奉仕か親睦か!?
ロータリーで必要なのは親睦か、奉仕か?
前回に引き続きRLIネタです。
ロータリーについて語るとき、「親睦が大切だ」という人もいれば、「奉仕こそロータリーの目的だ」という人もいます。では、ロータリーにとって本当に必要なのは、親睦でしょうか。それとも奉仕でしょうか。
RLIのセッションで尋ねてみました。皆さんだったらどう答えますか?
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにあります。一方、ロータリーには「親睦(Fellowship)」という大切な価値観もあります。この二つは、どちらか一方を選ぶものなのでしょうか。
例えば、イベントや懇親会で(通常のクラブであれば例会や例会前後の時間等で)仕事や家庭のことを語り合い、お互いをよく知るようになる。困ったときには相談でき、相手の得意分野や経験も分かってくる。こうした関係があるからこそ、「一緒に地域のために何かやってみよう」という気持ちが生まれます。親睦は、奉仕を生み出す土壌ともいえるでしょう。
反対に、奉仕活動を通じて親睦が深まることもあります。例えば、地域や子どもたちへの支援事業に、会員同士で知恵を出し合い、汗を流す。活動を終えたときの達成感や喜びを共有することで、単に食事を共にするだけでは得られない信頼関係が育まれます。奉仕は、親睦を深める機会にもなるのです。
つまり、親睦が奉仕を育て、奉仕が親睦を深める。この二つは、切り離せない関係にあります。
ただし、ここで考えておきたいことがあります。親睦そのものが目的になり、仲間内で楽しく過ごすことだけに満足してしまったら、ロータリーはどうなるでしょうか。一方で、奉仕の実績や成果ばかりを追い求め、会員同士のつながりや活動の楽しさが失われてしまったら、活動を長く続けることは難しくなるかもしれません。
ロータリーの魅力は、単に仲のよい仲間が集まることでも、社会貢献の実績を積み重ねることだけでもありません。異なる職業、経験、価値観を持つ人々が出会い、互いを理解し、力を合わせて社会に貢献することにあります。
オンラインでつながるEクラブであっても、この考え方は変わりません。画面上の例会に参加するだけでなく、実際に会って語り合い、共に活動する機会をつくることが、会員同士のつながりを深め、次の奉仕への原動力となります。
親睦か、奉仕か。どちらか一つを選ぶ必要はありません。大切なのは、親睦を通じて奉仕の心を育み、奉仕を通じてさらに深い親睦を築いていくことです。
私たちのクラブでは、親睦が奉仕につながっていますか? そして、奉仕を通じて、会員同士のつながりは深まっているでしょうか?
自分たちのクラブの活動を振り返りながら、親睦と奉仕のよりよい循環について考えてみては如何でしょうか。







