に人数把握をしたい、とのことです。Eクラブfacebookでは既にアンケートを実施しております。11月21日までにご回答をお願いします。

11/23時点の参加予定者 本田会長 植山副会長 佐藤(知)エレクト 陶山会員 神鳥会員 早水会員 村田会員 今長会員 佐藤(弥)会員 松田会員 池田会員 安部会員 紅葉谷会員 薬師寺会員 森(優)会員 森(慎)会員 酒井会員 武田会員 土屋会員 茅嶋会員 秋好会員 井田(22名) 


(4)クラブ内のお知らせ


☆☆★新着情報★☆☆


☆☆★植山副会長が全国RYLA 研究会実行委員会委員に★☆☆


植山副会長が、国際ロータリー第2720地区 2025~2026年度 全国RYLA 研究会実行委員会委員を委嘱されました。クラブ9年目でますますのご活躍です。


◎ O.K.Eクラブのあれこれ◎


2024-2025年度 第2回クラブ協議会開催!!


第2回クラブ協議会を、下記のとおり実施します。
日時 令和6年11月30日(土)午後4時から午後6時
場所 大分MIDTOWN 大分市中央町1丁目4番24号 大分セントラルビル 2F(ハイブリッド開催です。ZoomのURLは後日)
なお、午後6時ころから懇親会も予定しております(場所未定 決まり次第告知)
 *ちなみに、現時点で懇親会参加者4名です。ちと寂しいので、あと4名くらいは参加して欲しいです。

facebook 全体でアンケート実施中
です。引き続きご回答、よろしくお願いします。

11/17時点の参加予定会員
現地参加  本田会長 陶山会員 神鳥会員 早水会員 長野会員 佐藤(弥)会員 紅葉谷会員 森(優)会員 木津会員 井田
ZOOM参加 宮迫会員 中川会員 首藤会員 薬師寺会員 山角会員 松富会員 四方会員 古賀会員 太田黒会員


9RC  親睦ゴルフ大会に参加しました!


11月23日、トライアルゴルフ&リゾートで RC9クラブ合同でのゴルフ大会が実施されました。
Eクラブからは本田会長、中川会員、宮迫会員及び安部会員が参加されました。参加者一覧と組み合わせは下記のとおりです。


クラブ内順位は、宮迫会員、中川会員、安部会員、本田会長、でした。ゴルフ大会終了後はオアシスタワーにて懇親会を実施し、Eクラブでは「ゴルフ部」の是非について熱く語られました(5名以上出場しないとクラブ団体戦に参加できない)。


このときはまだ天気が,,,


2年後はEクラブが当番クラブです


臨海さんは25名が参加!!


会長も賞をいただきました


地力を見せました


出ていません。


令和6年9月能登豪雨災害支援結果


facebook全会員ページにて急遽募集した「令和6年9月能登豪雨災害支援」ですが、多数の会員から支援の申し出があり、合計5万8000円の支援金が集まりました。ありがとうございます。地区へ送金致しました。2720地区よりまとめて2610地区へ送金されます。


雑誌委員会 【PICK UPアーティクル】


今週例会では、11月号の縦書きページの中からPICK UPして紹介します。


今月号の表紙は、縦書き・横書きを合わせて、テーマは『動物たち』です。


多才な障害者アートをお届け、テーマは『動物たち』。イラストレーションは、障害福祉サービスセンターひかり/松山貴博さん(石川県小松市)で、マジック・クレヨン・色鉛筆で仕上げた作品です。「ひとりでギターを弾いていると、ウサギがやってきました。そのうち鳥がきて、魚がきて……いろいろな動物が集まってきました。みんな兄弟のように仲良く、楽しく、場がパッと明るくなってきます。(中略)」絵を描くことの「自由」と「楽しさ」を思い出させてくれます。(支援スタッフ代筆) ※毎号(年初7月号を除く)共に縦書き・横書きの表紙を合わせるとテーマのあるイラストが描かれています。縦書き誌面にテーマが書かれているのでご覧ください。

会員の皆さまの中にも雑誌や新聞などに投稿した経験をお持ちの方が多くおられるのではと思います。縦型ページの表紙をめくると、東京池袋豊島東RCの小島博明会員の“学びとひらめき”が投稿されています。内容は、心を洗い、文を耕す! ロータリアンの義務の一つは『友』の購読。それなりに時間をかけて読んでいますよ。でも私は投稿も好き。仕事中(いや、合間に)に軽い気持ちで詠んだ川柳を投句したら掲載されたのがきっかけ。それ以降、月に三句を目指して応募しているけど、とうとう一等賞にも選ばれた。これまでに30回は掲載されているかな。載ったらニコニコボックス(スマイル)に寄付するのが恒例。常連さんも多いので負けないように続けているんだ。「池袋 ふくろうの鳴く街 知恵の森」 ※何事も継続は力が感じられる投稿ですね。

