今週の例会

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開会点鐘・歌の斉唱





会長の時間:「一人ひとりが輝けるロータリーに」



私は、この2720JapanO.K.ロータリーEクラブの創立と同時にロータリーに入会しました。創立準備段階に会長に任命されてから「会長として初心者の私に何ができるのか」、ということをずっと考えていました。ロータリーが7月で新年度を迎え、イアンHSライズリ―RI新会長のスピーチを聞き返してその中に答えを見つけました。それは、次のような一文でした。

「自分が会長として臨む年度をロータリーが会長としての自分を輝かせてくれる年度だと考えたことはない。自分自身と会員みんなでロータリーを輝かせる年度である。」

ライズリ―RI会長がこの一文をスピーチの最後にもう一度繰り返して強調していることも印象的でした。この言葉の中にこそ、ロータリーの本質があるような気がします。

ロータリーを輝かせるためには、会員一人ひとりが輝いていなければなりません。会員一人ひとりが輝けるようにすること。それこそが会長としての私の役割であり、務めであるのだと腑に落ちました。


一人ひとりが輝けるようにするには、まずその人がどんな人で、何をしている人で、何を求めているのか、ということを知らなければなりません。相手を知ること、知り合うことは、友愛・親睦の一歩であるとともに、協力・奉仕の一歩でもあります。当クラブは創立して日が浅いため、卓話をできるかぎり内部卓話(そのクラブの会員が行う卓話のこと。これに対し、他クラブの会員やロータリアンではない人に卓話を依頼する場合は外部卓話と言います。)にし、また、さまざまな情報発信を来信紹介という形で行っています。発信したい情報をお持ちの方は、OKEクラブ会員に限らず、ぜひ情報をお寄せください。理事会に諮り承認を得られたものに関しましては例会でご紹介させていただきます。参加することでロータリーを学び、お互いをよりよく知ることに直結する例会になるよう、努めています。


さて、本日は会員の西嶋利彦さん(鳥取)が障がい者雇用の卓話を寄せてくださいました。障がい者福祉の問題は、障がいを持つ人が身近にいない人にとっては、他人事のように扱われがちです。私自身は7年前から、スペシャルオリンピックスという知的障がい者にスポーツを通して社会参加の機会を与えようという団体のボランティアをしていますが、この団体がロータリー同様世界規模で、しかも発案者はケネディ大統領の妹さん、日本に導入したのは細川佳代子元首相夫人、というネームバリューがありながら、知名度を上げることや理解・支援をいただくことに四苦八苦しています。

障がいというのは決して他人事ではなく、自分自身や家族に障がいのある子どもが生まれたり、あるいは事故や病気が原因で障がい者になってしまったりする可能性はすべての人に平等にありえることに、ぜひ気づいて欲しいと願います。いつか自分にも訪れるかもしれない事態に備えるという意味でも、今障がいなく生きている人が、障がいがある人のためにほんの少しのお金や気持ちや時間を支援し合うことができたら、どんなに素晴らしいでしょうか。

たとえ心身に障がいがあっても本人や家族が前向きに希望をもって暮らせる社会こそが真に豊かな社会なのだと思います。障がい者の雇用を促進し、障がい者が自立できるようにすることは豊かな社会実現の一歩です。障がい者を輝かせるという西嶋さんのお仕事を、力の限り応援したいと思います。

ロータリーを通じて仲間になった55名のメンバー一人ひとりがキラキラと輝いていけるように、そしてその輝きがロータリー第2720地区を、日本を、世界を輝かせるように、誠心誠意努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。



出席報告


例会 第2回【通算第9回】 2017年7月10日正午~7月17日正午(出席数・出席率 7月17日11:50現在 )



修正
出席率
55 50 90.91% 0 90.91%

例会 第1回【通算第8回】 2017年7月3日正午~7月10日正午(出席数・出席率 7月17日11:50現在 )



修正
出席率
55 48 87.27% 2 90.91%

例会 第5回【通算第7回】 2017年6月26日正午~7月3日正午(出席数・出席率 7月17日11:00現在 )



