今週の例会


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開会点鐘・歌の斉唱





会長の時間:未来の不安を安心に変える資産形成プラン


前回は金融庁ワーキンググループの報告書についての解説をお伝えしました。
少なからぬ不安をお感じになった方も多いと思いますので、今回は不安に対する対処策をお伝えします。
まず最初に、昨今の「超低金利状況」について考えてみたいと思います。
WEBサイトで「金利情報」を検索すると以下のような結果が得られます。

Yahooファイナンス金利情報 大口定期(2019/10/17 〜 2019/10/23)



昨今の低金利は恒常的なものとなっており、預金金利は0.1パーセント未満が常態化しています。

ここで、金利に関する有名な法則をご紹介します。「72の法則」というものです。

複利で運用した場合に、元本が2倍になるまでの期間は「72÷金利」年間といわれています。例えば年利2パーセントなら 72÷2=36年間、3パーセントなら 72÷3=24年間というものです。昨今の低金利だと100万円の元金を年利0.1パーセントで複利運用しても30年間で元利合計1,030,439円にしかなりません。

次に物価動向について見てみましょう。
物価動向を表す指標として消費者物価指数(CPI)があります。
1970年代からのCPIの推移を見ると、高度成長期、バブル期を経て 1998(平成10)年までは右肩上がりに上がっていましたが、同年から2013(平成25)年まで続いたデフレの間は停滞していました。ただし、「デフレ」という言葉から想像される程、物価水準が逓減している状態ではなく、じりじりと上昇傾向にあるのが事実です。



ここで「デフレ」と「インフレ」について解説します。
大まかにいうと以下の通りです。



景気向上にあたっては、一定水準以上の物価上昇とほぼ同程度か若干これを上回る賃金水準の上昇が不可欠といわれています。政府および日銀が目標としているインフレ率(インフレターゲット)は「2%」です。「72の法則」に従えば、約36年で物価水準は2倍になる計算ですので「手堅い」とされる「定期預金」が金利0.1%で推移した場合、長期的には「目減り」確定ということになります。

対処策について、まず第一に「できないこと」と「できること」に分けるところから考えます。

<できないこと>
・物価の上昇を止めること、かかるお金を払わないこと
<できること>
・お金を増やす情報を集めること、良い情報は共有すること、すぐに行動すること

毎月2万円を30年間積み立てた場合、運用効率で大きな差がでます。
元金(720万) 0.1%(730万) 3%(1165万) 5%(1664万)

当然のことですが、定期的な積立ですから期間が長ければ長いほど累積成果は大きくなります。(毎月2万 10年240万 20年480万 30年720万)

長期にわたる運用を行う場合、一括投資と分散投資の二つが考えられます。
事例で考えます。



一括投資をしたAさんは5口購入したので、5か月目の資産は25,000円となり▲25,000円ですが、分散投資をしたBさんは、初月(1口)2か月目(2口)3か月目(5口)4か月目(10口)5か月目(2口)の合計20口購入で総額資産10万円(プラス50,000円)ということになります。勿論、価格変動パターン次第では一括投資の方が有利なこともありますが、価格が変動するものに投資する場合、分散投資の方がリスクが軽減されます。

前回もお伝えしましたが、貯める時同様に、使うときにも運用効率は大変大きな意味を持ちます。
仮に、2000万の資金を毎月10万円(年間120万円)ずつ使うことを考えますと、単に使うだけで運用しなかった場合、約17年で底をつきますが、3%運用なら23年、5%運用なら33年間残高が確保されます。



お金の増やし方を大別すると4つに分けられます。「ギャンブル」は問題外として、多くの方が「投資」と「投機」をごちゃ混ぜに理解されています。



投資を行う上で、重要なポイント「長期間」について詳説します。
要するに「できるだけ長く続ける」ということです。

前回お伝えした金融庁レポートにも記載されていますが、継続期間が短期(10年以内)だとマイナスリスクが発生しますが長期(概ね20年以上)だとプラスリスクに収れんすることが報告されています。やはり、少しでも早く開始して、少しでも長く続けるというのが重要なポイントということですね。



いかがだったでしょう。

ロータリーを 学び 好きになり 楽しもうではありませんか!