●SPEECH:2023年5月13日 ロータリーフェローズ東京 春の例会「知的交流の集い」学友高橋裕子氏(津田塾大学学長・同大学学芸学部英語英文学科教授)講演要旨 “今だから津田梅子 そして、サファイア”新札の顔にもなった津田梅子(1864~1929)について、お話しされている。時代の壁を超え、高い教育を求め続けた津田梅子からは今もなお、多くを学ぶことができる。

●この人訪ねて:七條公光子さん(高松北ロータリークラブ)22年の海外生活体験生かし「和の礼法」を発信するインフルエンサー …七條さんは、華道など趣味は10以上、英語でインスタライブを行い、英語が堪能な七條さんは海外の方に日本の礼儀作法を学んでほしいと、昨年3月に始めたインスタグラム「ジャパニーズ・エチケット」を始めました。礼儀作法などを動画で紹介し、毎週1回インスタライブも行っている。フォロワーは現在17万人超えて、インフルエンサーとして知る人ぞ知る存在になっているとのこと。

●にっぽんふうど Vol.5 シェアする甲信越編 「天使の分け前」を知っていますか?
●Rotary俳壇・歌壇・柳檀:それぞれに投稿規定があるのでご注意ください。
●友愛の広場 FRIENDSHIP PLAZA: 投稿規定は、エッセー、海外のロータリークラブ訪問記、時局雑感など、1,000字以内、関連写真があれば添付して下さいとなっている。

●卓話の泉:クラブの会報、週報に掲載の卓話の中から、客観的内容の話題、ミニ知識となるものを主に選んで要約、掲載している。今月号では、①“シンガポールを振り返って“ 平塚RC 今村佳広会員、②“ハイキングクラブ「楽生会」誕生!“ 福島南RC 菊地和宏会員、③”それは偶然の再会から始まった” 本庄RC 茂木正会員、④“雑誌委員会の挑戦”岡山西南RC 松原龍之会員からそれぞれ紹介されている。それぞれの会員からの投稿は参考になるものばかりだったが、特に松原会員の「雑誌委員会の挑戦」は、当に私たちのEクラブ雑誌委員会が始めた【PICK UP アーティクル】と類似した内容で興味深かった。

●ロータリー あるある相談室(キラッと解決!?):投稿した会員からの「相談」に他クラブの会員から「回答」が寄せられている。今月号の相談は「最近妻から、アナタは、ロータリーの会合があると言って、ほぼ毎晩出かけているけど、いったいロータリーをやっていて何の意味があるの?家族だんらんを犠牲にするほどの価値があるの?と言われている。この機会にロータリーをキチンと説明して下さいと言われました。明解な回答をお願いします」でした。他地区のRC会員から二つの回答がされている。※さあ!当Eクラブの会員の皆さまはどのように回答をされますか?

●声欄:『友』を読んで、「この原稿を書いた人にエールを送りたい!」「感動した」「知らなかった」などの感想、『友』そのものに関するご意見などを紹介する。

以上、今月の【PICK UP アーティクル】は、雑誌委員の中門が3週に渡って「ロータリーの友」から紹介しました。毎回、長文で失礼いたしました。


雑誌委員会から、「ロータリーの友」パスワード変更のお知らせ


「ロータリーの友」電子版のパスワードは定期的に変更されます。会員専用ページに掲載しておりますので、ご確認お願い致します。7月15日より新しいパスワードになりました。(会員専用ページ内で「ロータリーの友」と検索してください)


青少年委員会から、「インターアクト例会参加」のお誘い


青少年奉仕委員会です。大分上野丘高等学校のインターアクトクラブは月2回のペースで例会を行なっており、様々な奉仕活動の提案や実施に向けての話し合いなどを行なっています。大変前向きなインターアクト生たちでとても頑張っています。Eクラブの会員は誰でも例会に参加できますので、ご都合の良い時には青少年奉仕委員長の安部一または事務局へお声掛けの上、是非ご参加ください。様々なロータリアンとの関わりが彼ら彼女らの成長に繋がると思います。尚、学校行事の関係で参加人数が少ない時もありますのでご了承いただけますと幸いです

開催日時: 水曜 16:30〜(月2回 開催週は前月に決定) 11月は 13日、次回未定
場 所:  大分上野丘高等学校(駐車場あります)


「ロータリーの魅力発見」コーナーへようこそ!



