今週の例会



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2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
詳細については、『メークアップの方法』にてご確認ください。

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開会点鐘・歌の斉唱





会長の時間:我がクラブのインターアクト生が募金活動を行いました!



先日、日経新聞を読んでいたら「昆虫や藻 タンパク源に」という記事がありました。新聞によると、肉や魚に頼らずタンパク質を摂取できる食品を手がける企業が増えているそうです。なぜかというと、世界的人口の増大と新興国の経済成長で食料不足への懸念が高まっているからだそうです。そこで、新たな市場ということで新興企業にも勝機があるとみて開発に力を入れるスタートアップ企業が増えているそうです。昆虫のなかでもコオロギは人気らしく、味も昆虫とは思えず甘さ控えめのブラウニーみたいだそうです。この中にはコオロギ50匹分が含まれています。それがどの程度のタンパク質なのかは新聞には書いていませんでした。もし気になる方がいましたら、調べてみてください。

その一方で、「飲食無断キャンセルに料金請求へ」という記事もあり、これは無断キャンセルが食材の廃棄などにつながり、店側の損失は国内で2000億円に及ぶという試算もあるそうです。2025年には世界的にタンパク質不足が顕在化するとう見方がある一方で、こういった食材の無駄があるという現実は、なんとも皮肉というか、開発の前にできることがあるような気がして仕方ありません。やはり一人一人の心がけで世界は少し変わるのかもしれません。



さて、11月25日の日曜日に我が大分大学教育学部附属中学校のインターアクトのみなさんが募金活動を大分市のトキハというデパートの前と大分駅で行いました。ここは、大分市の中心地で駅周辺ということもあり、週末にはたくさん人々が通るエリアです。10時から12時と13時から15時と午前、午後に2時間ずつ募金活動をいたしました。この募金活動は、北海道地震と西日本豪雨で被災されたかたの募金活動で、4時間でなんと185,000円以上もの募金を集めました。インターアクト生の真剣ぶりが伝わったのでしょう。素晴らしい成果でした。

この募金は、インターアクトの例会で募金先を自分たちで決めて、送金を事務局からしてもらいます。インターアクトのみなさんにとっても、人のために何かをするという、とても良い経験になったと思いますし、また募金をしてくれた方たちの暖かさに触れる良い機会にもなったのではないでしょうか。みなさん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。



また、引率してくださいました、薬真寺哲也会員、安部道弘会員、早水琢也会員、松浦倫会員、本田まや会員、大変ご苦労様でした。私もみなさまがたを見習って、日々の仕事に忙殺されるばかりでなく、青少年奉仕に務められるだけの余裕を来年は身につけていきたいと思います。あっ!来年のことを言えば鬼が笑うのでしたね(笑)しのごの言わずに実践あるのみですよね。このように、目指すべき姿があるというのもロータリーの良さなのかもしれません。そして、青少年の育成は私たち大人の大事な役目だと教えていただいたような気がします。急には変われませんが、少しずつ私たちもインターアクトの活動(例会)へ参加できるよう考えていきましょう。



出席報告


例会 第19回【通算第74回】 2018年11月26日正午~12月3日正午(出席数・出席率 12月3日
正午)



修正
出席率
61 61 51 83.61% 0 83.61%

例会 第18回【通算第73回】 2018年11月19日正午~11月26日正午(出席数・出席率 12月3日
正午)



修正
出席率
61 61 52 85.25% 0
85.25%

例会 第17回【通算第72回】 2018年11月12日正午~11月19日正午(出席数・出席率 11月26日
正午)



修正
出席率
61 61 55 90.16% 1 91.80%

幹事報告・委員会報告


幹事報告


1.IMとは?
  以前より告知しておりますIMとは、「Intercity Meeting:インターシティー・ミーティング」の頭文字で、近隣都市の複数のクラブで実施する都市連合会のことです。
各クラブ全員登録ですが、Eクラブでは大分市に自宅か職場がある方が全員登録となりますのでご了承ください。
この会合の大切な目的は、会員相互の親睦と知識を広めることであって、さらに、会員にロータリー情報を伝え、奉仕の理想を勉強するために開催されます。