修正
出席率
54 45 83.33% 2 87.04%

幹事報告・委員会報告


幹事報告


2017-18年度 第2回例会にご出席いただいた会員の皆様およびメークアップ出席いただいた他クラブ会員の皆様に心よりお礼申し上げます。

<出席に関するお願い>
・ホームクラブ(OKEクラブ)例会に極力出席(例会ページを参照いただき、例会開催期間中にコメントしていただくこと)をお願いします。
・各例会への出席コメントで、各例会ごとの開催期間(月曜正午-翌月曜正午)以外のものは、出席カウントされませんのでご注意ください。
・万一、出席できなかった場合、2週間以内に他のクラブの例会に参加することでの「出席補填」(メークアップ)をお願いします。「メークアップ」は、例会場に集って開催される例会と、他のEクラブ例会のいずれでも結構です。メークアップ後、証明書を事務局あてお送りください。
 他のEクラブURL一覧(あすかRC資料)
・他クラブ(リアル例会、Eクラブ例会)へのメークアップ(出席補填)につきましては、通常の場合「有料」となりますので予めご承知おき願います。
・他クラブの例会にご参加いただく場合のクラブ名は、正式名称(2720JapanO.K.ロータリーEクラブ)で通知いただくようお願い申し上げます。
(事務局メールアドレス: info@ok2720eclub.jp )


<臨時理事会報告>


新会員候補者
片山会員推薦の新会員候補者につきまして過半数理事の賛成にて理事会承認をいただいております。
(オンライン)今後、会員各位への詳細通知の上、正式入会の段取りとなります。


<幹事からのご案内>


1.2720地区「管理運営・公共イメージ・会員増強 合同セミナー」関連
日 時 :2017年9月2日 13:00~16:00
場 所 :ホルトホール大分
出席対象:ガバナー補佐、会長、幹事、管理運営委員会(クラブ奉仕委員会)関係者、公共イメージ委員会関係者、会員増強委員会関係者、事務局員、他希望者
登録締切:2017年8月10日(木)必着
 管理運営・公共イメージ・会員増強 合同セミナーのご案内
 本日現在、佐藤(弥)・佐藤(知)・長野・江藤・片山・早水 各会員の6名から参加連絡をいただいています。登録締切(8月10日)多少日数があります。より多くの会員に参加いただきたく存じますので締切前日(8月9日)までに会員専用Facebookグループのアンケート回答又は事務局あてメールでの参加連絡につきよろしくお願いします。

2.2720地区 ロータリー財団部門および米山記念奨学会部門より「ロータリー財団部門・米山記念奨学会部門 合同セミナーのご案内」が届いております。
 日 時 :平成29年9月16日(土)12:00受付開始 12:30~16:30
 場 所 :小川総合文化センター ラポート
      熊本県宇城市小川町江頭80 TEL0964-43-0004
 登録締切:8月10日(必着)
     案内文  アンケート

3.2720地区米山記念奨学委員会より「世界米山学友による感謝in熊本」(米山記念奨学会 財団設立50周年記念事業)の案内が届いております。
 日 時 :平成29年8月26日(土)16:00受付開始 17:00~21:00
 場 所 :ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ 2階「ストリングス」
      熊本市中央区東阿弥陀町2番地
 登録締切:7月31日(必着)


4.公益財団法人ロータリー米山記念奨学会 事務局より「ロータリー米山記念奨学会 50年のあゆみ」刊行のお知らせが届いております。(限定3,500部 1冊1,800円(送料込み))
 当クラブにて1冊購入いたします。是非、ご参照ください。

5.2720地区青少年奉仕部門RYLA委員会より「2017-18年度 RYLAセミナー受講者募集のご案内」が届いております。
 日 程 :平成29年9月 9日(土)11:00 集合
      平成29年9月 10日(日)13:00 終了(1泊2日)
 場 所 :阿蘇YMCA 熊本県阿蘇市 TEL 0967-35-0124
 募集人員:先着40名
 応募資格:対象年齢 18歳~30歳
    ロータリアン企業の社員、組織や地域社会のリーダーに興味のある方、ローターアクト
 登録料 :¥3,000(宿泊費、食事、研修費)当日徴収
   2017-18年度 RYLAセミナー受講者募集のご案内