こんにちは。今年度クラブ研修リーダーの植山朋代です。


「ロータリーの魅力発見」コーナーは如何でしょうか?


第8回、クラブヴィジョンについては如何でしたでしょうか?会員みんなで共有し、みんなの目標になってくれることを願っております。


ロータリーで飛び交うワードに戸惑ってませんか?


これまでに、ロータリーやクラブの豆知識を8回連載させて頂きました。そこで今回は、おさらいタイムです。これまでのテーマについて、全部で8問のクイズを作ってみました。お好きな質問4問を選んで、例会コメントの中でご回答下さい。4問全問正解者5名につき1口、植山がスマイルをさせて頂きますので、奮ってご回答下さいね!5問以上回答した場合は失格になりますので、ご注意下さい。皆さまのご回答を楽しみにお待ちしております。メークアップの方のご回答も大歓迎です。

「こんなテーマについて知りたい!」「〇〇について詳しく聞きたい!」など、皆様からのリクエストやご質問を大歓迎いたします。
このコーナーを通じて、共に学び、成長していける場を作っていきたいと思います。
ロータリーの新たな魅力、一緒に見つけていきましょう!

ロータリーの魅力発見
https://ok2720eclub.jp/kenshu/


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2024年11月10日現在、1クラブと総数47名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただいています。心より感謝申し上げます。

【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方には何度でもメークアップ証明書を無料で発行致します。
サポーターご希望の方は、「サポーターお申し込みフォーム」ページリンクテキストより、お手続きをお願いいたします。

会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

【サポーター数】
(2024~2025年度)2024年11月10日現在 1クラブ・47名  


他地区計(サポータークラブ1RC・7名)


地区 クラブ名 人数
2740 佐賀
2510 札幌東 1
2580 東京 1
2690 鳥取 2
2700 久留米(福岡) 1
2740 北松浦(長崎) 1
2750 東京八王子 1

2720地区計(40名)


地区 クラブ名 人数
2720 玉名 1
2720 熊本りんどう 2
2720 熊本 1
2720 熊本東 3
2720 熊本東南 1
2720 熊本南 1
2720 熊本江南 4
2720 八代 3
2720 人吉 1
2720 中津 2
2720 日田 1
2720 中津中央 1
2720 大分 3
2720 大分臨海 3
2720 大分中央 5
2720 大分1985 1
2720 大分城西 2
2720 大分キャピタル 4
2720 大分キャピタルOliOli衛星 1

※ 今月のお祝い ※


今月の会員誕生日を紹介しています。
おめでとうございます。会員専用ページにてご確認ください。
https://ok2720eclub.jp/member/


今週のスマイルボックス


♡ 宮迫 賢太郎  会員    5口
11月23日、9RC親睦ゴルフコンペで会長賞を頂きましたので、5口スマイス致します。

♡ 陶山 誠司  会員     1口
先日、熊本地区で地区の米山奨学生たちが集まるカウンセラー報告会がありました。その際に三村ガバナーと先日のRLIのお話になり、当クラブの活動にとても感心して頂いておりました。私はRLIには参加できませんでしたが、自分の事のように嬉しくなりました。スマイル1口お願いします。


♡ 中門 吉松 会員      5口
先週、妻の先立ちに際しましてEクラブ会員の皆様から多くの香典・供花・弔電を頂戴しました。無事に見送ることができたことを報告するとともに感謝申し上げます。賜りましたご厚情を胸に納めて喪失感から一日も早く立ち直る克としてスマイル致します。

♡ 古賀 真由美  会員    1口
熊本での仕事が終わって福岡に帰宅する途中、熊本駅のホームで偶然に足立会員に会いました♪(それも同じ新幹線・同じ車両) クラブの方にお会いできると嬉しいですね。喜びのスマイル1口致します。


ゲスト卓話:アフリカの大地に夢を託して〜ヨウム保護活動が拓く、環境保全と地域発展の新しい未来〜:中部大学 牛田一成教授の挑戦  



牛田 一成 氏
(中部大学 応用生物学部 学部長・教授/同環境保全教育研究センター長/日本栄養食糧学会 中部支部 参与/飼育野生動物栄養研究会 会長)


