今週の例会


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開会点鐘・歌の斉唱





会長の時間:多様性を認めることですぐ普通になる特別なこと


© Rotary International


2019−20年度は早水琢也会員が我がクラブの会長になることは、2720 Japan O.K.ロータリーEクラブのメンバーであれば、みなさんご存知だと思います。そして、2019−20年度国際ロータリー会長はどなたがなるかご存知ですか?それは、ジケーター・ロータリークラブ(米国アラバマ州)所属のマーク・ダニエル・マローニー氏です。職業分類は弁護士で、税法、遺産、農業法を専門とする Blackburn, Maloney, and Schuppert法律事務所の社長であるマローニー氏は、米国南東部・中西部の大手農場経営者の顧問弁護士であるほか、米国弁護士協会の農業関係委員会の委員長を務めています。また、米国弁護士協会とアラバマ州弁護士協会、アラバマ州法律協会の会員でもあるそうです。そんなマローニー氏は25歳という若さでロータリアンになったそうです。我がクラブの片山勇会員も27歳でロータリアンと随分若いのですが、上には上がいるものです。

マローニー氏は「クラブはロータリーの心臓部であり、ロータリーのあらゆることはクラブで起こる」と語り、草の根レベルでクラブをサポート・強化し、奉仕を大切にする会員制組織としてのロータリーの文化を守り、成長のために地域別の新たなアプローチを試みたいと考えているそうです。そして「ポリオが撲滅されれば、ロータリーが大きく認知され、多くの機会が訪れるでしょう」。そう語るマローニー氏は、世界でよいことをするグローバルな組織としてロータリーが世界を先導する立場に立てる可能性があると考えています。そんな世界を先導する立場に成りうる組織に所属しているのかと思うと身が引き締まる思いです。

そして、こうも言っています。「ロータリーは個人から成る国連のようなものです。国際連合は国から成る国際組織で、ロータリーは個人の国際的組織です。世界に多大な影響をもたらしています。」この意味は、我々は奉仕団体ではなく、地域にそして世界に良いことをしたい個人の集まりだという事です。わたしはロータリー歴3年ほどのロータリアンですので、まだまだ深い部分での理解はできていないのですが、クラブとして行動する指針としてこの考え方は重要なのだと最近少しわかるようになりました。マローニー氏は、国際ロータリー会長として、ロータリーの成長にクラブの会員増強は必須だと語ります。そして、今まで以上に有意義で斬新な奉仕でクラブの柔軟性を高めていく必要があると考えています。そのために、4つ優先事項を掲げるそうです。それは、


© Rotary International


  1. 大きな成功を収めている地域でも、新クラブの立ち上げを積極的に行っていく必要があり、従来と異なる方法で例会を実施し、異なる経験が味わえる新しいクラブが必要。そして、その事が年齢、性別、人種関係なく異なる人口層の入会が促され、地域社会のあらゆる人に奉仕できる
  2. 例会、奉仕プロジェクト、イベントなど、ロータリーのあらゆるレベルにおいて、家族に配慮した形のものとする必要があり、若い人から家族との時間を奪うのではなく、家庭生活を補うような機会を提供しなければならない
  3. 経営者や職業人として現役のうちから、積極的にロータリーの活動をしたり、若い人がロータリーでリーダーの役割を果たしたりすることが可能となるロータリーにしなければならない
  4. 国連は、2020年に国際憲章調印75周年を迎えます。ロータリーは国連が設立される前から国連に関わってきました。ですから、この関係に焦点を当て、ジュネーブ、ナイロビ、ニューヨークと3箇所で「ロータリー国連デー」を開催する

このように、4つの柱でマローニー氏はロータリーを成長させていこうと考えています。この4つの柱のうちの1つ目は、まさに、我々のようなインターネットで例会を行うクラブを推奨するかのような文面ですよね。某車メーカーのCMのように「すぐ普通になる。今は特別な…」と同じように、我々の例会スタイルは近い将来普通になっていくのでしょうね。