会長の時間を終わります。

2720JapanO.K.ロータリーEクラブ
会長 早水琢也


出席報告


例会 第14回【通算第113回】 2019年11月11日正午~11月18日正午(出席数・出席率 11月18日
正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
59 59 53 89.83%

例会 第13回【通算第112回】 2019年10月28日正午~11月4日正午(出席数・出席率 11月4日
正午)


会員数 出席義務者 出席数 出席率
59 59 54 91.53%

幹事報告


幹事報告
(1)報告
(2)来信紹介
(3)各種行事のご案内
(4)その他報告
(5)理事会報告


《報 告》

《年次総会の開催について》
クラブ細則 第3条(任期)第1節に従い、会長経験者およびクラブ理事会をもって構成される指名委員会を2019年11月18日付けで発足し、1か月後の2019年12月16日例会で「年次総会」を開催します。
年次総会では、次年度(2020-21年度)の理事・役員構成ならびに次々年度(2021-22年度)会長予定者(会長ノミニー)が発表されます。発表内容については、総会出席者の過半数の反対が無いことをもって承認され、各役職に就任することとなります。
 

《新春合同例会合同名簿の件》
来春に行われる大分第4グループ合同新春例会時に配布する合同名簿を提出するため、当クラブ会員名簿にて、変更がある方は12月10日までに事務局にご連絡をお願い致します。
(会員ページにてご自身の名簿をチェックしてください。)
 


《来信紹介》


《ハイライト米山より》
 米山奨学会よりマンスリーニュース「2019年11月12日発行 第236回ハイライトよねやま」が届いています。
 highlight236_pdf

《地区大会実行委員会より》
 地区大会参加のお礼状が届いています。


《各種行事のご案内》


《地区会員増強部門・新進気鋭会員セミナー》
 日 付:11月23日(土)12:30~16:30
 場 所:熊本市流通情報会館 501研修室
 住 所:熊本市南区流通団地1丁目24 
 TEL:096-377-2091
 登録者:早水 前田(雅) 安部 清末 松田 佐藤(弥)各会員
 2019-2020 瀧ガバナー年度 新進気鋭会員セミナーご案内 R1 9 11
 熊本流通情報会館

《第28回大分市内9RC合同親睦ゴルフ大会》
 日 付:11月23日(土)8:30トップスタート〜
 場 所:大分サニーヒルゴルフ倶楽部 
 表彰式:ザ・ブリッジ 表彰式は18:30より開催
 登録者:片山 長野 荒巻 都築 各会員
 表彰式登録者:片山 長野 荒巻 宮迫 各会員
 第28回大分市内9RC合同親睦ゴルフ大会のご案内
 ゴルフ実施要項
 ゴルフ申込書

《職業奉仕研修セミナー》
 日 付:年11月30日 (土) 12:30受付開始 13:00開会
 場 所:中津市教育福祉センター (大分県中津市沖代町1丁目1-11)
 登録者:早水 前田(雅)久保田 各会員
 職業奉仕研修セミナー 開催案内(H30-06953)

《クリスマス家族会》
 日 付:2019年 11月30日 (土) 18:00〜21:00
 場 所:レストランサッポロ(大分市都町3丁目2−24 ホテルザーズ4F)
 締め切り:11月24日(日)
 登録者:11月10日調べ(早水会長、松田会員、近藤会員、植山会員、佐藤弥生会員、今長会員、
 スチッタ会員、村田会員、松浦会員、中川会員、清末会員、陶山会員、尾林会員、井田会員、ロンくん、久保田 
 インターアクト生複数、ロータリアンファミリー複数)

《岩田学園インターアクトクラブ創立総会・認証状伝達式》
 日 付:2019年12月14日(土) 14:00~15:30(登録開始13:30)
 場 所:トキハ会館5階ローズの間(大分市府内町)
 登録者:未定
 岩田学園インターアクトクラブ創立総会並びに認証状伝達式のご案内