詳細が発表されましたので、皆様の参加をお待ちしております。
(1)日時:2019年1月26日(土) 
(2)場所:<発表会> 15時00分 大分県労働福祉会館ソレイユ 7階  
      <交流会> 18時30分 ホテル日航大分オアシスタワー 3階
   (参加者のみ会費5,000円)
(3)内容:「5年後のわがクラブ」プレゼンテーションコンテスト
(4)登録料:全員登録(1,000円/人)
(5)出席申込締切:12月25日(火)必着

2.IMグループの立ち上げ、参加者募集
今回のIMは、プレゼン大会となりました。そこで、グループページにあるように我がクラブの発表について新しくフェイスブックページ「IMプレゼン大会」を設けて論議を開始した所であります。松岡会員までご連絡頂ければ招待メッセージを差し上げます。どうぞ積極的な参加をお願いいたします。

3.Eクラブ行事(忘年会、新年会、その他予定のご案内)
  12月 5日 大分 ロータリー国際交流デイ実行委員会 連絡先 松浦会員
  12月 7日 福岡 家庭集会 連絡先 佐々木会員
  12月21日 別府 忘年会  連絡先 松浦会員
   この日は、インターネットZoomによる各地宴会を試みたいと思います。


< 継続案内 >

1.合同名簿作成のため 会社住所 役職変更ある方は事務局まで連絡をお願いします。

2.大分市内9RC新春合同例会
  ~スケジュール(予定)~
  ◆日時 2019年1月9日(水)12:00開会~14:00頃終了(予定)
  ◆会場 トキハ会館5階ローズの間 
  イベントページを作成致しましたので、ご回答をお願いいたします。
    https://www.facebook.com/events/588863491533035/


来信紹介


<来信紹介>

1.12月ロータリーレート 1$=112円
2.地区補助金管理セミナー 補助金管理セミナー 案内
   2月2日(土)13:00~16:00
  (登録開始12:30~)
   場 所  大分県大分市金池南1丁目5-1 ホルトホール大分 3F 大会議室
  申込期日 2018年12月31日(月)必着

3.大分第4グループIM  案内 回答用紙
   01月26日(土)IM
     <発表会> 15時00分 大分県労働福祉会館ソレイユ 7階  
     <交流会> 18時30分 ホテル日航大分オアシスタワー 3階
     出席申込締切:12月25日(火)必着

4.地区大会お礼状


幹事からのご案内


<各種行事のご案内>
Eクラブ単独行事
  12月 5日 大分 ロータリー国際交流デイ実行委員会 連絡先 松浦会員
  12月 7日 福岡 家庭集会 連絡先 佐々木会員
  12月21日 別府 忘年会  連絡先 松浦会員
   この日は、インターネットZoomによる各地宴会を試みたいと思います。

【 2019年 】 
日付:01月09日(水)
内容:大分市内9RC新春合同例会12:00開会~14:00頃終了(予定)
会場:トキハ会館5階ローズの間 

日付:01月26日(土)IM
内容:<発表会> 15時00分 大分県労働福祉会館ソレイユ 7階  
   <交流会> 18時30分 ホテル日航大分オアシスタワー 3階
   出席申込締切:12月25日(火)必着

日付:04月28日(日)
内容:第7回全国インターアクト研究会 福岡国際会議場
案内 プログラム 連絡先一覧 登録 会場
登録: 安部会員 薬真寺会員 赤木さん(IAC会長)

日付:06月02日
内容:ハンブルグ国際大会
表紙 案内 参加申込書 登録申込書式 登録申込書式サンプル 行程A 行程B 行程C


幹事 佐藤知博


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2018年12月2日現在、総数74名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただきました。
心より感謝申し上げます。

【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方にはメークアップ証明書を無料で発行致します。
会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

【サポーター数】
(2018年12月2日現在)合計 74名


他地区計(6名)


地区 クラブ名 人数
3350 バンコク スリウォン 1
2580 東京御苑 1
2750 東京世田谷 1
2740 佐賀 1
2740 唐津中央 1
2700 福岡東 1

2720地区計(68名)