© Rotary International


出席報告


例会 第30回【通算第85回】 2019年3月4日正午~3月11日正午(出席数・出席率 3月11日正午)



修正
出席率
61 60 49 81.67% 0
81.67%

例会 第29回【通算第84回】 2019年2月25日正午~3月4日正午(出席数・出席率 3月11日正午)



修正
出席率
61  60 54 90.00% 0 90.00%

例会 第28回【通算第83回】 2019年2月18日正午~2月25日正午(出席数・出席率 3月4日正午)



修正
出席率
61 60 51 85.00% 0 85.00%

幹事報告
(1)報告
(2)来信紹介
(3)各種行事のご案内


(1)幹事報告


1.3月14日19時、国際交流デイZoomミーティング
  
  以前より呼びかけをさせて頂いております国際交流デイ。
  この日、ぜひ空けてくださるようにお願い致します。
  そして、3月14日19時、ぜひZoomを体験ください。
  会議をするたびに、可能性が広がる実感が持てております。

  携帯でも参加できます。アプリのダウンロードをお願いします。
  PC参加はダウンロード無しで可能ですがID取得が必要です。
  https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

  ◆本番◆ 国際交流デイ 4月28日(日)大分市コンパルホール
  詳細は今後の例会にて、随時報告致しますが、スケジュールを開けるようにお願い致します。
  協議事項企画案(会員専用ページ)
  

再掲載

2.R財団寄付金アンケートの返答願い
  2月18日例会にて尾林委員長より委員会報告があったように年次寄付をお願いしております。
  グループページを今一度確認して頂き、返答を25日までにお願いいたします。

3.米山奨学生、クラブカウンセラーの募集
  カウンセラーの仕事はわかりやすく言うと奨学生のお世話をすることです。
  例えば、地区行事などへ奨学生と一緒に参加することや、奨学生が卓話をする為に
  色んなクラブを回るとき一緒に行くことなどです。
  
   また、実際会ったり、ネットミーティングでのカウンセリングを行って頂き
  困りごとがないかなどを確認することが主な内容です。
  国際交流が図れる機会です。詳細は、幹事佐藤まで連絡ください。

【再掲載】
1.平成31年1月~6月の下期会費等、振込が終わられてない方は速やかに対応願います。
2.インターアクトの今後の例会は、3月13日(水)です。


(2)来信紹介


<来信紹介>
1.RAC清掃活動ご案内 案内 登録
2.会長ノミニー研修会ご案内
(前田雅史会長ノミニー出席予定) 案内  プログラム 
3.RID2720 2019~2020年度予算承認の件
4.大分第4Gロータリーデーミーティングご案内
(宮迫会長出席予定) 案内


(3)各種行事のご案内



日付:03月31日 (日)10:00(登録開始:9:00)~16:30閉会点鐘
内容:地区研修・協議会の案内(登録〆切2月18日)
場所:ホルトホール大分 
登録者:早水 久保田 安部 片山 植山 陶山 前田(雅)
      足立 髙山 中川 今長 村田 松浦 各会員

日付:04月06日(土)~07日(日)
内容:RI囲碁大会

日付:04月20日(土)11時開始(10時受付開始)
内容:中津平成RC創立30周年記念式典

日付:04月28日(日)
内容:第7回全国インターアクト研究会 福岡国際会議場
案内 プログラム 連絡先一覧 登録 会場
追加情報
全国RAC研修会プログラム 登録クラブ用
登録: 安部会員 薬真寺会員 赤木さん(IAC会長)