はじめに


2720 Japan O.K. ロータリーEクラブの上田です。私たちロータリアンは、世界各地で社会貢献活動に取り組んでいますが、今回は環境保全の分野で革新的な活動を展開されている方をご紹介したいと思います。

中部大学の牛田一成教授は、アフリカで絶滅危惧種であるヨウム(アフリカングレーパロット)の保護活動に取り組んでおられます。大型インコの一種として知られるこの鳥の保護を通じて、環境保全と地域発展の新しいモデルを構築する試みは、国際的にも注目を集めています。

今回、牛田教授にインタビューの機会をいただき、現在の保護活動についてはもちろん、研究者としての歩み、そして未来の研究者たちへのメッセージまで、幅広くお話を伺うことができました。


従来の環境保全の枠を超え、地域の発展と結びついた持続可能な保護活動の可能性を示す、示唆に富んだお話の数々。少し長めの記事となりましたが、環境保全の新しい形を考えるヒントが詰まっています。ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。


研究者プロフィール


牛田 一成(うしだ かずなり)



中部大学 応用生物学部 学部長・教授
同環境保全教育研究センター長

中部大学教員ページ
https://research-db.chubu.ac.jp/chbhp/KgApp/k03/resid/S002310?lang=ja

略歴
- 1981年 京都大学農学部卒業
-1982-1984フランス政府給費留学生 フランス国立農業研究院 (INRA)獣医畜産研究所 消化生理研究室
- 1986年 京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了(農学博士)
- 1986年-2017年 京都府立大学農学部(機構変更により200生命環境科学研究科)
2000年代まで、食品および製薬企業との共同研究を中心に乳酸菌製剤や難消化性糖質の開発と機能評価など。2000年代からアフリカで野生動物の栄養生理、腸内細菌学の開発
- 2017年より中部大学創発学術院
-2021年より現職


専門分野
- 動物栄養学
- 腸内細菌学
- 野生動物保護

主な研究テーマ
- 野生動物の腸内細菌叢に関する研究
- ライチョウの保護増殖に関する研究
- アフリカにおけるヨウム保護活動
- 絶滅危惧種の保護と地域発展の統合的研究


主な受賞歴・社会活動
-日本畜産学会奨励賞
-同学会英文誌優秀論文賞
-日本獣医学会英文誌優秀論文賞
-日本野生動物医学会論文賞
-日本農芸化学会論文賞
-公財 日本モンキーセンター理事
- ライチョウ保護増殖検討委員会 委員
- 飼育野生動物栄養研究会 会長
- JICA草の根技術協力事業(ウガンダ)代表
- 一財 京都大学学士山岳会理事


研究の特徴
もともと高校入学時には文学部を目指していたが、ある本の読書をきっかけに理系に転向、京都大学をめざす。腸内細菌という微視的な研究から、環境保全という巨視的な課題まで、幅広い領域で革新的な成果を上げている。特に、野生動物の保護活動と地域発展を結びつける新しいアプローチで注目を集めている。

現在の主な活動
環境省の日本ライチョウ保全事業の中で、飼育下繁殖ライチョウに野生型腸内細菌を確立させ野生復帰個体を作出する方法論を確立。海外では、ウガンダでのヨウム保護活動を通じて、環境保全と地域発展の新しいモデルケース構築に取り組んでいる。日本での絶滅危惧種保全事業の経験を活かし、教育を通じた保全(Conservation through Education)の実現を目指している。

主な著書など
下記参考リンクを参照ください。
https://www.animalmedia.co.jp/magazine/other/024.php
https://saela.co.jp/isbn/ISBN978-4-378-03920-6.htm


プロローグ:少年時代の夢が導いた運命の道


六甲山のふもとで育った一人の少年が、白い下敷きにアフリカの地図を描いていた。国境線を丹念になぞり、首都の名前を書き込んでいく。小学校4年生の牛田少年は、まだ見ぬアフリカの大地に、どんな夢を描いていたのだろうか。

「当時のアフリカは、今とは国の名前も違っていました。ブルキナファソはオートボルタとかでしたし、首都も現在とは異なっていました。地図を描きながら、特に青ナイルと白ナイルの合流点に行きたいという強い思いがありました」

その夢は40歳を過ぎてから実現することになる。しかし、それは単なる観光としての訪問ではなく、研究者として。アフリカの自然と向き合う道を選ぶことになるとは、少年の頃の牛田教授には想像もつかなかったことだろう。



運命を決めた一冊の本との出会い


高校時代、母親が買ってきた『ゴリラとピグミーの森』(岩波新書)との出会いが、牛田教授の人生を大きく変えることになる。当時は文学部志望で、人文地理学に興味を持っていた牛田教授だったが、この本を読んで衝撃を受ける。