6.2720地区ガバナーノミニーおよび2018-19年度地区幹事より「2018-19年度 地区副幹事選任のお願い」が届いております。
 選任人数:大分第4グループ内各クラブより2名
 回答日 :平成29年8月31日(木)
 地区副幹事選任のお願い

7.公益財団法人ロータリー米山記念奨学会 事務局より「ハイライトよねやま208号」が届いております。
 ハイライトよねやま208号(2017年7月12日発行)


幹事 早水琢也


今週のスマイルボックス


<スマイルボックス>(1口 1000円)
1.認証状伝達式に参画いただいた会員(41名)各位より各自2口のスマイルをいただくこととなりました。計82口
2.薬真寺哲也 会員より 10口
 「今週で49歳になります。家族や職場、そして何よりもOKEクラブの新しい仲間たちに感謝を込めて、大口します。」
3.衛藤 昂 会員より  1.22口
 「コンパルホールでの上映イベントにて会員有志の皆様から花束を頂戴いたしました。感謝を込めて!」
4.太田黒 和彦 会員より 1口
 会員の太田黒です。7月1日付けで大阪の八尾支店へ異動となり、大分から離れることとなりました。残念ですが転勤族ですから仕方ありません。金融機関では転勤毎にその土地その土地でのロータリークラブへの参加となり、支店によっては参加していない所もあります。今回片山副会長よりお話を頂いたとき、Eクラブであれば転勤族でもずっと参加し続けることができると思い、入会させていただきました。認証状伝達式から1ヵ月足らずでその時が来るとはビックリですが、皆様とはこれからもネットで繋がって行きますので宜しくお願い致します。


マイロータリーの登録方法


Eクラブにて初めてロータリアンとなられた方々にマイロータリーの登録方法をご紹介いたします。マイロータリーにて国際ロータリーの理解をいっそう高めてください。

アカウント取得には「正確な姓名の英字表記」と「ロータリーのデータベースに登録された、携帯アドレス以外のメールアカウント」が必須となります。
会員各位の中で、ご自身の「正確な姓名の英字表記」がご不明な方や登録済のメールアドレスがご不明な方、携帯メールアドレス以外のメールアカウントをお持ちでないかたがおられましたら、ご遠慮なく幹事または事務局あてにご一報ください。
(「携帯メールアドレス以外のメールアカウント」について、当クラブでは「gmail」のご利用を推奨します。 取得方法 https://support.google.com/mail/answer/56256?hl=ja )



研修報告 : 宮迫 賢太郎 会員


「公共イメージ・青少年奉仕部門セミナー」

私、宮迫は初めてこのようなセミナーに参加したのですが「公共イメージ部門」や「青少年奉仕部門」の役割を知る良いきっかけとなりました。

最初に「全ての青少年プログラムに参加して」と題して、渡辺彩加さんが講演してくださいました。彼女のプロフィールは、プログラムを見て頂けるとわかると思うので割愛いたしますが、私が感じたのは彼女の積極性とどこまでも成長したいといういい意味での貪欲さでした。
 
彼女は名古屋大須RCのスポンサーで、交換留学生としてオーストラリアで11ヶ月間生活されて、その際様々な経験をしたそうです。例えば、彼女が留学していた2012年というのは日本の調査捕鯨船団の船へシー・シェパードのメンバー3名が乗り込み妨害するという事件があった年で、反捕鯨思想の強いオーストラリア人による日本人差別のような事も経験したそうです。ただ、その事で彼女は自分が日本人である事を意識し、また言われたい放題では悔しいので日本人であるプライドをもって生活する事が出来たそうです。私が思うに、この経験が彼女のディベート力を育み、意思をはっきり伝えるという能力を身に付けさせたのではないかと思います。実際、彼女はあまりにも思いをはっきり表現するあまり、よくインターアクトやローターアクトで仲間を泣かせてしまうそうで、ついたあだ名が「ゴジラ」だそうです。そして、そんな彼女の夢は世界で活躍することで、目標にする人は緒方貞子さんだそうです。

