ロータリーの魅力発見

みなさま、こんにちは!
最近、クラブのみんなとお話してますか?声を掛け合っていますか?

三村年度の地区研修協議会で、私は地区管理運営部門クラブ管理運営委員長として、親睦における声かけの重要性についてプレゼンを行いました。今回、その一部を変更して皆様にご紹介致しますね!

まず皆さんにお尋ねします。今後一年間、あなたはクラブにとどまりますか?とどまる方、挙手をお願い致します。ありがとうございます。では、とどまらない・・・かもしれない方?いらっしゃらないことを願います。

皆さん、特別な事情がない限り、ロータリアンであり続けられる、という方ですよね?2021年にRIが7万人を対象RIがアンケート調査を行いました。約93%のロータリアンがクラブに残り続けると回答しています。
では、それはなぜでしょうか?
ちょっと何人かの方にお聞きしてみます。あなたは、どうしてロータリーを続けるのですか?
自問自答してみてください!
はい、ありがとうございます。
先ほどのアンケート結果でも、ほぼ同様の回答が出ています。良い友人関係があるからとどまると回答した方が45%、良い奉仕活動ができるからと回答した方が42%でした。
奉仕活動についてはまた別の機会に譲り、ロータリーにおける友情についてもう少し見てみましょう

なんと、84%もの会員が、ロータリーを通じて友人と繋がれることに満足していると回答しています。
それはそれで喜ばしいことですが、では、残りの16%の会員は、満足していない、ということなのでしょうか?
実は、その16%の人たちが、今後ロータリーにとどまる可能性が少ないと回答している7%の人に含まれるのではないかと心配です。

ロータリーにおける親睦の重要性について教えて下さい、と部門内でアンケートを取ってみました。すると、全員が親睦は重要である、と回答しました。親睦はロータリーの根源である、親睦を深めることで信頼が生まれたり、良い奉仕活動ができたりする、ロータリー以前に、親睦を図ることは人間関係の始まりである、という意見が集まりました。今うなづきながら読んで下さっている皆さんも、おそらく同じように考えていらっしゃいますよね?


では、親睦を深めるためには、どのようにしたらよいのか。今クラブで行っていることはどんなことで、それはどのような成果が上がっているのか?やはり部門内で尋ねてみました。
1か月か2か月に一度、飲み会やゴルフなどの趣味の集まりを開いている。その出席率は、多いクラブでは70%くらい、少ないクラブでは30%くらい。そのような結果が出ました。
そもそも、ロータリーにおける親睦というのは、いったい何でしょうか

ガイ・ガンデッカーの「ロータリー通解」の原著を紐解くと・・・
ロータリーの親睦は、①心がこもった握手②ファーストネームで呼び合う付き合い③会員相互の親切④仲間やゲストに対する礼儀正しい行動⑤成熟した社会人としてのふるまい⑥一緒に歌うこと⑦ジョークを含めた絶妙な対応
が生み出すとし、親睦はロータリーの活動そのものではなく、ロータリーという植物が根を張り成長するために必要な最上の土壌に過ぎない、と定義しています。
日本人の私たちはファーストネームで呼び合ったり、握手をしたりという機会は少ないかもしれませんが、それ以外は、実践していることと思います。ちなみに、私たちEクラブでは、できるだけファーストネームで呼び合うように心がけています。まだファーストネームが定着していない会員さん、ぜひお互いをファーストネームで呼び合いましょう!

でも、ほんとうにそれだけで、親睦は深まるのでしょうか?

ここで皆さん、少し前の大森年度の地区スローガンを思い出して下さい。
「ロータリーのパワーは親睦が生み出す。あらゆる場面を親睦の機会に。話しかけよう」でした。この、最後のひとこと、「話しかけよう」こそが、キーポイントだと、私たち管理運営部門は気づきました。

例会に出席してこない会員さん、懇親会にあまり参加しない会員さん、みなさん自身で声掛けを行っていらっしゃいますか?幹事や事務局任せにしてはいませんでしょうか?OKEの場合は出席委員さんでしょうか!?

めったに出てこない会員さんに思い切って直接声をかけてみたら、出てきてくれた!そういう経験は誰にでもあると思います。
また、例会や懇親会で、ひとりでポツンとしている会員さん、いませんか?自分が盛り上がるのに夢中で、声掛けを忘れていませんか?そういう人を目ざとく見つけて話に行く。これも大事です。
そこでポイントです。

①まずは他人任せにせず、自分で声をかけてみよう!
②そして、みんなに声掛けを呼びかけよう
③声掛けは一度だけではなく、かけ続けよう!

みなさんの声掛けで一人でもロータリー活動に出席する会員が増えれば、その人はこれからもきっとロータリーにとどまり、会員の維持にもつながります。
「奉仕と親睦はロータリーの両輪です」というのは、良く聞く言葉だと思いますが、第2650地区のパストガバナ―でいらっしゃる刀根荘兵衛と仰る方の言葉にステキな言葉を見つけました。
「奉仕と親睦はロータリーの両輪。そしてそれを結びつけるのが寛容の精神」というものです。三村年度の地区スローガンにも「寛容」という言葉が入っています。出てこない人を責めるのではなく、許し、認め、誘うことから親睦は始まるのではないでしょうか。
みんなが声を掛け合って会員の親睦を深めることができれば、私たちのロータリーライフはより充実したものになり、ロータリーはより大きく美しく成長できると信じています。もちろん、藤田年度の「つながる」にも通じます。これまで、声をかけた貰う方の立場の方も、これからは声をかける方になってみませんか?きっとロータリーの世界が変わります。

最後にポール・ハリスの言葉をみなさまに贈ります。
「ロータリーの原動力は親睦です」


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