「本の中で描かれていたウガンダとコンゴの国境にあるゴリラの生息地。その描写に強く魅せられました。京都大学でこういう研究ができるのかと知った時、これだと思ったんです」

完全な文系だった牛田教授は、農学部受験という思い切った選択をする。

「国語と英語が得意でした。数学や物理はまぁ及第程度。でも、アフリカで研究がしたい。その一心で理系に転向しました」



ガボン・ムカラバのゴリラ:Papa Gentil


ガボン・ムカラバのゴリラ:Upindaくん


腸内細菌研究から始まった道のり


大学卒業後、食品企業との共同研究で腸内細菌、特にビフィズス菌の研究に携わることになる。

「人の腸内では、なぜビフィズス菌が他の菌より多いのか。この単純な疑問が、研究の出発点でした」

その疑問は、やがて人類の進化における食性の変化と腸内細菌の関係性を解明する研究へと発展していく。そして、チンパンジーやゴリラなど、近縁種の研究へと視野を広げていった時、牛田教授は重要な発見をする。

「動物園で飼育されているチンパンジーの糞便から、ヨーグルトに使われているような乳酸菌が見つかったんです。調べてみると、飼育員がヨーグルトを与えていた。これでは本来の腸内環境が分からない」

この発見が、アフリカでの野生チンパンジー研究への扉を開くことになる。霊長類研究所の松沢哲郎教授の協力を得て、アフリカでのフィールドワークを開始。そこで目にした野生のチンパンジーの生態は、牛田教授の研究者としての視野を大きく広げることになった。


アフリカの森での衝撃の発見


「野生のチンパンジーは、樹液が固まったガム状の物質を食べていました。現地の案内人に聞くと、それは『おやつ』なのだと。私は腸内細菌の研究者として、なぜそれを食べるのか、どう消化しているのか、強い関心を持ちました」

しかし、同行していた動物行動学の研究者たちは、食べる時間を記録するだけで、なぜ食べるのかという疑問には興味を示さない。牛田教授は、限られた実験器具を使って、その場で発酵試験を行うことを決意する。

「プラスティックのチューブしか手持ちの道具はなかった。そもそも水道も電気もない。集めたガムをチューブに計り入れ、そこにチンパンジーの糞便細菌をまぜようとおもいました。たまたま以前の研究者が使った緩衝液が残っていました。発酵を進めるために体に巻き付けて保温しながら培養し、車のバッテリーの硫酸を使って発酵を停めたんです。」

この即興の実験から、野生のチンパンジーの腸内細菌が、特殊な食物繊維を分解する能力を持っていることが分かったが、発生した有機酸の濃度は予想外に低く、他の目的があると推測されました。そこで成分を分析したところ、大量のカルシウムが含まれていることがわかり、カルシウム源として食べている可能性が示唆されました。一般にメスのほうがカルシウムを必要としています。その話を行動学者にすると、「あー、メスの方がよく食べていますね」と初めてかれらとの議論が噛み合いました。

その後、野生ゴリラの研究のためにガボン共和国にわたり、研究の展開の中で、ゴリラと同じ場所で生活しているアフリカゾウ、アカカワイノシシの研究を進めるとともに、ウガンダ共和国のマウンテンゴリラにもアクセスしました。



ライチョウ研究:日本の野生動物保護への貢献


その後、牛田教授の研究はさらに広がりを見せる。ある時、アカカワイノシシの糞をもらいに行った動物園の園長から「イノシシの研究より、もっと役立つことをしなさい。やるんだったらヤンバルクイナかライチョウだ」と諭され、ライチョウの研究を始めることになった。


ライチョウ研究:高山の生態系を守る


ライチョウ研究は、牛田教授の研究者としての視野をさらに広げることになった。高山環境に適応したライチョウは、実はコアラと似た生態戦略を持っていることが分かってきたのだ。

「高山植物には毒性物質が含まれています。厳しい環境で生きる植物は、葉を食べられないよう身を守る必要があるからです。ところが、ライチョウはその毒性物質を分解できる特殊な腸内細菌を持っているんです」

さらに驚くべき発見があった。ライチョウの雛は、孵化後3-4日目から母鳥の糞を食べ始めるのだ。しかも、普通の糞ではなく、盲腸から出る特殊な糞を選んで食べる。

「これはコアラと全く同じ戦略なんです。コアラも、ユーカリの毒性物質を分解できる腸内細菌を、母親の糞を食べることで獲得します。ライチョウも、高山植物を消化するために必要な腸内細菌を、母鳥から受け継いでいるんです」