《その他報告》

《地区大会初参加の会員の感想》
 11月9日に開催された、地区大会本会議に初参加の当クラブ会員より感想をいただいておりますので、この場にてご報告させていただきます。

【持田 仁子会員より】
11月9日(土)に中津文化会館で開催された地区大会に、初めて参加させていただきました。朝10時半から始まったのですが、その時点でもう会場は満員で、参加者の多さに圧倒されました。
午前中は、ガバナーやガバナーエレクト、ガバナーノミニーの挨拶があり、ロータリーを知るのにとてもよい機会となりました。
また、午後には、米山奨学生のその後の活躍を聞くことができました。ロータリーの活動のすばらしさを感じるとともに、普段ほぼ福岡の中だけで日々を過ごしている私にとって、世界で活躍している奨学生のお話は、視野を広げてもらえたような気がします。
立命館アジア太平洋大学の学長である出口治明氏の記念講演も、刺激的で、充実した時間になりました。
初めて参加する私に会場でいろいろと教えてくださった先輩方、ありがとうございました。


【神鳥 絵里会員より】

〜初めて地区大会に参加して〜
私は今年7月にロータリアンのお仲間にさせていただきました。せっかくご縁をいただいたのでロータリーについてしっかり学ばせて頂こうとしているところです。「ロータリーの友」や毎週の例会を読ませていただいていますが、それでもなかなか理解できずにいたところ、クラブの先輩から「地区大会は行くといい。いろいろわかるようになるから」とアドバイスをいただき、大会2日目に参加させてもらうことにしました。

会場に着いてまずは人の多さに圧倒されましたが、よく見るとあちこちに知ったお顔があり、思いがけず他クラブの方々からもロータリーに対する想いや、興味深いお話を伺うことができました。ロータリアンとしての活動がもしかしたら本業にもヒントを与えてくれるのではないかと、スケールの大きなロータリーの活動をワクワクしながら聞かせて頂いた一日でした。

私はよく人から「なんでロータリーに入ったの?」と聞かれます。 答えはシンプルで「誘っていただいたから」。 誘って頂いたからには絶対に裏切ってはいけないし、なにかしらお役に立ちたいと思っているので直ぐには難しいと思いますが、私なりに出来ることを見つけていきたいと思っています。

少し先の話ですが、次回2021年3月に熊本で行われる地区大会は年度末なので少し躊躇しましたが、やはり、先の先輩が「地区大会は行くといい」とおっしゃられた通り、会場でしか感じられない「新しい気づき」のチャンスの場なので参加したいと思っています。

最後になりましたが、いつも勝手が良く分からない私をフォローして下さるクラブの先輩方、本当にありがとうございます。お陰様で楽しく学ばさせていただいています。


《地区大会表彰状》
 地区大会において各表彰がございましたので、ご紹介させていただきます。

 ・ホームクラブ出席率優秀クラブ(2018−2019 宮迫年度)
 ・出席高齢会員(日隈 昇三会員 84歳)









《理事会報告》

 今週の理事会報告はございません。

                                     幹事 久保田 努


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2019年11月17日現在、総数51名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただいています。
心より感謝申し上げます。

【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方にはメークアップ証明書を無料で発行致します。
サポーターご希望の方は、「サポーターお申し込みフォーム」ページより、お手続きをお願いいたします。

会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

【サポーター数】
(2019~2020年度)2019年11月17日現在  合計 51名


他地区計(2名)


地区 クラブ名 人数
2700 久留米 1
----- その他 1

2720地区計(49名)


                     
地区 クラブ名 人数
2720 熊本
2720 熊本東
2720 熊本城東 3
2720 熊本南 1
2720 熊本西南 2
2720 熊本西稜 1
2720 人吉 1
2720 中津 9
2720 日田
2720 宇佐2001
2720 別府 1
2720 大分
2720 大分臨海
2720 大分南
2720 大分中央
2720 大分1985
2720 大分城西
2720 大分キャピタル
2720 津久見

