今週の例会



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2720 Japan O.K. ロータリーEクラブではFAXでも受け付けております。
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開会点鐘・歌の斉唱





会長の時間:ロータリーは変化している


© Rotary International


みなさん、こんにちは!今月も「ロータリーの友」6月号が発刊されましたね。みなさんご存知の通り、「ロータリーの友」の購読はロータリアンとしての義務です。なぜ義務なのかと考えてみますと、そこには「ロータリアンらしさ」や「ロータリーで今起こっていること」「RI会長の思い」など、私たちがロータリアンであるとはどういうことかを教示しているからだと思います。そこで、6月号で、「ロータリーの根幹を決めるのは草の根ロータリアン」というテーマで、RI規定審議会代表議員世話人代表の曽我隆一氏が、2019年規定審議会報告の内容を掲載されていましたので、大事な事でもありますし、この内容をみなさんにご紹介したいと思います。

「ローターアクトクラブにRI加盟を認める件」→採択
ただし、留意点はRIの加盟の定義を広げた、ということで、ローターアクトクラブがRIに加盟しても「ロータリアン」となるわけではなく、人頭分担金や機関雑誌の購読義務がただちに発生するわけでないことです。
→(私の意見)このことで、ローターアクトがより高い意識で活動することを期待しているように感じました。

「人頭分担金を増額する件」→採択
2019−20年度 68ドル、20−21 69ドル、21−22 70ドル、22−23 71ドルとなりました。
→(私の意見)先進国と後進国の差がなくなってきている昨今、物価が上がるように人頭分担金が増額されるのは自然なのかもしれませんね。

「欠席のメークアップに関する規定を改正する件」→採択
今までの例会の前後14日間のメークアップの規定を、同年度以内となりました。これは、今までの例会出席を厳しく組織規定では縛らないで、クラブの考え方(クラブ細則)に委ねるということです。
→(私の意見)このことで、より各クラブらしい運営が可能になり、多様性を重んじるロータリーとしては、この変化はまさに有言実行だと感じました。ただ、このことで、今まで守ってきた価値観をどのように考えていくかは、今後の課題になりそうですね。

「クラブの構成を改正し職業分類の制限を廃止する件」→採択
職業分類の下にクラブに入会できる会員数の制限を削除しました。ただし、この改定で職業分類制度が廃止されたわけでなく、クラブが自主的にバランスの取れた会員構成を保つことが求められています。
→(私の意見)職業道徳を重んじ、信じられる仲間と取引をお行うことが目的で創られたロータリークラブですが、今回の決断はとても思い切った判断だと思います。「良い」「悪い」は別れるところだと思います。各クラブで考え方のすり合わせがより大事になってくるでしょうね。

規定審議会は3年に1度行われます。今回の規定審議会では、世界中538地区から532人の代表議員が一斉にシカゴに5日間の熱い議論を交わしに集まったそうです。今回の採択内容から、ロータリーはどんどん変化しているように感じました。それと同時に、各クラブの考え方が非常に大事になってくるようにも感じました。私たちインターネットで例会を行うクラブは、リアルに会う機会は非常に少ないですが、逆にリアルでない世界の可能性を示すことが、私たちに期待される事ではないでしょうか。まだまだ、産声をあげたばかりのクラブですが、一つずつ課題を解決して、その可能性をしっかり示せるクラブに成長していきましょうね。


出席報告


例会 第40回【通算第95回】 2019年5月27日正午~6月3日正午(出席数・出席率 6月3日正午)


修正
出席率
62 62 49 79.03% 2 82.26%

例会 第39回【通算第94回】 2019年5月20日正午~5月27日正午(出席数・出席率 6月3日正午)


修正
出席率
62 62 49 79.03% 2
82.26%

例会 第38回【通算第93回】 2019年5月13日正午~5月20日正午(出席数・出席率 5月27日正午)


修正
出席率
62 62 51 82.26% 1 83.87%

(1)幹事報告


幹事報告
(1)報告
(2)来信紹介
(3)各種行事のご案内


1.会長の時間に規定審議会の件について説明がありましたが、詳細は例会の37回にて速報を、38回の委員会報告に要点解説をあげておりますので、今一度ご確認くださるようにお願い致します。
例会37回規定審議会速報
例会38回要点解説