次に、地区青少年交換委員会委員長を務める井上邦広(大分キャピタルRC)さんがローターアクトの活動について説明してくれました。ローターアクトの活動を通して奉仕について学び、世界を身直に感じる行事もあり未来のロータリアンの育成に欠かせない団体だと感じました。我がO.K.E でもぜひインターアクトやローターアクトを支援できるクラブに成長する事を祈念するばかりです。

続きまして、「青少年奉仕部門」より「インターアクト委員会活動運営方針」についてインターアクト委員会委員長の川上哲也(大分中央RC)さんより説明がありました。その中でも、私は〈インターアクトの目標〉に強く感銘を覚えました。(※詳しくはプログラムを参照してください)特に、「他者を助け、他者を尊重すること」この言葉が私を強く引きつけました。それは、利他の精神を表していると感じました。このようなことを目標に活動するインターアクトの活動に将来を期待せずにはいられませんでした。

そして、次にRYLA委員会委員長の玉田龍一郎(大分中央RC)さんより、RYLAについての説明がありましたが、これについてはプログラムにある通りです。その後も、「公共イメージ部門」より活動方針、公共イメージ向上委員会、そしてIT研修委員会ととても分かりやすい説明がありました。その中で、私が印象に残ったことは公共イメージ部門長、三村彰吾(熊本りんどうRC)さんより積極的にマスコミにロータリーの活動の情報を提供し、無料で情報発信をしていることや、行事を行う際、県から後援をいただくのは難しくないといったお話が印象的でした。そして、IT研修委員長、森川治雄(熊本西南RC)さんからMyRotaryへの登録のお願いがあり、私もすぐ登録させていただきました。

最後に、前田眞実直前ガバナーよりあいさつがあり「会員増強は人員増強とは違う」と言われていたことがとても印象的でした。

今回初めての参加でしたが、ロータリーを知るという意味では委員会が違ってもこういったセミナーに参加することはとても勉強になると感じました。みなさんもご多忙とは思いますが、ぜひお時間を作って参加してみてはどうでしょうか。最後に余談ではありますが、前日熊本会場で同セミナーが行われた際、点鐘の鐘が会場のスタート時間に間に合わず、片山副会長がO.K.Eの植山会長の点鐘の映像を会場で流し、点鐘としたそうです。


公共イメージ・青少年奉仕部門セミナーパンフレット

公共イメージ・青少年奉仕部門セミナーパンフレット(628KB)

青少年奉仕部門セミナー資料

青少年奉仕部門セミナー資料(2.9MB)


卓話:障がいとは何か?



西嶋 利彦 会員
(2720 Japan O.K.ロータリーEクラブ:奉仕プロジェクト委員会 )


皆さん、こんにちは!

2720 Japan O.K.ロータリーEクラブの西嶋利彦です。
職業分類は「福祉サービス」。もう少し細かく分類すると障がい者福祉といわれる分野です。
今回は、私が考え続けている「障がいとは何か?」というテーマで皆さんにお伝えできると幸いです。



みんなが活躍できる社会づくり


皆さんは、日本には働いても月1万数千円の収入しか得られない人たちがいるのをご存じでしょうか。障がいの程度などから一般事業所での雇用が困難とされ「就労継続支援事業」で就職に必要な知識や能力の向上を目指す障がい者のうち、特に雇用契約が難しいとされるB型事業で働く人たちです。
私は「この金額で果たして生活できるのだろうか?」という疑問を学生時代に抱き、この業界に飛び込みました。

現在、私は先月に福岡から鳥取に移住して、「みんなが活躍できる社会づくり」を目指す鳥取県と日本財団さんと「障がい者が活躍するアセンブリー事業」と名付けた新たな事業にチャレンジしています。このプロジェクトで目指すのは「2020年までに鳥取県の平均工賃を3倍にすること」です。そのために、付加価値の高いグッズの最終的な包装や組み立て(アセンブリー)を複数の事業所が共同で受注することで障がい者の工賃アップを図れるよう仕組みづくりと営業のプラットフォームを作っています。

「障がいがある」と世間で認識される、ただそれだけでその人の人生が決められてしまうということはあってはならないと思うのです。



アブデラティフ・バカ選手の活躍


昨年のオリンピックとパラリンピックで嬉しい出来事がありました。次回開催国の日本の開会式でのパフォーマンスの素晴らしさを他国に知ってもらえたことや卓球の愛ちゃん、錦織圭選手の快進撃も嬉しかったのですが、私はパラリンピックの陸上1500mのアブデラティフ・バカ選手の活躍が嬉しかったです。