日付:05月25日(土)12時登録開始
内容:杵築RC創立50周年記念式典  
場所:住吉浜リゾートパーク
登録希望者:早水会長エレクト・片山副会長・尾林会員 

日付:06月02日
内容:ハンブルグ国際大会
表紙 案内 参加申込書 登録申込書式 登録申込書式サンプル 行程A 行程B 行程C
登録者:尾林会員

日付:06月23日(日)11時00分(登録受付 10時30分)
内容:ジャパンカレントロータリーEクラブ創立5周年記念式典
場所:メインホテル
登録希望者:宮迫会長・片山副会長・早水会長エレクト


幹事 佐藤知博


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2019年3月10日現在、総数73名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただきました。
心より感謝申し上げます。

【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方にはメークアップ証明書を無料で発行致します。
会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

【サポーター数】
(2019年3月10日現在)合計 73名


他地区計(6名)


地区 クラブ名 人数
3350 バンコク スリウォン 1
2580 東京御苑 1
2750 東京世田谷 1
2740 佐賀 1
2740 唐津中央 1
2700 福岡東 1

2720地区計(67名)


地区 クラブ名 人数
2720 熊本菊南 1
2720 熊本 2
2720 熊本東 4
2720 熊本城東 5
2720 熊本江南 1
2720 熊本西南 1
2720 熊本西 1
2720 熊本中央 1
2720 熊本西稜 1
2720 人吉 1
2720 中津 10
2720 日田
2720 宇佐2001 3
2720 大分 1
2720 大分臨海 8
2720 大分南 4
2720 大分中央 7
2720 大分1985 7
2720 大分城西 1
2720 大分キャピタル 4
2720 竹田 1
2720 津久見 2

理事会報告


今週はございません。


委員会報告


【再掲載】ロータリー財団委員長  尾林 邦生

ロータリー財団について、年次基金寄付を継続して募っています。
よろしくお願いいたします。


※ 出席率100%会員 ※


2019年2月で 1年になります「出席率100%会員」につき 会員専用サイトにてご確認ください。
(3月のお祝いページにて掲載しています)
https://ok2720eclub.jp/member/


今週のスマイルボックス


♡ 薬真寺 哲也 会員   1口

今インターアクトでは、LPSプロジェクトが進行中。文房具やシューズを集めています。
今年は小学校にも声掛けします。アクト生に負けずに、E-Clubも頑張りましょう!ということで1口します。


ゲスト卓話:シニアよ、インターネットでつながろう



牧 壮 氏
(牧アイティ研究所代表・
一般社団法人アイオーシニアズジャパン代表理事)


今回2720 Japan O.K. ロータリーEクラブの植山朋代先生とのご縁で、クラブ様より卓話の機会を頂きました牧壮(まきたけし)と申します。
神奈川県の川崎市からの参加となります。

1936年生まれ、現在82歳、男性の平均寿命といわれる年齢です。
小学校3年の時に終戦を迎えましたが、当時東京に住んでおりB29の空襲の思い出は今や戦争体験として伝える最後の年代となりました。
そして廃墟の中から立ち上がった日本と共に生き、2000年にフルタイムをリタイアしました。

今回の卓話は63歳でリタイアした後の生活と、今日の平均寿命まで生きて感じたことをベースに、人生100歳時代と言われるなか、これからの高齢化社会での生き方を考えて見たいと思います。


「リタイアして思ったこととは?」


私が大学を卒業し社会人になったのは1960年(昭和35年)で、当時企業の定年は55歳、そして男性の平均寿命は65歳と言うことで、誰しもが思った自分の人生設計は、55歳まで働きそこで退職金を貰ってそれで残された10年を楽しむというものでした。
それが実際に退職したのが63歳でしたから、若いときに目標としてきた人生計画を8年も越えており、何か儲かった人生と感じたのでした。

そしてリタイアが間近になり、リタイア後どうするかという課題を考え始めたのですが、63歳という年齢でまだまだ気力・体力とも十分ありました。当時の社会で言われていたことに、これからの社会は高齢化が進みやがてそれが大きな社会問題になるだろうということでした。
一方私の現役最後の仕事が情報システムに関するものであったこともあり、今後情報技術は急速に進歩するであろうということが容易に予測されていました。