2.事務局より、今年度最終の請求書を送付させて頂いておりますのでお振込みをお願い致します。
なお、前期分が未入金の方も若干名おりますので併せてお願い致します。

3.大分大学附属中学校インターアクトクラブの活動が、大分合同新聞やTOSテレビ大分
  で紹介されました。グループページをご確認ください。
   また、インターアクトの支援募金アンケートに39名の支援ありがとうございます。
  諸経費、未だに不足しております。何卒ご理解の上、宜しくお願い申し上げます!
  会員専用フェイスブックグループページにて返信願います。 


再掲載

1.ロータリーデイの開催について
  6月23日に大分第4グループ全体で開催します。ご出席の確認をお願い致します。
  会員専用ページhttps://www.facebook.com/events/393860264794283/
  来信紹介にも掲載しましたが、バザーの協力も併せて宜しくお願いします。


(2)来信紹介


<来信紹介>

1.ロータリー日韓親善会議案内 チラシ 広告募集 
2.米山記念奨学会寄付のお礼とお願い
  総合表 明細総合表 
3.米山奨学生 夏季研修ご案内
4.ロータリーデーご案内 議事録
5.米山梅吉記念館50周年記念事業寄付のお願い
  趣意書1  
6.別府東RC周年記念式典出席のお礼
7.壽崎パストガバナーより 
  商業界、九州沖縄ゼミナールin別府へのご参加のお誘い  
(村田会員が実行委員長です。)      登録 



(3)各種行事のご案内



日付:06月05日(水)18時30分
場所 : 壷中の天地 大分市府内町
内容:次年度会長幹事会案内
参加者:早水会長エレクト 久保田次期幹事

日付:06月09日(日)13時30分 ~ 16時30分(登録13時10分~)
場所:熊本県民交流館パレア 9F 会議室1
内容:RLIディスカッションリーダー研修 申込書

日付:06月15日(土) 12:30~16:30 受付開始12:00
内容:次年度会員増強セミナー
女性会員増強
場所:中津市 教育福祉センター 多目的ホール
登録者:早水 久保田 佐藤(弥) 松田 安部(地区役員) 各会員

6月22日
日付:06月22日(土)10:30~15:00
内容:インターアクト指導者研修会案内 スケジュール
場所: 大原学園 大分県大分市金池町 1-2-24
出席義務者:次年度会長・インターアクト関連委員長(代理出席可)

日付:06月23日(日)11時00分(登録受付 10時30分)
内容:ジャパンカレントロータリーEクラブ創立5周年記念式典
場所:メインホテル
登録者:宮迫 片山 早水 植山(登録のみ) 前田(雅)中川 各会員

日付:06月23日(日)10時~15時
場所:ガレリア竹町
内容:ロータリーデー依頼文章(クラブリーダー 参加者人数)
   ロータリーデー 米山奨学生 IAC生
  ロータリーデイ打合せ議事録

日付:07月27日(土)13 時受付開始、14 時~21 時(式典&懇親会)
会場:モンゴル国、ウランバートル市、The Corporate Hotel and Convention Centre
内容:モンゴルの大草原にて遊牧祭を体験
絆inモンゴルのお誘い

日付:09月08日(日)8:35分OUT、IN第1組スタート
内容:大分キャピタルRCより20周年記念ゴルフ大会
場所:城島高原ゴルフクラブ

日付:11月8日(金)~9日(土)
地区大会事前案内
場所:中津文化会館 及び ヴィラルーチェ中津
内容:地区大会、及び関連事業一式
   ※正式な時間等の案内は5月末を目途にお知らせが来ます。
   ※登録締切予定08月31日


幹事 佐藤知博


<サポーターの地区別・クラブ別人数>


【お礼】
2019年6月2日現在、総数73名のクラブ外ロータリアンの皆様に「サポーター」となっていただきました。
心より感謝申し上げます。

【サポーター制度について】
当クラブにはサポーター制度があり、サポーターを随時募集中です。
サポーターの会費は年間(6月末までの年度毎)¥10,000(税込み)で、サポーターの方にはメークアップ証明書を無料で発行致します。
会員各位におかれましては、お知り合いのロータリアンに制度をご案内いただき、おひとりでも多くの方にサポーターとなっていただき、当クラブ運営に参画いただければと存じます。