地区 クラブ名 人数
2720 熊本菊南 1
2720 熊本 2
2720 熊本東 4
2720 熊本城東 5
2720 熊本江南 1
2720 熊本西南 1
2720 熊本西 1
2720 熊本中央 1
2720 熊本西稜 1
2720 人吉 1
2720 中津 10
2720 日田
2720 玖珠
2720 宇佐2001 3
2720 大分 1
2720 大分臨海 8
2720 大分南 4
2720 大分中央 7
2720 大分1985 7
2720 大分城西 1
2720 大分キャピタル 4
2720 竹田 1
2720 津久見 2

理事会報告


今週はございません。


委員会報告


今週はございません。


※ 出席率100%会員 ※


2018年11月で 1年になります「出席率100%会員」につき 会員専用サイトにてご確認ください。
(12月のお祝いページにて掲載しています)
https://ok2720eclub.jp/member/


今週のスマイルボックス


♡  片山会員 薬真寺会員 中川会員 
   都築会員 近藤会員   10口

11月23日にありました市内9RC合同親睦ゴルフ大会で、BB賞をいただきました。
賞金をスマイルします!!


会員卓話:不動産鑑定士というちょっと珍しい職業の人



長野 研一 会員
(2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ クラブ
管理運営 プログラム委員・
エリア・サーベイ合同会社 代表)


2720 Japan O.K. ロータリーEクラブメンバーの長野研一と申します。
昨年度は、Eクラブ初年度の卓話プログラム担当者を務めさせていただきました。
ロータリークラブの何たるか、卓話の何たるかがわからないところからのスタートで、かつ「Eクラブの卓話とはいかにあるべきか」をおぼろげに掴むまでにかなり時間がかかりましたので、クラブ内外に大変ご迷惑をおかけすることになってしまいました。申し訳ございませんでした。
他方、そんな中で、私の拙い卓話依頼に快く応じ、素晴らしい卓話をご披露いただいた方々が多数おられたことには、心より感謝申し上げております。ありがとうございました。


今年度の当クラブは、プログラム委員長・副委員長に優れた人材を得て、めざましい活躍ぶりを見せてくださっていますが、卓話者の確保には人知れぬご苦労があるようです。
じつは例年11月から翌年2月にかけては、私にとって一年で最も繁忙な時期にあたりますが、卓話プログラム担当者の苦労を知る身としては、卓話の打診に「今は忙しいのでまた折を見て」と返事をするに忍びないものがありました。そこで、卓話というものをはじめて担当させていただこうと思った次第です。
以下、一席お付き合いを願っておきます。

私は現在、エリア・サーベイ合同会社の代表社員として、不動産鑑定士、中小企業診断士として活動しています。
不動産鑑定士の分野では、公益社団法人大分県不動産鑑定士協会副会長、国土交通省地価公示・大分県地価調査評価員、熊本国税局鑑定評価員、大分地方裁判所評価人等を務めるほか、公共用地の取得やホテル・店舗ビル・パチンコホール・賃貸マンションその他多種多様な不動産の鑑定評価業務に従事しています。
他方、中小企業診断士の分野では、経営計画の策定から実行までを継続的にサポートすることを主体に活動しています。近年は、鑑定士・診断士両分野にまたがるような分野の仕事にも携わるようになりました。
(注1)私の詳細プロフィールについてはこちらをご覧ねがいます。
http://areasurvey.co.jp/about-us/

これらの仕事についてこの場で網羅的に語るのはとても無理ですので、今回は不動産鑑定士のお仕事に限定してお話を進めたいと存じます。


1.不動産鑑定士を一言でいえば


2018年7月3日付日本経済新聞に、「カンテイさん」と題したエッセイが掲載されていました。筆者は甲南大学教授田中貴子先生です。


『先年、ちょっと珍しい職業の人と知り合いになった。その名を不動産鑑定士という。日本経済新聞の読者はともかく、世間一般ではさほど知られているとは言いがたい。不動産鑑定士とは、土地や建物の価値を客観的に評価する国家資格である。私は自宅購入の際に不動産関係の本を読みあさったことがあるので、偶然その存在を知っていたのだ。そう告げると、友人は家相を鑑定する風水師に間違われるのだ、と笑った。』


