ロータリーの魅力発見

「なぜいまどきポリオなの?」
「がんや心臓血管病の方が死亡率が高いので、その研究にお金を回すべきなのではないか?」
「ポリオでなく、コロナ感染症の方が今は急務ではないのか?」

そんな声をロータリー会員からも良く耳にします。

確かに、ポリオ以外の病気を根絶することも大切です。

なぜ、今、ポリオなのか?

私たち国際ロータリーのポリオ根絶に取り組みについて少しだけ説明致します。

ポリオは別名小児麻痺とも呼ばれ、感染したら、手足の麻痺や、場合によっては呼吸の麻痺をきたす病気です。1955年にワクチンが開発されるまでは、全米で6000人がポリオで死亡し、数千人が麻痺になる、という時代もありました。日本では1960年の大流行を受けて1961年にワクチンを緊急輸入して接種が進んだおかげで、1980年以降は発生していません。

1979年に当時のRI会長の決断で国際ロータリーがフィリピンに600万人分のワクチンを寄贈しました。このプロジェクトの成功がきっかけとなり、「ポリオの無い世界を創る」ことがRIの最優先事項になりました。1985年にポリオプラスキャンペーンを発足し、1988年にRIは世界ポリオ根絶推進運動Global Polio Eradication Initiativeの発足メンバーになりました。通称、GPEIと呼んでいます。GPEIには、国際ロータリー、WHO、ユニセフ、CDC、ビル&メリンダゲイツ財団、Gaviアライアンスが加盟しており、それぞれが役割を分担しています。GPEIの活動によってワクチンの投与を受けた子どもは25億人に上ります。

このGPEI発足当時、世界のポリオ感染者数は推定125か国、35万人と言われています。世界のどこかで一日に1000人の人が手足や呼吸の麻痺になっていたと言われています。それが、現在では99・9%減少して、パキスタンとアフガニスタンのみでの発生になりました。これは、ひとえに、ワクチン投与運動の成果です。今ほとんどなくなっている病気に時間とお金をかけているのではなく、時間とお金をかけた結果、約40年でやっとここまで到達した、ということです。ですから、あと少しを達成するのは国際ロータリーの義務であり、悲願でもあるわけです。

ひとつの病気の根絶というのは、人類の歴史に残る快挙です。何らかのカタチでそれに関われること。素晴らしいことだと思いませんか?

きっと皆さんにも、ポリオ根絶への情熱がふつふつと湧いてくることと信じています。


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