【サポーター数】
(2019年6月2日現在)合計 73名


他地区計(6名)


地区 クラブ名 人数
3350 バンコク スリウォン 1
2580 東京御苑 1
2750 東京世田谷 1
2740 佐賀 1
2740 唐津中央 1
2700 福岡東 1

2720地区計(67名)


地区 クラブ名 人数
2720 熊本菊南 1
2720 熊本 2
2720 熊本東 4
2720 熊本城東 5
2720 熊本江南 1
2720 熊本西南 1
2720 熊本西 1
2720 熊本中央 1
2720 熊本西稜 1
2720 人吉 1
2720 中津 10
2720 日田
2720 宇佐2001 3
2720 大分 1
2720 大分臨海 8
2720 大分南 4
2720 大分中央 7
2720 大分1985 7
2720 大分城西 1
2720 大分キャピタル 4
2720 竹田 1
2720 津久見 2

理事会報告


今週はございません。


委員会報告


【再掲載】次年度委員会構成表
次年度の委員会構成を再掲載します。(会員専用サイト)
次年度委員会構成表詳細、早水会長エレクト、久保田副幹事まで。


※ 出席率100%会員 ※


「出席率100%会員」を紹介していますので、会員専用サイトにてご確認ください。
(6月のお祝いページにて掲載しています)
https://ok2720eclub.jp/member/


今週のスマイルボックス


♡ 髙山 英一郎 会員   3口

弊社オリジナル商品「あったか銀紙」を先日OBSテレビの防災特集で取り扱って頂きました。雨風と寒さから体を守れる防寒用あるシートに、被災時に役立つ情報を印刷した商品です。会員の皆さんも、普段からぜひ災害へのモノと心の準備をして頂きたいです。




♡ 片山 勇 会員   1口

ゴルフ三昧な一週間でした!
火曜日はお世話になっている方から誘われ大分ななせゴルフクラブで自己ベスト86
金曜日は長女の誕生日に親子で城島ゴルフクラブで同じく自己ベストタイ86
土曜日は佐賀鹿島ロータリークラブのゴルフ同好会メンバーが来県、城島ゴルフクラブで一緒にコンペ参加、前半41でしたが後半崩れて93
日曜日は中小企業家同友会メンバーならびに都築会員と一緒に周って96  
その他人吉よりローターアクトメンバーがゴルフ練習場の件で来県、打ち合わせ。
その他関係取引先とのゴルフ関連打ち合わせ含め、職業分類がそうなので当たり前といえば当たり前ですが、ゴルフ三昧な一週間でした。


♡ 新改 友章 会員   1口
 
今月10日に息子が退院をしました。産まれて初めて自宅に帰ってきてくれました。
家族4人の生活大変ですが、幸せな日々です。
スマイルさせていただきます。


♡ 近藤 洋俊 会員   3口

先日、FUNGOL24で NHKさんで生放送をして頂きました。スマイル3口いたします。


ゲスト卓話:これからの地域で生きるということ



石橋 浩二 氏
(BRIDGE)

みなさん、こんにちは。
今回、このような卓話の機会をいただきありがとうございました。私の今の活動と想いをお伝えできればと思います。


プロフィール


石橋浩二。 福岡県朝倉市生まれ。

東京でメーカのシステムエンジニアを16年、外資系企業の社内エンジニアを7年余り勤めた後、大分県臼杵市に地域おこし協力隊(以下、協力隊と記す)の一期生として家族で移住。
協力隊時代は、Pokémon GOが流行する1年前からスマホと位置情報、ビーコン(発信機)を用いて着地型のICTイベントを開催し、その後、様々なバージョンを1年半で述べ13回開催した。また、まちづくり会社の常務執行役員として姉妹都市であるスリランカのキャンディ市と50周年記念の準備や臼杵市が保有する施設のリノベーションを調査の段階より参画。これらは内閣府地方創生推進事務局の中心市街地活性化の事例として紹介された。