「高齢化社会」と「情報化社会」は全く別の世界の話ですが、その潮流は今後益々進むと思われ、この流れの先の世界はどんな社会が生まれるのであろうかと思ったのですが、だれもそれを考えていないことも解りました。
そこで私は自分自身が高齢になっていく中で、自分自身を検体にして情報化技術を活用した新しい高齢化社会創りに挑戦してみようと考えたのでした。そして「高齢化社会と情報化社会の融合」ということを生涯テーマとしたのでした。

その実現の為個人事業として「牧アイティ研究所」を立ち上げ、ノートパソコン2台持ってマレーシアのペナン島という島に移住したのでした。インターネットさえつながる場所であれば、世界中何処にいても社会と断絶せずに仕事ができると考えたのです。当時日本でもSOHO(Small Office Home Office)という、自宅での仕事のスタイルが提唱されていましたが、私は自宅でなく海外でインターネットを使っての仕事のスタイルにチャレンジしたのでした。私はその仕事スタイルをSOHOでなくMORO(My Office Resort Office)と名付けました。

当時友人達は「なんでわざわざ海外で仕事をするの?」「奥さんも一緒なの?」と怪訝な顔をする人ばかりでした。当時のインターネットは電話回線を使ってのモデムでの通信で、精々メールでのやりとりでしたが、それでもネットでの繋がりは世界中と時間・空間ゼロでの世界で、何の不便も感じませんでした。ビジネスの相手は主に中小企業で仕事は情報技術活用のコンサルでしたが、グローバル化が進む中、ネットを通じて世界中に仲間ができたのでした。

最初は2〜3年のつもりでいた海外でのMORO生活でしたが結局13年間ペナンに滞在しました。
一体海外でどういった生活ライフを送っているのかといった質問を多くの方から受けました。
マレーシアは熱帯地方で一年中夏ですから、特に日本の冬と夏の期間は快適に過ごせます。そして春と秋には日本での自然を楽しむことができます。物価は日本の約1/3、以前英国の植民地でもあり英語が公用語にもなっており、マレー人が6割、華僑が2割、インド系が1割、その他1割という人口構成で宗教も国教はイスラム教ですが、キリスト教、仏教、ヒンズー教などが仲良く混在しておりシニアも安心して住める場所として、海外のロングステイ先として現在最も人気の国になっています。


「高齢化社会」が「超高齢化社会」に


13年のペナン生活を終えて75歳で日本へ戻ってきました。海外でシニアが住むにはそれなりに気力・体力が必要なこと、そして日本では75歳から後期高齢者ということもきっかけでした。
戻ってきた日本は「高齢化社会」から「超高齢化社会」といわれる存在になっておりました。
そして情報技術は高速のインターネットが安価で、一般家庭にもLANが入るという真正に社会インフラがインターネットベースと言える社会になっていたのです。

丁度その頃ある方の紹介で、聖路加病院の理事の日野原重明先生にお目にかかる機会がありました。先生は100歳でした。先生は90歳の時、新しい高齢者の生き方を示した「新老人」を定義し、全国に「新老人の会」を組織化されたかたですが、その先生が「SNSとはどういうものか」ということでその説明に呼ばれたのでした。先生は当時毎月全国を回って数千人の方に講演をされておられましたが、SNSでもっと沢山の人を集める仕組みにご興味がおありだったのです。先生にはSNSの仕組みと最新のインターネットがどんな物かを体験して頂こうと、大分の植山先生とiPadでテレビ電話でつながって頂いたのでした。


