仲間を増やそう!
みなさま、こんにちは。先週、理事会のラインに(理事会では、トライアルとして、現在ラインワークスの活用を導入中です!)「熊本で彌冨会員さんが、入会希望者2名との懇親会を予定しているのですが、理事のどなたか熊本まで行けませんか?」というメッセージが入りました。
彌冨会員は当クラブに入会されてまだ1年も経たない新会員さんです。新会員さんが、他の方に入会を勧めて下さり、興味をお持ち下さる方が出てきてくれる。なんとも嬉しいことです。
会員の維持と増強は、現在世界中のロータリークラブの課題であると言われています。次年度第2720地区のガバナーになられる藤田千克由ガバナーエレクトが先月出席された国際協議会(世界中のガバナーエレクトがフロリダに集まって開催される会で、これに出席しないとガバナーになることができないという、大切な協議会です!)でも、次年度の課題として会員増強が挙げられていたそうです。
2年前だったと思いますが、RI会長が
「一人の会員がひとりの新会員を連れてくれば、会員数は2倍になる」
と述べられたことがありました。
なるほど!と思いませんか?
しかし、胸に手を当てて考えてみてください。みなさん、これまでに、一人でも、自分の友人や知人に
「私と同じロータリークラブに入って、活動してみませんか?」
と、誘ったことのある方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?そして、実際にその方に入会して頂けた方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
実際に声掛けしたことがある方は、声掛けするのにどれだけ勇気を振り絞るか、一人の人に入会して頂けるのにどれだけ心を砕くか、思い当たることでしょう。
まず自分自身がロータリーに納得し、ロータリーや仲間が好きで、満足していなければ、仲間を誘うことはできないと私は思います。(クラブによっては、JCその他の人脈で、有無を言わさず後輩を入会させるシステムがあるようにも聞きますが…)
先日開催された会長エレクト研修セミナーで、大森ロータリーコーディネーター補佐の会員増強についての講演がありました。会員増強に多大な成果を上げた全国的なロータリアンを数名挙げて紹介されたのですが、その中に、印象的な話がありました。人数が減って絶滅寸前のクラブに自ら移籍して会員を増強し、そのクラブを立て直したパストガバナーの話でした。しかも、すでに持っている人脈に頼るのではなく、クラブが所属している地元のお店や企業を一軒一軒尋ね歩いてロータリーについて説き、入会をお願いして回った、という話でした。
私自身もまだそこまでは到達できていませんが、OKEクラブの会員一人ひとりがクラブに誇りを持ち、クラブと仲間が大好きになり、だからこそ仲間を増やしたい!と思える、そんなクラブにみんなの力でもっともっとなっていけたらいいなぁと思います。