2017年3月、協力隊を任期満了で退任。地域に関わる事業としてBRIDGEを設立し活動開始。スマホを用いたインバウンドのビジネスプランをIT会社と共同で発表し、大分県のビジネスコンテストで優勝する。このビジネスモデルは実際に稼働し、大分県よりおんせん県おおいたの使用許可をいただき、大分空港にはプリペイドSIMを独占で販売することができた。

また、九州の協力隊とは現役、OB・OGを含め連携し、活動を継続。BRIDGEの初仕事は協力隊向けの講師であり、その日、故郷である福岡県朝倉市が九州北部豪雨により被災した。
被災3日後、朝倉入りし、その被害の大きさにより事業の全てをキャンセル。朝倉でボランティア活動に入る。毎日のボランティア活動の中、被災地が完全に復興しない事や農業の復興の遅れに伴って地域の衰退が急速に加速すること、そして自ら命を絶つ人が多く出る事実を知る。そのような中で、被災地に賑わいを取り戻しつつ、新たな産業を生み出す必要性を感じ、島らっきょう栽培を開始。これまで災害で被災した農地には大量の土砂が流入し、その土砂の撤去をすることが復興のスタートとされていた。しかしながら、その土砂の撤去に時間を要するため、様々な弊害を起こしている。島らっきょうの栽培は土砂を撤去せず、または、栽培の過程で土砂を少しずつ除去するやり方で、試行錯誤しながら行った農業復興である。

この活動は、いつしか復興のシンボル『島らっきょうプロジェクト』(以下、本プロジェクトと記す)となり、NHKテレビ・ラジオの出演、福岡民放テレビでのドキュメンタリー制作、日本農業新聞、農林水産省公式SNS等の掲載、福岡薬院タニタ食堂でのメニュー開発、動画レシピの『クラシル』で島らっきょう料理の開発まで広がった。その他、様々な場所で被災地の状況と本プロジェクトを紹介。被災した4ヶ月後に東京・六本木で内閣官房、JETRO、オリンピック・パラリンピックのプログラムであるPechakuchaNightでは日本人はもとより多くの外国人の前でピッチを行った。環境省のグッドライフアワードでは環境地域ブランディング賞を受賞。最近では農林水産省後援の大地の力コンペ2019で奨励賞を受賞するなど活動を広げている。

一方、朝倉は2年連続被災し、再び桂川が氾濫。多くの島らっきょうを失ってしまった。絶望の淵に突き落とされる経験をしながらも、これまでの活動で被災した地域に明かりを灯したようで、問い合わせが後を絶たなかった。今現在は大分県臼杵市や福岡県朝倉市以外にも九州北部豪雨で土石流が襲った朝倉の別の地域や同じ被災地である福岡県うきは市、台風18号で被災した大分県津久見市等で栽培を行い、被災地の復興と賑わい創出を行っている。


横浜から臼杵へ移住


私は東京で働いてきた経験とビジネススクールで学んだ地域のことを大分県臼杵市で活かすべく、家族三人で移住してまいりました。これまでの生活を捨て、縁も所縁もない臼杵市に移住するということは相当な覚悟を持ってのことでした。もちろん、少なからずの自信もありました。

しかし、外から入ってきた人間が地域を活性化するということは、想像以上に大変なことです。地域性と言ってしまえばそれまでですが、地域の方々の何気ない会話や行動が移住者を苦しめることさえあります。それはどんなに素晴らしい地域であっても起こりうることです。そのようなことも少なからず経験しつつ、心から信じあえる方にも出会えました。それが臼杵市の野津町で農業を営われている農家さんでした。この方との出会いが今の私たち家族や被災地の運命を変えたと言っても過言ではありません。それほど素晴らしい出会いでした。

大分県臼杵市に移住して直ぐに、臼杵市の無農薬野菜である『ほんまもん野菜』を購入しにスーパーに訪れました。臼杵市は無農薬野菜を土作りから行なっている極めて珍しい地域でもあります。立派な無農薬野菜が高値で販売され、とても人気だろうと思っていました。しかし、その思いはあっけなく裏切られました。大分県は農業が盛んな地域であり、スーパーには新鮮で安い野菜が並んでいます。その野菜と『ほんまもん野菜』はそれほど変わらない価格で販売されていたのです。

