ロータリーの魅力発見

 みなさま、こんにちは!
 みなさまは、ロータリーについて、どのくらい興味を持っていますか?
すごく興味を持っていてたくさん情報を収集している人もあれば、入会はしたものの、あまりよく知らないし、わからない・・・そういう方もいらっしゃると思います。

 私たちがロータリーに集い、共に活動を続けるうえで大切なことは、まず「ロータリーを知る」ことです。これは何もロータリーに限ったことではなく、好きになるには、まず知ることからはじめよう、というのは物事や人物に対する共通のことではないでしょうか?
そう言う私自身も、ロータリーについて知らないことはいっぱいあります。ただ、知らないことや気になることを見つけたらとことん調べて解決する!これは職業柄もあるのかもしれませんが、この好奇心が私のロータリーへの興味の原動力の一つにもなっています。

 ロータリーの理念や歴史、活動の広がりを知ることは、自分自身の理解を深めるだけでなく、仲間とのつながりを強くし、クラブ活動に参加する意欲を高めてくれます。逆に、ロータリーの本質を知らないまま活動していると、奉仕活動も例会も「なぜやるのか」という目的を見失いがちです。知ることは、私たちのロータリーライフの基盤なのです。

 ロータリーを知る方法には、国際大会や研修会への参加、ロータリーの公式ウェブサイトや出版物を読むことなど、さまざまな機会があります。その中でも、もっとも身近で、継続的に学べるものが「ロータリーの友」と「ガバナー月信」です。
 まず「ロータリーの友」は、日本のロータリアンのために毎月発行されている雑誌で、国内外のクラブの活動事例や、RI会長・ガバナーのメッセージ、特集記事などが掲載されています。そこには、ロータリーの基本理念が時代に即した形で紹介され、世界の仲間と私たちをつなぐ情報が満載です。ページをめくると、他クラブの創意工夫あふれる活動や、ロータリアン一人ひとりの思いに触れることができ、自分たちの活動を見直すきっかけや新しい発想を得ることができます。「他のクラブはこんな取り組みをしているのか」と知ることは、私たち自身の活動をより豊かにするヒントとなります。「ロータリーの友」については、クラブの雑誌委員会の皆さまが、ピックアップアーティクルと題して、毎回例会で目をひく記事をピックアップして紹介して下さっています。ぜひ、参考にされて、「ロータリーの友」を読んでみてください。特に8月号には、当クラブの特集記事が掲載されています。創立会員にとっては懐かしい思いを感じて頂ける、新会員の方にとっては当クラブの考え方や方針を知って頂ける良い機会になると思いますので、ぜひご一読下さい。

 一方で「ガバナー月信」は、地区における情報共有の中心となる媒体です。地区ガバナーの思いや方針、各クラブの活動報告、地区行事の案内などが掲載され、まさに「地区の今」を知るための最良の資料です。地区は私たちのクラブと国際ロータリーを結ぶ重要な単位であり、その活動を知ることは、クラブの役割を理解し、地区全体の中での自分たちの位置を意識することにつながります。また、他クラブとの交流や共同奉仕のきっかけを見つける場にもなります。

 「ロータリーの友」と「ガバナー月信」は、どちらも毎月必ず届きます。オンラインでも閲覧できます。これを「机の上に積んでおく読み物」にしてしまうか、「自分を成長させる学びの種」とするかは、私たち次第です。例会前の時間にぱらぱらと目を通すだけでも、新しい発見や仲間との会話の糸口が生まれます。小さな積み重ねが、やがて大きな理解へとつながっていきます。

 ロータリーは「知る」ことで楽しみが増し、「知る」ことで仲間との絆が深まり、「知る」ことで奉仕の質が高まります。どうか皆さん一人ひとりが、「ロータリーの友」と「ガバナー月信」を通して、ロータリーと地区の姿を知り、自分なりの気づきを得ていただきたいと思います。その気づきが、クラブ全体の活力となり、私たちの奉仕活動をより意義あるものへと導いてくれるはずです。
 


お電話でのお問い合せはこちら(受付時間 10:00〜17:00 平日のみ:事務局 滝波)

080-3221-3377