この発見は、絶滅危惧種であるライチョウの保護活動に重要な示唆を与えることになった。動物園で人工繁殖させたライチョウを野生に戻す際、腸内細菌の調整が必要だったのだ。

「動物園で育ったライチョウは、高山植物を消化する能力が低下していました。野生復帰させる前に、野生のライチョウから採取した腸内細菌を与える必要があったんです」



ウガンダでの新たな挑戦:ヨウム保護活動の始まり


そして2020年、牛田教授の研究人生に新たな転機が訪れる。2015年以降ウガンダでの調査をつづけるなかで、ウガンダの動物園との共同研究の機運が盛り上がりました。そして、この「動物園」が単なる動物園ではなく、野生生物の保全をすすめる拠点としてゾウのほかシロサイ、ライオン、キリン、ハシビロコウの保護を任務として行ってい他ほか、大量のヨウムが保護されていました。

ヨウムは、その知能の高さと美しい姿から、ペットとして人気の高い鳥だ。しかし、その需要が密猟を引き起こし、野生の個体数を激減させている。過去20年間で約90万羽が密猟され、現在も毎年4万羽以上が違法に捕獲されているという。2017年からはワシントン条約で特に保護される動物種になっています。

「ヨウムの保護は、ゾウやゴリラの保護より難しい面があります。大型動物は、その存在自体が観光資源となり、経済的な価値が認識されやすい。しかし、ヨウムは農作物を荒らす害鳥として見られることもある。地域住民の理解を得るのが難しいんです」

しかし、その困難さこそが、牛田教授をこの活動に惹きつけた理由でもあった。


JICA草の根技術協力事業に採択されました


Conservation through Education:新しい保全活動の形


牛田教授がウガンダで協力関係を築いたのが、ウガンダ野生生物保全教育センター(UWEC)だ。このセンターは、かつてのエンテベ動物園から、野生生物の保全と教育のための施設へと生まれ変わった施設である。


「UWECの特徴は、"Conservation through Education"(教育を通じた保全)という理念です。
これは、従来の"Conservation with Gun"(武力による保全)とは全く異なるアプローチです



ウガンダ野生生物保全教育センター(UWEC)
https://uwec.ug/


実は、アフリカの多くの国立公園は、地域住民にとって近寄りがたい存在となっている。高額な入園料やサファリツアー料金は、外国人観光客向けに設定されており、地域の子どもたちは自国の野生動物を実際に見る機会すらないことがほとんどなのだ。

「私たちが目指しているのは、アフリカの人々自身が野生動物の価値を理解し、誇りに思えるような教育活動です。そのために、学校の子どもたちを積極的に受け入れています」

実際、UWECには朝早くから修学旅行の子どもたちが訪れる。中には片道7時間以上かけて来る学校もあるという。「学校で1-2年かけて積み立てたお金で、バスをチャーターしてやってくるんです。子どもたちの目が輝くのを見ると、この活動の意義を実感します」




地域と共生する野生動物保護:日本の経験を活かして


牛田教授がヨウムの保護活動で特に注目しているのが、日本の野鳥保護活動の成功例だ。トキやコウノトリの保護活動では、地域ブランドの確立により、環境保全と経済発展の両立を実現している。

「トキ米やコウノトリ米は、環境保全が付加価値を生み出した好例です。農薬や化学肥料を減らし、生物多様性に配慮した農法で作られたお米が、高く売れる。すると、農家の方々も積極的に保護活動に参加するようになる」

コウノトリの事例では、最初は鉄塔に巣を作ることに難色を示していた地域住民が、やがて自ら鉄塔を建てて、コウノトリを呼び寄せようとするまでになったと聞いています。この経験は、アフリカでの活動にも活かされている。

「ヨウム印のコーヒー」の開発は、そんな取り組みの一つだ。ヨウムの生息地で栽培されたコーヒーをブランド化し、付加価値を付けて販売する計画を進めている。


ヨウムの保護と復帰計画




UWECでは、密猟者から保護されたヨウムのリハビリも運営している。当初、施設の収容能力は限られていたが、2022年にはこのプロジェクト資金を使って新たな保護施設が完成。より適切な環境でヨウムを保護できるようになった。