ビジネススクールでマーケティングを学んだ経験のある私は、一目で価格競争に巻き込まれていると分かりました。と、同時に、価格競争から脱却するには行政や生産者の方々を巻き込むことで時間を要するだろうとも思いました。短時間(地域おこし協力隊の任期中である2年8ヶ月の期間で)で価格競争に巻き込まれない絶対的な野菜を販売できないか。そのように考えた私は、価格競争に巻き込まれないためには、そのスーパーで販売されていない野菜を新たに販売することを目指しました。休日を利用し、九州中を車で周り、結果的に『島らっきょう』に辿り着くことができました。

少しばかり時間を要しましたが、その時間は野津町の農家さんとの信頼関係を築く良い時間となりました。一緒に現地まで視察に行き、島らっきょうの苗を購入しました。初めての栽培ということもあり、畑や田んぼでの栽培のほか、ビニールハウス内で水分を極力与えない栽培なども試しました。実は、この何気ない試みが2017年7月5日に発生した九州北部豪雨の農業復興に繋がることになるのですが、当時の私や農家さんは知る由もありません。

その後、野津町の農家さんは様々な方法で島らっきょう栽培を試していました。元々、ほんまもん野菜を栽培しており、美味しい野菜作りができるとの評判があるくらいの方でした。島らっきょうは分蘖が進み、私が協力隊を卒業する2017年3月頃には大量の島らっきょうが収穫できるまでになりました。


島らっきょうの試験栽培が後の復興支援へと繋がる


ここから不思議な人生となります。

2017年3月末で臼杵市の地域おこし協力隊を任期満了に伴い、退任いたしました。4月に入って九州各地の協力隊の後輩たちに会いに行きました。6月に地域に関わる会社、BRIDGEを設立し、島らっきょうの販売の準備を進めていました。7月5日、BRIDGE初の仕事である、九州の協力隊向けの研修(熊本県)で講師を行なっておりました。その日に私の故郷、福岡県朝倉市が九州北部豪雨により被災しました。


山間部から流木が流れ込む(朝倉市・寺内ダム上流)

土石流が流れ込んだ家屋の泥出し


7月8日、農家さんから物資をいただき、朝倉に向かいました。そこは爆弾が投下されたような光景となった故郷がありました。言葉は出ず、体がブルブルと震え、動くことが出来ませんでした。その日以降、全ての事業や仕事をキャンセルさせていただき、ボランティア活動に入りました。しかし、被害の大きさに対して人間の力はあまりにも無力であり、絶望しかありませんでした。そのことを必死の思いでFacebookにアップすると、九州中の協力隊が助けに来てくれました。その後、協力隊つながりでボランティア組織と出会い、活動を共にするようになりました。ボランティア活動が人生で初めてだった私は、この時の他の地域の協力隊との連携や雨の日のボランティア活動や、そして農業ボランティアが日本でもとても珍しいものとは知りませんでした。
ボランティア活動を初めて10日後、私は知ることになります。被災地の完全なる復興や農業の復興が日本ではとても難しい事実を。

被災地である農業の復興に一番の壁となるものは、農地に流入した土砂出しに時間を要するということでした。国の補助を待つには専門家による査定が必要。その後、入札による土砂出し。そして一番のネックは土砂を積み上げる場所の確保です。色々と調べ、何度もシミュレーションするものの、解決案は出てきませんでした。そんな時、叔母が私に「そげん骨折らんでいいけん、復興する前に死ぬけん。」と言ったのです。当時の叔母は79歳でした。農業はとても大変な仕事であり、高齢の叔母にも明るい未来を作ることができないか、それだけを考えていました。そんな時、逆転の発想をしたのです。だったら、土砂出しをせずに農業の復興を目指せないだろうかと。

