地区補助金を活用しよう!
地区補助金を活用しよう!
皆様、こんにちは!
25日に地区補助金セミナーに出席してきました。本来、出席義務があるのは、次年度会長幹事です。私は次年度地区副幹事の一人ですので、会場の設営や片付けのために出席したのですが、せっかく出席するなら、登録してセミナーを受講した方が一石二鳥になる!と思って出席してきました。
なぜ次年度会長幹事に出席義務があるのでしょうか?それはズバリ、このセミナーに出席して、MOU(覚書)という書類を受け取り、それを期限内に提出することが、地区補助金を申請する最低条件だからです。
みなさんはこの「地区補助金」が何であるか、ご存じでしょうか?
地区補助金は、地元や海外の地域社会のニーズに取り組むための、比較的規模の小さい、短期的な活動を支援してくれるお金です。各クラブは地区にプロジェクトを申請し、各地区は、この補助金を配分するプロジェクトを独自に選びます。
地区補助金は、地区やクラブの幅広いプロジェクトや活動に活用できます。以下はその例です:
• 人道的プロジェクト(奉仕活動を行うための現地への渡航や災害復興活動など)
• 奨学金(教育機関のレベルや場所、支給期間、専攻分野の制約なし)
• 青少年プログラム(ロータリー青少年交換、ロータリー青少年指導者養成プログラム[RYLA]、ローターアクト、インターアクト)
• 専門職業をもつ人びとから成る職業研修チームの派遣(現地の人びとに職業研修を行うチーム、または現地で職業スキルを学ぶチーム)
※上記はマイロータリ―の抜粋ですが、地区のハンドブックとは一部記載が異なるようですので、実際に申請する際には確認が必要と思われます。
地区はDDF(地区財団活動資金)の50%までを地区補助金として毎年申請できます(50%全額を申請する必要はありません)。この50%は、3年前に地区が年次基金に寄付した額(および恒久基金への寄付の投資収益)によって生まれたDDFを基に計算されます。
クラブは地区へ活動計画を添えて地区補助金の申請を行うわけですが、申請する金額には上限があり、クラブごとに異なります。
①クラブの過去3年間のロータリー財団寄付総額の年一人当たりの寄付額が
1~100ドル未満の場合、上限2000ドル
100~150ドルの場合、上限3000ドル
150ドル以上の場合、上限4000ドル
②クラブの過去3年間のロータリー財団寄付総額の50%
+
上記①と②とをそれぞれ算出し、低い方の金額が限度額になります。
OKEクラブが次年度用に申請できる金額は、
① が93ドルなので上限2000ドル
② が2384ドル
よって、2000ドル(314000円)になります。
1人あと7ドル余分に寄付できていたらきっと2500ドルくらい使うことができたのに、と思うと、ちょっと惜しかったですね!
クラブの財団委員長が毎年一生懸命「一人150ドルの寄付額を目標にしていますのでご協力お願いします」と伝えていらっしゃる理由がわかりますよね?
クラブで奉仕活動を行うときに主な資金源になっているのは会員のスマイルです。スマイルも貴重な財源ですが、このロータリー財団寄付金も大事な財源です。次年度は100ドルを超えたいですね!
ところで、OKEクラブでは、昨年度は地区補助金を使った初の事業として、松田会員を中心に、OliOli衛星ロータリークラブの協力の下、市内の大学生と一緒に廃材を利用してベンチ10脚を製作し、別府市の関の江海水浴場に寄贈するプロジェクトを行いました。
また、今年度は佐藤弥生会員を中心に、一人親家庭のお子さんと保護者に七五三のお祝い(着物の着付けと写真撮影)をプレゼントするプロジェクトを行いました。
どちらも、多くの人に喜んで頂ける良いプロジェクトだったと思います。さて、次年度のプロジェクトの地区補助金の申請は、3月末までです。みなさんは、どんなプロジェクトに活用したいですか?アイディアがある方は、ぜひご提案下さい!