(引用出所:日本経済新聞ウェブサイト、この一節までは一般にウェブ公開されています)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32247550W8A620C1MM0000/?fbclid=IwAR3yV2K_oBkeioFgp6wLj0v4Fu7DVdNAyWX6iLpcAQYn5ciLRtT6DG2Ciqs

不動産鑑定士の仕事は、一般にはほとんど馴染みのないものですが、一言でいえば、不動産の「価格」と「適正な利用」に関するプロフェッショナルということになります(注2)。対象不動産の地域の環境や諸条件を調査して「不動産の有効利用」を判定し、 「適正な地価」を判断します。この業務を「不動産鑑定評価」といいます。

鑑定評価とは耳慣れない言葉かもしれません。これは私の師匠である長嶋敏行先生(注3)の受け売りですが、鑑定とは「目利き」であり、評価とは「値踏み」です。この不動産はどのようなものであるか、どのように利用するのがよいかを「目利き」し、それがいくらの金銭的価値があるかを「値踏み」するのが不動産の鑑定評価というわけです。



(注2)前出コラムにも風水師に間違われる、という笑い話が出てきますが、私自身も損害保険鑑定人に間違えられた経験があります。
(注3)長嶋敏行先生は、大分県第一号の不動産鑑定士で、大変有名な方でいらっしゃいます。


2.不動産鑑定士と社会とのかかわり


(1)活躍している分野


不動産鑑定士の活動領域はさまざまです。

国や都道府県が土地の適正な価格を一般に公表するための地価公示や地価調査の制度をはじめとして、 公共用地の取得、相続税標準地の評価、固定資産税標準宅地の評価、裁判上の評価、売買・交換・収用・抵当・相続・合併等に係る評価、さらには、不動産に関するコンサルティング等、広く公共団体や民間の求めに応じて業務を行っています。

以上の説明でお気づきの通り、不動産鑑定士がそのサービスを提供する相手方(お客様)は、公的機関や事業法人、金融機関であることが多く、個人のお客様からのご依頼は相続や訴訟などのケースに主として限られます。一般には知られていない「ちょっと珍しい職業の人」と言われる理由は、こんなあたりにもありそうです。


(2)不動産鑑定士PR動画


不動産鑑定士のお仕事を国土交通省制作のPR動画で紹介いたします。
不動産鑑定士の業務内容についてのアニメーションによる紹介や、現役の不動産鑑定士が、不動産鑑定士を目指したきっかけや仕事のやりがいを語るコーナーなど、不動産鑑定士のことをご存知ない方にも分かりやすい内容となっています。

国土交通省PR動画『不動産鑑定士という選択』(約7分)



(3)わかりずらい不動産の「一物多価」


不動産は「一物多価」と言われます。ひとつのモノに複数の異なる価格がついていてわかりずらい、という意味です。公示価格や相続税路線価など公的な価格だけでも数種類ありますし、現実の不動産取引価格も、さまざまな個別事情によって、これとは異なる価格形成がされる場合もあります。
これら土地評価格相互の関係を以下に示しました。



(4)もし不動産鑑定がなかったなら


需要と供給の関係から価格が合理的に決まりやすい一般のモノやサービスとは異なり、不動産はひとつとして同じものがなく個別性がきわめて強いことや、文字通り「不動性」があってその場所から移動できないため取引市場が限られること等から、合理的な市場が形成されにくい特性があります。そこで、専門家(不動産鑑定士)が「市場になりかわって」不動産の適正な価格を判定する(不動産鑑定評価)ことが求められるに至ったわけです。

個人が住宅を購入する場合には、主要な関心は「自分が気に入ったか」「購入予算内におさまるか」が主要な関心であり、「その価格ははたして適正か」が問題にされることはあまりないかもしれません。

しかしながら、事業法人や金融機関にとって、「この不動産を買うとしたら(売るとしたら)いくらが妥当か、そしてその根拠は何か」「この不動産の担保価値はどれくらいか、なぜそう言えるか」はきわめて重要な問題です。

