ロータリーの魅力発見

ロータリーは何かをするところ!

新年度がはじまり、1か月が経ちました。先日、マイロータリ―に新RI会長である、フランチェスコ・アレッツォ氏の対談記事が掲載されていました。新会長のフランチェスコ・アレッツオ氏はイタリア共和国 シチリア州にあるラグーザロータリークラブに所属されている、矯正歯科医の方です。とても印象深い文章がいくつかありましたので、共有させて頂きます。

ロータリーは何かをするところ
最初は、ロータリーはいろんな視点を持つ新しい友人と出会う場所にすぎませんでした。クラブ会長になってはじめて、ロータリーを本当に理解するようになりました。今では、ロータリアンと話すとき、違う動詞を使うよう伝えます。ロータリーは、映画館のようにただ座って誰かが何かをするのを見るために「行く」場所ではありません。ロータリーは、自分が何かを「する」場所なのです。参加しなければならないのです。そうしてはじめて、成長が始まります。

ロータリーで成長したこと
クラブ会長にならないかとクラブから最初に勧められたとき、私は会長にはなりたくありませんでした。吃音の問題を抱えていたので、会員の前で話さなければならないことに恐怖を感じていたんです。でも、実際はそれほど悪い経験ではありませんでした。その後、地区ガバナーにならないかと誘われました。会長の時と同じく、ガバナーにもなりたくありませんでした。それでももう一度、説得されてしまったのです。今、私が国際ロータリーの会長になり、別の言語でステージで講演していることを考えると、ロータリーがどれほど前向きで、永続的なかたちで私を変えてくれたかがわかります。

ロータリーで過ごしてきた年月の中で、最も思い出に残った瞬間
私がとても感動したのは、地区ガバナーとして、地中海沿岸の地区(イタリア、フランス、スペイン、北アフリカ、ギリシャ、トルコ)を対象にロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)を開催した時のことでした。 トルコとイタリアの若者をまとめるという課題がありました。彼らはお互いを非常に異なる存在と見なしていたからです。初日は緊張感がありました。彼らが互いを好きではないことは明らかでした。しかし、数日後、互いが同じ趣味や夢を持っていることに気づき始めました。
最終日には、ジョン・レノンの「イマジン」を一緒に歌い、両国の文化の違いについて自分たちが書いた寸劇を披露しました。これは、今でも忘れることのできない素晴らしい思い出の一つです。

ロータリーは「行くところ」ではなく、「何かをする」ところ
ロータリーは「何かをすること」によって、「成長をもたらしてくれる」ところ
ロータリーはお互いの違いを認めて、そして、「共通点を見つけて融合できる」ところ

私たちにとってのロータリーもそのように在れたら嬉しいですね!


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