ローターアクトを創ろう!
みなさま、こんにちは。アイコンの写真は、1970年代のアメリカ、ローターアクターが活動資金を稼ぐために、洗車をしている写真です。今、私たちのクラブに、「ローターアクトを創ろう!」という動きがあるのをご存じでしょうか?
ローターアクトクラブっていったい何?と思われる会員さんもいらっしゃるかもしれません。ローターアクトは、18歳以上の青年男女のためにロータリークラブが提唱する奉仕クラブです。ロータリークラブの提唱なしに結成することもできます。以前は18歳~30歳までと規定されていましたが、2019年の規定審議会で年齢制限が撤廃されましたので、何歳まででも会員でいられます。
ローターアクトの目的は、若い人たちにリーダーシップ能力開発の機会を与えることにあります。青年男女が個々の能力の開発に当たって役立つ知識や技能を高め、それぞれの地域社会における物質的、あるいは社会的なニーズと取り組み、親睦と奉仕活動を通じて全世界の人々のあいだによりよい信頼関係を推進するための機会を提供することです。
ローターアクトの目標は次の通りです。(国際ロータリーによる手続き要覧より抜粋)
1. 専門技術及び指導能力を開発すること
2. 他人の権利を尊重する観念を養い、あらゆる有用な職業の道徳的水準及び品位を保持し推進すること。
3. 若い人々に地域社会をはじめ世界社会のニーズ及び懸念事項を提起する機会を提供すること。
4. 提唱ロータリークラブと協力して活動に当たる機会を提供すること。
5. ロータリーにおける将来の会員として若い人々の意欲を喚起すること。
若い人にリーダーシップスキルを教えるなら、私たち自身がまずリーダーシップスキルを身に着けていかなくてはなりません。身が引き締まる思いです。
先週、ローターアクトのランチョンミーティングに佐藤知博会長エレクトと一緒に参加させて頂きました。ローターアクトの現役の会員に例会や活動として、どんなことを行っているのか尋ねたところ、ゲームやスポーツをしている、という答えが返ってきました。きっと親睦の話だったのでしょう。では、何を目的にローターアクトに入会されたのですか?と尋ねてみましたら、リーダーシップを身に着けたいから、奉仕活動を行いたいから、国際的な活動に取り組んでみたいから、などの答えが返ってきました。
私たちEクラブがこれから作ろうとしているのは、米山奨学生を中心とした海外留学生とオンラインで例会を行いながら、リーダーシップを学んだり奉仕活動を行ったりできるクラブです。先日の理事会の時に今長次年度幹事が
「世界中にいるEクラブのローターアクターが世界各地でのニーズを探り、それをスポンサークラブである私たちが一緒に解決してくことができたら、画期的ですね!」
と発言しました。それが実現できたら、私たちOKEクラブも、OKEローターアクトクラブも、きっと世界レベルで素晴らしいクラブになれると思います。(今でも十分に素晴らしいクラブであると自負していますが!)
ローターアクトは、1968年にアメリカ合衆国ノースカロライナ州のノースシャーロットロータリークラブの提唱により結成されたのがはじまりで、2022年のデータでは184か国に11368のローターアクトクラブがあり、186000人のローターアクターがいます。
私たちが作ろうとしているローターアクトクラブは、12000番目くらいになっているでしょうか?親睦を深めながら、各会員の目的を達成できる、素敵なクラブを創っていきたいものです。
あ、ロータリーとローターアクトは、二重に在籍できる規定になっています。興味のある方は、ぜひ二重会員として、ローターアクトクラブをサポートして下さいね!