地区大会がなくなる⁉
みなさん、こんにちは。
先週の金・土曜日の2日間、熊本で地区大会が開催されました。OKEクラブからもたくさんの会員が参加し、楽しそうな写真が送られてきました。私はどうしても仕事の調整がつかず、残念ながら今回は欠席致しましたが、今大会は感染症の専門家でいらっしゃる尾身茂先生のご講演とディスカッションに加え、千玄室大宗匠のご講演がプログラムに入っており、どちらも素晴らしいお話が聞けたのではないかと思います。参加した方に感想をお聞きするのが楽しみです。
ところで、この地区大会って、そもそもどんな会なのでしょうか?
ロータリー章典によると、地区大会の目的は、地区内の会員や地域社会のリーダーが集い、ロータリーへの参加の意欲を高め、互いの協力関係を強化し、ロータリーが世界でもたらしているインパクトを紹介すること、だそうです。
地区大会のプログラムの要件というものも定められており
① RI会長代理を招待して主要講演を行う機会を準備する
② 地区研修協議会で人頭賦課金の承認が行われてない場合はこれを行う
③ RI理事の指名委員会を行う
④ 規定審議会代議員を選出する
⑤ 規定審議会に提出される立法案を承認または提案する
とあります。
懇親会のタイトルに「RI会長代理歓迎晩餐会」という名称がついているのは、RI会長代理をお招きするからなのですね!(今年度は三村ガバナーが依頼したRI会長代理の来訪が叶わなかったため、希望交流会のみになったと聞いています)
この地区大会、先輩ロータリアンから「地区大会にだけは、絶対に出席しなければならない」と、厳しく言い渡された経験がある方もいらっしゃると思います。
地区大会は、地区内の会員が一堂に集まるビッグイベントですから、運営される実行委員会チームはほんとうに大変です。特に、2720地区では年度の終わりに地区大会を開催する慣習のようですから(地区によっては、年度の初めに開催する地区もあります。実際、RIは年度の前半に開催するよう、奨励しています)、いわばガバナーの、ガバナー年度の集大成のような意味も含まれてくると思います。ガバナーの個性が発揮され、趣向を凝らしたプログラムや懇親会に参加するのは、ほんとうに楽しいものです。
そんな地区大会ですが、今年度の規定審議会で、「地区大会の開催は義務ではないものとする」という議案が承認されました。つまり、これからは、地区大会を開催するかどうかはガバナーが決めて良い、ということになります。
これは、ひとつには、地区大会の開催には費用や時間的負担が伴うため、参加者の負担を軽減することによりより多くのロータリアンがロータリー活動に参加でき、より効率的なロータリー活動ができるように推進していきましょう、というのが理由のようです。とはいえ、これまでずっと開催されてきたものを「自分の年度にやめる」というのも勇気が要ることでしょう。これからどういう形になっていくのか、興味深いです。
次年度の藤田ガバナーは大分第4グループ所属の方です。地区大会は予定されています。私たちもコホストクラブの一員ということになりますので、みんなでサポートしていきたいものですね!