私たち不動産鑑定士は、このような場面で、物件の特性を見きわめ、どのような利用が最有効かを判定し、責任を持って適正な価格を根拠を示しつつ説明する役割を負っているわけです。
そういった意味では、不動産鑑定業は、情報産業・意思決定支援産業であるとともに、権威産業・お墨付き産業であり、用心棒産業という側面も併せ持っているといえるかもしれません。



3.不動産鑑定のアプローチ手法


不動産鑑定の具体的手法について踏み込んだ説明を加えることはしません(大変退屈なお話になると思います)が、ごく簡単に申し上げるとすると、「おおよそモノの価格には三つの側面がある(価格の三面性)ので、それに即応した手法・方法を併用して、比較検討の上、価格を決定している」ということになります。

以下に、価格の三面性と鑑定評価アプローチの関係を整理しました。



4.不動産鑑定とソリューション


(1)「すべてはお客様のために」と言い切れないジレンマ


不動産鑑定業務の準則である『不動産鑑定評価基準』は、次のように指摘しています。

「不動産の鑑定評価は、その対象である不動産の経済価値を判定し、これを貨幣額をもって表示することである。それは、この社会における一連の価格秩序の中で、その不動産の価格及び賃料がどのような所に位するかを指摘することであって、(中略)高度な知識と豊富な経験及び的確な判断力を持ち、さらに、これらが有機的かつ総合的に発揮できる練達堪能な専門家によってなされるとき、初めて合理的であって、客観的に論証できるものとなる。」

かかる社会的要請が、お客様のニーズに応え、ソリューションに導くに当たって、一定の留保になることは確かにあります。不動産を売る方が「なるべく高いほうが嬉しい」、買う方が「できれば安く買えたら」と思うのは人情ですが、私達はその責務として「すべてはお客様のために」と言い切れないところがあるということです。私たちは、「お客様の身になって考える」と同時に「市場になりかわって判断する」ことをも求められているからです。私自身は、幸いにしてお客様から無理な要請を受けた経験はありませんが、「なぜそのような結論になったのか」の説明を尽くし、納得いただくことを大事にしています。


(2)仕事の面白さややりがい


不動産鑑定の仕事には、(具体的には書けませんが)比較的大きなプロジェクトをサポートする機会が得られたり、特殊な案件であればあるほど創意工夫の余地があったり、いろいろな場所を訪れてさまざまな業種業態について知ることができたりといった面白さがあります。

しかし、最もやりがいを感じるのは、お客様が望むソリューション(問題解決)に導くことができたときです。
事業再生に取り組む会社の資産査定を担当したときには、任意整理により金融機関の同意を取り付け、無事にリスタートがきれるといつもホッとしますし、賃料減額をめぐる争いで大幅な減額請求の正当性を基礎づける鑑定評価を行い、約26%の減額での和解に至ったときには心の中でガッツポーズをしました。

個人のお客様でも、相続がらみの問題で不動産鑑定が解決への糸口になることがしばしばあります。物件の権利関係が複雑で相続ができず、やむなく取得時効を援用された方がいらっしゃいました。このときは、時効取得に係る価額の査定のみならず、複雑な土地建物の権利異動を時系列の表にしたり、図解入りのサマリーを作成したりしたことで、円滑な問題解決につながったと大変喜んでいただきました。

本稿ではとても書ききれませんが、私自身の問題意識や不動産に関するミニ知識を記した記事をいくつか掲げておきます。ご覧いただけたら嬉しく存じます。

不動産オーナーの方々から寄せられるご相談の内容は?
http://areasurvey.co.jp/blog/blog-1791/
起きていることはすべて正しいのか?
http://areasurvey.co.jp/blog/blog-2135/
DI調査から;宅建業者さんの市況実感は?
http://areasurvey.co.jp/blog/blog-2116/
地域の災害伝承を知っておこう
http://areasurvey.co.jp/blog/blog-2109/
不動産鑑定評価書はただのお墨付きか?
http://areasurvey.co.jp/blog/blog-1563/


別途PDF「不動産鑑定概説」を添付しています(クリックするとダウンロードが始まります)
下部のスライドでもご覧になれます。



閉会点鐘



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