「保護されたヨウムの多くは、密猟の過程で傷を負っています。まずは身体的な回復が必要です。しかし、それ以上に重要なのが、野生復帰に向けた準備です」

ライチョウの研究で得た経験は、ここでも活きている。「野生動物の腸内細菌は、その生活環境に適応しています。保護施設で人工的な餌を与えていると、その能力が失われていきます。野生復帰させる際は、自然の食物を消化できる能力を取り戻させる必要があるんです」

実際、プロジェクト開始以降、約60羽のヨウムの野生復帰に成功している。国立公園まで8時間かけて運び、仮設のケージで順化期間を設けた後、慎重に放鳥を行う。放鳥後も地元のNGOの協力を得て追跡調査を続けているほか、発信機をつけた個体を放鳥する計画を進めている。

「ただし、課題もあります。放鳥したヨウムが、時々村に出てきて農作物を食べることがある。これは、地域との軋轢を生む原因になりかねません」






巣箱の観察用器材を導入しました


エコツアーの開発:新たな収入源の創出


そこで注目しているのが、エコツアーの開発だ。ビクトリア湖の島々には、まだ数百羽の野生のヨウムが目撃されている。この地域を活用したツアーを企画し、地域の新たな収入源とする計画を進めている。

「ボートで島を巡りながら、野生のヨウムや他の鳥類を観察できます。アフリカトキコウやアフリカクロトキ、2種のペリカンのほか100種以上の多様な鳥類が生息しているんです。これを観光資源として活用できれば」

地域の若者をガイドとして育成する取り組みも始まっている。「密猟者を保全者に変える。それには、保護活動が収入につながることを示す必要があります」




エコツアー開発中のビクトリア湖コメ島ジンゴラ村の人々を招き、ヨウム保全センターで講習会を開催しました


変わりゆくアフリカ:希望の芽生え


牛田教授は、アフリカの変化を肌で感じているという。

「確実に中間層が育ってきています。環境保全や生物多様性の維持に理解を示す層が増えてきた。ここに、私たちの活動のヒントがあるんです」

実際、UWECには多くの学校が訪れ、環境教育プログラムに参加している。「子どもたちが野生動物に興味を持ち、その価値を理解する。そして家に帰って、両親に話をする。そんな草の根の変化が、少しずつ広がっているんです」




ヨウム保全センターの技術ミーティング


アフリカ発、新しい環境保全のモデル


「私たちの活動の目的は、単なる野生動物保護ではありません。アフリカの人々自身による、持続可能な環境保全の仕組みづくりなんです」と牛田教授は語る。

従来の保護活動の多くは、先進国の価値観を押し付ける形になりがちだった。しかし、それでは真の解決にはならない。アフリカの人々が主体となり、環境保全が地域の発展につながるモデルを作る必要がある。

「経済発展か環境保全か、という二者択一ではないんです。環境を守ることが経済的な利益を生む。そういう好循環を作り出せれば、持続可能な保全活動が可能になる」

実際、ヨウムの保護活動は、様々な可能性を示している。エコツアーの開発は、地域の雇用を生み出す。ヨウムをブランドにしたコーヒーは、農家の収入増加につながる。保護施設での環境教育は、次世代の意識を変えていく。




壁画完成品と最初のバージョンを作画中のPhilipさん親子


2024年3月 ヨウム保全センターが、ついに完成し、2024年3月27日に引き渡し式を行いました。



飼育野生動物栄養研究会:野生動物との共生を考える


2024年11月29日30日と神戸で開催される飼育野生動物栄養研究会2024年度大会では、牛田教授のライチョウとヨウムの研究姿勢が研究会の方向性の一つとして反映されている。

「野生動物の本来の食性を理解することは、飼育下での管理に重要な示唆を与えます。しかし、それ以上に大切なのは、彼らが生きていく環境全体を理解することです」

牛田教授の研究は、腸内細菌という微視的な視点から、環境保全という巨視的な課題まで、幅広い領域をカバーしている。

「研究者は往々にして、一つの分野を深く掘り下げがちです。しかし、私は横に広げていく方向を選びました。それが新しい発見につながってきたと思います」

飼育野生動物栄養研究会公式サイト
https://wildlifenutrition.com/



未来の研究者たちへ:境界を超える勇気を


若手研究者たちに向けて、牛田教授はこうメッセージを送る。

「自分の興味の赴くままに、分野を超えて研究を広げていってほしい。そこから思いがけない発見が生まれることがあります」

高校時代は完全な文系で、国語と英語が得意だった牛田教授。その経験は、現在の学際的な研究アプローチにも活きているという。

「文系・理系という区分にとらわれず、自分の可能性を信じることが大切です」






エピローグ:夢は現実となって


かつて白い下敷きにアフリカの地図を描いていた少年の夢は、予想もしない形で実現した。今、牛田教授はアフリカの大地で、環境保全と地域発展の新しいモデルを築こうとしている。