農地に流入した土砂は栄養のある土壌ではありません。雨が降ればベチャベチャになり、晴天が続けばガチガチに固まります。そう、流入した土砂の影響で農地は砂漠化したと同じ状態なのです。そのような厳しい環境で育つ作物なんかあるのか?ありました。それが島らっきょうです。島らっきょうは野津町のビニールハウス内で水をほとんどあげず、栽培できるか試験をしておりました。また、根元だけに堆肥を与え、栽培できるかも試験しておりました。結果は栽培できた。後は行動あるのみでした。


洪水で水没した農地であり、島らっきょうを栽培した場所

土砂が流入した畑


大量の島らっきょうが野津町にありました。本来、BRIDGEで販売する予定だった島らっきょうです。その島らっきょうを農家さんと相談し、種として朝倉市の被災した農地に持ち込みました。当時、ベチャベチャの荒れた農地に野菜を作る農家は存在しませんでした。その行為自体が非常識であり、そのような環境では規格通りの野菜は育たないからです。そのような環境に島らっきょうを植えつけました。当日、どのように育つかわかりませんでしたが、島らっきょうは生産量が少なく、規格が存在しません。どんなに歪に育っても収穫できれば販売できると信じていました。そのことも島らっきょうを選択した理由の一つです。また、多くのボランティアの方々に島らっきょうを植えていただきましたが、ほとんどが農業に関して素人です。中には農家さんの参加もありましたが、島らっきょうを栽培されている方はいませんでした。そのことがベチャベチャな劣悪な農地に大量の島らっきょうを植えることができた最大の理由でもあります。


水はけが最悪な農地


島らっきょうを植え付ける前日の農地


九州中の地域おこし協力隊やボランティアが参加

流入した土砂で生育が悪い島らっきょう


この非常識な農業の復興活動である島らっきょう栽培はいつしかプロジェクトになり、多くのメディアで取り上げられました。福岡の民放テレビ局ではドキュメンタリーとなり、MCのアナウンサーが涙ぐむ事態にまでになりました。NHKはラジオ、テレビにも出演しました。農林水産省では公式SNSに掲載され、農業のプロからは非常識だと言われながら、日本農業新聞には一面を飾りました。福岡薬院タニタ食堂ではメニューを開発していただき、実際に料理として提供していただきました。動画レシピの世界1位の企業であるdely社の『クラシル』では無償で朝倉の島らっきょうを使ったレシピを大量に制作していただきました。その後、環境省のグッドライフアワードでは環境地域ブランディング賞をいただき、農林水産省後援の大地の力コンペ2019ではファイナリストとして東京でプレゼンを実施。準グランプリに次ぐ奨励賞を受賞致しました。


以前被災した星野村の子供達もボランティアに参加

東京・六本木で発表

外国の方々も興味を示す(東京・六本木)

環境省のグッドライフアワード

大地の力コンペ2019


今現在、朝倉は2年連続、被災しました。1年経たずに島らっきょう生産量が福岡県で一位になりましたが、その多くの島らっきょうを失いました。これが絶望のどん底だと思える状況に陥った時、被災者から島らっきょうプロジェクトが復興のシンボルとして認知され始めました。連絡をいただいた、朝倉の別の地域では表層崩壊と深層崩壊が起き、土石流が流れ込んだ地域で栽培を始めています。同じ九州北部豪雨の被害を受けた福岡県うきは市では既に道の駅で販売するようになりました。台風18号で農業という産業が消滅しそうになっている大分県津久見市でも2世帯で栽培を始め、その内の一世帯の方は軽トラ市で販売し、完売いました。


新たに島らっきょうを栽培始めた地域

収穫した島らっきょう

収穫した島らっきょう2

島らっきょうの収穫&試食会

福岡三越百貨店で販売


このような動きの広がりは臼杵に移住を決心した時に描いていたことであり、実現できず半ば諦めたことでもあります。地域は衰退する、と言ってしまえば簡単なことです。しかし、そこで生きている人たち、そんなことは考えていませんし、望んでもいません。多くの方が繋がっていれば苦しいことが起きても乗り切れることができる。それが地域の生き方だと思っています。私が活性化しようと動いたのではありません。人が繋がり、結果を産んだ。これが地域にとって、とても大切で必要なことだと思っています。

この度は卓話というとても貴重な機会をいただき、ありがとうございました。


閉会点鐘



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