委員会報告


再掲載
  ロータリー財団委員会    委員長 松浦 倫

ロータリー財団について   「我がクラブの平均寄付額は61.33ドル」

今月11月は、ロータリー月間です!ロータリー財団について少しご説明いたします。
ロータリー財団の使命は、ロータリアンが健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすることです。
皆さんの財団へのご寄付支援のおかげで、世界中の人々の暮らしに大きな変化をもたらす活動が実現しています。
寄付は、以下に使われます。
① 平和と紛争予防/紛争解決
② 疾病予防と治療
③ 水と衛生
④ 母子の健康
⑤ 基本的教育と識字率向上
⑥ 経済と地域社会の発展
以上の6つの重点分野に取り組むプロジェクトを支えます。
寄付金には年次基金寄付と恒久基金寄付とポリオプラス基金寄付と使途指定寄付の4つがありますが、通常、皆さんにお願いする寄付はこの年次基金寄付です。
この年次基金寄付は、財団寄付の基盤であり、この寄付は使い道を指定することなく、ロータリー財団に寄付するものです。
「年次」というのは毎年続けるという事で、財団プログラムを存続させるための燃料の役割を果たしています。年次基金寄付を推進する世界的マーケティング計画として、Every Rotarian・Every Year(毎年あなたも100ドルを)が2004年5月の管理委員会で採択されました。ひとりひとりが、毎年、100ドル以上、世界的なスタンダードからすると、150ドル以上を寄付してほしいという計画です。

我がクラブの寄付額(宮迫会長年度)は、61.33ドルでした。髙山ガバナー年度は、地区内年次寄付総額が266.278ドル、会員数2452名。平均が、108.59ドル。残念ながら、地区平均からすると、なんと47.6ドル、5000円以上の差があります。年会費が他クラブより半額程度と安い我がクラブ。今年は、皆さんの身の丈に合う寄付をお願いしたいと思います。
皆さんのもとにも、よく得体のしれない寄付依頼があると思います。(よくあるんですトホホ)が、ロータリーの寄付は、全て6つの重点分野に取り組むプロジェクトに使われるということ。

今は、他クラブのプロジェクトを寄付により応援しましょう。いつかは、近い将来、我がクラブで、プロジェクトを開始させましょう。


財団は非営利団体で、ロータリアンはじめ、より良い世界を築こうというビジョンを共有する財団支援者の方々から自発的な寄付のみによって支えられています。「毎年すべてのロータリアンが年次基金へ寄付することでロータリー財団の活動に参加しましょう」という合言葉で寄付による参加を呼びかけています。
 2月頃に年次基金寄付金のアンケートを実施し、寄付金を募りますが、ご理解の程をお願い申し上げます。
又年次基金寄付以外の寄付についても常時受け付けておりますので今年は、100ドル以上のご寄付を宜しくお願い申し上げます。


※ 今月のお祝い ※


会員誕生日を紹介していますので、会員専用サイトにてご確認ください。
(11月のお祝いページにて掲載しています)
https://ok2720eclub.jp/member/


今週のスマイルボックス


♡ サポーター 河野 坦司 様  2口 
ロータリー賞(会長特別賞:ゴールド)受賞おめでとうございます! 昨年に引き続きの連続受賞、快挙で見事ですね!!  また、地区大会での指導者育成セミナーでは、中川会員がパネリストを務められたとのこと、大変お疲れさまでした。
受賞のお祝いと中川会員の慰労にスマイルいたします!!

