ロータリーの魅力発見

とにかく参加してみませんか?
2720 Japan O.K.ロータリーEクラブは、オンラインを基盤とした新しい形のロータリークラブです。例会に自宅や職場から参加でき、時間や距離の制約を越えて学び合えることは、私たちの大きな強みです。例会は、ロータリーの理念や最新の情報に触れ、知識を深め、自分自身を磨く大切な学びの場となっています。
一方で、私たちのクラブでは「奉仕活動」や「親睦」については、できる限り対面で行いたいと考えています。画面越しでは伝わりにくい空気感や、人と人との距離が縮まる瞬間は、やはり実際に会うことでこそ生まれるものだからです。
とはいえ、すべての行事やイベントに参加するのは難しい、という方も多いと思います。仕事や家庭の事情、住んでいる場所によって、時間の都合がつかないこともあるでしょう。私たちは、決して「全部参加してください」とお願いしたいわけではありません。
「興味があるもの」「時間の都合がつくもの」だけでも構いません。まずは一歩、参加してみてほしいのです。
例えば、年に数回行われる奉仕活動に参加してみる、懇親会だけ顔を出してみる、地区の行事に思い切って足を運んでみる――それだけでも十分です。実際に会って話をすると、オンライン例会では知らなかった一面を知ることができます。「こんな考え方をする人だったのか」「こんな経験をされてきたのか」と、お互いへの理解が深まっていきます。

個の12月、マレーシアワンクアラルンプールロータリーEクラブとの友好協定の締結のためにフェリシア直前会長がはるばるマレーシアからご訪問下さり、たくさんの方々が観光案内や式典への参加を通じて交流して下さいました。楽しいと思わなかった人はいないと思います。また、そのあとに開催されたクリスマス家族例会、茅嶋会員のプロヂュースでTAKUMI君の見事なパフォーマンスを楽しむことができ、また、インターアクト会員も一緒に盛り上げて下さり、私たちのクラブらしい楽しい会になりました。さらにそのあと行われた子ども食堂「ひまわり」さんへの奉仕活動では。参加した子どもさんよりもOKEの会員さんの方(山角、木津、早水会員!)の方が笑顔だったのではないでしょうか?
同じ時間と空間を共有することで生まれる楽しさは、親睦を大きく育ててくれます。奉仕活動の後に交わす何気ない会話、食事をしながらの笑顔、苦労を分かち合った後の達成感――そうした体験は、クラブへの愛着や仲間意識を自然と強くしてくれます。
奉仕活動に関わることで得られるものは、それだけではありません。実際に現場に立ち、誰かのために行動したとき、「自分が誰かの役に立っている」という確かな実感を得ることができます。感謝の言葉を直接受け取ったり、喜ぶ表情を目にしたりすることで、心が満たされる瞬間があります。これは、ロータリーに参加しているからこそ味わえる、大きな喜びであり、だいご味だと言えるでしょう。
オンラインでつながることができる時代だからこそ、あえて「会う」ことの価値は高まっています。画面の向こうにいる仲間が、実際には温かい思いを持った生身の人間であることを実感できるのが、対面の場です。
もちろん、遠方にお住まいの方や、どうしても対面での参加が難しい方もいらっしゃると思います。遠方ゆえのお気遣いをいつもして下さる中門会員にはいくら感謝しても、感謝し足りない気持ちでいっぱいです。

遠方にお住まいの方は、もしも可能であれば、ガバナー公式訪問例会やクリスマス家族会など、年に一度だけでも、あるいは2年に一度くらいでも、大分に足を運んでいただけたら、とても嬉しく思います。熊本のみなさまで、まだ大分に来られたことの無い方もいらっしゃいます。年に一回の再会でも、顔を合わせて言葉を交わすことで、オンラインだけでは得られないつながりが生まれます。
「とにかく参加してみよう」――この言葉には、完璧を求めなくていい、できる範囲でいい、という思いが込められています。参加することで見える景色、感じる喜び、得られる学びがあります。まずは小さな一歩から。皆さん一人ひとりの参加が、クラブをより温かく、より魅力的なものにしていきます。
ぜひ、次の機会には勇気を出して、参加してみてください。その一歩が、あなた自身のロータリーライフを、きっと豊かなものにしてくれるはずです。


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