100歳の日野原先生には音声で文字入力して頂きました


日野原先生はパソコンもワープロも使ったことない完全アナログ人間でしたが、自らFacebookで毎日ご自身のメッセージを会員に送りたいということで、当時平均年齢71歳で1万3千人の「新老人の会」にFacebookの導入が決まったのでした。100歳が始めたSNSということで90歳代、80歳代そして70,60歳代の会員がFacebookを通じて毎日日野原先生と接することができるようになったのですが、多くの方はパソコンの経験も無くネットにつながるツールとしてiPadを使って頂くためにFacebookとiPadの勉強会を立ち上げました。


1013年と1914年の出版です


これだけの大きな高齢者グループでSNSを使うという前代未聞なことで、「インターネットは怖い、何か騙されるのではないかと心配」など、家族からも反対の声が上がりました。そこでシニアが安心・安全にネットを活用し、今までにない新しいシニアライフを楽しんで頂けるよう支援する組織「スマートシニアアソシエーション」(SSA)を植山先生共々に立ち上げたのでした。

日野原先生の100歳からのSNSの立ち上げは大きな社会的インパクトをもたらしました。日野原先生は早速「ワクワクフェイスブックのすすめ」という本を出版されたのです。そして私も『iPadで65歳からの毎日を10倍愉しくする私の方法』本を出版し、インターネットの楽しさをシニアの皆さんに伝えたのです。


当時色々なところからの取材も受けました。しかしその多くはシニアのSNSで何か問題を起こしているのでないか、炎上などが起きているのでないかと言うことでした。しかしこの6年間SSAの支援で殆ど何の問題も起こしておりません。そして日野原先生は一昨年105歳で亡くなられましたが、Facebookで結ばれた仲間達は現在も毎日先生の言葉を共有して、北は北海道から西か沖縄までの会員の絆を強めております。


人生100歳時代に向かっての「高齢化社会と情報化社会」融合


私が自ら実体験で得た情報技術の高齢者への活用は、セミナーや講習会で沢山の新しい仲間を作るという今までない形のシニアライフを生み出し始めました。
誰しもとかく高齢になると友人が減り、行動範囲が狭まり、社会から孤立・孤独になりがちです。これが認知症へつながるとも言われ、「人との繋がりが長寿のための最大要因」ということが医学の世界でも報告されるようになりました。


止まることを知らない長寿のトレンド


一方高齢化のトレンドは益々進み、遂に「人生100歳時代」と言われるまでになったのです。
更に少子高齢化によりは我々が住む都市部のみならず、過疎化が進む地方には沢山の一人暮らしのシニアが存在するに至っております。こういった方々を社会から孤立させず、自立・自活できる為の方策は何かを模索してきた結果の最後の結論の一つが「シニアのインターネットの活用」なのです。インターネットは社会の基本的インフラとして定着し、最早生活上不可欠なものとなっていたのです。「そのインターネットをシニアの世界にも活用しない手はない」というわけです。


インターネットがあれば、どんなに離れている友人とも時間・空間ゼロで何時でもつながることができ、孤立・孤独になりません。また、買い物に行けなくなっても居ながらインターネットで欲しい物を手に入れることができるのです。シニアライフが活性化されます。またスマホやタブレットを使うことで、安全・安心の生活のための情報が簡単にえられ、とかく失われがちの記憶もこういったツールで記録として残せるのです。「記憶に頼らず、記録に頼る」という生活は認知走者のみならずその予備軍のシニアにとって、画期的な生活改善となることがわかったのです。
これまでインターネットとかSNSは若者の世界と思われ、シニアは一部の人しか使っていなかったのが実態でしたが、今や全ての人が使う時代になったのです。


デジタルデバイドシニアは何故うまれる


シニアこそインターネットが必要なのです。しかし一般的にはシニアにデジタル技術は無理と言われてきました。そして沢山のデジタルデバイドシニアが生まれたのです。

一体何歳からがシニアなのでしょうか? シニアと一口で定義できないのです。
国際的には65歳以上がシニアと思われているケースが多いようですが、年齢が同じでも元気な人とよぼよぼした人もいます。
ICTの活用、例えばスマホの保有は60歳代は28%ですが70歳代は9%、80歳代は2%とか。(総務省発表人口推計2018年9月)。また別な統計によると日本の65歳以上のスマホ保有率は19%であるに反してアメリカでは42%だそうで、日本は先進国の中で最もスマホの利用率が低いようです。また70歳を越えたシニアのスマホの利用率が急に落ちているのも気にかかるところです。