♡ 中門 吉松 会員  2口
続けて 良いシンポジウム2件(桂川・相模川流域シンポジウム、SDGs×幸福×経営シンポジウム)、セミナー(地圏と環境セミナー)の企画と参加で有意義な一週間でした。


ゲスト卓話:100歳の祖母と41歳の孫が別府で写真展示「141歳の写真展」



東京 神父 氏 (写真家)

みなさん、初めまして。写真家の「東京神父(トウキョウシンプ)」と申します。
別府温泉と音楽と写真をこよなく愛する41歳です。
大分県別府市で生まれ育ち、高校時代は宮城県七ヶ宿町で過ごし、上京して20年になります。
30歳までミュージシャンとして活動し、現在はカメラマンとしてライブ・パーティー・イベントなどの撮影を中心にアー写・モデル撮影・結婚式など様々な撮影を行なっています。また、ウェブデザイナーとしてデザインの仕事などにも携わっています。



今日は来年お婆ちゃんと一緒に別府でやる写真展のお話をさせて頂きたいと思います。100歳の祖母と41歳の孫の2人展。題して「141歳の写真展」です。

写真を始めたきっかけの一つに祖母の存在があります。
令和元年に100歳を迎えた祖母は61歳から趣味で写真を始め、現在でも腰の調子が良い時は庭の花を撮影したりしています。僕が言うと身内びいきになりますが、愛のある暖かい写真を撮る人です。祖母の写真に触れる機会があったからこそ、もしかしたら今写真家として仕事をしているのかもしれません。


2019年の別府八湯温泉まつりにて。左が東京神父。右は別府市長。

2019年の別府八湯温泉まつりにて。左が東京神父。右は別府市長。


プロフィール


昭和53年4月20日生まれ(41歳)大分県別府市出身、東京都世田谷区在住。


29歳までミュージシャンとして活動。自身のバンドのデザインを始めたことがキッカケでフリーの写真家、デザイナーとして活動を始める。音楽関連の仕事を中心とし、平井堅のオフィシャルサイト、ゲスの極み乙女のフライヤーなど制作物は多岐に渡る。
写真家としては自身の作品に「東京ヘッドフォンガールズ」「手紙人」「別府温泉ルートハチハチ」などがある。


写真解説


祖母がマクロレンズで撮影した写真 PHOTO BY SAYO FUKUDA

祖母がマクロレンズで撮影した写真 PHOTO BY SAYO FUKUDA


その祖母と一緒に2020年に別府で自身初の写真展を開催することが決定しました。
会場はトキハ別府店。別府の方はご存知かと思いますが、豊富な湧出量を誇る温泉地、別府市の中心部に位置し、地域のお客さまの快適な毎日に役立つ店として、開店以来地元の方に愛され続けている百貨店で、2019年のリニューアルが話題にもなりました。いささか写真展の会場としては大きな会場ですが、お婆ちゃんに喜んでもらいたい一心で交渉し、今回実現に至りました。


ニューヨークで撮影した写真 PHOTO BY SINPU TOKYO

ニューヨークで撮影した写真 PHOTO BY SINPU TOKYO


2019年の春、生前大変お世話になった佐藤眞美さんが亡くなりました。僕の別府での作品作りを一番に応援して下さった方でした。お通夜の日、死化粧をした佐藤さんの顔を見た時、本当に当たり前のこと、でも普段は意識することがないことが強く頭に浮かびました。「人って死ぬんだ」ということです。

今年は祖母が100歳になる年で(2019年8月で100歳になりました)ちょうど家族とそんな話をしていたタイミングだったので、お婆ちゃんと一緒に過ごせる時間も残り少ないんだと、この時初めてリアルに感じたのを覚えています。


何かお婆ちゃんが喜んでくれることはないか、何かお婆ちゃんと一緒に出来ることはないかと考え、お婆ちゃんが61歳から始めて今も撮り続けている「写真」しかないと思い、お婆ちゃんと写真展をやろうと心に決めました。

「141歳の写真展」は僕の初めての写真展でもあるので、色んな想いがあります。 
会話することや縁の大切さを伝えたい。生まれ故郷である別府という街をもっと盛り上げたい。東京神父という写真家を多くの人に知ってもらいたい。 

でも一番は単純にお婆ちゃんに喜んでもらいたいという想いです。


祖母の写真を使用したウェブフライヤー PHOTO BY SINPU TOKYO

祖母の写真を使用したウェブフライヤー PHOTO BY SINPU TOKYO


僕はお婆ちゃんっ子という訳でもないですし、今までお婆ちゃん孝行のようなこともほとんどしたことがありません。誕生日に手紙を書いたり電話をしたりするくらいで、東京に来てからは会話することも減っていたと思います。