9月11日の陸上男子1500メートルT13(視覚障がいのクラス)で、 パラリンピック新記録3分48秒29で優勝したんです。私が興奮したのはここから。 優勝タイムよりも話題になっているものがあるんです。双子の弟で、4位入賞を果たしたフォーダ・バカ(Fouad Baka)までの4人が、 リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した選手を上回るタイムを記録。

快挙の秘訣は?「練習です。」と謙虚に答えたとのことです。 輝くメカニックの義足を付けていたわけではなく、正々堂々と上回った姿を見た時に 、このトラックの上では障がいなんて関係ないって心の底から感じました。


障がいは社会にあるもの


ここで皆さんに2つ質問があります。

  1. 皆さんの周りで佐藤、鈴木、高橋、田中という苗字の友人はいますか?
  2. 障がい者の友人はいますか?

昨年、大学の講義で聞いたら最初の質問では9割の人が手を挙げていたのですが 次の質問では1割ぐらいになりました。なんでこんな質問をしたかというと 、佐藤、鈴木、高橋、田中という苗字の人だけで660万人いるらしいです。障がい者はというと日本に約750万人います。 障がい者と呼ばれている人のほうが多いのに出会う機会が少ないって不思議ですよね。これは幾つか要因があると思いますが、社会に出る機会が少ないのは世間体を気にする親族が外に出す機会を作らないようにしているので接点を持てないのです。


法定雇用率を守れないのはなぜか?


民間企業、国、地方公共団体は50名以上の従業員がいる場合、 義務として相当する人数以上の障がい者を雇用しないといけないことになっています。守らなければ障がい者雇用納付金の支払い義務が生じるのですが、支払わない企業が50%存在します。それは雇用することによってスタッフがフォローに付きっ切りになったり 、障がい者に合わせた環境を作ると考えた時に、負担となると思ったからかもしれません。

また仕事の切り分けの仕方や接し方が分からないという相談もあります。
私が務めていた事業所ではパソコンでホームページの制作を行ったりしていたのですが、 普通のIT会社と変わらない形で成果を出しています。むしろこの環境だとITのスキルがまだまだ不足していた私が障がい者かもしれません。障がいの部分つまり弱みに目を向けるのではなく、強みを生かせば活躍できると確信しました。


障がいとは何か?


障がいとは何かに戻りますが、 障がいというのは 【個人と彼らを取り巻く環境との関係性によって生み出せる見えない障壁】と感じています。つまり障がい社会にあるのではないでしょうか。

例えば先ほどの陸上1500mオリンピックの例のように、 その速度で走るのが当たり前という社会になったとします。あなたがそのタイムで走れなければ、 周囲はあなたを身体障がい者とみなすかもしれない、ということです。そして仮に今、走ることができたとしても 年を重ねて高齢者になればきっと走れなくなるでしょう。

いや、その前に事故に合うことだってあるかもしれませんね。自分が当事者になる可能性なんていくらでもあるのです。


障がいはテクノロジーにある


僕が尊敬している方の一人に遠藤謙さんという方がいます。最先端のロボット義足や途上国向けの安価な義足の研究をされています。遠藤さんの恩師のヒュー・ハー教授(MIT)は、 『身体に障がいを持つ人なんていない。テクノロジーに障がいがあるだけだ』と言います。
ヒュー・ハー教授は30年前、両足を登山中の事故により失われていますが 、今は自然のあるデザインをヒントに作られたロボティクスを駆使した義足で不自由なく生活をしています。 TEDでも講話されていらっしゃいますので、興味のある方は動画も覗かれてみてくださいね。



TED2014
BY-NC-ND


では、私たちに身近で当たり前となっているコンタクトレンズやメガネのことを考えてみてください。代替する技術がすでにあるから目が悪いくらいで身体障がいとは言われませんよね。むしろファッションとして今、役割を持っていたりもします。



障がいをどう捉えるか?