「アフリカには無限の可能性があります。環境保全を経済発展の妨げとしてではなく、むしろその原動力として活用できないか。私たちの活動が、そのモデルケースとなることを願っています」

2022年から本格的に始まったヨウム保護活動は、着実に成果を上げつつある。保護施設の整備、野生復帰プログラムの確立、地域との連携強化など、様々な取り組みが進んでいる。

そして何より、アフリカの人々自身による環境保全への意識が高まりつつある。それは、牛田教授が目指す「教育を通じた保全」が、確実に根付きつつあることを示している。

「これは一朝一夕には実現できない目標です。しかし、子どもたちの目の輝きを見ていると、必ず実現できると信じています」

小学生の頃に描いた地図は、今や現実の活動フィールドとなった。そして、その地図の上に、牛田教授は新しい未来への道筋を描き続けている。



取材後記:経済発展と環境保全の新しいパラダイム


本取材に携わり、牛田教授の活動にマーケティングの専門家として大きな衝撃を受けました。

これまで環境保全活動というと、国家予算やクラウドファンディング、ボランティアなど、いわば「支援」や「援助」を前提とした枠組みで自身も含めて一般的には考えがちです。しかし、牛田教授の提案する方法論は、まったく異なるパラダイムに基づいていたのでした。

環境保全を「コスト」ではなく「投資」として捉え、地域経済の発展と結びつける。ヨウムの保護活動を観光資源として活用し、その付加価値をコーヒーのブランディングに活かす。まさに、経済的なWin-Winの関係を構築することで、持続可能な保護活動を実現しようとしている。

この発想は、従来の環境保全活動の常識を覆すものと個人的に感じました。外部からの支援に依存せず、地域社会自身が主体となって環境を守る。そして、その活動自体が経済的な価値を生み出す。この循環的なビジネスモデルは、環境保護活動の新しい形を示しているのではないでしょうか?

トキ米やコウノトリ米の成功例を、アフリカという異なる文化・社会的背景を持つ地域で実現しようとする試みには、大きな可能性を感じます。それは単なる環境保全の手法ではなく、地域活性化のための統合的なマーケティング戦略と言えるのではないでしょうか。

牛田教授の取り組みは、環境保全と経済発展を対立的に捉える従来の視点を根本から見直すきっかけを与えてくれました。この新しいアプローチが、アフリカの、そして世界の環境保全活動にどのような影響を与えていくのか。今後の展開が非常に楽しみです。

このような機会に接することができとても感謝しています。


参考リンク


ゴリラの森でうんちを拾う: 腸内細菌学者のフィールドノート
https://amzn.asia/d/4wtqKp5
先生、ウンチとれました
https://amzn.asia/d/gl42SGj

地球規模課題の解決をめざして
https://www.chubu.ac.jp/academics/biology/message1/

野生動物の微生物学・栄養生化学
https://www.isc.chubu.ac.jp/ushida/ushidaintro_chubu.html

JICA草の根技術協力事業
「ウガンダ共和国 絶滅危惧種ヨウム保全の地域連携モデルケース構築支援」
中部大学2021-2025
https://www.isc.chubu.ac.jp/ushida/Grey_Parrot_Conservation.html

絶滅危惧種ヨウム保全のためにアフリカ支援開始 JICA草の根技術協力事業で(牛田一成教授、土田さやか講師、古澤礼太准教授ら)
https://www.chubu.ac.jp/news/1232/
絶滅危惧種ヨウム保全プロジェクトのレスキューケージの完工・譲渡-JICA草の根技術協力事業-(牛田一成教授、土田さやか講師、鎌田朱実研究員ら)
https://www.chubu.ac.jp/news/10136/

高等教育の明日 われら大学人
https://www.shidaikyo.or.jp/newspaper/rensai/daigakujin/post-156.html
生き物はみな腸内細菌のおかげで生きている!?
「うんちハンター」の異名を持つ生化学者の冒険譚
https://www.shimadzu.co.jp/boomerang/40/06.html

[サイエンスZERO] アニマル“腸”能力!腸内細菌が絶滅危惧種ライチョウを救う!?| NHK
https://www.youtube.com/watch?v=7h4SymU5Ro8


閉会点鐘



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