静岡県の定めた「人生区分」


シニアがスマホ、タブレットそしてインターネットやSNSなどのデジタル活用に遅れ、デジタルデバイドになっている理由には色々ありますが、まずは「最新のデジタル技術を使うのはもう年だから無理」とか、「インターネットは怖い。なにかだまされるのでは?」といった気持ちを持っているシニアが結構多いのです。


私はこれらは何れも先入観であると思っております。最新のデジタル機器は以前に比べシニアにとっても易しく使えるようになっているのです。以前のパソコンはキーボード操作が大変でしたが、iPadなどの最新のタブレットは音声で文字入力ができ、今はやりのAIスピーカーは声で依頼したことをやってくれたり、音声で答えてくれたり、まるで秘書が側に居る感じなのです。
そしてインターネットを始めたいと思っていても、家族などから止められる事例も結構多いのです。「何か騙されるのは?」「何かあったらどうしようか?」などの心配のためあきらめるシニアが少なくありません。


いよいよ待ったなし、「デジタル活用共生社会」作りへ


総務省と厚生労働省は共管でこの4月から「デジタル活用共生社会」作りが始まります。
高齢者、身障者、外国人などを含め全ての世代の人がデジタル技術を活用して、共に生きる社会にすると言うことです。私もシニアの代表の一人として意見を言わせて頂きました。
特に益々高齢化が進むなかでのシニアのデジタル活用による、孤立・孤独者の低減、シニアの自立・自活、またシニアの有する知見・経験の社会への還元など、従来からあるリアルの世界を越えての対策が必要で、それがインターネットを使ってのデジタル活用社会作りということになります。
高齢化による社会コストの増大、認知症対策など今や待った無しの対応が必要になっております。
そしてリタイア後「高齢化社会と情報化社会の融合」というテーマで活動し来た私の結論の一つが、「全てのシニアをインターネットで繋ぐ」と言うことなのです。
時空間ゼロのインターネットの世界は、今までなし得なかった新しい世界との繋がりをもたらします。しかし「インターネットへの不安感」、「どこから手を付けたらいいのか?」、「何かあったら誰に聞いたらいいのか?」などシニアがインターネットに繋がる為の課題が山積しています。シニア自身のデジタルリテラシーの向上努力は勿論必要ですが、それをサポートする社会システムが不可欠です。



しかし何はともあれまずはシニアがインターネットに繋がらないことにはことは始まりません。
その目的実現の為に2017年12月に「全てのシニアをインターネットに繋ぐ」という理念での「Internet of Seniors」(IoS)を提言し、その活動の啓蒙と拡大のために「一般社団法人アイオーシニアズジャパン」を立ち上げました。私81歳での起業でした。
そして最近書いたのが「シニアよ、インターネットつながろう!」という本です。
デジタルには弱いと思っていられる方にも優しい言葉で書かれています。字も大きくしました。
全ての世代がインターネットでつながる、新しい共生社会を作りましょう。

全ての人が最後はシニアになります。例え1人になってもネットでの繋がりで孤立せず新しい生きがいが持てる長寿社会を作りましょう。


牧 壮(MAKI Takeshi)
牧アイティ研究所代表
一般社団法人アイオーシニアズジャパン代表理事
e-mail: tmaki1936@gmail.com
Homepage: http://tmaki1936.com/
Facebook: https://www.facebook.com/takeshi.maki2   
一般社団法人アイオーシニアズジャパン:https://www.seniors.or.jp/


閉会点鐘



メークアップ


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080-3221-3377