そんなお婆ちゃんと一緒に大きな写真展に挑戦するということは何年か前には全く想像していなかったことです。でも、想像もしていなかったことが起こるのが人生で、だからこそ今このタイミングを逃してはいけないと感じています。

「141歳の写真展」は僕から自慢のお婆ちゃんへのプレゼントであり、恐らくお婆ちゃんの最後の写真展です。 沢山の方にお婆ちゃんの写真を見てもらえる最後のチャンスだと思っています。


日本軍がマニラに侵攻した際の写真 PHOTO BY SAYO FUKUDA

日本軍がマニラに侵攻した際の写真 PHOTO BY SAYO FUKUDA


別府にずっと住んでいるお婆ちゃんがフィルムで撮影した写真と、別府をずっと離れていた僕がデジタルで撮影した写真。
同じDNAが交わる写真展では普通の写真展では展示しないような写真も展示したいと思っています。

お婆ちゃんが戦時中に満州にいた頃の写真やお婆ちゃんがマクロレンズで撮りためた花の写真や風景写真。お婆ちゃんが撮ったリバーサルフィルムの体験コーナーなど。


僕の写真は作品である「手紙人」「別府温泉ルートハチハチ」また別府で撮影した人物写真などを展示します。
今年の年末にはお婆ちゃんと別府の思い出の場所に一緒に写真を撮りに出かけて、その時撮影した写真も展示しようと思っています。


九日天温泉に入る実行委員の花田君。(別府温泉ルートハチハチで撮影)PHOTO BY SINPU TOKYO

九日天温泉に入る実行委員の花田君。(別府温泉ルートハチハチで撮影)PHOTO BY SINPU TOKYO


お婆ちゃんと僕の写真で何を伝えられるかは分かりませんし、社会問題の解決や地域創生という意味では写真展に出来ることは少ないかもしれません。
でも、音楽に力があるように、写真にも力があると僕は信じています。
写真展に足を運んで下さった人が自分の人生や、家族や、街や、時代を考えるきっかけの一つになればと思っています。


写真は時代と世代を超えて愛され続ける世界共通の言語です。 
時に言葉を介さず伝わることもあれば、時に言葉の必要性、会話の大切さをより感じられるものでもあると思います。


鉄輪温泉 PHOTO BY SINPU TOKYO

鉄輪温泉 PHOTO BY SINPU TOKYO


少子高齢化が進み家族の在り方も変わり、技術の進歩により会話や手間は減り続けています。 日本にオリンピックが戻ってくる2020年という年に4つの時代を生きてきた祖母の写真を展示することには大きな意味があると思っています。

僕の大好きなアーティストにNakamura emiさんという方がいます。人生で悩んでいた時期に彼女の「新聞」という曲に救われました。とても良い曲なので、是非皆さんも聴いてみて下さい。



この曲に「手間はちゃんと真心になる」という歌詞があります。例えば手紙を書く時、メールよりも手間はかかりますが、そこには気持ちがこもると思います。ペンを握り、相手のことを考え、丁寧に字を書き、自分の気持ちと向き合う。その時間は決して便利さには変えられないと僕は思います。

今でも手間をかけ、愛を込めてフィルムで写真を撮り続けている100歳のお婆ちゃんの写真に救われる方や、勇気をもらえる年配の方も多くいるのではないかと思っています。


祖母がマクロレンズで撮影した写真 PHOTO BY SAYO FUKUDA

祖母がマクロレンズで撮影した写真
PHOTO BY SAYO FUKUDA


来年には300万円を目標にクラウドファンディングにも挑戦します。
是非皆様のご来場、ご支援や応援などお願い出来たら嬉しく思います。

貴重な時間を使って長い文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。もしよろしければ写真展のウェブサイトも覗いてみて下さい。今回はこのような機会を頂き、本当にありがとうございました。

「141歳の写真展」
http://beppupu.com/141/


閉会点鐘



メークアップ


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080-3221-3377