私が社会人になって障がいの有無関わらずに感じたことがあります。 一(イチ)のできないところを見て、百できないと捉えていたりもしくは、自分と全く違う人種と捉えていたりする人が多いのでは?と感じています。

これからテクノロジーが進歩して、社会が求めるものが変わればまた新たなマイノリティが生まれるはずです。 じゃあその時にあなたは、自分と違う人とどう向き合いますか?

自分がマイノリティと成りえる社会なら、マイノリティになったとしても共存できる社会のほうが私は住みたいです。少なくとも私がデンマークで留学した時に多様性を受け入れる文化に触れました。街中でよく出会うし、働く場では生き生きと働ける環境が多くありました。

多くの人が良い考え方に出会い当たり前を見直すことができれば、そのような社会を実現することは無理ではないと信じています。


Eクラブの可能性


Eクラブというのは正しくその機会に成りえる場所ではないでしょうか。
なぜならEクラブで地域に縛れることなく、全世界から募りつながり情報発信し交流し、知識経験を分け与えることができるから。自分では当たり前になっていて気づけないことも違う業種や文化と出会い認め合うことで捉え直すことができるからです。

過去の自分を否定することになるので、辛いときもあるでしょう。ただ社会の模範となるためには、必要不可欠です。志を持った仲間より良いものを学び実践することだと例会に参加して感じています。

またロータリーにある「6つの重点分野」

  • 平和と紛争予防/紛争解決
  • 疾病予防と治療
  • 水と衛生
  • 母子の健康
  • 基本的教育と識字率向上
  • 経済と地域社会の発展

という世界規模で起きている課題をそれぞれが職業で培ったものを組み合わせていけば解決選択肢は大いに拡がります。
その最初の小さな一歩は2720Japan O.K.RECの活動に積極的に参加して、ロータリーをもっと知り、そこから行動できる何かを考えていくことかもしれません。


最後に自己紹介


最後になりましたが、私のことを記させていただきます。
少しでも私の人となりを知っていただき、それを機に交流が深まると嬉しいです。

西嶋利彦(にしじま としひこ)
1989年福岡生まれ。西南学院大学人間科学部社会学科卒業。2011年(株)ニトリホールディングスに入社。物流・店舗運営を経験後、(株)カムラックに参画。ITを活用した仕事で障がい者の雇用の場を創出する事業に貢献してきた。2017年(株)kakeru取締役に就任。鳥取県工賃3倍計画実現のため、生まれ育った福岡から鳥取に移住する。MY MISSIONは「人が生まれや環境によって可能性が阻まれない世の中をつくる」こと。趣味はマラソンと登山です。

趣味: 
マラソンは父親が瀬古利彦のファンで名前を譲り受けたこともあり、気づいた時には走ることが大好きでした。過去、地元の福岡マラソンを始め、韓国の慶州、ホノルルマラソンなど旅行をついでにいろんな場所を走っております。最近は個人で走ることよりチームで襷をつなぐリレーマラソンにはまっています。



鳥取に移住してからは、妻と登山を楽しんでいます。早速、先日は中国地方最高峰の大山を登ってきましたよ。昨年式を挙げた新婚ですので、夫婦円満の秘訣など教えていただけると嬉しいです。



鳥取ロータリークラブ例会参加報告

先週の木曜日は、鳥取ロータリークラブ例会に参加してきました。Eクラブからの参加者が今回初めてだったようで、運営についてなど沢山の質問をいただき、ぜひ卓話で詳しく聴かせて欲しいという依頼を受けました。卓話は、世界大会と護身術のお話で有意義な時間となりましたよ。
以上、自己紹介と近況報告でした。



2720Japan O.K.RECがこれからも発展していくことを祈念して、本日の卓話を終了させていただきます。


閉会点鐘



メークアップ


メールフォームにてのメークアップの方は必要事項をご記入の上、送信してください。
2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。

下記の「今週の設問」にご回答ください。回答方法は次のとおりです。

1つまたは複数の設問に対してご回答ください。
すべての設問に対して回答する必要はありません。


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お電話でのお問い合せはこちら(受付時間 10:00〜17:00 平日のみ:事務局 滝波)

080-3221-3377